ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超   作:うさぎたるもの

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なんとか かきあがりました 金曜日は忙しくなるので。 金曜日はかけないとおもうので。

二日分まとめて 急いでかきました。

グランド・ディで見せた レフィーヤの必殺技といえるあれの片鱗をみせる形を作れるようになりました。






成長の詩 後編

すでにアイズとレフィーヤの二人が三十九階層付近に潜って一時間は経過しているのだ。

 

つまりそれだけの時間がダンジョンの中で経過しているのだ。当然二人を探すための調査隊もフィンが自ら立ち上げることになるはずだが、実はそうはなっていない。

 

当たり前だが、ベートとティオナは今回の事はぎりぎりまで教えられないことになっているのだ。指揮官としてこの手の事を隠せる人材は、ロキ・ファミリアにはほとんどいなかったりする。

 

新しい幹部候補生の中でこの手の事が得意なのはアキとラウルくらいしかいないのだ。

ティオネはフィンに好かれようとして、色々とやっている内に何とか秘密と言われた作戦内容を言うバカなことはしないが、念には念をいれた。

 

天真爛漫といえるティオナは未だに部隊内のムードメーカーといえる立ち位置的なものである。だからこそ、レフィーヤとアイズが戻らないうちに、こうしてベート、ラウル、アキの三人を本部テントに呼び出したうえで話しているのだ。

 

「なるほどな。だからこそあいつらの匂いがこの階層から消えているわけか」

 

「そうだ・・・僕達の予想を超える勢いでアイズがレベル六になってしまったからね。今回の機会を逃せばいつ、アイズがロキ・ファミリアの中核戦力になっていると自覚もしてほしいと組んだ班編成だったけど」

 

「あのようになったわけっすか・・・それでペナルティであのレアアイテムの搾取を二人でやらせているっすか?」

 

「そうだ・・・二人が戻れば・・・この二人用に新しく作ったバトルクロスを着てもらった上で、強化種かまたは亜種型を倒してもらう予定だ。それまでは、わるいけどラウルとアキの指揮下にベートも入ってもらうからね。いつもの遠征と思ってくれてていだけのことさ」

 

「ちっ・・・わかってるよ・・・それでアマゾネスの姉妹の内・・・どうせティオナはぎりぎりまで知らないんだろうな? フィン達が考えそうなことだぜ」

 

こうしてベート、ラウル、アキの三人が本部テントから出て30分もしないうちに、アイズとレフィーヤがレアアイテムを無事に採取して戻ってきたのだ。

 

「ずいぶんとはやいな・・・それで私が言ったレアアイテムも採取してきたことだし、それに品質も問題ではないほどの高いレベルか」

 

その宝石の元をアイズとレフィーヤの二人から渡されてみているリヴェリアにアイズは申し訳なさそうにした表情をだしたのだ。

 

「ごめんなさい、リヴェリア。このアイテムを探すのを秘密にするっていう約束・・・・・・破っちゃったから・・・・・・」

 

「ん・・・それはどうしてだ?」

 

いきなりアイズがリヴェリアに謝っているのだ。多少は混乱する表情を見せるリヴェリアではあった。

 

 

「ち・・・違うんです。リヴェリア様!! アイズさんは、ティオネさんとティオナさんがついてこないように説得するために仕方なく・・・全部二人に事のあらましを喋ってしまいました。誓って、手は借りてはいません!! そうしないためにもアイズさんは・・・あの時なにも言えなかった私の事も思って言ってくれたんです!!!」

 

 

ここまでレフィーヤがちゃんと言葉をはっきりと言ったことはなかなかないのだ。

そして同じくアイズもその事をちゃんとリヴェリアに報告を入れて、謝るほどまでは成長の兆しを見せつつあったのだ。

 

つまりその光景を見ていたリヴェリア、フィン、ガレスの3人は十分すぎるほどの答えをすでにアイズとレフィーヤの二人からはもらっていたが、だがこれはあくまでも準備段階であり、本番はこれからであるのだから。

 

