平凡?な男と使い魔達   作:不屈の根性

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10話

一樹side~

 

あの怪物をバーサーカーが相手して、数日がたった。その間は特に何もなかった。金曜日の学校の昼休み。いつものメンバーで食事をしていると、なのはが突然……

 

「日曜日にね、お父さんがコーチしてるサッカーチームの試合があるの。お父さんに誘われてて、皆で観に行きたいな……」

 

な!?俺の貴重な時間(いつ死ぬか分からないから)をサッカーの観戦だと?ふざけるな。断らせてもらう。

 

「俺は……断「「私は行ってもいいわよ(よ)。勿論一樹(くん)も来るわよね?(よね?)」」……はい」

 

この三人の威圧感半端ない!断るなんて無理だ!なら、寝坊したってことでサボらせてもらおう。

 

「もし……寝坊なんてしたら……分かってるわね?」

 

「分かったから!!寝坊なんてしないから!」

 

何でここまで強制されないといけないんだ?

 

 

 

やって来ました。日曜日!普通は嬉しいものだけど……憂鬱だ。何で他人の……しかも、原作関係者の試合なんて行きたくないのに……何時の間にか死亡フラグ建ってるパターンとかありそうで怖い。学校以外での外出では極力護衛をつけているので、今回も例外ではない。護衛にはタマモとセイバーが来てくれてる。

 

「遅い!!もう始まる寸前じゃない!!」

 

「キックオフには間に合ったからいいだろ」

 

「アンタは始まる30分前には来てないといけないの!!」

 

「なんて理不尽……」

 

「ご主人様。誰です?この金髪ロリは?」

 

俺の後ろに居たタマモが口を挟む。アリサは体をぷるぷる震わせている。

 

「誰がロリなのよ!!」

 

「俺が言ったんじゃ……グヘッ!!」

 

サーヴァントの皆さん……護衛は?

 

「危険性が無かったので……」

 

俺にとっては危険性たっぷりだよ……

 

 

 

 

キャスターとアリサの口ゲンカが試合で中断されて、静かに観ていたが、後半に入ってすぐ、士郎さんのチームメイトの一人が怪我をした。ベンチにメンバーが居ないな。嫌な予感……

「一樹くん。替えのメンバーが居ないんだ。出てくれないか?」

 

マジかよ……俺、ボッチだから、学校でサッカーとかしないし……ぶっちゃけ素人ですよ?断ろう。恥をかく前に……

 

「すみませんが断「キャー!!ご主人様の活躍がこんな間近で観られてタマモ感激です~!!」やります……」

 

こいつ……真名言っちまったよ。頭の良いアリサが、タマモ?とか言ってるし!しかも、俺に出ろとか……恥かくだけだが……やるしかないか……

 

俺がチームに入ってゲームが再開された。俺がゴールを2回、アシストを1回した。

 

決め時は観戦組のタマモやなのは達が騒いでたが、うるさかったので無視した。

 

結果は4―0で勝った。俺はこういう時、神上が出てくると思っていたけど、出て来なかった。不思議なこともあるもんだ。

 

勝利祝い的な感じで、喫茶店でケーキを食べた。アリサとすずかは用事があるからとケーキを一口だけ食べて帰った。残りはセイバーが食べてました。

 

俺達も解散した。俺は街で色々お店を回ろうとセイバー達と行動を開始した。少し経ったところで、遠くから、バカデカイ魔力を感じた。と思ったら、これまたバカデカイ木がいきなり生えてきた。これ……ヤバイ!!

 

木の根が街を襲ってる。周りに居た人達も逃げてる。俺もと思ったけど……

 

「マスター、ここは私が……」

 

そう言ってセイバーの服が戦闘服に変わって、不可視の剣で周りの木の根を斬っていく。でも、木の根の再生力とか、半端ない。セイバーでもそろそろ危ないかも。

 

「ご主人様、生き残る為……やるしかないですよ」

 

タマモも自分の武器(鏡)を構えて俺に言う。タマモもマジモードだ。俺も腹をくくる。

 

「桜、セットアップ!!」

 

『セットアップ!!』

 

俺達は襲い掛かってくる木の根を斬っていく。しかし、再生のスピードが上がっているのか、キリがない。

 

「マスター!宝具の使用許可を!!」

 

セイバーが許可を求めてくる。確かに【約束された勝利の剣(エクスカリバー)】なら、この状況を簡単に打破出来るだろうが……威力がな~……

 

「マスター!!」

 

仕方ないか……

 

「許可するが、威力は抑えて!!」

 

「マスターにキャスター!!少しの間だけ、頼みます!」

 

セイバーがチャージに入った。タマモは呪術を駆使して木の根を燃やしたりしている。俺もちゃんとやってるよ?襲い掛かかる木の根を斬ってますよ?威力を抑えてるから、チャージも短い。

 

「【約束された勝利の剣(エクスカリバー)】!!」

 

エクスカリバーが木の根を飲み込んでいく。なんか、上の方からピンクの光線が見えた気がしたが、今はこっちだ。威力抑えてこれか!?木の根でいっぱいで先の方なんて見えなかったのに……木の根が無い。木も消えてる。

 

「本当に威力抑えてやったんだよな?」

 

「はい。これが最小限の威力です」

 

今改めて思う。うちの騎士王様は凄かった。

 

 

 

 

一樹sideout~

 

 

 

 

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