ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超   作:うさぎたるもの

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色々とあったのでようやくかけました そろそろイブ編は終わりに近づいてきましたけど。

本当に色々と大変です。

ベルを出そうとしても・・・色々と問題しかないし。


グランド・デイ イヴ  13話

闘技場の選手の控室では、何度も何度も太ったエルフの男性が選手たちに聞こえるように、同じことを言っていたのだ。

 

それは去年は本当に色々と大変なことになったことを知っているからでもあった。

 

「いいか!!台本は厳守だからな!!くれぐれも本気で戦うんじゃないぞ!!大使の連中も来ている!! みっともない姿を見せるな!!」

 

「入場したら大使と観客に一礼して、適当に戦って、適当に決着をつければいい!!あくまで『オラリオの冒険者は格が違う』と思わせればいいんだ!!熱くなるんじゃないぞ!!??」

 

それを言われたフィン、ベート、オッタル、アスフィ、アイズ、ガレス、シャクティ、ルルネはそれぞれで頭を抱えるしかない、どのように頑張っても無駄であると誰でもわかるのだ。

 

ただでさえ、別々のファミリアの連中を合わせて、戦いの演技をしろと言っているのだ、このエルフの爺は。

 

「・・・・・・・・・ンーー、僕らはまぁ、言われた通りやるつもりだけど」

 

「問題なのは私達よりも・・・・・・」

 

両軍のリーダーを任せられたフィンとアスフィはどう頑張っても無駄だと、ほとんどあきらめていたのだ。

 

それはベートとオッタルの会話を聞いていれば、誰だって無理だと判断するのは仕方がないことでもあった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・今日こそブッ殺してやるからな、猪野郎」

 

「・・・・・・まだ・・・・青い」

 

オッタルはそれしか口にしないが、実際にはベートは気をベルから十八階層の時に習っているために、ベートも相手の力量や気の総量等はなんとか、多少荒くはあるが。探れる程度の力量を得ているこそ。

 

『チッ・・・ベルに教わった気ってやつでこの猪野郎を探ってみたが・・・今のオレの気の量では絶対に勝てないが、だか今日は奴に・・・挑戦できるまたとない機会だ!!』

 

実際にロキ・ファミリアの幹部連中ではベルに気を教わった連中は、今回の武闘大会では絶対に気を使うなと主神ロキから言われているのだ。

 

これはこれほどの大舞台で、気の事を公にしてしまえば、確実にそいつらが正確な情報を得る前に殺さないと、ダメであるのだ。これはロキをはじめとする一部の神々との命を懸けた約束事であったからだ。

 

ベートの戦闘力は普通に気を入れると最大値は600~700の間まで上層するのだ。

気を使わないベートの戦闘力は天才と呼べる部類であるためにレベル5でありながら普通に400~500の間で行き来するレベルではあるが。

 

それでもオッタルは手加減なしであれば戦闘力は1200なのだ、つまりどうあがいてもオッタルの半分程度しかないベートは絶対に勝てないが、今は流石に祭なのだ。

 

オッタルの主神であるフレイヤも、オッタルに直接命令を下していたのだ、

 

「ねぇ、私のかわいいオッタル、今日はお祭りよ・・・だからね、多少はロキ・ファミリアの連中にも花を与えないとだめよ」

 

「はっ!!!」

 

この命令をオッタルは受けているからこそ、今ここでオッタルは暴れたりしてないのだ、すれば自らの女神の顔に泥を塗ることや、お祭りを楽しみにしているフレイヤ様の楽しみを自らが奪うことになりかねないからだ。

 

「・・・・・・てめーーはそれしか言えねえのか。前の借りは絶対に返してやる」

 

ベートも前回はレベル3から4に上がる前の時、この闘技場で戦ったのだ。その時も手も足も出さずに、ベートはオッタルに完全に敗北している。

 

だからこそレベルも上がりそれにベルから気を教わったベートは、自らの実力が着実に上がったためにどうしても腕試しをしたいと思っているのだか。

 

ベルはここ最近何かと忙しいのか、全然捕まらずに、またロキ・ファミリアもアイズとレフィーヤの成人の儀式という事で、軽めの遠征でダンジョンの中で戦っていたのだ。

 

 

つまり、最近ベートも自分一人で鍛錬をしているが、それでもどこまで上がっているか、まったくわからないままであった、だからこそ今回の祭のメインイベントの闘技場で戦えると知ったベートは余計に興奮しているのだ。

 

だからこそ余計に感情を抑えきれずに、手あたり次第に多少強めの意識を控室に居る連中にぶつけて喧嘩を売っていたのだから。

 

「おぉぉぉい!! なにを不安な事を言っとるのだ!! 仲良くせんかぁぁぁぁ!!」

 

ここまで太った爺のエルフ、ロイマンと呼べる人物がケンカの仲裁に入ろうとしているが。

 

「同じファミリアでもない連中が『仲良く』など、できる筈なかろうに・・・・・・おい、やめておけ、ベート」

 

ガレスが軽く注意しても、ベートの雰囲気は全く変わることがなかったのだ。

 

「あぁ?なに言ってんだジジイ、ここでてめえも蹴り潰してやるからな!!!」

 

「はぁ・・・・・・やれやれ誰彼構わず喧嘩を売りおって。仕方がないやつじゃ、いくらこんなでかい大会で戦えるからと言って、興奮するではない」

 

ベートとガレスの言葉を聴いていたロイマンはすぐさまにでかい声で控室中に響き渡るほど大きい声で言ってみるが。

 

「仕方のない、ではなーーーい!!しかも何で笑っておるのだ!!やめさせんかーーー!! ガレスお前はこの中では年長者ではないか!!??」

 