「なるほど・・・二人ともよく話してくれた」

 

その言葉を聞いたアイズとレフィーヤの二人はしっかりと背筋を伸ばした状態から深々とリヴェリア達に向かって頭を下げたのだ。

 

「約束を破っちゃったのは真実だから・・・・・・ごめんなさい」

 

「私からもすみません。本当ならば私もティオナさんとティオネさんに説明しないいけないのに、アイズさんに説明させちゃって本当にすみません」

 

「クス・・・いい成長をみせたな二人とも・・・ならば次はこれを着てもらって我々にと一緒にきてもらうぞ」

 

「あのそれは?」

 

「なにその物資箱は?」

 

実際にアイズとレフィーヤの前に出されたのは装備をしまう物資箱であり、それを運んできたのはガレスであったのだ。

 

元々本部テントを立てるときに一緒にいれたものだが・・・だがそれはあくまでもフィン達の装備類と誰もが勘違いをするほど、厳重な扱いを受けていた物資箱なのだから。

 

「いいからあけるんだ。アイズ、そしてレフィーヤ」

 

「「はすい」」

 

レフィーヤは最後の方がこえが変になり、しっかりとハイと言えなくなってしまったが、それも仕方がないのだ。

 

いきなり目の前に厳重な物資箱が運ばれた上に自分たちの前にいきなり置かれたのだ、誰だって戸惑って当たり前である。

 

そしてレフィーヤもアイズも恐る恐る、その物資箱を開けてみると・・・

 

この日のためにアイズとレフィーヤのためだけに作られた新しいバトルクロスが入っている物資箱であったのだから。

 

「これは・・・」

 

「新しい防具かな」

 

「アイズとレフィーヤさっさとそのバトルクロスを着てもらいたい。ガレスはすでに外にいるからな、さっさと着てほしい。時間もあまりない」

 

リヴェリアの言葉にアイズとレフィーヤの二人はその新しいバトルクロスと今着ているバトルクロスを全て外して、新しいバトルクロスを着たアイズとレフィーヤの二人は本当によくそのバトルクロスが似ていたのだ。

 

「よく似合っているな二人とも、これならば次に話を進められる。フィン達と階段前に合流するからそのまま姿で私の後についてきてほしい」

 

「はい!!」

 

「わかった」

 

アイズは青と白をベースとしたバトルクロスであり、胸当てと両手と両足そして頭のティアラだけは鉄製品と思える素材が使われている。それでいてアイズの動きを邪魔をしないほど性能はよくなっているのだ。

 

また逆にレフィーヤは白と赤をベースにした魔導士タイプの衣装であり、ティアラと耳飾り等が鉄製品に見える素材であるが、やはりただの素材ではないのは明らかだ。実際にこのようにレフィーヤが動いていても全く邪魔にはならないほど動きやすいバトルクロスとなっている。

 

「ついたか・・・では最後にこの宝石をある程度加工して・・・レフィーヤとアイズはこちらにきてほしい。二人のティアラの部分にこうしてはめ込むと・・・少々あらっぽいが魔力耐性をつける装備の完成だ」

 

「これはいったいどういうことなんでしょう? リヴェリア様?」

 

そんなことを言ったレフィーヤではあったが、すでにダンジョンの下層の出入り口で待っているフィンとガレスが会話に入ってきたのだ。

 

「やあ、似合ってるじゃないか? 二人とも」

 

「そうじゃのう。馬子にも衣装というところかのう?」

 

「団長達!! 一体なんで、こんな所に?」

 

「それはもちろん、君たちの着てる装備を見るためさ。それにバトルクロスを着て行楽って話じゃないことくらいは分かるだろう?」

 

実際にフィンの言っていることはなにも間違いではない、ガレスもリヴェリアもフィンもきちんと装備はつけているのだから。

 

「二人とも、そのまま我々についてこい」

 

「リヴェリア様・・・ですが、団長達がこのまま野営地からいなくなるなんて」

 

