平凡?な男と使い魔達   作:不屈の根性

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30話

一樹side~

 

俺は悪夢が終わる事を願ったが、終わる気配が無かった。人の家で優雅に紅茶を飲んでいる時臣がウザかったので、俺は自分の家を飛び出した。……何で家の主である俺が出ていくんだ?俺が飛び出す時、時臣が「お前は遠坂ではなく、間桐を選ぶのか……」とか言っていた気がする……有り得ねぇよ!!誰が好き好んであんな魔境に行くか!!そう思いながら俺は走った。

 

百メートル走った辺りで、周りの景色が変わった。俺は急に変わっていく景色に驚いて動けないでいると、そこはとても怖そうな雰囲気のお屋敷の前だった。そう……間桐のお屋敷だ。俺は恐怖した。直ぐに敷地から逃げ出すためにお屋敷とは反対方向に走り出そうとした。俺は誰かにぶつかった。誰だ!?見てみると

 

「一樹くんじゃないか!?こんな所に何をしに来たんだ?」

 

そこに居たのは、雁夜おじさんでした。でも、雁夜おじさんは虫に体の中を食われる前の健康的な姿だ。

 

「まぁ、こんな所では何だ……中に入るといい。お茶でもご馳走するよ」

 

雁夜おじさんはそう言い、俺の腕を掴んで無理矢理お屋敷の中に入れやがった!なんてことするんだ!!

 

俺は渋々お屋敷の中に入る。すると、カカカカと恐怖をそそる笑い声が聞こえる。俺は嫌な汗をかきながらその笑い声が聞こえた方向を見る。

 

「一樹よ……お主が遠坂ではなく間桐を選ぶとはのう……」

 

出た!!五百年も生きてる妖怪ジジイ!!クソ怖い……別に選んだ訳じゃねぇよ!知らない内にここに来てたんだ!

 

カカカカと笑い続ける妖怪を無視しようと心に決め、出ていこうとしたら……

 

「お前が俺の義弟になる一樹か!」

 

そんな声が聞こえた。慎二だ……何の用だよ。お前の義弟になる予定なんか微塵も無いし、直ぐに出ていきたいんだが……

 

「ハッ!!変な顔しやがって……まぁいい。俺はお前の義兄の慎二だ。お前はこれから俺がボロ雑巾の様にコキ使ってやるからな!感謝しろよ!!」

 

俺はほぼ無意識に慎二を殴っていた。ハッキリ言おう!!ムカついた。慎二はこういう奴だとは知っていたが、いざ目の前にすると、ムカつく。

 

慎二は半べそかいて、ママ~!!とどこかに走り去った。お前はス○夫くんか!?ってか、ママいるの!?

 

雁夜おじさんは「僕が一樹くんを救い出してあげるからね……葵さんボソッ」と呟いていた。人妻に手を出すなよ?こんな嫌な空間耐えきれないので、俺はまた飛び出した。そして、桜をセットアップして、空に飛ぶ。俺はあることを思いついた。

 

「そうだ……ここを消せばいいんだ!それで悪夢が終わる。ここより現実の方が何倍もマシだ」

 

俺は剣先に自分の持つ全ての魔力を注ぎ込んで、間桐家に向かって

 

「セイバー直伝!!エクスカリバー(仮)!!」

 

エクスカリバーには程遠いが、光線が間桐家を焼きつくす。すると目の前が真っ白になった……

 

 

 

目を開くと、何故か海上に居た。どうやら悪夢が終わったようだ。何か地球全体が揺れているみたいに感じる。周りを見ると、本当に喜んだ 様子のなのは、何かの恐怖から開放された様子のフェイト達……何かあったの?

 

「一樹くん!!」

 

なのはが空中で抱きついてきた。離れて欲しかったけど、本当に嬉しそうな感じなので、何も言えない……

 

そして俺の後ろでは、闇のドームができてる。真ん中光ってる……様に見える。何あれ?

 

エイミィさんから通信が入って、あれには近づくなと言ってきた。あんなヤバそうな感じのやつに近づくバカはいないだろう……多分。

 

 

 

一樹sideout~

 

 

 

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