戦姫絶唱シンフォギアAB   作:株式会社の平社員

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ギブス発売おめでとうございます!
ですが私は仕事で出来ていません…おのれ出張め…
帰ったら速攻クリアしてやる!
という事で投稿



127GVOLT

絶望が迫り来る戦場。

 

倒れた装者へと死という名の絶望を振り撒く存在がゆっくりと歩みを進めていく。

 

巨大な怪物。今の六人の装者が相手をしても敵わない強力な存在。

 

その怪物にやられ、既にギアはボロボロ。立つ事すら儘ならない程のダメージを食らわされた。

 

立ち上がらなくては。

 

だが先程同様に立ちあがろうにも喝を入れても身体は言うことを聞いてくれない。

 

負けられない戦いなのに。勝たなければならないのに。蓄積された今までのダメージが装者達の意思に反して身体を縛る。

 

立ち上がらなければ。

 

託された思いに応える為に。

 

立ち上がらなければ。

 

こんな終わりがあっていいわけがないと抗う為に。

 

だが、どれだけ思いを込めた所でそれを身体が拒絶する。

 

そして巨大な怪物の影が六人を覆い尽くす。

 

怪物が絶望を六人に、いや世界中に与える為にその巨体を六人の元へと到達させたのだ。

 

倒れた六人には巨大な怪物がどんな表情を浮かべているかなど分からない。だが、見下ろすその顔には先程と同様に薄気味悪く、まるで価値を確信した様な邪悪な笑みを浮かべているのだろう。

 

ここで終わるのか?

 

「嫌だ…そんなの嫌だ…」

 

今の状況を響が否定する。

 

だが、否定しても何も変わらない。今の状況を否定する為の力が足りない。気力が足りない。

 

動けなければ何も変わらない。何も変えられない。

 

変えたい。こんな状況を。こんな絶望を。こんな望まない結末を。

 

だが、その思いを踏み躙る様に怪物の足がゆっくりと上がる。

 

倒れた六人の装者を殺す為に。そんなチンケな望みなど叶うなどと思わせない様に。

 

巨大な怪物は六人の装者へと向けて死という絶望を齎す為にその巨大な足が振り下ろされた。

 

誰もが諦めてないとは言え、動けなければそのまま殺されてしまう。だが、身体は何度も言う様に言う事を聞かない。

 

振り下ろされた殺意に殺されてしまう。

 

何とかならないのか?どうにもならないのか?

 

そう思った時、振り下ろされた足が急に角度を変え、装者達よりも前の地面に下ろされた。

 

助かった?何が起きた?

 

突然の出来事に誰もが安堵し、困惑する。

 

そしてそれと共に六人の前に、見覚えのある人が降り立った。

 

「すまない…遅れてしまった…」

 

その後ろ姿は翼。巨大な剣で怪物の支える足を斬り裂いて転倒させた翼が六人の前に立っていた。

 

「ッ…ガンヴォルトの言う通り、こちらに来て正解ではあったが…最悪だ…奏が…雪音が…立花が…それに…マリア…月読…暁…手を貸してくれた者までここまでされた…」

 

翼は遅かった事を後悔し、ここまで傷つけられた事に怒りを露わにする。

 

「この代償は高く付くぞ!」

 

翼はそう叫んだ。

 

それと共に未だ翼のギアペンダントに残る電子の謡精(サイバーディーヴァ)の力に呼応する。

 

シアンが翼の歌に応えてくれた様に、再び翼の歌うシアンの歌が翼に力を与える。

 

翼の纏うシンフォギアに再び蒼いオーラの様なものが湧き上がる。

 

そして斬り裂かれた足を回復させ立ち上がる怪物が翼に向けて獣の如き咆哮をあげる。

 

だが翼はその咆哮程度では怯みすらしなかった。

 

「自身の怖さを証明する為か?自身の強さを語る為か?」

 

そんな怪物に向けて翼は剣を構えて言う。

 

「貴様の様な怪物…今の私にとって対峙したアシモフと比べれば恐怖も、自身の強さを証明する姿も滑稽!その程度で私が!防人である風鳴翼が怯むなどと思うな!」

 