レフィーヤの心配も当然であるのだここは中層であるが、それでもロキ・ファミリアとして遠征軍との戦力と見た時は第一級冒険者達の多くはロキ・ファミリアのホームでお留守番であるのだ。

 

「あとのことはティオナ、ティオナ、ベート、ラウル達に任せてある。この階層なら十分すぎる戦力だよ」

 

確かにそうなのだ。あの後説得された思っていたティオネではあったが、実際に違っていたのだ。元々フィン達が最初にティオネはきちんと今回の真の作戦を教えていたのだ。

 

だからこそ、アイズとレフィーヤが階段からさらに潜って39階層付近で探索している時に偶然を装って二人にあったのだ。

 

ティオナは元々作戦を知らなかったが、あの後やはりフィン達に突撃をして、作戦の内容をしっかりと教えてもらっているのだ。

 

二人ともアイズとレフィーヤが大人の儀式をやるために必要だと言われると、黙っていかせてくれたのだから。

 

「いいから二人とも前々から決まっていことじゃ・・・さっさとこい、三十九階層付近までおりるんじゃからのう」

 

「はい。わかりました」

 

「わかりました」

 

こうしてガレスに言われて、アイズとレフィーヤの二人は共に39階層に再び降りていく。その姿を見たフィンとリヴェリアも一緒になって降りていく姿をベート達が確認したのだ。

 

 

そして39階層付近でアイズもレフィーヤも再びライオン型のモンスターの群れと戦っていたが、いつもと様子が違っていた。

 

「すごい・・・・・・このバトルクロス・・・」

 

「うん・・・軽いのに、硬い・・・」

 

実際にレフィーヤもアイズもその新しいバトルクロスは本当にすごい性能を出しているのだ。

 

「そりゃそうじゃ!! なんと言っても最上級鍛冶師の特注品じゃからのう」

 

「えっえーーそれって 最上級鍛冶師って・・・・・・まさか椿さんがっ!? そ、そんな高価なもの・・・!?」

 

「無粋なことを気にするな!! おぬしらがバトルクロスに見合う動きを見せればいいだけじゃ」

 

実際にガレスの言っていることはなにも間違いではない。現在もライオン型の群れも前よりも簡単に倒せるほどすごい装備になっているのだ。

 

アイズも最前線でいつも以上に動けて戦えるほどでもあるのだから。

 

「そうだないくらいい装備をしても死ぬときは、簡単に死んでしまう。レフィーヤもアイズを見習ってちゃんと戦えるようにしないとな」

 

「はいリヴェリア様」

 

そしてフィン達とはべつのギルドが雇った冒険者達が強化種を見かけたといえる場所まで歩いていると。

 

グフォォォォォォォォォォォォォ!!!!!

 

とてつもないでかい咆哮と共に、ゆっくりダンジョンの奥から現れたのは、真っ黒い色をしたライオン型のモンスターが現れたのだ。

 

「でかいな・・・それにこれがギルドで依頼された強化種か」

 

「たしかにのう・・・アイズ達に十分な相手じゃとわしはおもうぞ」

 

「ああ。アイズ、レフィーヤ、今回は、僕らは一切手出しをしない。二人だけの力であの強化種を倒すんだいいね」

 

「えっえーー」

 

「お主ら二人だけで倒してみよ。あの化け物をな」

 

グガァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!

 

強化種の咆哮が二度目にわたって、ダンジョン内に響き渡るのだ。

 

「そんな・・・私とアイズさんだけなんで・・・」

 

「大丈夫ですよ。レフィーヤさんとアイズさんならばきっと勝てますよ。だってレベル三の冒険者とレベル六の冒険者なんですよ」

 

こんなベルの声がレフィーヤの耳に聞こえたのか。もしくは幻覚が聞こえたのはしらないが。

 

「あのヒューマンに心配されるなんて、はらだたしいです。でも勇気が少しだけでました【絶対に勝ちましょうアイズさん!!】」

 

 

アイズは最初のレフィーヤの声は聞こえなかったようだが、最後の絶対に勝つといったことだけはちゃんと周りにも聞こえたようで。

 