実際にロイマンに言われたガレスは仕方がないことだと思っていた、実際にこれほどの大会で八百長とはいえ、ある程度は戦えるのだから

 

そこへガネーシャファミリア所属のシャクティが何かを感じてはいたが。

 

「ふむ・・・・・・あそこの二人は分かりやすいからまだいいが、それよりも私が気になるのは・・・・・・」

 

シャクティが見ていたのは目をつぶって黙って控室にいるアイズであった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだ?」

 

アイズは確かにレベル六になったばかりではあるが、ベルのあの冒険を近くで見ていたのだ、それに気の事を含めて色々と教わったりした、特に成人の儀式はアイズに何かしらの覚悟や感情を得ていたのだから。

 

それは今までのアイズでは考えられないほどの成長と言えたのだ。

 

『わかる・・・私は・・・強くなっているけど・・・いまだに気を教えてもらったベルやオッタルには勝てないけど・・・全力で当たれば・・また何かが変わるかもしれない』

 

そんな考えをアイズはしていたのだ、だからこそシャクティには余計に不安になってしまうのだ。

 

「一番やる気が溢れているように見えるのだが・・・・・・・心配しかないな、この面子は」

 

確かにその通りだったりするのだ、実際にシャクティが考えているほど色々と大変なことになっているのだ。

 

そしてそれを肌で感じ取っているのは、一番場違いな獣人族であり、ヘルメス・ファミリア所属のルルネぐらいしか居なかったりする。

 

「・・・・・な、なぁ、アスフィ。大丈夫なのか、これ?、本当に大丈夫なのか?」

 

「私はもう知りません・・・・・・なるようになるとしか」

 

アスフィはもう頭を抱えるしかないのだから、本当に仕方がない。

 

「それではいかんのだ!! 何の為に両軍のリーダーをお前達二人にしたと思っている!!? フィン!! アンドロメダ!! 何の問題もなく終わらせろ!!」

 

ロイマンとしては何の問題なく終わってほしいと思っているが、それでもいう事は言っておかないとだめなのだ、たとえ暴走すると分かっていてもだ、この辺もロイマンはわかっているからこそ、口でしか言っていない。

 

そもそも有名どころのファミリアの冒険者を集めているのだ、無理であると誰でってわかっているはずだ。

フィンもその中の一人であった。

 

「やってはみるけど、冒険者っていうのは大抵が自分の規則『ルール』で動くからね。あまり期待しないでくれ、ロイマン」

 

フィンが言っている事はなにも間違いではない、実際にフィンも今回ばかりは無駄だとあきらめているのだ。

 

『それにだ、ベル・クラネルがいれば話はべつだろうが、・・・ロキもヘルメス様も出すなの一点ばりだからね、彼の力・・・実力は僕らを圧倒している・・・ベル・クラネルの正体がばれないように変装するなどあったはずなんだとけね・・・無駄だろうね、これはあくまでもオラリオの冒険者達の実力を示すたの催しなんだし』

 

「おい!!お前がそんなことではーーーー!!」

 

ロイマンはフィンとまた話そうとしていたが、アイズの言葉で完全にロイマンは出れなくなっていた。

 

「・・・・・・・・・・・フィン、時間来た」

 

 

「ぐぬっ!! ええい、分かった!! とにかく行って来い!! いいか!!??? 絶対に!!ぜーーーつたいに、去年のような二の舞にはなるなよ!!?」

 

 

 

「絶対に上手くいく筈がないと分かりきっているのに、なぜ繰り返すのか・・・・・・理解に苦しむなぁ」

 

「同感です。他国への示威行為としては非常に効果的、とういうのは分かりますが・・・・・・一昨年のように、【ナイト・オブ・ナイト】がいてくれれば、収拾もつくでしょうが・・・・・・・私では完全に役不足です」

 

実際にアスフィも闘技場に出るために新しいバトルクロスを着ているが、それでも絶対という保証はないのだから。

 

「オッタルを抑えられるのは彼くらいだろうからね。でも、今頃は彼も海の上だろう。冒険者でもない者に頼ってもしょうがない。お互い、善処はしよう」

 

そうなのだフィンが言っている通りにナイト・オブ・ナイトは冒険者ではないが、その剣術の技量や身体能力であのオッタルを問答無用で封じた功績があるのだが、今回は流石に無理であったのだ。

 

だからこそフィンはベルに一部の期待をしていたが、変装などが一切禁止であれば、ベル・クラネルを出せないのだ。気の使い手という情報をオラリオ中に広めるわけにはいかないからだ。

 

ロキとヘルメスもその辺は合意しているために、そのへんはどうしようもなかった。

 

「了解しました。ただ、やはり・・・・・・期待はしないでください」

 

アスフィがいうのも無理はない、いくら二つ名が万能者であってもそれは魔道具を自ら作り出せて、その恩恵で色々とやって実力はレベル五程度なのだから、本来の彼女のレベルは未だに4でしかないのだ。

 

「そうか・・・ロイマン・・・話は終わりだ・・・僕達は出る!!」

 

 

「ええい勝手にしろ・・・たたしだ、台本は厳守だからな」

 

「へいへい白豚が・・・」

 

「もうやだ・・・このメンバーは」

 

「逃げちゃだめだよな、アスフィ」

 

等と・・・控室に集まった冒険者達が、時間になって、次々と闘技場に出ていく、それを見送ったロイマンはすぐにその太った体で、階段を上り他国の大使がいる貴賓室に向かって歩き出していた。

 

一方のフィン達冒険者達は・・・ようやく闘技場に姿を続々と見せていたのだ。

 

 

 

 

 

 

修行させたい ダンまちキャラはだれ?

  • リリルカ・アーデ
  • ベート
  • アイズ
  • ティオナ
  • レフィーヤ
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