そうして翼が再び立ち上がった怪物へと駆け出した。

 

怪物もそんな翼に標的を定め、自身の巨大な腕を振るう。

 

先程殺そうとした装者達よりも、今蒼いオーラを纏う翼により危険なものを感じた為に、そうせざるを得なかった。

 

その予想は正しく、今の翼はその振るう一撃を自身の剣で受け流し、その巨大な腕へと飛び乗ると腕から肩の方へと駆け上がり始める。

 

たった一人で装者六人でもやっと押し返すことが出来た巨大な腕を捌き、そして更に攻撃をする為に動いている。

 

シンフォギアと電子の謡精(サイバーディーヴァ)。歌により力を増幅させる似通った性質を持つ為に何度も起こし続けた奇跡の力。

 

だが、巨大な怪物にとってはそんな事はどうでも良かった。腕を駆け上がる翼の存在が煩わしい。心臓を守護する為に生まれた巨大な怪物にとって、今この少女こそが自身がいち早く倒さねばならない存在だと認識したからだ。

 

巨大な腕を駆け上がる翼をもう片方の腕を使い、駆け上がる翼にその巨大な腕を振り下ろす。

 

しかし、翼はそれよりも早く、振り下ろされる腕よりも早く駆け上がる、肩まで到達すると素早く跳び上がり、剣を巨大化させて怪物の顔面を斬りつけた。

 

痛みなどはない。だが、怪物にとって矮小な存在に二度も斬られ、傷付けられた事が守護する為に生まれた筈の存在意義に亀裂を生み、感情のないはずの怪物に怒りという感情を芽生えさせた。

 

「ガァァ!」

 

その怒りに呼応する様に、翼は知らないがその他の装者達を苦しませた怪物達よりも更にエネルギーの高められた第七波動(セブンス)が出現し始めた。

 

火球はあの時の倍以上の大きさ、多さ。光速で飛び交うレーザーも。黒い粒子も。石化する光線も。

 

亜空孔(ワームホール)以外の全ての第七波動(セブンス)がより高いエネルギーを持って空を覆い尽くさんばかりに現れ、一斉に翼へと襲い掛かった。

 

だが、翼は小剣を手に取り、その空を埋め尽くさんばかりの火球へと投げる。

 

その投げた小剣は無数に広がり、火球を全て破壊する。

 

そして更に巨大な剣を出現させると光速の光線、石化の光線を防いだ。

 

だが、その剣を喰らうように黒い粒子が、巨大な剣へと群がろうとするが、刀身が開くと共に、無数のエネルギーの刃を射出して黒い粒子を消し炭へと変えた。

 

「ガァァ!」

 

その光景に更に咆哮を上げる怪物。そして再び身に宿る第七波動(セブンス)を展開する。

 

「幾ら量を増やそうがその全てを斬り伏せる!」

 

翼はそう叫ぶと共に、怪物を倒す為に出現した第七波動(セブンス)能力を防ぎながら駆け出していった。

 

その光景を見た誰もがやはり、立ち上がらなければならないと思わされた。翼が一人で怪物と戦っている。たった一人で怪物を倒そうと奮闘している。

 

なのに倒れたままでいいのか?全てを翼に任せて終わらせてもいいのかと。

 

「…ッ!言い訳がない…全てをあの剣だけに任せるわけにはいかない…セレナと約束しているんだ…助けるって…そしてあの子が望みもしない悲劇を終わらせるって…なのに倒れたまま終わるなんて…絶対にそんな事あっていい訳ない!」

 

「そう…デス…私達は何の為に戦っていたデスか…一人で終わらせるのを見届ける為じゃない…全員でこんな戦いを終わらせる為デス!」

 

「マリアや…切ちゃんの言う通り…何も出来ない…何もなせないまま傍観しているのなんて出来ない!私達は当事者なんだ!だからこの戦いを自分達の手で終わらせなきゃならない!自分達の手で救わなければならない!何もなせないままなんて嫌だ!」

 

マリア、切歌、調は声を張り上げる。まるで自分に喝を入れるかの様に。

 