「うん、そうだね・・・レフィーヤ、私達二人で必ず勝とう・・・だから私が剣士としてレフィーヤを守るから絶対に攻撃をさせないから、レフィーヤは得意の魔法を詠唱して魔法を放って」

 

「はい。アイズさん」

 

もはや二人には迷いはなかった。アイズは強化種のライオン型に突撃をして、攻撃を加えているのだ。

 

「くっ・・・硬い・・・私の攻撃でもなかなかダメージが与えられないでも・・・」

 

アイズはとっさに気で強化した自らの愛刀でライオン型の左目を確実につぶしたのだ。

 

グギャア‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

ライオン型はアイズに左目をつぶされたことで余計にアイズだけを見て、攻撃を繰り出しているのだ。

 

それをフィン達は黙ってみているだけであったが、アイズがやった行動はある意味ではこの戦術としては間違いではない。

 

モンスターと言えども知能や本能があるのが当たり前である。つまり注意を引くのは実際になかなか大変ではあるのだ。

 

だからこそ、アイズはライオン型の左目をつぶしたのだ。そうすれば、本能的に脅威であるアイズを殺すために狙い続けるのだ。

 

「まだ・・・もっとこっちを狙って・・・レフィーヤの詠唱が完成するまではいくらでも耐えてみせる」

 

そんなさなかにレフィーヤの詠唱魔法が唱えられているのだ。

 

 

【解き放つ一条の光 聖木の弓幹(ゆがら) 汝 弓の名手なり 狙撃せよ 妖精の射手 穿(うが)て 必中の矢】

 

レフィーヤはもとっも得意とする魔法に全てをかける思いで全魔力でたったの一撃で倒そうとしているのだ。

 

だからこそレフィーヤの魔力はとんでもないほど膨らんでいる。

 

『もう少しです・・・これじゃあ・・・あのモンスターは倒せない。ベル・クラネルに何十発も撃っても片手でつぶされたように、弾かれて終わる。ならば、かめはめ波やアルゴノゥト波のように一つに魔法にすべて魔力を合わせて撃たば・・きっと強い魔法になるだから!!!』

 

こんな事を思えるようになったのは、やはりベル・クラネルがあの漆黒の化け物を倒した時をアイズ達と一緒に見ていた光景が今のレフィーヤに影響されているのだ。

 

 

「アイズさん!!! よけてください。魔法を放ちます!!!!!!」

 

 

「わかった・・・レフィーヤ!!」

 

レフィーヤの全てをかけた一撃をこの強化種に放ったのだ。

 

「これが私の今の全力です!!!アルクス・レイ!!!!!!」

 

最大限界まで魔力を込めたレフィーヤのアルクス・レイが強化種のライオンが巨大な光の矢の中に消えて完全にその強化種の消滅したのだ。

 

「やった・・やりました・・・よ・・・・・・アイズさん・・・」

 

「レフィーヤ、大丈夫? レフィーヤ」

 

「アイズ、心配する必要はない。レフィーヤはただのマインドダウンを起こしただけだ」

 

「そうなんだ」

 

実際にアイズは剣士であり、魔導士特有のマインドダウンなどは、起きないのだ。だからこそレフィーヤが気絶してしまったことを驚くのは無理はないが、それもフィン達が見て、色々と考えていたのだ。

 

 

こうしてレフィーヤとアイズの大人の儀式は無事に終わりをづけることとなったが、だがこの後レフィーヤが起きるまでの間はアイズはなぜ自分とレフィーヤが強化種を倒すことになったのか? はっきりとわからないままダンジョンの外に出てロキ・ファミリアのホームに戻っていく。

 

 

また、レフィーヤもあと激戦後に三時間程度寝た後に起きたが、だがフィン達の命令によって、マインドダウンを起こした魔導士はせめて一日は安静にすると言われたために、三日間はダンジョン中にいたが。

 

 

結局はファンたちはその後のレフィーヤとアイズにもなにも言わないまま第二級冒険者達を鍛え終わり、遠征からホームに戻っていく。

 

 

 

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