ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超   作:うさぎたるもの

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結構な間投稿が遅れてすみません、実際に色々とありまして、小説を書く時間がとれませんでした。


本当にすみません、実際に半分はアプリの内容を見ながら書いていますが、残りの半分は完全にオリジナルなのでキャラの動きが結構複雑化しています。 

このデイが終わった後に書く予定の話のフラグも居れているので。時期的にこの位はしないと、アプリ版の夏のイベントが全て消えるので。 


グランド・デイ 1話

オラリオがある場所まで日差しが昇るころ・・・オラリオを囲むように作られた巨大な壁から一斉にこの日のために用意された、鳩と紙吹雪とそして・・・音楽隊のラッパの音がオラリオ中に響き渡るのだ。

 

 

そしてギルドの放送用の魔道具からギルド職員エイナの声が堂々と響き渡る、昨日の放送をしたおかげなのか、エイナの声にも自信が乗るようにハキハキとした、響き渡る声が本当によくオラリオ中に響き渡る。

 

 

「迷宮都市オラリオに住む、すべての皆さんにお伝えします。本日は晴天にも恵まれ、最高の空の下で、この日を迎えられて、我々ギルドも嬉しく思っております」

 

「今日一日だけは、市民も、冒険者も、神々も、すべての隔たりを忘れ大いに騒ぎ、大いに歌い、大いにこの日を称えましょう!!それではここに【グランド・デイ】の開催を宣言いたします!!!」

 

 

エイナのこの最後の一言で、オラリオ中の全ての人々、いいや神々も一斉に大声を天に向かってあげたのだ。

 

「「「「「「「「「「「「「「「「うわわわわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

 

ベルもヘスティアも、リリもヴェルフも一斉に大声を上げているのだ、しかも周りの人間も嬉しいようで本当に心から喜んでいる。

 

 

「ベル君・・・どうだい、オラリオに来て初の大規模の祭は!!」

 

「楽しいですよ、神様・・・こんなに多くの人を見るのは、天下一武闘会や昨日の闘技場での戦い以来ですよ!!!」

 

 

「そうだろうけど、僕達に確かに嘘は聞かないと言っても、天下一武闘会の言葉は周りには・・・聞こえてないけどね、これだけ大きな声や楽器により演奏が始まっているんだし、でもね、【ベル君がいた故郷】の話はこれからも十分に気を付けてくれよ、ボクら神々も情報は隠すんだからね」

 

 

「あはは、そうでしたね、すみませんでも・・・・昨日の戦いを見ていたら、本当にすごいと思っているので」

 

 

「確かにね、君はオラリオに来てからは、言葉を覚えたり、常識を覚えたり、ダンジョンに潜ったり色々と忙しかったからね、でもこのお祭りが終われば少しは時間ができるようだし・・・今度はオラリオの外・・・つまりは海とかいかないか、時期も過ぎてないからな」

 

 

実際にベルがオラリオに来てから、三か月以上は経過しているが、それでも今のオラリオの季節的には夏なのだ、未だ六月の中盤であり、この祭りが終わり、ひと段落しても七月か八月程度しかない、つまり海のシーズンに丁度いいのだ。

 

だからこそ先にヘスティアはベルと一緒に海に行こうとしているのだ、実際にベルと二人だけであれば、ベルの舞空術ですでに何度もオラリオから抜け出している、ヘスティアも慣れているのだ。空からオラリオの外の行くのは。

 

だがすでにベルには仲間がいるのだ、つまり当然その話はリリもヴェルフにも聞こえるのは仕方がない。

 

「だめですよ。ベル様・・・確かに今まではオラリオ・・・いいえギルド側にはばれてはいなかったかもしれませんが」

 

「そうだぜ、ベル、ヘスティア様がいうのは海だろう・・・確実にばれるぞ、海の街やビーチはギルドが仕切っているぞ、客としてビーチに行っても、ギルド側にばれたらどう言い訳するんだ?」

 

実際にヴェルフの言っていることはなにも間違いではない、実際にギルド側がきちんと海も山も管理運営しているからこそ、海の幸や山の幸が簡単に手に入るのだ。

 

魚等、山芋等の多くはこうしてギルド側が運用して、ここオラリオ側に馬車で運んできているのだ。

 

つまりは当然のごとくオラリオで活躍したファミリアの主神の顔と名前は普通に一般市民人も伝わっているのだ。だからこそギルド側の許可なく、勝手に外にでる神々はほとんどいなくなっている理由はこのように理由でギルド側に伝わり捕縛されたりするからであった。

 

そしてベルとヘスティアが今まで誰にも姿を見せなかった理由は一番簡単である、ベルが舞空術で無人島に行き、そこでホイポイカプセルを出して中で修行していたからである。

 

ヘスティアが一緒についてくるのは、ベルが修行中でも他の部屋は自由に使えるからである、つまりヘスティアにしてみれば、あの大きな部屋で地球のアニメや映画や雑誌を読んでいるのだ。

 

神々にしてみれば、地球の文字を習得するのは簡単であるのだ、一時間もあれば大体の言語や常識を覚えてしまうほど、才能が下級の神々でも普通に持っている。

 

だがヘスティアは最上級神の位置づけであった、しかもニート生活ができる部屋をどう使えばいいのか? それだけの覚えるの全力でその才能や能力を無駄遣いしたのだ。

 

