画面越しの君に恋をした。   作:トミザワ

6 / 10
どうも!トミザワです!遅れてしまって申し訳ありません!いよいよ今回から合宿回です!それではどうぞ!


第6話 STPO

 

夏休み初日

 

 

 

気温34℃ 湿度75% お外は多分地獄であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして俺、沢田 圭は現在クーラーガンガンの自室でアイスを食べながらゲームをしています。

 

 

当たり前だ。こんなクソ暑い中誰が外に出るか。こんな暑い中外に出る奴なんて隣にすんでいるアホミカンぐらいだろう。

 

 

「よし!行け!そこだ!」

 

なんかゲームやってる時って一人でも声出しちゃうよねそれにしても涼しい部屋の中でのゲームは最高だぜ!えっ?Aqoursの練習?ナニソレオイシイノ?

 

そういえば今日の朝、ポンコツ生徒会長が屋上に集まれとかラインで言ってたけど、俺はマネージャーであってAqoursじゃないからセーフ。もしそれに俺が含まれても絶対に行かない。きっと行ったら合宿の流れになってメンバーの水着姿を見ることができるが、そのあとに待ち構えている地獄の練習があるから行かん。それに水着姿は家の窓から双眼鏡で覗けば見える。それただの変態じゃん…

 

 

「ふぅ…」

 

 

ようやく1面をクリアしたためセーブをし電源を切る。さすがに長時間のプレイは無理だわ…目が死ぬ。

 

 

 

 

 

prrrrr

 

スマホの着信音がなる。俺は相手が千歌であることを確認し電話に出る。

 

 

『あっ!けーくん!なんで今日来なかったの!?』

 

 

「あー…ちょっと用事があってな。あと合宿は行かないからよろしく。」

 

 

『えっ!?ちょっと待って!なんでその事s…』

 

 

ブチッ

 

 

俺は千歌の返事を待たずに電話を切る。さてここからが勝負だ。合宿に行かないことは伝えたが、あのバカチカのことだから俺を捕まえに来て確実に俺を合宿に参加させるつもりだ。だが俺は合宿に参加するつもりは毛頭ない。遠泳やランニングも嫌だが何より男子が俺一人しかいないと言うのがつらすぎる。あと別に太ってたり、ガリガリな体型ではないが、女子に自分の水着姿を見せたくない。

 

「よし…」

 

俺は財布の中身を確認し、猛ダッシュでコンビニに向かう。

 

沢田合宿阻止作戦フェーズ1だ。やべぇテンション上がってきた。

 

俺は少し離れたコンビニに向かい、保存が聞く食べ物やアイス、飲み物など生活に必要な物を買う。

 

この沢田合宿阻止作戦 通称 STPO (Sawada:沢田 Training camp:合宿 Prevention:阻止 operation:作戦 の略)は長期戦になることが予想される。なぜならまず千歌と梨子が俺の隣に住んでる事。そして合宿でつかうビーチが目の前にあること。この事を考慮して外出が困難と判断したため生活必需品が枯渇しない用に今のうちに買っておくって言う作戦だ。

 

そしてこの作戦は何よりもスピードが命。俺が先に買い物を終わらせて家に着くか、千歌たちが先に家に着くかによってフェーズ2の作戦が大きく変わることになる。

 

「ありがとうございました~」

 

俺は買い物を終え、家の方向へダッシュで向かう。クソッ!買いすぎた!重すぎて体力が持たん!

 

「クックック…見つけたわよ…我がリトルデーモンよ」

 

「この声は善子か!?」

 

「ヨハネ!」

 

あっそこはちゃんと訂正させるんですね…

 

「さぁ!観念しなさい!」

 

そう言って善子はケータイを取り出す。きっと他のメンバーに知らせる気だろう。しかし、見つかることは予測ずみ!こちらもそれ相応の対応方は知っている。

 

「待て。堕天使ヨハネよ。我と取引を結ばないか?」

 

「フッ…このヨハネがそんな物では諦めないわ!」

 

「ちなみに中身はゲリゲリ君アイス イチゴ味なんだが…」

 

「っ!?」

 

えっ?アイス一本でそこまで?こいつチョロくね?

