一樹side~
今日から高校生になる。そろそろ前世の年齢に近くなってきた。この世界は比較的に勉強のレベルが高い。前世の比にならない位に……
俺が家から出ると、少し行った所でなのは達が待っている。登校の際、色々な男子に痛い視線を送られることになっている。……もう慣れたよ。
クラス分け。これが俺の高校生活の全てを決める。決して大げさではない。俺はクラス分けを見る。一緒のクラスなのは……アリシアとはやてか……まぁ、全員一緒じゃないのが救いかな?
アリシアとはやては俺に抱きついて喜び、その他のなのは達が女同士、同じクラスの筈なのに絶望を目に見えて表している。……そこまでか?さりげなく、神上のクラスを確認してみる。……なのは達と同じか。今年は違うのか!!スッゲー嬉しい!
絶望しているなのは達を一応慰め、(速くクラスに行きたいから)俺達は移動を開始する。……泣き出さないでくれよ。俺が悪いみたいじゃないか……
俺はまず、指定された自分の席に座る。そして、クラスを見渡してみる。イケてる男子グループや、はやて達を凝視してる男子、チラチラこちらを見てくる女子数人。親しい友人が居ないのか、携帯を弄ってる奴、寝てる奴……まずは、友達になれそうな一人で居る奴の所に行くか。
俺は移動を開始する。すると、
「一樹く~ん!!」
「グハッ!!」
なのはが飛び込んで来て、俺はいきなりの事に対応出来ず、転けた。勢いがいつもの倍以上だった……
なのは、俺に擦り寄るのは止めろ。お前みたいな美人はただでさえ目立つんだぞ。……ほら、イケてる男子グループの奴らとか俺の事スゲー睨んでるぞ。お前らはイケてるんだからいいだろ!!
「なのは、いい加減退いてくれないか?」
「嫌!!」
なのはがそう言いながら俺の匂いを嗅いでくる。……最近、俺の幼馴染みが変態になってきてるんだが。
「なのは?一樹も嫌がってるんだから退かないと駄目だよ?」
良い笑顔のアリシアさんがなのはに注意をする。なのはは敵意の眼差しをアリシアに向けている。……よく分からん。
「良いでしょ!!私のクラスにはあの変態が居るんだから!少し位役得があっても文句を言われる筋合いはないよ!!」
確かに……あの変態がなのは達と同じクラスだというのは同情ものだ。会うたびに嫁宣言だからな。アイツの神経がどうなっているのか知りたいところだ。
「で、なのは……その変態はどうしたんだ? 」
「フェイトちゃん達とタコ殴りにして、外の粗大ごみ置き場にジャンケンで負けた私以外の皆が捨てに行ったよ?」
聞かなきゃ良かった……だからフェイト達が居ないのか。でも、いい加減離れて欲しい。周りからの視線が俺を殺すと言ってきてるよ……
「なのはちゃん……そろそろクラスに帰ったほうがええよ?HR始まるで?」
今まで無言だったはやての口が開いた。時間を見てみると、本当に始まる時間になっていた。友達作りの時間が……なのはは名残惜しそうに離れて行った。
皆……忘れてはいけない。これは高校の入学初日の話だ。つまり、これと似たような事がほぼ毎日あると思ってもいい。次の日から、俺のクラスになのは達の突撃訪問が始まる。昼休みは勿論、授業と授業の間の10分間休みの時間まで来る。そのため、俺は友達作りの時間が無い。……なんかデジャブ。
高二……クラス分けは神上以外のメンバーが同じクラスになった。この時のなのは達の喜びようが半端じゃなかった。……毎日神上をボロボロにしてこっちに来てたからなぁ……てか、アイツは進歩ねぇなぁ。
今度は神上が俺達のクラスに、来るようになった。煩いことこの上ない。毎回毎回、なんでさぁ
「皆!!俺様が来たぜ!!っておいモブ!またか!なのは達に付きまとってんじゃねぇよ!!」
俺からしたらお前の方が付きまとってんじゃん。煩い。最近、サーヴァントの皆さんの修行がこれまでにないくらい厳しくなって寝不足なんだ!騒ぐな!耳がキーンてなるだろ!
