平凡?な男と使い魔達   作:不屈の根性

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41話

一樹side~

 

ヘリコプターに乗り込もうとしたら、暇でちょうど俺の近くにいたギルさんとアストルフォも一緒に行くことになった。どうせ暇潰しだろうなぁ。

 

「おい一樹、我にあんなものに乗れと言うのか?」

 

「ギルさん、我慢……は無理か」

 

我慢と言った瞬間のギルさんの殺気がヤバかった。英雄王……器が小さいな。

 

「ギルさんはヴィナーマで来て」

 

「あんなものしか用意出来ないとは、管理局もたかが知れてる」

 

管理局にケンカ売らないでよ。誰か聞いてたらどうすんの?

 

「速く行こうよ!皆待ってるよ?」

 

アストルフォがこの空気を変えるため?に言ってくれた。助かった!!

 

「だよな。待たせるのは良くないから速く行こう」

 

俺はヘリコプターに乗り込もうと移動しようとした。するとギルさんが

 

「一樹よ、特別に我の財に乗ることを許す」

 

マジっすか?ギルさんがデレた?ヴィナーマに乗るのは確か中1以来だな。

 

「ありがとう。ギルさん」

 

「勘違いするな。我のマスターたる者があんなものに乗られるのが我慢ならんだけだ」

 

ギルさんは俺から目を反らしながら言う。英雄王もデレる時はデレるのさ。

 

俺はヘリコプターに乗らず、ヴィナーマに乗り込む。……椅子はギルさんが座るから、俺は立ったまま。アストルフォは【この世ならざる幻馬(ピポグリフ)】に乗っている。それにしても、いきなり皆と一緒に行動出来ない俺は……ここでもボッチにはならないよな?

 

そうこうしてる内に、目的地に着いた。途中、飛行の邪魔をしていた飛行型機械にギルさんがうっとおしいと【王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)】をブッパしてたが、気にしない。だって俺は立ってただけだもん。いやー、黄金の鎧(石化対策)を着ているギルさんは何か輝いてる気がする。鎧着て座ってるだけなのに迫力半端ない。いつもはライダースーツの夜の帝王なんだけど……

 

周りは山岳地帯で、列車が走ってる。訓練の時のロボットも結構居るな。確か、ガジェット・ドローンだっけ?……面倒くさ。

 

ヘリコプターからスバルとティアナが先に、エリオくんにキャロが後に飛び降りて行く。……セットアップもしないで。あれはなのはのマネか?危ないな。狙われたらどうすんの?なのはは後でお説教だな。……上司だからキツイ事言えないけど。

 

俺はあんな危険な事はしたくないので、桜をセットアップしてからヴィナーマから飛び降りる。……本当は行きたくないんだけど。

 

列車に着地成功した。何か皆のバリアジャケットのデザイン変わってるんですけど!!別に羨ましくなんかないんだからね!俺は鎧で良いんだ。だって、何か安心できるでしょ?服何かより……でも、俺だけ鎧って何か浮いてる。

 

ガジェットの数が……30は居るか?多いな。俺らは別れてガジェットを破壊していく。何か皆さんパワーアップしてない?気のせい?……じゃないよな。……別にいいし。俺には一杯武器あるし。何とも思ってないし。

 

俺は機械的な触手を出してるガジェットに近づき、触手を斬りながら本体に近づく。目の前に迫ったので、俺は剣でガジェット本体を貫いた。……爆発したけど、爆風が熱い……泣き言は言わない。言ってる暇が無いから。

 

ティアナやスバルもガジェットを順調に破壊していく。でもスバル……列車の屋根を壊すんじゃない。俺は知らないからな。ギルさん……ガジェットを破壊してくれるのは良いけど、俺に財宝を取りに行かせないで。任務中なんだよ?

 

俺はエリオくんとキャロの方を見る。あの二人はでっかいガジェットを相手していた。大丈夫か?

 

エリオくんがキャロを庇って列車から落ちていく。アイツ気絶してないか?俺は助けに行こうとしたら、キャロも落ちた。いや、助けに行ったのか?キャロの近くにいつも居たチビドラゴン、フリードが巨大化した。キャロはフリードに乗ってエリオくんを助ける。……フリードってキャロのペットじゃなかったんだな。

 

フリードがガジェットに炎の玉をぶつけるが、効果は無いみたいだ。そこでエリオくんとキャロは槍を構えて、槍を強化して、二人同時にガジェットに突き刺し、貫いた。そして、上に切り上げた。すると、ガジェットは無惨な姿になって破壊された。よし、拍手を贈ろうか。

 

まだ、ガジェットが結構居るが、全部破壊するのは正直面倒だ。近くに居たアストルフォもそう思ったのか、腰に下げている笛を手にとっている。おい、まさか……

 

「マスターに皆!面倒だから、一掃するね♪」

 

「皆!急いでここを離れよう!!あれはヤバい! 」

 

俺は全員に聞こえる声を出して、ここから離れてもらう。あれは対魔力が高くないと、味方にも被害が及ぶからな。

 

「【恐怖を呼起こし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)】……僕のリサイタル。始めるよ~!」

 

真名を解放した笛はアストルフォを囲うほどに大きくなる。ジャ○アン 並みかそれ以上の破壊力のあるリサイタルって……最悪だな。

 

結果的にアストルフォのリサイタルはガジェットを全て破壊して終わった。……列車まで破壊してしまったが。それにしても、酷い音だった。流石、大軍を退けた笛だな。

 

今回の任務は、列車内にあるレリックっていうやつを確保する任務だったみたいだ。破壊したせいで、確保に時間が掛かってしまったのは申し訳なかった。

 

 

一樹sideout~




エリオくんの武器も変えちゃおうかな……
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