ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 作:うさぎたるもの
ヘスティアにしてみれば、ようやくベル達を見つけたと思ったら、ベルだけが闘技場に入る冒険者の波に攫われて、消えていく姿しか見えなかったのだ。
「うぅ、ベルくーーーーーーん・・・・・・人波に押されて、消えていく君の姿・・・・・・忘れられないよーーーせっかく見つけたのに!!」
そんなヘスティアの姿を見てリリだはけ普通に毒を吐いていた。
「なに今生の別れっぽく言っているんですか。でも・・・・・・はぁ、せっかくベル様とお祭りを回る予定だったのに、ヒュッテ姉妹は本当に要らない情報をベル様に持ってきますね、それにヘスティア様も来るなんて・・・」
「おい、サポータ君、君は少しは僕にえんりょうするということはしないのか?」
「しませんよ、リリが助かったのも、今の立場も何もかもがベル様がいたおかげですよ、ヘスティア様は、ベル様の主神というだけです!!」
毎度、毎度よくやるという感じであった、リリとヘスティアはベルを取り合っているのだ。
ベル・クラネルという男性を、だからこそ、ヴェルフはそれを見てため息をつくしかなかった。
「ベル・・・しっかりやれよ・・・お前の人生だ・・・」
なんだかヴェルフは、今後の事も考えるとベルという少年が少しだけかわいそうになっていたのだ。
「それにヘスティア様にリリも、祭りの屋台に行きましょうや、適当に楽しみながらベルが出てくるのを待てばいい」
実際にこうして闘技場の周辺に居ても、ただ時間をつぶすよりも、ヴェルフも何か食べへ物をおなかに入れたいと思っていても仕方がない時間帯である。
すでに昼の三時を過ぎていたのだ、ベル達も屋台で何かを食べようとしていた時に、ヒュッテ姉妹から闘技場の事を聴いたベルを心配でヴェルフとリリは一緒に闘技場の周辺まで一緒にいたが。
それでも昼飯を抜いているリリもヴェルフも何かを食べようとするのは当たり前の行動でしかない。
「ベル様がいないのにリリ達にやけ食いしろって言うんですか!!?? 名案です、ヴェルフ様・・・ヘスティア様一緒に行きましょう!!」
「情緒不安定になっていないか、お前・・・・・・?」
実際にリリの種族はサイヤ人に変更されているのだ、確かに小人族から種族が変わってしまったことで、体調も性格もサイヤ人のそれへと少しづつ変わっているのだか、その影響でリリは今まで以上に食事の対して拘るようになっているのだ。
現にロキ・ファミリアでも小人族が食べる一食の量を風に超えており、すでに成人のアマゾネスと同じかそれ以上の食べ物を食べるようになってきているのだ。
それに伴い、リリの身体能力や身長等色々と戦闘民族サイヤ人の女性と同じように細胞レベルで変化を起こしている最中であるのだ、これがサイヤ人ブルーの気をいまだにリリは体の中に残している影響だったりする。
その為か将来的には成人したサイヤ人の女性と同じレベルの身体能力や身長を得ることが約束されているのだ。
おまけに悟空の神の気を宿していることからも、修行をすれば、いずれは神の領域に入ることが約束されているのがリリだったするが、リリすらも悟空すらもまたベルすらも知らない真実である、だからこそベルはリリに対して、未だに本格的な修行をつけていなかったりするのだから。
それを聴いていた、ヘスティアも同じく食べ物に、この恨みを晴らそうとするために。
「よーし、こうなったらこの哀しさを食欲にぶつけてやる!! ついてこい、サポーター君!!」
「ええ、お供します!!ヘスティア様お祭り限定のジャガ丸くん制覇してやりまーす!!最近はそのぐらいは余裕で食べれます!!」
「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ、待ってろ屋台ーーーーーーーーーーー!!!」
ヘスティアのこの言葉と共にリリは共にヘスティアについていくが、さすがにヴェルフもそれを見ているだけはやはり心配なのだ。
いくら神ヘスティアがいるとしても、今このオラリオは祭の最中であり、治安が不安定になっているのだから。
「はぁ・・・・・・・・付いていきたくねぇ。けど・・・リリもヘスティア様も心配だからな仕方ない」
こうしてヴェルフは二人の後を追って闘技場の周辺を後にしたのだ。
その頃ベルとレフィーヤは完全に闘技場の最前席で身動きが取れなくなっていたのだ。
「あの・・・・・・レフィーヤさん???」
「・・・・・・もう、仕方ありませんね、動けないのはしょうがありません。私の傍で見るのを許可します、変なところとか、さわらないようにいいですね、ベル・クラネル」