例のごとく、進歩のないパンチをしてくるので、カウンターが面白いくらい綺麗に決まる。神上は、リングで散っていくボクサーみたいな感じを出すので、少し面白い。……嫌われる原因なんだけど、開き直ったよ。
高二と言えば、修学旅行の沖縄!!俺は班を決める時も余ったところに入る。こういう時、ボッチって辛い。……今回は何故かギルさんとアーチャーが来るらしい。ギルさんは多分、俺の苦しんでる姿を見ながら愉悦に浸るつもりなんだろう。アーチャーはギルさんのストッパーだ。家の方はタマモが居るから大丈夫だろう。
俺は今窮地にいる。何故かって?それは……
「入るなら、私達の班だよね?」
「私達の班でしょ?一樹くん」
男子三、女子三の班構成なので、なのは達も必然的に別れることになるのだが……なのは、アリサ、すずか、の三人の女子グループと、フェイト、アリシア、はやてのグループに別れ、俺は今その二つのグループに追い詰められている。俺はクラスで余ったボッチグループで組んだから、あとは女子グループを決めるだけなんだけど……これじゃあ俺死んじゃう。
先生がナイスアシストで、なのは達はジャンケンする事なった。端から見れば、ボッチグループに一生懸命美人が入ろうとしているという変な絵面になっていると思う。(主人公は自分がイケメンとは思ってません)周りから好奇な目や、嫉妬などの目で見られる。こっちからしたら良い迷惑なんだよ?
結局、ジャンケンで勝ったのはなのは班だった。なのは達はそれはもう喜びようが、凄まじかった。フェイト達はorzをしていた。……そこまでっすか?
フェイト達に俺らの部屋に遊びに来ていいからさ……って言っておいた。フェイト達は直ぐに顔を上げて喜んでた。
沖縄に行く飛行機、俺の隣の事でまた揉めていた。飽きないなぁ……結局、フェイトとすずかになった。
沖縄に着いたは良いが、俺達にほとんど自由時間がなかった。学校側が決めたルートを初日で周り、二日目はクラスで決めたルートを行き、三日目でやっと自由時間がある。
初日は決められたルートだったので、あまり楽しくなかった。料理もアーチャー達の方が美味しい……文句は言ってないよ?雰囲気が悪くなるからね。
二日目のメインは水族館だ。ジンベイザメでか!! ……水族館の中をなのは達に振り回された。周りからの目が怖い。あんたら!!魚を見ろよ!!
三日目、自由時間でこれまたなのは達に振り回された。国際通りには人が多かった。はぐれそうになった。……俺が。
記念のプリクラを撮らされた。さすがに女の子に出させる訳にはいかないので、俺が出した。でも、一人一人が俺と撮りたがるので、プリクラ代が高かった……
神上に見つかり、また言い寄られていたが、神上はまた気絶させられていた。今回は沖縄だから、あまり酷くは殴ってないみたいだった。帰る時も懲りずにまた座席の事で揉めていた。
ギルさんは結構楽しんでいたらしい。俺を見て……あまり嬉しくない。神上を見た時は不機嫌だったらしいけど……
三年生になり、進路を決めないといけない。俺は平凡に人生を終わらせる為に、普通に大学に行くつもりでいた。だが、なのは達(魔法組)は管理局に入るつもりらしい。何か俺も入らないといけない雰囲気になっているのは何故?
皆さんに説明したところ、ギルさんとセイバーは管理局に入る事を強要してきた。ギルさんは言わなくてもいいよね?セイバーは騎士になるための必要な事だと言ってきた。他の皆さんは俺の判断に任せるらしい……どうしよ?
一樹sideout~
使い魔~8
クラス:ゴージャス
真名:ギルガメッシュ
属性:混沌・善
好きなもの:自分、権力
嫌いなもの:自分、蛇
ステータス
筋力B 魔力A
耐久B 幸運A
敏捷B 宝具EX
宝具
【王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)】
ランク:E〜A++
種別:対人宝具
レンジ:−
バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。
彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりに魔力を要する他、スキル『単独行動』の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮しない。
【天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)】
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:1〜99 / 1〜999(CCC)
最大捕捉:1000人
由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。
かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。
その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。
一樹の使い魔(サーヴァント)として現界している。ギルさんは一樹に修行として、王の財宝を向けて避けさせる事を一応してくれる。一樹の頑張り?を酒を飲みながら見物するのが今の趣味。セイバーとアーチャーと色々あったが、今はセイバーやアーチャーも普通に接するようになっている。ギルさんは財宝を一樹にあげたりする事もあり、優しい一面も持っている。