 

「なんなら梨味もおまけであげるぞ。」

 

「だ、駄目よ!ヨハネ!そ、そんなもので…」

 

「いいのか~?期間限定だぞ?俺を見逃すだけで無料で貰えるんだぞ?なんならチョコ味もあげちゃう!」

 

「わかったわ…その取引に応じおうではないか…」

 

善子はそう言い、ケータイをしまう。

 

「じゃあこれな?」

 

俺は約束通りゲリゲリ君を袋に入れて善子に渡す。

 

「確かに受け取ったわ」

 

善子はアイスが入った袋を手に取ると。クックックと笑い出す。

 

「今よ!」

 

「は?」

 

善子がそう言った途端、建物の影から千歌とダイヤさんが突然現れ、俺を取り押さえる。

 

「ヨハネめ!やりやがったなぁぁぁぁ!」

 

「クックック…我がリトルデーモンにしたら頭を使った作戦だったわね。たが、堕天使ヨハネにそんなものはきかぬ!」

 

善子はそう言い、アイスを頬張る。

 

「ちくしょう!俺のSTPOが!STPOが~」

 

「さっきから何を言ってますの!諦めなさい!」

 

「けーくん!話はじっくり聞かせてもらうよ。」

 

「アハハ…って言うか圭君があんなことするとは思わなかったな」

 

ちょっと曜さん?苦笑いしてる暇あったら助けて!あとあんなことってどんな事?もしかして善子と話してた時に使った中二病口調の事?えっ?見られてたの?死にたい…

 

「さて…まず今日なぜ来なかったのか説明してもらえます?」

「えっと…外せない用事がありまして…」

 

「どんな用事ですの?」

 

やべ…適当に用事とか言ったけど何の用事か思いつかない。そもそも親戚もいないし、病院とかだってここら辺土地勘わからないから病気でした!とも嘘をつけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詰んだじゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

「それは…」

 

ヤバい…ダイヤさんに殺される。助けてマイエンジェル梨子....。俺はそう思いながら梨子の方を向いて無言で助けを求める。

 

「っ!」

 

何故か梨子は俺と目があった瞬間目をそらす。あれ?もしかして俺嫌われてる?

 

 

「けー君!自首するなら今のうちだよ!」

 

千歌さん?大きな声でそんなこと言わないで?まるで俺が犯罪犯したみたいになるじゃん

 

俺はダイヤさんと千歌によって壁へと追い込まれる。

ちくしょう!こうなったら一か八か!

 

「おい2人とも!あそこにμ'sの高坂穂乃果が!」

 

「「えっ!?」」

 

二人は俺の言葉を聞いて後ろを振り替える。よし!今だ!俺は二人が目を離した隙に家の方向へと走り出した。

 

「バカめ!かかったな!」

 

「あっ!逃げた!」

 

「よくも騙しましたわねぇ!」

 

「アハハ…」

 

「行け!善子ちゃん!特訓の犠牲者は多い方が良い!」

 

「ギラン!」

 

「ピギィ!」

 

「何よこの状態は…」

 

よし!作戦どおり混乱させる事が出来た。後ろから堕天使が迫ってきているが、所詮はただの女子高生…俺は運動が得意ではないが、さすがに女子に負けるほどではない。

 

 

 

 

 

この勝負勝ったな!

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うことでね。なぜか合宿当日に俺は海にいます。いや堕天使は撒くことができたんだよ。問題は後ろから果南とか言う体力おばけが来ていることだった。俺はそれに気づかずそのまま現行犯逮捕されましたとさ。

 

 

まぁいい。もう過ぎたことはしょうがない。千歌たちからは何で逃げたの?と追及されたが、さすがに合宿めんどくさいからとは言えずに水着姿が恥ずかしいからと言ったところ「なーんだ」みたいな雰囲気になったのでとりあえず死刑は免れることができた。めんどくさいなんて言ったらダイヤさんに殺されてるところだっただろう。

 

ちなみに水着の件は果南がラッシュガードをを貸してくれたので解決したが、結局特訓はさせられるので作戦は失敗したと言えるだろう。

 

まぁ作戦の詰めが甘かったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし堕天使ヨハネ。てめえは許さん。

 

 

FYR作戦開始だ。(fallen angel 堕天使 Yohane ヨハネ revenge 復習の略)

 




英語については間違ってたら許してくれぇ....

感想、評価、誤字脱字等の報告あればよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。