戦姫絶唱シンフォギアAB   作:株式会社の平社員

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鎖環クリアしました。
いやはや、今回も楽しかった…
感想はまだ割愛させていただきます。
楽しくプレイしている人がいると思うので…


129GVOLT

「司令!緒川さん!」

 

本部にいた朔也とあおいが本部の周辺のモニターから弦十郎と慎次の姿を見ていち早く二人の元へと向かい、外に出てそう声を掛けた。

 

だが、朔也とあおいは本部へと帰還した弦十郎と慎次の姿を見て絶句する。

 

その姿はあまりにもボロボロ。顔には大量の傷が無数にあり、上半身は上着がなくなり、沢山の火傷や傷を大量に作っていた。

 

どんな戦闘があったかは二人には分からない。だが、シンフォギアを纏う装者とも渡り合える二人がこれ程までボロボロの姿になっている。

 

それ程凄惨な戦闘であり、それ程の強敵であった事は明らかであった。

 

「藤堯…友里…まずは一つ…ガンヴォルトとあの子達の為に勝ったぞ」

 

弦十郎はボロボロになりながらも二人へと向けてそう言った。

 

「報告は後でいいです!医療チームを呼びます!」

 

だが、そんな報告は後でいいと弦十郎と慎次を休ませようとする。

 

「ならエージェントを何人か呼んでください…拘束しなきゃいけない人物もいますので」

 

そんな中、慎次がそう言った。慎次が指すその先にはこの事件の首謀者の一人、ウェルが弦十郎に担がれていたからだ。

 

「ウェル博士!?分かりました!すぐに呼びます!」

 

そしてウェルを確認した二人はすぐさまそう言って通信でエージェントと医療チームを呼び寄せるとウェルをかなり厳重に拘束して二人を担架に乗せて本部へと連れ込んだ。

 

「司令、緒川さん…無事に帰還出来て本当に良かったです…」

 

本部の治療室で治療をされる弦十郎と慎次を見て朔也もあおいもそう言った。

 

「ああ。今回は俺も慎次も正直、駄目かと思う程の強敵だった…」

 

そして朔也とあおいに何故二人がボロボロになっているのかの事の顛末を語った。

 

「ッ!?ウェル博士がネフィリム同様の怪物に変異!?」

 

そして聞かされた顛末。装者達の戦闘の前半しか無かったモニター外の出来事に朔也もあおいも余りの出来事に空いた口が塞がらなかった。

 

ウェルの異形へと変異。変異したウェルとの戦闘。第七波動(セブンス)を扱うウェルに苦戦を強いられるものの一度は追い詰めたものの、再びの変異にて追い込まれた。だが、それでも二人はそんなウェルを倒し、ボロボロになりながらも帰還した事を。

 

「…無事帰還してくれたのは嬉しいですが、よくそんな相手を倒せましたね」

 

朔也が弦十郎と慎次へと向けてそう言った。

 

「世界が終わるかもしれない状況だ。何が何でも勝たなきゃならないんだからそれくらいやってのけるさ。それに…ガンヴォルトや装者達が頑張っているのに俺達が負けられるか」

 

「ええ。僕達よりも強大な敵に立ち向かっているみなさんがいるのに負けられるわけありませんよ」

 

弦十郎と慎次はそう言った。

 

朔也もあおいも、医療チームやエージェント達は確かにと思うが、だからと言ってそんな怪物相手に勝てるなんてと二人の異常な強さに少し引いてしまった。

 

「それよりも、あの子達とガンヴォルトはどうなったか分かるか?」

 

「…装者達の方はフロンティア内部で絶望的な状況に追い込まれました…」

 

そして二人の知らない、そして本部でも確認出来た装者達の事を朔也とあおいが報告する。

 

弦十郎と慎次が映像から消えた後。大量にいる怪物達に押されながらも装者達が力を合わせ、ネフィリムの心臓を破壊の直前まで行ったこと。しかし、それを阻む様に現れた巨大な怪物。そしてその怪物にやられ掛けた事。

 

「ッ!?装者達は!あの子達は無事なのか!?」

 

その事を聞かされた弦十郎はそう叫ぶ。

 

