平凡?な男と使い魔達   作:不屈の根性

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37話

一樹side~

 

神上との決闘で見事勝利をもぎ取った。神上は気絶しているので、財宝が一杯落ちている。このままではまずいので、俺は前にギルさんから貰った『ふしぎなふくろ』で剣等の武器を回収していく。回収をギルさんに頼もうかと一瞬考えたが、ギルさんは神上みたいなバカが使っていた武器を回収する筈がない。……俺の戦力アップに繋がるのでこれでいいや。……泥棒じゃないよ?今までの迷惑料を貰うだけだよ。

 

回収をし終わった。いやー、色々収穫があって良かった!だって、【破戒すべき全ての荷(ルールブレイカー)】とか、【刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルグ)】とか、【原罪(メロダック)】、その他にも、有名すぎる武器が沢山落ちていた。全部ふくろの中に入れてやった。

 

神上はまだ気絶してるみたいだ。……アイツをどうしようかな?このままでは可哀想だ。

 

「一樹くん。今日は疲れたでしょ?あれの事は私達に任せてゆっくり休んで!」

 

「そうよ!アンタは休んでなさい!……格好良かったわよ……ボソ///」

 

アリサの方は最後がよく聞こえなかった。何て言ったの?……なのは達に任せるのは少し不安だが、神上の放った武器を集めるのに疲れたので、お言葉に甘えて休ましてもらおう。

 

俺は最近困っている事がある。朝起きると、隣にタマモが寝ているのだ。……裸で。最初タマモが隣で寝てた時、スゲービックリした。(何故かその時、俺は裸にされていた)大声を出してしまう位に。何事か!?とセイバーやアーチャーが部屋に飛び込んで来た。俺達を見たセイバーは俺を軽蔑してきた。アーチャーは「とうとうマスターも……」とか呟いていた。俺は何もやってない!!……多分。

 

何とか誤解は解けたけど、その日から毎晩のように忍び込んでくる様になった。勿論、手は出してない。その時にタマモから「ご主人様のチキン……」と言われて地味にへこんだ。やっぱり俺はチキンなのか?

 

学校に行く途中、いつもなのは達と一緒に行くんだが、今日はやけに機嫌が良かった。何か良いことでもあったか?

 

学校に着いて、朝のHRで昨日、神上が両手両足が骨折していて、尚且つ、地面に身体を埋められているのを発見されたらしい。神上は今は入院しているらしい。俺はなのは達を見る。皆一斉に目を反らしたよ……俺がなのは達に任せたのが悪かったんだな……すまなかった。

 

学校が終わり、なのは達(魔法組)は管理局へ、アリサ達は普通に帰っていった。俺は、いつものようにサーヴァントの皆さんとの修行だ。最近では、セイバー達以外にも、シグナムさん達に模擬戦をしてもらうことが多くなった。俺が身体強化を使い、シグナムさんが

魔法を使わない状態でなら互角。魔法を使われたら……察してくれ。

 

さすがに歴戦の騎士には手が届かない。当たり前だけども……悔しいなぁ。だけど、負けたからって修行の内容をドンドン厳しくするのは良くないと思うよ?主に俺のメンタルが……

 

高校もとうとう今日で卒業。なんだかんだで楽しかったんだよな。前世では卒業出来なかったけど……あのお髭自慢の神のせいで。俺って精神的にはもう30越えなんだよな……オッサンとか言うな。

 

俺の進路は多分、強制的に管理局に入る事になるだろう。一回断ろうとしたら、なのは達にボコボコにされて、全治一週間の怪我を負わされたのは記憶に新しい。全治一週間で済んだのは修行の影響かと思われる。打たれ強くなったんだ……物理的に。

 

俺ってもう……平凡には戻れないんだな。あれ?おかしいな。卒業式だからか?目から涙が出てくるよ……今まで卒業式で泣いたこと無かったのに……

 

俺が卒業証書を受け取る時に、タマモ「キャー!!ご主人様!!今最高に輝いてますよ!紅茶!!ご主人様の凛々しいお姿を早く写真に収めやがれ!」って大きな声を出していた。……卒業式の時は毎回ああいうやり取りがある。……恥ずかしい。周りから笑い声が聞こえる……校長!アンタまで吹き出してんじゃねえよ!!

 

その後は何事もなく、卒業式が終わった。タマモ達は俺の所に来るが、さっきのあれで結構目立ったお陰で、ご帰宅されていく保護者の皆さんに笑顔で挨拶されていく。アリシア、フェイトの時はプレシアさんが興奮して写真やら、ビデオやらで忙しかったらしい。(主にアーチャーが)それを聞かされたアリシア達はさっきの俺みたいになっていた。

 

卒業してしまった俺は管理局に就職する。……有休とか、保険とか適応されるのか?ハッキリ言って不安しかない。クロノみたいな嫌な上司がいませんように……

 

 

 

一樹sideout~

 

 




これからもしかしたら更新が遅れるかもしれません。

オリジナル

『ふしぎなふくろ』

普段は腰に付けられる位の小さなふくろ。だが、小さいのに、何でも入る。でも、入れるには手に持って入れないといけない。ふくろに入れた物は所有物扱いになる。取り出すにはふくろに手を突っ込む必要がある。尚、入ってるものは、ふくろに手を入れた瞬間に頭に流れてくる。身体的には害はない。……ジ○イヤニズムの原点?

ふしぎなふくろの説明忘れてました。すみません!!

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