令呪の設定どうしようか迷ってます。
一樹side~
俺こと遠坂一樹が転生して約五年たった。
早すぎないかって?赤ん坊の話はつまらないだろ?
で、俺にはどうやら親が居ないようだった。ずっと世話をしてくれたのがサーヴァントの皆だったからだ。
まぁ、親が居なくても寂しくなることは無かった。皆が何時も一緒に居てくれたからな。
この五年で一番印象に残っている事は、俺の中での一番のホラー……通称アサシン事件だ。
あれは怖かった。俺がまだ赤ん坊でベッドから出れない状態の時のことで、俺が偶然目を開けると全身黒タイツの白い仮面のアサシンがベッドの中を覗き込んでいたんだ。驚いて大声で泣いてしまった。考えてみてくれ、起きたらアサシン……怖すぎだろ!?流石、アサシン!気配遮断はお手の物で……とはいかず、アサシンがベッドで泣いてる俺を見てオロオロしていると、キャスターがすっ飛んで来て、原因がアサシンだと解るとアサシンと共に扉の奥に消えていった。その時、アサシンの悲鳴が聞こえたけど、恐くて無視しました。
その時からアサシンは家の中では黒タイツと仮面を辞めて、普通な格好をしていた。
五歳にもなるとサーヴァント達による訓練が始まった。
セイバーとアサシンの訓練がきつい。セイバーは手加減知らないし……アサシンは「一流の暗殺者目指して頑張っていきましょう」とか言ってたな……子どもに何を期待してるの?まぁ、それでも充実してるんだけどな。
そんな俺は今、訓練の息抜きとしてアストルフォと一緒に公園にいる。何故公園かと言うと、カルナさんが「子どもは公園で遊ぶものだ……」とありがたい言葉をくれたからだ。なので、見た目年齢が近そうなアストルフォと一緒に外に向かった。公園に行くまでに時間がかかった。理由は、アストルフォが色んな所に寄り道をし、付き合ってたら……夕方だ……公園に行くまでに夕方ってどうよ?家出たの昼ご飯食べてからだぜ?
「なんでさ……家から30分もしない所にある公園に行くのに4時間以上掛かるのかな?」
「あはは、僕も悪いとは思ってるよ?でも、マスターと出かけるの楽しいんだもん」
可愛い……は!危うく騙されるところだった……
何でこんなに可愛いのに……男なんだよ!!令呪使おうかな……女になれって……いけそうな気がする!!
「ちょっと!?マスター令呪はもっと大事なとき使おうよ!!」
「心を読まれただと!?でもこんなに可愛い過ぎる男の娘は罪だよね。だからさ……女になる?」
「マスター正気戻って!!僕はまだ男でいたいよ!!」
アストルフォからビンタされた。凄く痛い……
「ありがとう。正気に戻れたよ……うん多分」
「最後の何!?まだ足りてないのかな!?今度は往復でいくよ?」
「すみませんでした!!!若気の至りってやつです!!ごめんなさい」
俺の土下座は一切の無駄が無いからな!胸張って言えることじゃないけど。
「はぁ……もういいよマスター。土下座も……」
助かった。往復ビンタは回避したぜ!でも……
「公園に着いてももう帰る時間なんだよな……」
アストルフォが目を反らした……可愛い。
「じゃあ、帰ろうかマスター……あれは」
アストルフォが何かを見つけて悪い笑みを浮かべた。何か嫌な予感がする。
「マスター、あそこに金髪に言い寄られて嫌そうにしてるツインテールの女の子がいるよ?助けてあげようよ」
アストルフォが指を指した方向に目を向けると、本当に嫌そうにしている同年代の茶髪のツインテールの女の子と何か必死にナンパしている金髪がいた。ナンパって早すぎないか?五歳児がナンパって……
「あの金髪……魔力駄々漏れじゃん……転生者か?」
転生者に絡まれる女の子……可哀想だな……でも、平凡な俺にあんな化け物止められるのか?
「マスターなら問題無いと思うよ。魔力制御も出来ないヘッボコにマスターが負けるはずないよ」
「ありがとう。アストルフォ、少し勇気が出てきたよ」
「頑張ってマスター。いざとなったら僕も宝具使うし」
今使って欲しいよ……まぁ、頑張ってみますか!
そして俺は女の子達の所に向かった。
一樹sideout~
女の子side~
私は今とても困ってるの。お父さんが怪我をして、家族の雰囲気がどんどん暗くなって……だから私は家族の皆に迷惑を掛けない様にいい子にしてないといけないの。だから夕方だけど一人ブランコに乗ってる。いい子にして迷惑掛けないようにしないと駄目だから……
そんな私に男の子が話掛けてきたの。でも、この男の子ハッキリ言って気持ち悪い。ニコッとしたと思ったら急に撫でてきたの。いい加減にして欲しい。こんなに嫌な気持ちになってるのに……顔を見たくないから俯いていると男の子が「恥ずかしいのかい?」とか言ってくるの。
「もう止めてって言ってるの!!」
そう言っても男の子は……
「ハハハ、なのはは照れ屋だなぁ」
さらに撫でてくるの。もう……誰か助けて……
「君、彼女が嫌がってるじゃないか。そこら辺にしとけ」
私が顔を上げて見てみると違う男の子がそこにいたの。
私はその時の事を一生忘れることは無いと思う。
女の子sideout~