ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 作:うさぎたるもの
フレイヤが割り込んで、あの会場中で大混乱中の内になんとか、ベル達は会場の外にまで逃げ出していたのだ。
「あぁ~~・・・・・・ひどい目に合いました。一体んなのですか、アレは?フレイヤ様のおかげで会場が一時的には一つにまとまりましたが、ロキ様・・・あなたという神は」
リリルカが文句を言うのも仕方がないのだ。ロキが舞台の上に現れなければ、無事にあのヘルメスが行った美女コンテストは終わっていたはずなのだから。
「でも命さんや千草さんにロキ・ファミリアの皆さんは色々な衣装をきていたね、リリ」
「そうですね。さすがはすけベル様です。そんなところまでちゃんとみているなんて、リリはがっかりです」
実際にリリも出たかったはずだが、未だにソーマ・ファミリアとの間で、色々とケリがついていないのだ。いくらお祭りとはいえ、下手すればソーマ・ファミリアの団長が問答用で舞台上に現れて、リリを奪う事もあるとロキは考えていたのだ。
そうでなればリリだけにこのような場所の情報が知らないというはおかしいことでもあったのだ。
「まぁまぁ、いいじゃないかリリすけよ。あんな特別な催しも祭りならではだしなベル!!」
「そうだよ。リリだって最初の方は一緒に見て、あんな服や衣装があるなんて、言っていたのに!!」
「それは確かにそうですが、・・・ですが、途中から美女コンテスの意味が絶対に代わっています。そもそもエルフの癖になんでアマゾネスの服を着て、舞台に出ているんですか?、レフィーヤ様は・・・まさか・・・ベル様を」
なんてリリは考えている事を口に出しているが、それは仕方がないことでもある。ロキ・ファミリアの衣装の一部を除いて、ほぼアマゾネスが着ている衣服を少しいじった感じで、出ているのだ。
誰だってそんなことを思うのは仕方がないことでもあった。
「それよりもだベルにリリ助、もう少し落ち着いて街をまわろうぜ!! ほら、いつもとは違う店も出ているようだぜ!!」
実際にヴェルフが指をさした先には、ロキ・ファミリアの二軍の中心人物として、有名なアキとラウルの二人が、その店の前にやってきているのだから。
ただしラウルの方は、なんだが挙動が不審なこともあり、一緒にいるアキの感情的にはラウルとデートしているという感じはないのだ。
どちらかというと、出来の悪い弟を見ている感じに近いのだ。今のアキの感情は、それにアキが見ている屋台では様々な小物が売りに出されていたのだ。
「あ、可愛いわね、これ。小さい剣とか、槍とか・・・・・・この装飾品、神ゴブニュが、お作りになられたんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アキの問いかけにも神ゴブニュは無言を貫きながらも、屋台に売りに出されている小物達を見ていたのだ。
かの神にしてみれば、されど小物ではあるが、自らが作り出した作品の一つなのだから。
「えっと・・・・・・?」
アキが困惑するのは仕方がない。神ゴブニュはまともに言葉を発していないのだ。
「ああ、それはゴブニュ様、自らお作りになられたんだ。作業の合間に手慰みって仰っていたんだけど、あんまり出来がいいんで、こういう機会に売りに出したらどうかって提言差し上げたってわけさ」
実際にゴブ二ュ・ファミリアの団員が言っていることはなにも間違いではない。本当に工芸品としても十分に一級品として店などに飾っておけるほど綺麗に装飾品がある逸品なのだから。
「へぇ、これも『神の作品』ってわけか。一個ほしいかも・・・・・・」
アキがそう思うほど装飾品がある小物なのだ。しかもただの小物ではないのは、神が自ら作ったという事もあり。
ラウルにしてみれば、自分の評価や折角のアキとのデートと思っているラウル自身もアキになんとかしてあげようとするために行動をおこした。
「じゃあ、自分が買ってあげるっすよ。アキにこれなんかが似合うっす!!」
ラウルとしては男としてアキにある程度の資金があるところを見せるためにも、アキの隣にならんだが。
だが逆にその行動がアキにしてみれば、なんだが変な感覚を感じとってしまったのだ。
「なに、ラウル? いきなり・・・・・・ちょっと気持ち悪いけど?」
「気持ち悪いって言わないでほしいっす・・・・・・いや、自分もたまには男の甲斐性ってものを・・・・・・」
「はぁ・・・・・・またロキに、変なことでも吹き込まれたのかしら・・・・・・」
その言葉を聴いたラウルにしてみれば、余計に自らの感情に火をつけてしまったのだ。