 

「それにだ、ボクは今日の日のために、新しいドレスを用意したんだぜ、ベル君」

 

それを聴いていた、ベル、リリ、ヴェルフは驚いたが、一番ヘスティアにかみついたのはやはり、リリであった。

 

「ヘスティア様・・・まさか・・・借金をしてその新しいドレスを作ったとは言わないですよね、いくらベル様が一日に稼げるヴァリスが百万ヴァリスを超えているといえ・・・そのような出費をしているなんてことは」

 

「おいおい、ボクだって神様のはしくれだぜ、バイトしている所が臨時のボーナスという事で、用意してくれたんだ」

 

実際にヘスティアの言っていることはなにも間違いではない、現にこのドレスはヘスティアの神友である、ヘファイスト・ファミリアにバイトをしているのだ、自らの借金である、二億ヴァリスを何とかするためにだ。

 

それにだ、ベルの力になりたいという事もあり、自らが背負った借金であるために、ベルの貯金やファミリアの資金にもヘスティアは手を出していない所だけは、ある意味ですごいのだ。

 

「それってまた、借金返済が遠のくだけでは・・・ヘスティア様!!」

 

「そんなことはどうだっていいだろう、サポーターくん、君だって妙に気合の入った服を着ているようだし、さっそく、ファミリアを変わった成果が表れたようだね」

 

「くっ・・・それは、ですが、それとことはべつです、ヘスティア様!!」

 

実際にリリの衣服もロキ・ファミリアに入れば、いつも同じ服を着ているのはなにも問題ではない、それがバトル服であれば、だがリリの服はあまりにもひどすぎたのだ、実際にモンスターとの戦闘以外にも普通に冒険者達が殴られたり、色々とされているのだから、当然耐久値なんてあってないようなものでしかない。

 

だからこそロキ・ファミリアに加入後の後には、すぐに新人用の装備と服を渡されて、それでミノタウロスの攻撃を一度は防いだが、結果的にはそれで一撃で装備がボロボロになっているために、新しい装備などをロキ・ファミリアからファミリア全体の冒険者用が使える、量産型の装備を普段のリリは装備をしているのだ。

 

ただし今のリリは、ロキが用意したリリ用に合わせた新しいバトルクロスを今日の日に渡されて。

 

「リリに命令や今日は一日中それを着てオラリオの祭に参加することや、いいな」

 

「はいわかりました、神ロキ様!!」

 

実際にロキはリリをソーマをつるための餌として、極上の餌と見せるために。この日のためにリリ用のバトルクロスを用意させているのだから、この祭りでリリがさらわれたり、祭りの後にソーマの連中がリリに手を出してもある程度は自信を守れるようにするために、作られているのだ。

 

 

当然そんなことは知らないリリにしてみれば、ロキ・ファミリアの神ロキがリリという子供にもこの祭りのために新しい服をくれたという喜びが大きかったのだ。

 

 

そしてベルの横にはヘスティアと、新しい衣服でいるリリとそれを横から見て頭を抱えているヴェルフしかいなかったが。

 

 

その一方では、バベルの塔の一番上の階層の、フレイヤがいる部屋には昨日の闘技場の事で、オッタルの失敗を追求するために、四人兄弟と白い狼の獣人族がオッタルと共にフレイヤの前で座っていたのだ。

 

 

「それでは・・・この無様に闘技場でまけたオッタルをいまだに貴方様の傍に置いておくというのですが? フレイヤ様!!!」

 

「ええそうよ、だってあれは、本来は貴方達にも教えてならない技術で偶然私のかわいいオッタルを負かせただけよ、現にあの二人はその場で体力不足でそのまま気絶したそうじゃないの?」

 

「それは」

 

確かにフレイヤの言っていることはなにも間違いではない、現に未熟な気を扱う技術しか持っていない、アイズとベートの二人は、自らの体力をぎりぎりまで使い切り、それでオッタルの実力差を二人係で埋めただけに過ぎない。

 

これがもし決闘であり、命をとる奪い合いであれば、ベートとアイズの今頃この世にはいないのだ、オッタルがあの後平気で自らのファミリアに戻っているのとは違い、二人は気絶をしていたのだ。つまりどうあっても二人の負けは誰の目から見ても明らかであった。

 

「それは私は言ったわよ、【本来は貴方達にも教えてならない技術】を使ったと、この意味はあなたたちには分かるわよね、分からない子供は・・・オッタルもし私のファミリアでそんな子供がいれば言ってちょうだいね」

 

「ㇵッ!!」

 

「わかりました、オッタル・・・お前だけだと思うなよ!!」

 

「「「「わが女神様」」」」

 

フレイヤ・ファミリアがこうして昨日の事について話していると・・・オラリオに近づいてくる、不気味な不思議な気配とどくどくな気をもつ、黒い竜巻が合計で30は超えていたのだ。

 

だがオラリオの中と外の連中はだれもしらない、実際にベルも変な気配は感じていたが、だかオラリオの中にいる冒険者数と外からくる一般人の数やそして神々の独特な気配と気がまじりあった場所では、ベルの持つ気配察知能力は圧倒的役には立たないまま、ベル達は祭を楽しんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

修行させたい ダンまちキャラはだれ?

  • リリルカ・アーデ
  • ベート
  • アイズ
  • ティオナ
  • レフィーヤ

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