一樹side~
なのはが襲われた。フェイトやユーノ達が危機一髪のところで助けに来たらしいが、なのはは魔力をとられたらしい。俺は連絡を貰ったが、行き方を聞くのを忘れたのでお家で待機しようかと思ったけど、クロノが来て、なのはが俺がお見舞いに来てないのを知ると、何できてくれないの?とか目が単色になりながら呟いて怖いらしい。フェイトもそんななのはが怖いから俺を連れてくることが決まったらしい。……俺に地獄に逝けと言うのか……
なのはの所転移する。カルナさんに着いてきてもらった。なのはの様子を見に来ていたアリシアに抱きつかれた。涙目でした。……可愛い。なのはのいる部屋を覗いてみよう。……ハッキリ言おう。メッチャ怖い……
「何で一樹くんは来てくれないの?」
「なのは……もう少しで一樹来るから……」
そんな会話が聞こえてくる。マジか……下手な言い訳は死に繋がるな。秘密兵器を用意しといて良かったぜ。俺に何かあったら……カルナさん、頼む!
俺は覚悟を決めて部屋に入る。フェイトは俺を救世主を見るような目を向けてくる。そんな目で俺を見るな!
なのはは一瞬単色の目を向けてきたが、すぐに目に光が戻ってくる。……まだ安心は出来ない。フェイトはごゆっくり~と部屋から出ていった。俺を置いて行くのか?
「よぉ……なのは。大丈夫か?」
無難な質問をしてみる。なのはは……
「うん。大丈夫だよ。一樹くん……もっと早く来てくれると思ったのに……」
ドンドン目から光が消えていっている。ヤバ……。だけど、今回は違う!俺には秘密兵器がある!!
「なのは為にお見舞いの品を選んでたら遅くなったんだ」
そう言って俺は庭に植えられていた花(アサシンが毎日端正込めて育てている)をなのはに渡した。……アサシンゴメン。セイバーのお菓子も候補に入れたんだけど、分かるだろ?そんなことしたら……
なのはの目から涙が……助かったぜ。何とかなのはのO☆HA☆NA☆SHIは避けられた……
「ありがとう……一樹くん。とても、嬉しいよ……」
太陽の様な笑顔を向けてくる。いつもこの笑顔だったら言うことないのに……
「そうか。それは良かった」
俺は死亡フラグをアサシンの花で回避した。帰ったらアサシンに謝ろう。
それから、俺達はお偉いさんと話して、リンディさんからフェイト達がなのはの補助として、近所に引っ越すらしい。俺の補助は?そう聞くとクロノに呆れられた。俺は平凡なんだよ?
フェイト達は本当になのはの近所のマンションに引っ越していた。(リンディさん達とプレシアさん達は別の部屋)なのはがメッチャはしゃいでる。いつもあのままだったらな~……そう思う俺は悪くない。
アリサとすずかがなのはに呼ばれてフェイトとアリシアが自己紹介をしていた。何かなのは達は手紙でやり取りをしていたらしい。……別に仲間外れにされて悔しくなんかないんだからね!!
お茶しようという流れになったので、俺達は翠屋に向かった。カルナさんも実体化した。急に現れたカルナさんに皆ビックリしてた。俺が笑ったらアリサに殴られた。驚かさないで!!と言われた。アリサはサプライズが嫌いと……
翠屋で一通りお茶を楽しんだ後、リンディさんとプレシアさんがなのはの両親に挨拶していた。志郎さんから学校は?という質問がきた。……俺も気になる。
管理局の人がちょうど良くアリシアとフェイトに制服の入った箱を渡していた。その制服が俺達と同じ私立聖祥大付属小学校のだった。俺は目眩がして、その場に倒れた。その後の記憶がない。
一樹sideout~
カルナside~
カズキは不思議なマスターだ。カズキの性格は嫌な事を避けたい。だが、どんなに嫌な事があっても断らない。今日はカズキが見舞いに来てない事をナノハが苛立っているから来い。そんな理不尽な要求にも答えるカズキは不思議だ。カズキは平凡だ。どんなに頑張っても平凡の域を出ることはないだろう。しかし、平凡だからこそ周りに好かれるのだろう。カズキの周りには人が集まる。私達英霊には無い……平凡だからこそのカリスマ性があるのだろう。だが、カズキよ……少しは吐き出さないといつかは……禿げるかもな。
カルナsideout~
カルナさんの心情を入れてみました。口調などおかしな箇所があったらすみません。