ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 作:うさぎたるもの
グランド・デイの本編はマジで大変そうになりそう。
ベルが一人で無双できません 腐食の毒はベルのステイタスでは防ぐ事はできません
オッタルレベルで解毒のポーションを使いながら戦えるレベルなので、状態異常系列の敵はベルには鬼門です。
流石にベルもレフィーヤも明日のグランド・デイの本番のために、ファミリアによっては色々とやることがあるためか、結局のところは、闘技場から二人とも出ていくしかなかったのだ。
一方で闘技場にある控室では、ロキ・ファミリアの団長とフレイヤ・ファミリアの団長の二人だけがなんとか言葉を出せる雰囲気しかなかった。
「やってくれたな、フィン・・・あの二人が使っていた技か技術なのかは知らんが、我にダメージを与えられるほどの威力を持たせるとはな、だが最後の詰めが甘いぞ」
実際にオッタルが言っている最後の詰めが甘いというのは、ここがもしダンジョンでオッタルが階層主であれば、確実にアイズとベートの命は尽きているという事でもあったからだ。
「あははは、それは分かっているさ、だがその未熟ななにかを使っても、君と互角に戦える事を証明したかったのさ」
「・・・・・・・証明か・・・フッ・・・わが女神が・・・目をかけている事はなにも間違いではなかったということか」
「そうだといいけどね・・・ただしだ、分かっていると思うけど、君たちの神、主神フレイヤと僕達の主神のロキとギルドの創造神とのやり取りが成立すれば、君にもその何かを教えられると思うけど・・・」
「なるほど・・・今はむりという事か・・・だが剣姫と狼狂の二人にはしっかりと未熟な技術に頼りすぎるなと言っておけ、今回はそちらの体力不足で我との試合は引き分けになっただけだ」
「そうだね・・・よく言いつけておくよ」
「・・・・・フィンでは先に行くぞ、わが女神の傍にいるのが我の使命だ!!」
こうしてオッタルは予備の上位ポーションを二個も消費して、自らのダメージと体力の消耗すらも消して、予備の武具を着こんで、自らのファミリアに戻っていく。
流石にベートに白豚と言われたエルフはここには来ていないのだ、すでに各国の大使達と色々と話し合っている最中だったりする。
闘技場の一部とはいえ、簡単に壊れるほどの戦いを見た各国の大使連中は自らの国にロキ・ファミリアかフレイヤ・ファミリアを送り込まれたら、一日で国が落ちると誰もが思ってしまうほど、強烈なインパクトを大使連中に植え付けてしまったのだ。
そしてベルとレフィーヤの二人は闘技場の外に一緒に出て、そこから別々の行動をとるしかなかった。
レフィーヤとしても団長達の元に行きたいために、ベルと簡単な別れの挨拶をして、そのまま再び闘技場の裏口に周り、フィン達がいる、選出の控室に向かって走っていく。
一方のベルもすでに夕方というよりも夜の六時過ぎを過ぎていたために、ヘスティア・ファミリア仲間達で一緒にご飯を食べるというよりかは、ベルが女主人停で色々と食べ物を注文して、ご飯を食べているという光景がオラリオで見られる普通の光景になりつつあった。
だがそんなグランドディ・イブでもとある荒野では・・・下級神の眷属である子供達が大量のスコップを使ってその砂・・・いや黒い灰の中から何かを掘り出そうと一生懸命に掘っていたのだ。
ザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク
「いいのか? わかっているだろうが!! ここは黒の大地だ!! やつら【ゼウス・ファミリア】【ヘラ・ファミリア】が遺したドロップアイテムがあるんだ、それをこの連れてきたモンスターに植え付けてベヒーモス亜種として復活させて倒せば、こんなイブの日は消えて俺達のファミリアの名前と神の名前が永遠に歴史に刻むんだぞ、そこ手を止めるなーー」
ザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク
「親方・・・張り切っているな・・・地上の牛系モンスター最上級を連れてくるだけでも一億ヴァリスはかかっているんだぜ、確かに、亜種とは三大冒険譚の一角が復活しそれを倒せばよ・・・経験値も何もかも想いのままだけど」
ザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク、ザク、ザク ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク
「そうだろうが・・・なら掘るぞ・・・魔法使いがそろそろなにかあるといった場所だぜ」
実際に魔法使いに探索系の魔法を使わせて、それで反応したところを手あたり次第に掘っているのだ、彼等は、そしてこれで20回目以上無駄な穴を掘り続けているのだから。