なんたが最後の辺りのレフィーヤの言葉はただあきれるというよりも、この時間帯をもう少し一緒にベルといたいというレフィーヤの本心が見え隠れしている、言葉であった。
実際にレフィーヤはベルが隣にいるのを意識しているのだ、これはあの温泉以降からちらちらとベルの姿がレフィーヤの頭の中に明確に移りこんでいたのだ。
そうでなければ成人の儀式の時にベルの声が幻影でも聞こえるという事は、ベルを知らなかったレフィーヤには考えられないことでもある。
だからこそ、今のレフィーヤの感情としては戦友であると同時に友達以上、恋人未満という感じの感情がすでに心の中には存在していたのだ。
「あっ・・・・は、・・・はい・・・・!!」
ベルにはそのレフィーヤの表情はなにかと地球に居た時にすでに経験済みの空気であった、それはパンちゃんとブラちゃんとのどちらが先にベルと一緒に修行をするかという、ベルとの訓練を取り合いに感じた空気であった。
だからこそベルは何もレフィーヤの空気を察して、なにも言えなくなっていた。 前にも経験済みなのだ。
この空気を纏った女性を相手にしてしまったら最後であると・・・。
ちなみにパンちゃんとブラちゃんの時は、ベルは強制的に二人ともスーパーサイヤ人状態でボロボロにされるまで修行相手をさせられていたのだ。
だがそれでもなんか今の空気を払拭させるために、ベルは色々と考えていたのだ。
『うぅ、弱ったな・・・レフィーヤさんの纏っているこの空気は間違いなく、パンちゃんとブラちゃんと一緒に修行をしようといった時の空気だ・・・このままじゃ気まずいし何か話題は・・・・・・』
必死にベルは何か話をするための話題を考えて、考え抜いて絞り出したのだ。
そういえば美女コンテストに出てましたね、レフィーヤさんがアマゾネスさん達が着ている服を着てコンテストに出るなんて思いもよりませんでしたよ、でもいつものレフィーヤさんよりも別の意味で綺麗でしたよ」
『そうだこんな時は、女性に綺麗だと言って、話題を変えないと・・・』
これもまたベルが地球でいた時にパンちゃんとブラちゃん相手に獲得した、処世術の一つであったが、ここオラリオではある意味で違っていたのだ。
そうレフィーヤはエルフ族であるという点を完全にベルは忘れていたのだ、サイヤ人や地球人にしてみれば水着姿を綺麗だというのは何も間違いではないが、それをエルフ族に言うのは・・・ある意味では冒険している事をベルは気づいてはいなかった。
だからこそレフィーヤは完全に顔を真っ赤にしてしてしまったのだ、レフィーヤの心の内訳は未だに戦友であり、恋人未満という宙ぶらりんという感じの感情があるのだ、それを的確にベルは踏み抜いたのだ。
今のレフィーヤにしてみれば最大限の地雷をだ。
「っっっっっっ!!?? み、み、見ていたんですかっ!!!??? わ・・・私の・・・私の、恥ずかしいあの恰好も!!???」
レフィーヤの問いかけにベルは律義に言葉を返したのだ、なにも悪びれることなくだ。
「え、まぁ、はい・・・・・・似合っていましたよ、レフィーヤさんがああいう恰好するのは珍しいから、やっぱり新鮮で・・・・・・」
実際にエルフ族はなんで肌を出さない服を着ているか?ベルには分からないことでもあった、だからこそベルは温泉の時や今回のコンテストでレフィーヤが肌を見せる衣服を着て、出ていたために、軽く言ったつまりではあったが。
それをレフィーヤは本気で受け取ってしまって、余計に顔を真っ赤にして両耳を両手で防いで。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・もうやだぁ、やっぱり出なきゃよかったぁ。死にたいよ、死にたいよ、死んでしまいたいですぅ・・・・・・」
『なんかもっと気まずくなってしまった、なんで・・・パンちゃんとブラちゃんならば、これで機嫌を直してくれたのに?』
この辺はオラリオの世界に居た人達とつい最近まで地球という場所にいた側との意識の違いである、ベルも修行では何度も何度も服が破れたりしたのだ。其のつどより強化した服をブルマさんが用意したりしたが。
またベルが持っている服で一番取っておきな服は全身が赤で黒と黄色の刺繍が入っている上に腰ミノは濃ゆい緑色の感じで、一張羅であったが、この服が特別なのは、それは界王神が来ている洋服をビルスがベルが自らのおもちゃであるという証拠のために、唯一生き残っている界王神に用意させたのが。
この衣装であったが、ベルがオラリオに戻ってくる時には、きちんとブルマが用意したホイポイカプセルの中にその特別用の服を入れるカプセルが用意されたほど重要な代物であった。
