一樹side~
その後は、なのは(そう呼ぶ様に強制された)を家に送り、家族の仲直り劇場を見た。そこで簡単な自己紹介し、そろそろ帰ろうとしたらなのはのお母さん(母親に見えない)にご飯食べていかない?と夕食のお誘いがあり、なのはが悲しそうな目で見てきたり、なのはのお兄さんが殺気の込めた目で見てきたり……現在正直困ってます。
これ以上仲良しフラグを建てる訳にはいかないが……断れる空気じゃない。ヤバイ……家では腹を空かせたセイバーが待ってる筈だ。俺が飯を食べて帰ったら、最悪コロコロされるかもしれない。頼みのアストルフォ近くに居ないし……何やってるの?
俺の死亡フラグが……助けて!!アスえもーんー!!
すると、店の方から……
「すいませ~ん!ここに遠坂一樹は居ますか~?」
アストルフォ!!助かった!何かタイミング良すぎる気がするが今はお食事招待を回避する方が重要だ!!
「はーい!あの……一樹くんのご家族の方ですか?」
なのはのお母さんが何か言葉に詰まってる……まさか。俺が入り口の方見るとそこには戦闘の時着る姿だった。
まあ、固まるよな……お店にコスプレ姿(本人にとってはは正装だが)で来られたら……
「僕は一樹の兄のアストルフォだよ。よろしくね♪」
敬語使え。しかも兄とか言うな。真名ってそんな簡単に名乗っていいもんじゃない。入り口の方見てた皆が驚きの表情で固まってるぞ。
「一樹くん……お兄さんって本当?お姉さんならまだ分かるけど……」
なのはのお姉さんに質問された。まぁ、兄ではないけど……まぁ助かる為だ。
「はい。あの人はアス兄です」
平凡な俺が死亡フラグを回避出来るなら……このくらい軽い軽い。
「一樹~!!帰らないと皆が心配してるよ!」
「うん、分かった~!!」
まったく、誰のせいだと思ってんだ。早く帰ろう。セイバーが怖い。きっと今料理を目の前にして我慢して待ってる筈だ。
「もし良かったらアストルフォさんも一緒にご飯をたべません?」
断れアストルフォ。さっさと帰ろう!!!
「え、いいの!?やった~♪一樹もお礼いいなよ!!」
この野郎……絶対セイバーのこと忘れてるな?帰るの怖い……
「ありがとうございます……」
あ~あ、俺死んだわ。
ご馳走になりました。最後のご飯はとても美味しかったです。その帰り道……
「アストルフォ……セイバーのこと忘れてる?絶対待ってるよ」
「あ……マスターごめん、僕用事思い出したから先に帰っててくれないかな?」
「別にいいけど、全てアストルフォに責任擦り付けるから」
「それだけは止めて!!!僕がエクスカリバーされちゃうよ!!」
「知らん。本当は断るところだったのに、真名勝手に名乗ったし、俺のこと嵌めたし」
「な、何のことかな~……僕忘れちゃった♪てへっ☆
」
帰ったのは9時頃で家のご飯は7時頃だから……2時間もセイバーは待ってました。セイバーは涙目で正座しながらずっと待ってた様です。俺とアストルフォはそれはそれは素晴らしい土下座をした。アーチャーとアサシンが気絶してた。暴れたセイバーを止めた結果だそうです。アーチャーにアサシンごめんなさい。
セイバー達がご飯を食べ終わったので本題に入ろう。
「第一回!!家族会議!!」
俺は机バンッと両手を突いて言い放った。
「題名は"原作キャラと仲良くなっちゃったどうしよう"だ」
うん、そのままだな。
「マスター、それがどうかしたのかね?」
アーチャーが聞いてきた。どうしただと?
「原作キャラと関わるということは、死亡フラグが増えるということだ!!!そんなのも分かんないのかバカタレ!!」
全く!!これだから鈍感主人公の英霊は……
「ご主人様~そんなアホな紅茶なんてホッといて……私にいい考えがあります」
おお、タマモはいい案があるのか!!
「簡単です!!その原作キャラをコロコロしてしまえば……」
タマモに期待した俺がバカだった。
「アストルフォのせいでこうなったんだから、何かいい案出してよ」
「積極的に関わればいいんじゃない?」
何てこと言うんだこの野郎。家族会議の意味が無いだろ。平凡で居れなくなるじゃん。
「私がカズキのどんな障害も取り除きますよ」
さすがセイバー!言うことが違うな。
「カルナさんは何かある?」
「俺はカズキの意思に従うさ……」
カルナさんは安定な答えだ。うん、カッコいい。
「うーん……今回は仕方ないけどこの議題は保留かな」
俺はまだ平凡な五歳だから早く寝ないとな。……お休みなさい。
一樹sideout~
アサシンは今回仲間外れです。