だかついに彼らはそのお宝を掘り当てることに成功したのだ、ただし神も彼らもこれがなにを起こすかはまったく考えていなかったのだ。
そもそも彼らの平均レベル二を中心で50名ほどファミリアであったからだ、だがオラリオの中ではあくまでも彼らは中堅どころがいいところであり、このまま埋もれていくのが嫌なために、ベヒーモスのドロップアイテムが見つかったのか? それをオラリオで流したのか、さんざん調べた結果・・・ベヒーモスのドロップアイテムはどこにも見つかっていなかったのだ。
つまりは、地上のモンスターにベヒーモスのドロップアイテムか魔石を食べさせることで、亜種を作り自らのファミリアで討伐しようと考えわけだが・・・
だが彼らは考えもしなかった・・・なぜゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアは長い年月をかけて、ベヒーモスを戦うための装備を戦士を作り上げていたのかを。
そう・・・一人のファミリアの人間が、ようやくベビーモスの心臓を見つけたのだ、それも生きている状態でだ。
ドクン・・・ドクン・・・ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
灰の中から丁寧に取り出されたベヒーモスの圧倒的な大きさの心臓は脈を打っていたが、彼等にしてみれば何も問題ではなかった。
「いいぞ・・・これがベビーモスの心臓・・・ドロップアイテム・・・これから・・・これから俺たちの英雄譚が始まるんだーーーーーー」
「「「「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」」」」」」」」」
そしてその心臓を地上で捕まえた牛系の上級モンスターに無理やり取り込ませたのだ・・・
するとどうだろう・・・元々地上にいるモンスターは自らの魔石を分けることで同じモンスターを作り出す能力がある、つまりはベヒーモスはもう一度蘇りはしたが、たがその巨体は元の大きさよりも少しだけ小さくなっていたが、それでも自らが出す毒以外にも・・・大量の自らと同じ魔物を作り出す能力を得てしまったのだ。
「「「「「「「「「団長ーーーーーーーーなんたぜ・うぎゃあーーーーーー」」」」」」」」
「これはいつたい・・・いてぇーーーーーーーーーーー」
「これは夢だーーーひどい夢ぶべ!!」
次々と生まれた小型のベヒーモスや中型のベヒーモスによって殺されるファミリアの連中そして最後には名もなき神すらも殺されてしまったのだ。
その神が天界に戻る光すらもベヒーモスの新たに作り出した巨大な台風や竜巻によって、オラリオでも他の国々も観測されることなく、光は消えていく、そして亜種のベヒーモスが生み出した、自らの分身をオラリオに向けて30以上の数を黒い竜巻を発生させて・・・そしてオラリオの方向にゆっくりと進んでいく。
それを見ていた亜種のベヒーモスは静かに大地に向かって吠えたのだ。
そのベヒーモスが吼えたのは冒険者達を倒したのを喜んで吼えたのか・・・それともこの黒の大地と呼ばれる黒い灰・・・の自らの遺体の上に立ちなにを考えたのは分からないままではあったが、
だが静かにその目を閉じていたのだ、亜種のベヒーモスとはいえ、復活したとはいえ自らの分身を大量に作り出しだしたのだ、当然体力等がなくなるのも仕方がない。
その巨体は黒い灰の上に寝転んでただ静かにその時をいいや何かを待つようにベヒーモスは眠りについていた。
そして小型のベヒーモスは黒い竜巻の中にいるために、近隣の村や街などを襲撃していく、ゆっくりとゆっくりと確実につぶしているのだ。小型とはいえ過去の記憶があるのだ。
つまり近隣の街や村を放置しておけば自らを倒す存在【冒険者達】がいると思っても不思議ではない。
実際に過去のベヒーモス討伐戦においては近隣の村や街、国も協力して足止め程度に冒険者達を広く浅く配置していた過去が存在する、足土めした冒険者達もちゃんと猛毒用の装備やポーションを用意して置き、ゼウスとヘラのファミリアのエース部隊が来るまでの時間などをやっていたのだから。
無論今は辺境の村や街になったが、過去にはそこが最前線の都市や国や村や街であったのだ。
ベヒーモスはそれを覚えているために、復讐の意味も込めて・・・次々と村や街を襲撃していたのだ。
そしてその襲撃はほとんどが深夜に行われており、まともに半減もできないまま数多くの村と町は黒い台風や黒い竜巻によって壊滅または全滅していたのだ。
そしてオラリオでは・・・・グランド・デイの当日が迎えようとしていた。
修行させたい ダンまちキャラはだれ?
-
リリルカ・アーデ
-
ベート
-
アイズ
-
ティオナ
-
レフィーヤ