一樹side~
バインドはとっくに解けて今は空中にいる。はやてちゃんがまさか堕天使?になるなんて思わなかった。プレシアさん以上のラスボスに見える。実際、ラスボスなんだろうなぁ……なのは達がはやてちゃんの名前を叫ぶ。だが、堕天使?は
「また、全てが終わってしまった……一体、幾たびこんな悲しみを繰り返せばいいのか……」
会話になってない。はやてちゃん、無視は酷いよ。なのは達呼んでるよ?
泣いてる……泣くほど嫌ならさっさと止めればいいのに。
「我は闇の書……我が力の全ては……」
手を挙げたら闇の書が光り出した。手から黒い球体出てますよ?しかも大きくなってる……ヤバくね?
「主の願いそのままに」
「デアボリック・エミッション……」
魔法名を言うと黒い球体は収縮しているみたいに小さくなった。
「空間攻撃!?」
フェイトが呟く。空間攻撃って名前的にヤバそうな感じがする。
「闇に……染まれ」
「カズキ、ここから一旦離れるぞ」
俺とカルナさんはこちらが被害を受ける前にここから離れる。離れた瞬間、黒い球体が半端ない速さで大きくなっていく。なのは達はセイバーやアーチャーにお姫様抱っこされて離れる。皆無事みたいだ。良かった~。
俺達はどこかのビルの裏側に隠れる。なのは達も合流した。俺達はセイバー達に礼を言った。フェイトが言うには相手の攻撃を避けるのは難しいとのこと。フェイトはマントを出した。やっぱり寒かったのか?
なのは達を呼ぶ声がしたので振り向くと、ユーノとアルフだった。来るの遅いよ?こっちは恐ろしい思いしたんだからな!
そんな事を考えていると、突然結界が張られた。逃がさないようにするためらしい。逃げ場無しか……どうしよ?俺確実に足手纏いだよ?ユーノが言うにはクロノが解決方法を考えていて、救援も来るらしいが、時間が掛かるらしい。……マジっすか?
闇の書がビルの屋上から移動し、俺達も闇の書に向かって移動する。死なないよな?俺……
セイバーが不可視の剣で闇の書に攻撃を加えていく。闇の書もセイバーの動きについていっている。サーヴァントの皆さんは空中よりも地上の方が速いのでしょうがない。ユーノとアルフが闇の書の隙をついてバインドを掛ける。……一瞬で破壊されたが。
なのは達は闇の書に向かって砲撃を放つが防がれてしまう。しかも、防いでる間に魔法を行使してなのは達に反撃した。おいおい……あんなのアリ?
闇の書が手を前に出す。周囲の魔力が集約されている。どっかで見たことある。あのピンク色……
ユーノやアルフも知ってるみたいだ。まさかな……
「星よ集え……全てを撃ち抜く光となれ」
「スターライト……ブレイカー……?」
なのはが呟く。なのはの必殺技ですか……確か、フェイトにぶっ放してたな~。あれが放たれるのか……?俺達も無事では居られないよ?あんなの喰らったら。
俺達は逃げる。ユーノとアルフは別方向に逃げた。
「フェイトちゃん、こんなに離れなくても……」
なのは……君はあの魔法がどんだけ危険か分かってないみたいだな。魔力に鈍感な俺でも分かるぞ!あれを喰らったら確実にトラウマになるって!!
俺達はドンドン離れていく。セイバーの宝具で迎え撃ってもいいんだが、今からじゃ時間が足らないな。すると、フェイトがデバイスが民間人が居るとか言い出した。……嫌な予感がするのは何故?
民間人の居る近くになったので、俺達は飛行を中断する。俺達となのはは道路に、フェイトは信号機の上に着地する。……土煙が凄い。
民間人は二人だったようでなのはが危ないので静止を呼び掛ける。民間人はなんとすずかとアリサだった。まさかの友人ですか……俺の姿やなのは達の姿もバッチリ見られました。……終わった。
すると、闇の書からスターライトブレイカーが放たれた。周りのビルを破壊しながらこっちに来る。マジ怖いだけど……フェイトはすずか達に防御魔法を掛ける。そして、フェイトはその前で防御魔法で自分の身とすずか達を守る。なのははフェイトの前で防御魔法。一応俺も防御魔法使ってるけど(なのはの後ろで)、ここはアーチャーに頑張ってもらうか。
「アーチャー、お願い」
「了解した。マスター」
アーチャーは魔術に必要な呪文を唱える。そして、
「【熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)】!!」
アーチャーの目の前に七つの花弁の盾が現れる。花弁の一枚が古の城壁と同じ位の防御力を誇るらしい。最後の一枚は更に強いらしいが。
目の前にスターライトブレイカーが迫る。アーチャーの盾の花弁が一枚壊れた。大丈夫か?一枚、また一枚と壊れていく。四枚目が壊れた……そこでスターライトブレイカーの勢いが無くなって、なんとか防げた。
流石アーチャー……と言いたいところだが、ドヤ顔がムカついたので、お礼を言いたくなくなった。……いつもは言うんだからね!!
結果、すずか達は無傷だった。状況が全く掴めてなさそうだったが、当たり前の事なので、放置した。二人は安全な場所に転移された。俺もして欲しかった……
一樹sideout~