『アキにあげるために、買うのに・・・せっかく恋人のようにデートできるようにロキに色々と教わったのに、なんだがすでに失敗してるっす。でもこの買い物だけは・・・絶対に間違えないっすよ』
「それじゃあ、リーネの分も合わせて三つ!! 値段は、えーー・・・・・・一つ二十万ヴァリス!!?」
だか神が作った品物である、普通の職人が作った者ならばこの程度の品物で売りに出すのは、さすがにぼったくりだといえるが、今回は神ゴブニュ作であり、決してあり得ない金額ともいえたのだ。
流石にラウルもこれほどの額はなかなか個人資産ではないのだ。精々三十万ヴァリス程度だ、ロキ・ファミリアで遠征に行った時の遠征メンバーで、遠征時に手に入れた、さまざまなドロップ品や魔石を売ったりした合計金額を人数分で割っているのが、ロキ・ファミリアの遠征だったりするのだ。
つまり最近のオラリオでは、色々なゴタゴタで遠征が二度も失敗している上に、ギルド側の遠征で手に入れた金額は結構少ない金額だったりする。
「・・・・・・・・・・うむ」
神ゴブ二ュがその金額でうなずいているが、実際にはこんな小物を大人買いできるほど財力を持っているのは、上級冒険者と呼ばれるレベル五以上の一握りの冒険者達でしかないのだ。
ただ例外的には、ベル・クラネルのあり得ないほどの金額を手に入れたが、あれは階層主の魔石を二回も売りに出し結果に過ぎないのだ。
「高ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
実際にラウルが驚くのも無理はない値段である。普通に考えれば、二十万ヴァリスもあれば、二流の装備程度ならば一つは買えるほど値段がつけられているのだ。
「オラリオでも一、二を争う神様の工芸品だぞ? これでも安いくらいだろう?」
確かに、神の工芸品としての値段としては安いのは当たり前ではある。だがそれでも二級冒険者のラウルにしてみれば、十分すぎるの大金であるのだ。
「屋台で出す値段じゃないっすよ!?なにを考えてるんすか!?」
確かに屋台の値段ではないのが実情だったりする。この値段であれば、普通に店で売られている小物と同じなのだから。
「む・・・・・・・・・・・・・」
ゴブニュもラウルの言葉のツッコミに対して、多少は表情を変えるぐらいしかしてないのだ。
「ちょっと、ラウル?・・・神ゴブニュに向かって、そんな・・・・・・アイズやティオナだって、いつもお世話になっているんだから」
確かにその通りだったりする、ティオナとアイズの二人の武器は神ゴブニュ・ファミリアによって作られている特注装備であるのだから。
だからこそラウルが神ゴブニュに対してそんな暴言を吐いてしまったことに余計にアキは不安を感じ取ってしまったのだ。
またアキもラウルがなぜ自分だけを誘ってイブの街を歩くかぐらいは、大体は予想はしていたが、それでも今のラウルを見れば、千年の恋も何もかもが覚めてしまうほど行動をとっているのだから。
『まったくラウルって・・・ギルドの遠征の時は一緒になって遠征部隊の指揮官として、優秀で、ちゃんとしている表情も出せるのに、買い物一つで、こんなにも悩むなんて・・・これじゃあ仮にもラウルと二人でデートをしていてもまるで手のかかる弟の感じでしかないわよ』
こんな事を思ってしまうのはアキの考えは仕方がないことでもあった。アキも実際にラウルの事を好きではあるが、自らの種族的に、どうしても感情や性格等で、なかなか言い出せないでいたのだから。
現に原作の未来では、リリがロキ・ファミリアの誰かに変身魔法で変身した瞬間に変身したリリを追い詰めて、アキが完全にブチ切れて、変身したリリにたいして恫喝や脅迫行為を行っているのだから。
それほどまでにアキはラウルの事を好きだという事でもある、ただし今のように迷いが出ているラウルはどうしてもアキ的には手のかかる弟という感じでしかないのだ。
「本当に・・・男の甲斐性を見せるんだったら最後までちゃんと見せなさいよ。ラウルのバカ・・・せっかくの私とのデートなんでしょう?ロキの奴に吹き込まれたとはいえ・・・最後までちゃんと見せなさいよバカ!!」
こんな事をラウルが聞こえないほど小さな声で言っているのだ、そこまでラウルを信頼しているし、アキ自身もラウルは恋人であると心では思っているのだから。
「あ・・・・・・・・・そうだったす」
「まったく、どこかで抜けているわね。ラウルは全く」
「えっと・・・・・・お怒りだったり・・・・・するっすか?」
「おいおい、ゴブ二ュ様がこの程度でお怒りになるわけないだろう?」
「そ、そうっすか・・・・・・えっと、もし可能でしたら値段交渉なんかを・・・・・・」
『ラウル・・・貴方・・・』
