横島と美神とかが同年代なのを書きたかった 作:ブロンティスト(誤字的な意味で)
「それでは、唐巣神父の所へ行こうか!」
部下で在るクロサキに運転手を任せた高級車を目の前に用意し、ドヤ顔な横島大樹
両親と前世など色々含めて話をしての数日後の土曜日、笑顔でそう言う父親に「え?」としか言えない忠夫
この数日であの親子や唐巣神父の身辺をしらべたのだろうか?クロサキ氏の苦労が偲ばれるが、この小説的には馬の耳に念仏も良い所なので気にしなくて良い
そんな人としての一般性相対思い遣りをブラックホールに投げ捨てた横島大樹は胸を張って息子に言う
「用意は出来てるからな、荷物持ってさっさと行くぞ~」
「・・・え?」
「ほらっ、自分で決めたんやろ?さっさと行きぃな」
「え?」
「車も新幹線の切符も向こうでのホテルも用意してるから問題ないぞ」
「え?」
「そいじゃあ、後は頼むわ」
「え?」
「ああ、日曜には戻る、待っていてくれ」
「いや、あの──」
「いってらっしゃい、お願いね?」
「ああ・・・任せてくれ」
妻の百合子から全権を任される、その重圧を物ともしない、そんな頼もしい夫に思わず引き寄せられる、そして二人の唇は段々と近づき──
「ちょいとまてえええぇぇ!!!!」
無粋な息子に遮られた
「ぐおっ!・・・ちょっ!いきなり車に放り込むとか・・・!」
「夫婦の別れを妨げるとは何事だ・・・?」
「いや、親のラブシーンなんて見たないねんけど・・・」
「だが夫婦の愛の確認は重要だぞ?よく覚えておけよ?」
「ならなんで浮気すんねん・・・」
思わず叫んだ息子を車に放り込み、部下のクロサキが運転する車の中で腕を組みながら言う
「それはそれ、これはこれだ!」
「さいてーやな、親父、いや・・・俺もあんま言えんけど・・・」
今の思考と前世を考えればこその答え、あちらこちら手を出して死刑になりそうになり、最終的には魔族に手を出そうとして死んだのだ、全くもって笑えない
「男などこんなものだ、お前も権力財力と色々と手に入れたら、こう成らないと絶対と誓えるか?」
「・・・自信ないわ・・・」
「だろう?」
そんな小学生と、その父親の普通ならばあり得ない会話をしつつ駅前に着き、大樹と忠夫はクロサキに礼をする
「色々と助かったよ、すまなかったね、クロサキ君」
「本当にありがとうございました、クロサキさん」
「いえ、私の方こそいい経験をさせてもらいましたから」
部下を労い、それなりの額の紙幣が入った封筒を渡す大樹に受け取るクロサキ、受け取らないのはそれこそ礼節にかける以上、受け取る以外に無い
「また何か有れば頼むことも有るかも知れないが、その時も頼んでもいいだろうか?」
「ええ、もちろんです、お任せください!」
尊敬する上司に胸を張って応える部下、しかし彼の活躍は書かれるか分からない、いい仕事をしたからといって、その後の活躍が保証される小説では無いのだ
「はむはむ・・・思っていたより美味いやん・・・そいで?神父さんともう話はしとるんやろ?」
乗務員から父親と一緒に弁当を受け取り美味しそうに食べる忠夫、笑顔で弁当と飲み物を渡す乗務員に「美人やなぁ~、お近づきになりたいなぁ~」と言う煩悩を何とか笑顔で誤魔化しながら受け取っていた
「まぁな、アポは直接取っているが、この話を知っている様子だったな、すぐに会いたいと言っていたぞ?」
「あ~そっか、美神(美智恵)さんと話はしてて当然か」
(ふむ・・・調査通りの、清貧な人物であるのは話した時にある程度は理解出来るが・・・)
電話で話した内容にも誠実に答えてくれた、言えない事にははっきりと言えないと言った、そう・・・「言えない」と言ったのだ、ただあの手のタイプは誠実で在り、それに誇りを持っている、息子を任せるには悪くない人選だろうが・・・
(全ては会ってからだな)
そう心の中で考える、見た目・印象・言動、それらのみで判断出来るほど甘い世界で生きてはない、しかし大樹の”勘”はこの流れを肯定している
「オヤジ、ぼうっとして、どないしたん?」
「いや、ちょっと考え事をな、取り合えず飯を食っとくか」
言葉少なに食事を終え、目的の駅へと到着してからタクシーで目的地に向かう。
到着した先の教会の扉ノックする、出迎えたのは眼鏡を掛け、優しい笑顔を浮かべた神父だった。
「初めまして、唐巣和宏と申します、横島大樹さんと横島忠夫君ですね?」
表現がくどいとか冗長というか単純に下手なだけなんですが、悩んで書くって面白いですね。