頭が痛い。頭の中が直接響いてるように痛い。
「…………ん………ま君……」
誰かが私をゆさぶってる、のか?
「んぅ………………」
つまり私は艦これをしようとしたが、あのまま寝てしまって母さんか父さんかの
どちらかが眠っている私を起こしに来たんだ。
瞼を少しだけ開けると眩しかった。どうたら私は朝まで寝てしまったらしい。
はぁ……また学校に行かなきゃならんのか。
う~ん。もう少し、後5分と10800秒は寝かしてほしい。
私は再び目を瞑って寝ようとしたが――――――――――――
「東君っ!!」
「ひゃっ、ひゃぁい!!?」
当然大きな声で呼ばれて目が覚めた。ぼやけた視界もだんだんと鮮明になり、
すると私の目の前には程よく鍛えられた推定60歳前後のダンディーなおじ様が…………
そもそもここ、私の部屋じゃないよね?これドッキリか何か?それとも拉致?
手足を確認したが縛られてる様子はない。と言うことは拉致じゃなさそうだ。よかった………
なら何で私はここに?
「ここ、どこですか?」
「うん?どうやら事故で少し記憶が曖昧なのかね?」
「事故とは?」
事故?まさか寝てる間に事故が発生して私は病院にいると?
言われてみれば病院っぽい部屋だな。
「いや~わしもまったく予想だにしていなかったよ。突然わしの部屋のシャンデリアが
落ちてくるとはのぉ~。東君が自分を盾にして守ってくればければ危なかったよ。
それはさておき、頭を強打したみたいじゃが、もう大丈夫かね?」
まったく、このおじさんの言ってることがわからない。
私の部屋にシャンデリアなんて高いものがあるはずないし、
寝てるのに人を助けれるわけがない。でも、まぁ頭の方は……………
「ええ。大丈夫です。問題ありません」
「そうか。そうか。でも、小一時間ぐらいはこの部屋で休んでなさい。
何かあってからではいかんしのぉ?今後の詳しい詳細はそこの机の上に
置いてある茶封筒にまとめておいた。必ず見ておきなさい。
それじゃあ、わしは仕事に戻るよ……頑張りたまえよ?東少佐?」
「はっ!了解しました」
うっわ!?なんか場の雰囲気で敬礼なんてしてしまった!………厨二病じゃあるまいし恥ずかしい。
しかも私って少佐なのね?立場的になかなか上じゃない。
「はぁ………暇だしとりあえず茶封筒の中身でも拝見しますか!」
ふむふむ。中身は私の履歴書みたいなのと
新たに鎮守府に着任するにあたっての詳細と書かれたファイル…………
「んぁ?鎮守府!?えぇ?どういうこと?」
初めまして。特Ⅲ型駆逐艦、暁型四番艦の電です。
本日、最近できた鎮守府に元帥さんが直々に指名して連れてきた人が
着任され、どうやら最初の秘書艦に、電が選ばれたのです。
本当はあまり戦いたくないです。そんな電に旗艦が務まるのでしょうか?………
「できれば優しい司令官がいいなぁ…………」
で、でも、どんな司令官であっても精一杯頑張るのです……!
「はい!これっ!」
「はわわわ!?何なのです?」
「えっとね~新しく来る提督さんがちょっと事故に巻き込まれたの~
それでね、元帥のおじさんが先に書類とか持って行ってて頼まれたの~」
「妖精さん、ありがとなのです。それで、司令官は無事なのですか?」
「うん。大丈だったらしいよ。後1時間ぐらいしたら来るってさ~。じゃぁねぇ~バイバイ!」
「バイバイなのです!」
ふぅ…………司令官さん本当に大丈夫なのかなぁ………少し心配になってきたのです。
それにしても後1時間は暇になったのです。妖精さんが持って来た書類でも見て待ってよう。
「東 優衣。✕✕✕✕年6月23日に大阪で生まれて――――――」
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✕✕✕✕年…………14歳の頃に✕大将にスカウトされ軍隊に入る。
✕✕✕✕年…………17歳の時に✕元帥に呼ばれて鎮守府に着任。
「空白の部分が多くてよくわからないのです。
それにしてもこの✕大将って今の元帥さんなのかな?」
司令官さんと元帥さんは昔からの知り合いなのでしょうか?
「う~ん………それにしてもこの司令官さんは男の人でしょうか?女の人でしょうか?」
書類の左上に貼ってある写真はボサボサの髪でそれが目を隠してるので顔も
分かりにくいし、写ってるのも肩ぐらいで性別がわからないのです。
「でも女の人が司令官って電は聞いたことがないのです」
だかから、きっと男の司令官さんなのです!
でも本当は、電は女の司令官さんの方が話しやすそうので女の司令官さんのほうがいいです。
「ふぁ~後30分間、暇になったのです。少しぐらいなら、お昼寝しても大丈夫だよね?」
25分経ったら起きるのです!それじゃあ、おやすみなさい…………
次は学校があったりして忙しいので十日先を目途にします。
誤字報告や感想など待ってま~す。