ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超   作:うさぎたるもの

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なんとか かきあげました 結構大変でした。 色々と変更点とかあるので。

基本的に火曜日と金曜日の日は一日中忙しいので、 その前の日から色々と小説も書けなくなっています。 

月曜日と木曜日に書いたものを火曜日と金曜日にそれぞれ前の日に書いた小説を見直して、やっていますが。 時間が足りないので。 三日に一度のペースに変更する可能性が高いです。 


グランド・デイ イヴ  2話

ヘスティアが、アドバイザーのエイナから直接色々な店の情報を聴いている時には、いつの間にかベルの姿だけが完全に消えていたのだ。

 

「ん、おかしいな?さっきまでいたのに・・・・・・お、アレじゃないか?」

 

「ねぇ、ヴェルフ! ちょっと来てよ! ヴェルフに見てほしいものが飾ってあるんだ!!」

 

「なんだよ、ベル・・・そんなにはしゃぐものが、このギルドホール内に置いてあるのかよ。向こうは・・・・・・なんの場所だ?」

 

実際にベルがはしゃぐのも無理はないのだ。ベル・クラネルが見たものは間違いなく、すごいと言えるものであるのだから。

 

そしてそんなベルを見てエイナは、ベルが指をさしている場所の話をし始める。

 

「【グランド・デイ】に関する展示物を飾ってあります。当時の資料や証言をまとめた物など・・・・・・色々と飾っていますよ」

 

「へーーそんなものがあるとはな。一人の鍛冶師として、見ておきたい展示物もあるかもしれないな」

 

「あと、エイナさん!! お疲れさまでした!! 本物の吟遊詩人みたいで、凄く良かったです!! それにその青い服装もとっても良く似合っています」

 

 

エイナも元々ベルに惹かれている可能性もあり、ベルがエイナに対して言った、服装を含めての誉め言葉であっても、本当にエイナは本当にうれしかったのだ。

 

「私としてももっと普通の恰好が良かっただけど・・・・・・でも、そう言ってくれるのは嬉しいな。だってベル君がそんなことをいうのは、私には初めてだもん」

 

最後の方の言葉は、周りのうるささで書き消えたが、だがエイナの女性としても、なにかしらの感情が動いたのだ。それが何の感情がわからないが、それでもエイナにしてみれば、周りの人達がきれいだというよりも確実にベルに言われる方が感情に訴えるざわめきが心にきていた。

 

 

「で、ベル・・・見てほしいものってなんなんだ?」

 

「見ればわかるよ!! こっちこっち!!」

 

そうして、ベルは以外とその容姿からは、貧弱と思われているが、悟空達の修行で十分な力をつけているのだ。

 

ヴェルフを引っ張るぐらいは当たり前にできたりする。

 

「おいおい。引っ張るなって・・・・・・ベル、お前の力は強いは知っているからよ、服が破ける」

 

「ああ・・・ごめんヴェルフ。でも、どうしても見てほしいんだ!!」

 

実際に興奮したベルをなだめようとして、なんとか言葉を尽くして、服を引っ張るのはやめてもらったのだ。

そしてベルはヴェルフをあの場所に案内するように歩いていく。

 

 

そしてベルがヴェルフを連れてやってきた展示ブースの一角では、ゼウス・ファミリアが討伐に参加した専用鎧として展示されている【銀色の軽鎧】であり、服もズボンも何もかもが綺麗に輝いていた。

 

それに女性用はヘラ・ファミリアが同じく討伐に参加した女性専用装備であり、白く輝くケープや胸当ても銀色であり、その下には黒と金色服があり、スカートは紫を基準としたものであった。

 

他には小物などが一緒に一式装備として、マネキンに装備されているのだ。ベルはここまで凄い装備はオラリオの中でも見たことがなかった。

 

他のファミリアも遠征に行く時しか、このような特別なバトル・クロスはなかなか用意できないのだ。お金も資源も何もかも足りないためだ。

 

「ほう・・・・・・こいつは」

 

「うーーーーわぁぁぁ・・・・・・やっぱりかっこいい!! すごくない!? ヴェルフ!! これ、伝説の装備らしいよ!! これを着てすっごいモンスターを倒したってっ!!」

 

ベルは伝説や英雄に、あこがれるのも無理はないのだ。ベルの師匠がすでに何度も地球や全宇宙も救った英雄達なのだから。

 

どうしても、この手の話にはベルは本当に関心するのは仕方がない。ベルも古代の英雄達や勇者はあの世でなんども修行相手として、模擬戦をしていただけなのだ。

 

 

つまり手合わせ程度であり、自らが強敵と戦った経験はベル・クラネルにしてみればあの黒き化け物との戦いの経験しか思いつかないのだ。

 

だが一方でヴェルフの目にはこの装備がどんなものか、分かってしまうのだ。ベルの専属鍛冶師となって、ベルに多くの防具と武具を壊された経験を持つヴェルフだからこそ。

 

「みたいだな。といっても、これは・・・・・・精巧に作られた複製品装備というところか?」

 

だがベルにはその声が聞こえていなかった。英雄たちの武具と防具の一式が見れるのだから。

 

「うわぁ、いいなぁ~~~。一度でいいから、こんなすごい装備を・・・・・・!!」

 

「おい、【リトル・ルーキ―】。随分とはしゃいでるみてぇだが、こいつは複製品だぞ」

 

ベルがはしゃいでいた空気を一気に一変した。でかい声の持主こそ、そうあのダンジョンの十八階層の街のトップである。ボールスであった。

 

「えっ? あっ!!確か宿場町【リヴェラ】のボールスさん?」

 

