横島と美神とかが同年代なのを書きたかった 作:ブロンティスト(誤字的な意味で)
「横島君~~合格おめでとう~~」
「あ、はい。どうもっす」
順当にGS試験を合格した横島を祝福する六道冥奈。とても愛らしく、純粋そうな笑顔で話しかける彼女の内心を横島は知らない
「やっぱり~唐巣君の~~秘蔵っ子~~流石ねぇ~~」
「あ~・・・やっぱそこそこ話はいってんっすか?たしか唐巣先生は六道家の派閥っすよね」
六道の派閥、世界的にも最高峰───人によっては嫌悪感を表すだろうが、それ以上のメリットが有る事を横島は知っている
「そうよ~でも~~どうしても~人手が足りない~~なんて時に~お手伝いを~~して貰うくらいよ~~」
「いやぁ~そでも仕事を回してくれたのは、ほんっっと~~に助かりましたっ!」
「いいのよ~~こっちは何時も~助けられてるし~~助け合えるって~関係でいたいのよ~~だから~横島君も~私が困ったら助けてね~~」
「当然っす!この横島忠夫、美人の助けには必ず応えて見せます!!」
そんな腹黒人妻に騙されるチョロ過ぎる横島忠夫
「それじゃあ~お願いがあるんだけど~今年のGS試験にね~~六道女学院の生徒って~~殆ど居なかったでしょ~~?」
「あ~、たしかにそうっすね・・・」
GS試験中にあわよくば、色々とサワサワ出来ただろうと思うと悲しさが込み上げる
「それでね~唐巣君の所に~美智恵ちゃんの子が行くのよね~~彼女が良ければだけど~~六道女学院を進めて欲しいの~~」
「あ、はいっ!本人の気持ちもあると思いますがって・・・美智恵さん・・・って事は?」
「美神美智恵ちゃんの子で~~令子ちゃんの事よ~~~」
「ガチっすか!?」
自身の知らない所で妹弟子出来て驚いている、そう見える横島
「あら~~聞かされて~なかったの~~?」
「・・・あっ、はい、聞いてなかったっす」
「よかったわね~~妹弟子が~~出来て~~」
「ういっす、いえっ、はい・・・嬉しいです」
「んふふ~~普段通りの~話し方でいいのよ~~」
「あざっす、気を遣わせてすんません」
それじゃあね~~と、好印象は与えただろうと内心で思いながら立ち去る六道冥奈。それに礼をしながらの横島の内心は一人の人物で埋め尽くされていた───美神令子
「メフィスト・・・」
「主よ、汝の祝福で我らを解き放ちたまえ」
美神令子が唐巣の弟子と成って数日の唐巣教会の庭
「喜びと平穏で心を満たしたまえ、汝の愛と救いの恵みを享受せん」
霊力を高め、聖歌に集中し、そして・・・
「我らを癒したまえ 荒野の旅路で!」※主よ、汝の祝福で我らを解き放ちたまえ
やっぱり何も起こらなかった
「うん、君も信仰心とは無縁の子なんだね・・・」
「信仰心なんて無くても除霊は出来るじゃないですか!?それに信仰心じゃお腹は膨れないんですよ!!」
そう嘆く唐巣に、ある意味もっともな台詞を言う美神令子。この数日でも控えめに言って清貧な唐巣教会───ぶっちゃけただの貧乏───を知った令子は吠える
「こっちは食べ盛りで育ち盛りなんですよ!それを毎日毎食、庭に植えてる野菜ばっかりのひもじい思いをさせるなんて!!!」
自分はベジタリアンではないし、しかもその野菜が襲ってくる──横島と唐巣が呪符等と色々試した結果、何故かこうなった──正直に言ってしまえば肉が食いたい。この教会の食事にはタンパク質が足りてない、そしてお金も足りてない。
「あ~やっぱりGSは体が資本だしね、六道さんの所にでも仕事を回して貰おう」
「はい・・・ほんと、ほんっと~~に!お願いします!!」
ちょっぴり涙を浮かべながら念を押す令子に、笑いながら了承する唐巣
「六道さんの所に、借りはあまり作りたくないのだがね・・・っと」
そうぼやく唐巣だが、この数年で慣れ親しんだ霊力を感じる。本来であれば霊力を発するなどはしない彼がこうする、帰ってきたと知らせたいのだろう。
「ふむ、帰って来たようだ。鍛錬はここまでにして、君の兄弟子を出迎えるとしようか」
そう言って歩き出す唐巣に「あっ、ちょっ!」と言いながら付いて行く令子
「まぁまぁ、ほらもう来るからね?君の兄弟子なんだから、挨拶はちゃんとするように」
「分かりました・・・」
突然の兄弟子との出会い、完全に横島大樹に毒されて、サプライズ?な出来事を楽しんでいる唐巣。その前にジーパンにジャケット、そしてバンダナを巻いた青年が歩いてくる
「お帰り、GS試験はどうだったかな?」
「合格したっすよ、ていうか六道さんから連絡位いってっしょ・・・」
「まぁ多少はね、それでも愛弟子の成長を祝福したいんだよ、GS試験合格おめでとう」
「あざっす、っていうか後ろの子とも挨拶したいっすけど」
ずっと、そうずっと唐巣の後ろで控えて居る少女から目を離せない
「横島忠夫っす、よろしく」
「美神令子、よろしく」
1000年を超える恋愛が始まる
横島と美神の修行時代って描きたかったんです