マリアは約束している。セレナという大切な妹に救うと。そしてこんな悲劇を終わらせると。なのに今の状況は違う。敗北は塗り替えられたにしろ、たった一人で怪物と戦う翼がいる。全てを翼に任せていいのか?いいや、そんな事言い訳ない。あっていいわけがない。

 

切歌もマリアと同じ思いだ。そして切歌や調が来た意味。この戦いを終わらせる。だからこそ、傍観していで言い訳がない。それに一人で終わらせるのではない。みんなで終わらせるのだ。

 

だからこそマリア同様に切歌も立ちあがろうとする。

 

そして調も。マリアと切歌と思いは同じ。

 

当事者である自分達に責任があるのにそれを放棄して傍観してていいのかと?いいわけがない。当事者であるならその責任を全うする。過ちを正さねばならない。

 

だからこそボロボロになっても立ち上がる力がなくても心を奮い立たせ、気力を絞り出す。

 

「私達も…背負っているものがある…託されたものがある…負けていい理由がなんてないんだ…倒れていていい理由なんてないんだよ…翼一人に全てを背負わせて傍観していいわけないんだよ!」

 

「当たり…前だ…私達には倒れていい理由なんてない…負けていい理由なんてない…たった一人に任せていい理由になんねぇんだよ…あいつに…託してるんだよ…あいつに…あいつは必ず成し遂げる筈なのに…私達が成し遂げられずにいていいわけないんだよ!」

 

「みんなの言う通り…倒れていい理由なんてない…ここで何も為せないまま翼さんに全てを任せて傍観するなんて嫌だ…そんな事あっていいわけがないんだ!だから!」

 

それぞれの思いを口に出して喝を入れ、立ち上がる。ボロボロの身体でも。おぼつかない足取りでも。傍観し続けるのは嫌だとばかりに。

 

「シアンにばかり頼って悪いとは思ってる!でも…今はシアン!お前のの歌が!シアンの歌が必要なんだ!」

 

「ガンヴォルトがお前を必ず助け出す!だから…今はお前の歌で力を貸してくれ!かっ

 

ボロボロの身体。そんな状態でも力を引き出し、更に傷すらも回復させる歌を。シアンが歌う輪廻を象徴する歌を。

 

自身にも宿る電子の謡精(サイバーディーヴァ)の残滓を呼び起こす為に。

 

「…何デス…その歌は?」

 

「暖かい歌…」

 

「シアンちゃんの歌だよ…この歌は…私を…私達を何度も救ってくれた…何度も立ち上がらせてくれた希望の歌なんだ…」

 

響は切歌と調へとそう言った。

 

ライブ会場の時も、紫電に閉じ込められてボロボロになった時も、紫電によりボロボロになったガンヴォルトを立ち上がらせた時も。この歌が力をくれた。

 

だからこの歌なのだ。

 

ボロボロになっても立ち上がらせる気力を、力を与えてくれた優しく、暖かいこの歌なのだ。

 

「だから歌いましょう…シアンちゃんの歌を…この歌を」

 

そう言って響は手をマリアへと手を伸ばす。

 

「みんなで終わらせましょう。この戦いを…救いましょう…マリアさんの大切な妹を」

 

そう言うとマリアは響の手を取った。

 

「やり遂げなければならない…でも…今の私達ではそれをなす事が出来ない…でもその歌を歌えばそんな奇跡が起こるのなら…幾らでも歌いましょう!」

 

そう言って響の手を取るマリア。そしてマリアも切歌の手を、切歌も調の手を握る。

 

そして響も、奏と手を握り、奏はクリスの手をしっかりと握る。

 

「翼さん!」

 

そして響も叫んだ。翼にも。シアンの力をその身に引き出している翼を呼んだ。翼一人で終わらせられるかもしれない。だが一人で背負わせない。みんなで終わらせるのだ。みんなでやり遂げるのだ。誰一人欠けずに。

 

その言葉に翼は訳を察して素早く怪物の対峙をやめ、攻撃を躱しながら六人の元へ降り立つ。

 

そしてクリスの手を掴む。

 

そして生まれるのはバリアフィールドと電子の障壁(サイバーフィールド)合わさった強固な障壁。

 

