画面越しの君に恋をした。   作:トミザワ

2 / 10
どうもトミザワです。最近やっと空き時間が出来たので投稿も早くなると思います。ただいつもの計画性のなさは変わらないので期待はしないでください笑

あと誤字があれば教えていただけると幸いです。


第2話 始まりは絶望と不安から

桜内 梨子_この名前を検索するとこう出る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜内 梨子 架空のキャラクターと

 

 

 

 

これは梨子だけじゃなく他のメンバーでも同じだ

 

 

 

 

 

 

 

それはあたりまえなことである。実際に彼女らは架空の人物であり、物語の一部でしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それなのに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうして検索しても出てこないんだよ!」

 

出てくるのは名前の一覧表や占いのサイトばかりでラブライブ!に関するサイトは一つもサーチされなかった。

 

 

 

 

 

「けー君!!いきなり閉めるなんてひどいよ!!」

 

 

 

下では"奴"が玄関の扉を叩く

 

 

 

 

「ダメだ…一回落ち着こう…」

 

 

まず一つ考えられる事は俺がラブライブ!の世界にいること…あるいは俺の頭がイカれたか。

 

とりあえずわかったことは一つだけある

 

 

 

 

 

 

絶対に玄関の扉を開けてはいけないことだ。開けた瞬間元に戻れない気がする…

 

 

 

「けいくーん!早く準備しないと朝練遅れるよ!」

 

 

千歌とは違う少し低い声でそう言われた

 

 

 

この少し低い声…まさか曜か!?

 

 

 

「スー…ハー」

 

 

 

俺は一度深呼吸する。パニックになれば周りも見えなくなる。落ち着いて最善策を考えるんだ…

 

 

いや…待てよ?考える必要なんかないんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ!これは夢だ!

 

 

 

 

 

「よし寝よう。おやすみ」

 

 

 

俺はベッドに入り、目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、聞いてはいけない不吉な音が聞こえた気がする…

 

 

 

えっ?ガチャッって玄関の鍵開けられたってこと?

 

 

 

 

 

えっ?これって…やばない?

 

 

 

 

 

「千歌ちゃん…さすがにそれは…」

 

 

千歌でも曜でもないこの声…きっと梨子だろう。

 

 

しかし、推しが家に入ってきても喜べない状況である

 

 

 

ギシィと少しずつ階段を上がる音が近づいてくる。

 

 

 

美少女三人が自分の家の階段を登っているだけなのにこれほど怖いことが今までにあっただろうか

 

 

 

そして三人の足音が自室の扉の前で止まる。もうここまでか…

 

 

しかし、曜らしき声の人物がこう言った。

 

 

「ねぇ…もしかしたらけい君具合が悪いんじゃないの?」

 

 

 

ナイス曜! もしかしたらこの流れで「じゃあしょうがないか…」みたいな流れが来ている!

 

 

 

「それもそうね…具合が悪いのに家に押し掛けるのも悪いしね…千歌ちゃん帰るよ」

 

 

ナイス梨子!俺の推しだけはあるな!さぁ千歌!言うんだ!「そっかぁーごめんね!けー君。先行くね!」と

 

 

 

「えー…けー君が二度寝すると思ったから…わざわざ家に入ったのに…それに、けー君起こすためにダイヤさん呼んじゃったし…」

 

 

 

「……………」

 

 

 

今コイツなんて言った?

 

 

 

 

 

ダイヤさん呼んじゃった?

 

 

 

 

しかも起こすためにって言ったよね?

 

 

 

つまり今ダイヤさんは俺を叩き起こす気満々で家に向かってるってことだよね?

 

 

 

それってさ…俺の部屋に入ってくるよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

ダイヤ警報を発令する前に来てしまった…

 

 

 

 

ガチャと音がし階段をのぼる音が聞こえてくる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいかげんに……起きなさーーーーい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう大きな声で言いながらダイヤさんは俺の部屋に突入してきた…

 

 

 

 

 

 

 

「いつまで寝てますの!…ってもう起きてらっしゃったのですね」

 

 

 

「…はい」

 

 

もうやることは一つしかない。

 

 

それは諦めること

 

 

 

「もう降参です…許してください!何でもしますので一生この世界は嫌です!」

 

 

「何を言ってますの?いいから朝練に行きますわよ」

 

 

「なんか今日のけー君ちょっとおかしいね…」

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

『次は浦の星女学院前。浦の星女学院前です。』

 

バスのアナウンスが次のバス停名を告げる。

 

普段は徒歩らしいが俺の具合が悪そうにみえたのかバス通学となったらしい

 

だがそんなことはどうでもいい。

 

とりあえず頭の中で整理しよう。

 

まずダイヤさんだ…ダイヤさんがもうすでに千歌たちと話していると言うことはアニメでいうと9話以降になるってことか…

 

そして気になることがもう1つ

 

 

「なあ千歌、なんで玄関の扉を開けれたんだ?鍵は閉めたはずだぞ」

 

「えっ?何でって…けー君のお父さんとお母さんがウチに何かあったらって鍵を渡しにきたんだよ?一人暮らしだから不安だからって」

 

 

は?一人暮らし?俺は一人暮らしをした覚えはない。

 

 

「えっ?俺の両親どこ行ったの?」

 

 

「えー!けー君が言ったんだよ?両親がイタリアで働くから何かあった時は幼なじみの千歌に鍵を預けたいって?」

 

 

イタリア?両親は岡山に出張に行って3日後には帰ってくるはずだ…それに

 

 

千歌と幼なじみ?

 

 

プー!プシュー

 

 

「皆さん着きましたわよ」

 

ダイヤさんの言葉に俺たちはバスを降りる

 

 

少し歩くとそこにはアニメで見た校舎が見えてきた。

 

 

 

 

 

きっとどのラブライバーも俺と同じ状況になったら大喜びするだろう…

 

 

しかしよく考えろ。ラブライブサンシャインはあくまでも物語である。つまり話の終わりがあると言うことそうしたら俺はどうなるのか?

 

 

 

消えるのか

 

 

元の世界に戻るのか

 

 

 

それとも一生ここで過ごすのか

 

 

 

 

少し前の俺なら大喜びしているだろう。

 

 

 

しかし今は違う。

 

 

 

 

現実を見ることを決めた俺にとっては今、絶望と不安しかなかった。

 

 

 

続く




いかがでしたでしょうか?私的にはダイヤさんのしゃべり方に結構苦戦しました…ですのでしゃべり方やキャラが少し違う可能性があるので何かあればアドバイスをいただけると幸いです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。