服のイメージ的には、ドラゴンボールヒーローズのヒーローアバターでサイヤ人男が来ている服である。
オラリオの中では基本的には着る事はない服でもある、この服を着てオラリオの中に歩くという事は、界王神かそれに連なる存在であるという事を、自らがばらしていることもつながるのだから。
だからこそベルはこの服を、オラリオにいるときは絶対に着ないと覚悟していたのだ。
それに時間的にもそろそろなはずだとベルは確信していたために。
「え、えーと・・・・・・これから始まる催し、楽しみですね!!!」
「・・・・・・貴方、話すのが下手ってよく言われませんか?」
実際にオラリオに戻ってからベルが言われることでもあった、この辺りは地球の感覚を持っているベルとオラリオの住人との感覚のずれが大きかったりする。
「ご、ごめんなさい・・・・・・でも本当に僕、上級冒険者が戦うって聞いて興奮はします、どんな戦い方をするのかを絶対に見たいなって・・・・・・」
実際にベルにしてみれば、上級冒険者達と戦うのは、ロキ・ファミリアの人達に剣技を教えてもらう時に稽古と称して戦った程度でしかないのだ、ほかの上級冒険者達がどのように戦うのか、それが楽しみで、闘技場に見に来ているのだ。
『オラリオ版の天下一武闘会って感じかな、八百長もないし、どんな戦い方をするか楽しみだな』
とベルは思っていた、実際にそれに近いことが行われるは、オラリオという特別な立地であるからだ、オラリオは国ではない、冒険者達がただダンジョンがある街に集まっているだけに過ぎないのだ。
だからこそ、オラリオ以外の国々からは、最初は野蛮な街や生贄の街など大昔は呼ばれていたが、たが神々が地上に居て百年も経過すると、それは一瞬で変わってしまったのだ、ダンジョンがある街、いいや無限の資源が取れる街へと・・・
つまりだ、当然他の国々からオラリオとその周辺へ土地を巡ってオラリオと国々との戦争が勃発したが、結果は当たり前だが、オラリオ側の勝利で終わっている。
気の使い手がいなくなった国々では、元々神の恩恵を受けた冒険者達と戦争をしても勝てないのは当たり前である。
そして結果として、残ったのは、このように闘技場内で模擬戦擬きをしてオラリオ側が外部の国々の人々を呼び出して、これだけの戦力があるのだぞという、簡単にわからせるために作られたのが七百年前ごろからの慣習でもあったのだ。
神々にしてみれば戦争はさんざん天界でもやっていたのだ、地上でそれを持ち込むのは阿保だと誰もが思っていた。だからこのファミリア間でどこまでダンジョンに潜ったとか、そのような感じで争いをしているのだ。
戦争ゲームもルールを決めて、やっている唯の遊びでしかない。
「・・・・・・まぁ、戦うと言ってもあくまで興行用のお芝居に近いでけどね、ベル・クラネルが思っているほど皆さん本気で戦うわけではありませんよ」
「・・・えっ、こちらでもそうなんだ」
「こちらでも?」
「なんでもないです・・・レフィーヤさん」
「そうですか?、それに知らないんですか? これはギルド主催の催しで目的は他国へオラリオの強さを見せつけることですよ。友好国の大使も来ているみたいです。だから、そんなに本気で戦いはしませんよ、残念でしたね、ベル・クラネル」
「へぇーーーそうなんですね。・・・・・・でも、上級冒険者って、気が強いっていうか、その・・・・・・ただのお芝居なんかで、満足するんですかね? 特にアイズさんやベートさんと訓練とは言え、一緒に戦いましたからわかりますが、自が強いですよ?」
「あはははは、そうなんですよ、去年もそれでもう本当に大変なことになっちゃって・・・今年は多分大丈夫だと思いますよ・・・あははは」
レフィーヤにしてみれば去年の闘技場で見ているからこそ、乾いた言葉でしか言えないのは仕方がない、実際に去年は色々とオッタルをはじめとするメンバーが暴走したのだ。それを防いだといわれるナイトと言われる人物が今年は来てないと、レフィーヤは団長から聞いていたのだ。
修行させたい ダンまちキャラはだれ?
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リリルカ・アーデ
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ベート
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アイズ
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ティオナ
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レフィーヤ