「おう、今日は前夜祭とはいえ【グランド・デイ】だ。誰もダンジョンなんて潜りゃしねぇよ。商売にならねぇのに地下にいてもな。今日は羽伸ばしに来てんだよ」

 

 

確かにそうである。前夜祭とグランド・ディの日は、よほどのことがなければ基本的にダンジョンには入らないのが、オラリオの習慣になっている。いいや【一種の暗黙の約束事】と言って、いいほどにダンジョンに入らないために、わざわざ宿場町に冒険者達が止まることもなければ、補給やそこに住んでいる冒険者はだれもいないのだ。

 

彼等だって冒険者の前に一人の人間であり、いつもダンジョンの中にいるよりも、ダンジョンの外に出て、オラリオでゆっくりする日も彼等だって持ち合わせている。

 

 

「なるほど・・・・・・それで、複製品っていうのは? こんなにキラキラしているのに・・・」

 

ベルの声が少し下がっているように聞こえるは仕方がないが、だが鍛冶師達やそれに近い観察眼を持つ者達は大体の物の価値がわかってしまうのだから。

 

「俺ぐらいの武器マニアになるとわかるんだよ。伝説の装備がこんなにちゃちいはずがねぇ」

 

ヴェルフもそれに同意しつつ、自らの言葉でベルに対して言っているのだ。

 

「まぁそうだな。上手く似せて作ったみたいだが、偽物だ」

 

ボールスが言ったこともベルも聴いていたが、だが信頼を置いているヴェルフから直接聞かされてしまうと、さすがにベルも信用するしかないのだ。この目の前にある伝説の装備一式がただの複製品であり、偽物であると知ったベルの心情は穏やかではなかった。

 

「ええっ、そうなんですかっ!?」

 

「だいたいこの説明通りならば何年前の代物だよ。その頃の装備がこんないい状態で残っているはずねぇ。もし欠片だけでも残っていたら、それだけでも相当なお宝だ。そんな幻の装備を、ケチくせえギルドが大っぴらに飾るかってんだ」

 

 

確かにそのとおりである。ベヒーモス退治は下手すると20年前以上の出来事だったりするのだ。これはフィン達、ロキ・ファミリアとフレイア・ファミリアが新人ファミリアと言われていた時代である。

 

オッタルも今の年齢は32才であるのだ。アイズのように幼き頃からダンジョンに潜り頑張ったとしても、せめてまともな戦力として使えるのは10才以上からであるのは、間違いではない。リリルカ・アーデの例をとってみても、神の恩恵で強くしても、どのみち身長や体力等が色々と足りないのだ。 

 

そんなわけで、このグランド・ディは新しいお祭りの部類に入るが、それでも十分すぎる英雄譚として語り継がれる物語でもあるのだから。

 

 

だがベルにしてみれば偽物だろうが、本物だろうがすでに関係はなかった。実際にこのように人を魅了して引き付ける防具と武具がベルの目の前にあるのだから。

 

 

「そうなんですね・・・・・・でも、意匠はこの通りなんですよね?」

 

「そうだと思うぞ。記録に照らし合わせて作ったんだろう。大昔のマスタークラスの腕前の鍛冶師がなこの日のために必死に合わせたはずだ」

 

 

実際にヴェルフの予想は間違ってない。三大冒険者依頼の一つの達成として、複製品が当時に昔に作られたのを、ギルド側が複製品の防具武器も保存していたのだ。そして展示が始まる一週間前から、その時代のマスタースミスの腕前の鍛冶師の多くが、複製品である武具、防具やアクセサリー系統も同じく、修理などを研磨も色々として飾っている。

さらに美しく見せるために綺麗にして、こうして展示会場に出されているのだから。

 

 

実際に椿もまた、この展示用の防具や武具をきれいにする作業を行っていたのだ。ヴェルフが知らされてないのは、最大級の機密に当たる代物であるので仕方がないのだ。

 

「そうやって見ると、やっぱりカッコいいなぁ」

 

『こんなカッコいい伝説の装備を着て・・・・・・巨大な化け物と戦うなんて・・・・・・どんな気分なんだろうなぁ。僕の師匠達に言ったら、確実にその巨大な化け物を倒しに行きそうだけどね』

 

 

実際にベルがこんな事を思ってしまうのは、仕方がない。ベルの師匠達にしてみれば、厄介なのはモンスターの特殊能力でしかないのだ。つまりそれさえ防ぎ、悟空達の実力を知っていれば、誰だってわかる問題でしかないのだから。

 

「ほらベル君・・・神ヘスティアやほかのみんなも待っていますよ」

 

エイナの言葉で現実に戻されたベルにしてみれば、まだまだ見て回りたいが時間がない。何故なら、ギルドホール内で三大冒険者依頼で使われた数多くの展示されている複製品の防具や武具をベル達は見て回り、二時間は経過していたのだ。

 

そうギルドホール内の展示だけでも、すでに昼の十二時前であり、そろそろベル達の小腹がすいてくる時間でもあったのだ。

 

そのためヘスティア、ベル、リリルカ、ヴェルフの四人はギルドホールから出て行った。その様子を黙ってみていたエイナではあったが。

 

「なんだか私だけ・・・・・・場違いなような気がするよ、ミィシャ」

 

「それは仕方がないよ、私たちはギルド職員で、向こうは冒険者様だからね・・・さてエイナも私と一緒にそろそろお店周りをしないとね」

 

「そうだね・・・少し、色々な店を回って、こんな気分を早く何とかしないとね」

 

 

こうしてエイナとミィシャもギルドホールから出て、色々なお店を食べ歩きするはめになった。

 

 

修行させたい ダンまちキャラはだれ?

  • リリルカ・アーデ
  • ベート
  • アイズ
  • ティオナ
  • レフィーヤ
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