奏に残る残滓が、クリスに残る残滓が、マリアの託されたアガートラームに与えられた残滓が、翼に呼応した残滓が、そしてその残滓が生み出すフォニックゲインが響に流れ込む事で、そして七人の装者が歌う輪廻の歌で作り上げられた障壁。

 

だが、その障壁を崩そうと怪物が雄叫びを上げて迫る。巨大な腕を、自身が生み出す第七波動(セブンス)で破壊を試みる。

 

強固な障壁に多大なる負荷がかかる。その負荷がその身にも押し寄せてくるが装者達は歌い続ける。輪廻の歌を。シアンの歌を。

 

火球が、光線が、粒子が幾重にも連なり、合間には巨腕が何度も障壁にぶつかり、その強烈な一撃が何度もぶつかり、強固な障壁であっても亀裂を生み出す。

 

足りないのか?歌の力が。フォニックゲインが。

 

七人では足りないのか?

 

それでもなお、七人は輪廻の歌を歌い続ける。

 

足りないのなら更に力強く、この場に、世界に響き渡る様に歌うしかない。可能性は数字で語れない。叶わないなどと思わない。奇跡は歌が呼び寄せる。そう信じて歌い続けた。

 

しかし猛攻は止まらない。幾ら強固な電子の謡精(サイバーディーヴァ)電子の障壁(サイバーフィールド)と合わさったシンフォギアシステムに積まれているバリアシステムもその猛攻に揺らぎ始める。

 

「ッ…諦めない…シアンちゃんの歌は…奇跡を起こせる歌だ…この奇跡は簡単に崩されない…崩されてたまるものがぁ!」

 

響がそう叫んだ。シアンの歌の奇跡を信じ。力を貸してくれると信じ。

 

そしてその思いに応える様に、力が湧いてくる。内からではなく外から。

 

「ッ!歌が聞こえる…みんなが歌う声が!世界中の人達の歌声が!」

 

それは斯波田事務次官が諸外国に呼びかけ、そして米国政府が応じて、諸外国も応じ、世界各国から集められた歌声のフォニックゲイン。

 

そのフォニックゲインが響から全員に流れ込んでシンフォギアに更なる力を与えてくれる。

 

「そうだ…みんながいる!この歌だけじゃない!世界中のみんなが希望を信じて歌ってくれている!」

 

その力を響は更に力強くする様に叫ぶ。

 

「この歌は七人と一人の想いの歌じゃない!」

 

そして更に叫ぶ。ありったけの思いを込めて。世界に響き渡り、集まったフォニックゲインを響のアームドギアの特性を活かして束ね、力へと変え、手を握る装者達にも流し込む。

 

その瞬間にそれぞれのギアが分解され始める。響が束ねたフォニックゲインが強力でその負荷に耐えられず消失したのか?

 

違う。

 

強力な負荷に耐えうる様に一度分解され、七人のシンフォギアを再構築させているのだ。

 

「この歌は!」

 

そして強力な負荷に耐えられるギアが形成されていく。

 

かつて本物のフィーネと戦った時の様に、それぞれのシンフォギアが、より神々しい白いシンフォギアへと変換して、全員の身体に新たなるギアを再構築し始める。

 

「みんなの歌を!フォニックゲインを!シアンちゃんの歌で束ねた!この力は!」

 

そして再構築が終了すると同時にバリアフィールドが内側から砕け散り、襲いかかっていた第七波動(セブンス)を吹き飛ばし、怪物を仰け反らせた。

 

「70億の絶唱だぁ!」

 

響達がその叫びと共にバリアフィールドから姿を表すと、先ほどとは違い、白を基調とした空を駆ける翼を携えた白きシンフォギアを纏い現れた。

 

シンフォギアの決戦兵装。内と外。その高まったフォニックゲインを使用して作り上げた決戦兵装。

 

エクスドライブ。

 

通常のシンフォギアと異なり、足りない出力を放出させる事の出来る限定解除されたシンフォギアの姿。

 

「ガァ!」

 

その姿に怪物も何度も上げていた雄叫びをより一層高めて叫ぶ。

 

今の七人の装者は今までと違い、自身にとって危険だと警鐘を鳴らしている。だからこそ、そんな七人が行動を起こす前に、殺そうと今出せる最大限の力を持って相対する。

 