「ああ、それなら値引き分は、【剣姫】のツケにするってことでどうですか、ゴブニュ様?」
まるでいい提案であるとゴブニュ・ファミリアの売り手が、言っているが、実際に色々と大変なのだ。これは。
「・・・・・・・・・・うむ」
この言葉でラウルは完全に進退が極まったといっていいほどの出来事である。
「それだけは勘弁してくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいい!!!??」
実際にティオナとアイズもゴブニュ・ファミリアにいまだに武器防具の修理のツケが三千万ほど溜まっているのだ。
これは本来ならば58階層まで遠征に行くことで、このツケがきれいに消えているはずなのだが、この世界では二度も遠征が中止となっていることからも、ロキ・ファミリアの最高到達地点は55階層までとなっていたのだ。
それにアイズがレベル六になった単独での階層主撃破の成功報酬は以外にも少なかったりする、リヴェリアも一緒に居たので、当然リヴェリアにも階層主の魔石を売った分の報酬が山分けになったが、リヴェリアはもらったその分のお金は、例のドワーフ族の一族に伝わる大人の儀式で使われたアイズのバトルクロスを作ってもらうお金に消えたのだ。
そのお金額にすれば五千万ほどである、アイズは先に壊した借りた剣のお金や愛剣のツケなのでまだ一千万ほど足りてなかったりする。
ティオネに至っては、まだまだ資金調達の場所がダンジョンでしかないのだ、だが今の時期は流石にダンジョンに入ってお金を稼ぐという行為は、暗黙の約束事で雰囲気的に、禁止されているのだ。
そんなうちの一人にツケを残したのがラウルの買い物であると分かれば、当然大変なことになるのは目に見えているからこそ、ラウルは今もどうにかそのツケをなんとか自分に向けるようにゴブ二ュ・ファミリアの店番に頼み込んでいたのだ。
「いやいや自分の買い物で、ファミリアのメンバーに特にアイズさんに迷惑をかけるなんてありえないっす、だからこそなんとかしてほしいっす!! この通りっす!!」
ラウルは必死に頭を下げて、お願いしているとさすがに向こうも折れたようで。
「・・・・・いいだろう」
「えっ・・・本当っすか、やったすよ、アキ!!」
「えっ・・・ん・・・よかったね、ラウル」
そんなことで、アキはなんとか交渉が成功したラウルの腕を自らの左腕でまるで恋人つなぎのようにしていたのだ、ラウルはなんだが、慌てている感じはしているが、逆にアキにしてみれば、ある程度の甲斐性は見せたし、なによりも他人にそれを押し付けるほど愚図な人間でもないとはっきりとわかったことも大きかったのだ。
『まったく・・・こんなこともできるならさっさとラウルはもっと自信をつけて、早く私に告白でもしなさいよ、そうしてら、私は・・・』
「アキ・・・ちょっとなんなっすか、このつなぎ方は!!」
「ほら・・・・・・、ラウルさっさと次のところを行くよ。今日はイブの祭だよ!!」
「そうすっけどーーーーー!!!」
このような会話と行動をたまたまベル達も目撃してしまったのだ。
「まったく・・・買い物で甲斐性を見せると言っておきながら、たかだか60万ヴァリスも即決で払えないなんて、甲斐性もなにもあった者ではないですね。ベル様」
「お前・・・自らのファミリアの先輩にあたる人物でも、平気で毒舌を吐くな」
「ヴェルフ様・・・なにを今更、リリは、仮にファミリアを変わっても、リリはリリですよ、だからこそ、今はベル様と一緒に居られるように必須にロキ・ファミリアで勉強中なんですよ!!」
確かにそうなのだ。リリは今は必須にベルのためにだけにロキ・ファミリアの中で色々と教わっているのだ。それをロキは全く止めていないのは、さすがのロキも破壊神のおもちゃである。ある意味でベル・クラネルを守ると思って頑張っているのだ。さすがにロキ・ファミリア全体でヘスティア・ファミリアを守る事はオラリオ全体を守ることにつながることなのだから。
修行させたい ダンまちキャラはだれ?
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リリルカ・アーデ
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ベート
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アイズ
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ティオナ
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レフィーヤ