大量の火球ではなく、それを一点に集中させた何もかも焼き尽くす火球を、最大限に溜め、逃寝ることすら不可能の極太の光速のレーザーを、当たれば全てを石化する光線を。そして世界を覆い尽くさんばかりの大量の黒い粒子を。

 

七人へと向けて放った。

 

「舐めるな!」

 

そして新たなギアを纏うマリアと翼が叫ぶ。

 

振るう小刀が収束して強大なエネルギーを放つ。翼の持つ剣が一振りで強大なエネルギをを放ち、二人の攻撃が合わさり、巨大な火球を破壊する。

 

「もう負けないデス!」

 

「押し負けない!」

 

そう叫んだ切歌と調も己がアームドギアを振るう。マリアと翼同様に、強大なエネルギーの刃を生み出し、溜まり続けていた光速のレーザーを破壊する。

 

「そんな物さもう効かねぇんだよ!」

 

「いい加減学びやがれ!」

 

そう叫ぶ奏とクリスも自身のアームドギアの力を使い、石化する光線を、槍と結晶で受け止めた。

 

「もう負けない!やり遂げるんだ!そして掴み取るんだ!こんな望まない未来を終わらせる為に!」

 

そう叫ぶ響が拳を振るった。

 

その拳から放たれた強大なエネルギーが黒い粒子を吹き飛ばし、怪物までの道を作り出す。

 

そして七人は作られた道へと飛び出した。

 

「掴むんだ!終わりじゃなくて希望のある未来を!歌うみんなが望んだ未来を!」

 

そう叫ぶ響。その瞬間に七人が集まり、光の束へと変化する。

 

膨大なフォニックゲインをシンフォギアに変えた力を纏い、怪物へと突撃する。

 

だが怪物もそんな状況を黙って見ていない。第七波動(セブンス)を破られたのならば、その強靭な肉体で押し返すのみ。

 

振るった巨腕と光の束が衝突する。

 

激突する巨大な質量と強大なフォニックゲインを纏う装者。

 

互いに負けじと押し返そうとぶつかり合った。

 

「ガァァ!」

 

押し負けないとばかりに叫ぶ巨大な怪物。

 

だが装者達も負けじとぶつかり合う。

 

「ッ!負けるかぁ!シアンちゃんの歌が!世界中の人達が歌い、束ねたフォニックゲインが!お前なんかに負けるかぁ!」

 

そして響が叫んだ。シアンの歌うこの歌が。世界中の人達が歌い、自身が束ねた歌が負ける訳ないと。

 

シアンの歌が、負けないという思いが、全員の纏うシンフォギアに更なる力を齎す。

 

装者を纏う光が更に眩くなり、進む力を強くする。

 

「いっけぇぇ!」

 

全員の叫んだ。

 

そして拮抗していた力が均衡を破り、怪物の巨大な腕を破壊する。

 

そのまま怪物へとぶつかった。

 

纏う光、その光は全てがフォニックゲイン。70億もの歌の力を携えた力は強固な怪物の肉体を易々と貫いた。

 

そして貫かれた怪物は崩れ落ちていく。

 

だが、響達は知らなかった。巨大な怪物を倒す事には成功した。

 

だが、その怪物を生み出した意志が、ウェルによって再誕したネフィリムの意志はまだなくなっていないことを。

 

未だ健在するネフィリムが潜伏していることをまだ装者達は知らなかった。




という事でまた少しやらない三期のネタ投稿

ガンヴォルト???状態(スキル)

ブルージェットデストロイ

天を裂く一筋の閃光
纏し雷撃が阻む全てを掃滅する

エルブスエクスターミネーション

浮かび上がる雷撃の円環
蒼雷による無慈悲な一撃で根絶せよ

スプライトアナイアレイト

顕現せし稲光は禍の起源
響めく轟雷は破壊の権化
穿孔の雷撃こそが殲滅の条理

スキル名称はガンヴォルト本編同様に電気用語に何かを付け加えるを採用しております。

電気用語は超高層電放電、そしてつなげているの破壊的用語に統一しておりました。
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