「無事です…ボロボロになり、倒れたあの子達…ですが、貴方達の仲間の装者、風鳴翼の援軍、そして世界中から集まったフォニックゲイン。そして装者達が唄った電子の謡精(サイバーディーヴァ)の輪廻の歌。それを束ね、力と変えたあの子達はシンフォギアの決戦兵装、エクスドライブへと至り、巨大な怪物を打ち倒しました」

 

それを説明しながらナスターシャが治療室へと入ってくる。

 

「そうですか…そうであれば良かった…」

 

その事に安心する弦十郎と慎次。だが、何故ナスターシャがここに来たと思い、弦十郎が問おうとする。だが、それよりも早くナスターシャが言った。

 

「そ」して先程物凄いエネルギーが確認され、そのエネルギーの元で一つの反応が弱くなった事を確認したので報告に来ました」

 

「ッ!そのエネルギー…ガンヴォルトのものなんですか!?」

 

弦十郎はナスターシャへと聞く。

 

「アシモフとガンヴォルト…どちらも同じ蒼き雷霆(アームドブルー)の能力者。エネルギーパターンも同じ、故に判断が付きません」

 

何処となく不安そうなナスターシャがそう言った。

 

「…ですが、私はその強大なエネルギーパターンはガンヴォルトのものと推測しています。根拠は有りませんしかし、そのエネルギーが強力になった時に全人類が希望信じて唄っていた。救いを信じ唄っていた。その力に装者呼応した様に、私はガンヴォルトにもその力が流れ込んだと信じています。アシモフは全人類の敵…そんな男に希望の歌がアシモフの力を増大させるなどと考えられない…電子の謡精(サイバーディーヴァ)が、アシモフの手の中にいて力を使われようとしても、力を貸すとは思えない。だからこのエネルギーはガンヴォルトであると私はそう考えています」

 

「…シアン君はガンヴォルトや装者以外に力を貸すとは私達も考えられないと思っています…それに、ガンヴォルトは今度こそアシモフを止めてくれる…だから、それはガンヴォルトの物であると信じたい…いや、そう思っています」

 

ナスターシャの推測に弦十郎もそう言った。

 

勿論、ナスターシャと弦十郎の推測はあっている。だが、それをまだ知らぬ故にそう答えることしか出来なかった。

 

そして静寂に包まれながら装者達とガンヴォルトの帰還を待つ中、突然本部である潜水艇が大きな揺へ動く。医療チームやエージェント、弦十郎や慎次、朔也とあおいが倒れそうになる中、アラートが本部中に鳴り響く。

 

「何事だ!?」

 

弦十郎がそう叫んだ。

 

「すぐに調査をします!」

 

そう言って朔也とあおいが司令室へと向かおうとする。だが、先程同様に揺れがまた起きて朔也とあおいが倒れそうになってしまった。だが、それをボロボロになった弦十郎と慎次が支えて、なんとか阻止する。何が起きたか未だ理解出来ない四人。弦十郎と慎次は朔也とあおいに支えてもらいながらも、司令室へと向かう。

 

しかし、その道中、壁に身を任せてなんとか堪えながら治療室へと向かおうとしていた未来と出会した。

 

「未来ちゃん!?」

 

「大変です!ここが!私たちのいるこの場所が!」

 

慌てふためく未来がそう説明する。だが、慌てている為に理解が出来ない。

 

「未来ちゃん!落ち着いて!今何が起きているか知っているのならゆっくりでいいから説明して!」

 

あおいも落ち着かせる様にアラートに負けない声音で未来へと何が起こったのか問う。

 

「ここが!浮いているこの場所が崩れ始めています!」

 

フロンティアの動力炉たるネフィリムの心臓を装者達が壊したのか?そう考えるが未来が続けて言った。

 

「それと響達が居た場所!あの動力炉の部屋でまた何かが始まろうとしています!」

 

その言葉に全員がその正体を知ろうと急ぎ司令室へと向かう。

 

だが、何が起きているかなど見ても分からない。ただ蠢き、何かが始まろうとしている事以外は。

 

◇◇◇◇◇◇

 

ウェルがやられ、怪物もやられ、アシモフも倒れた中、その中で未だ残る敵が存在した。

 

ウェルと共に居たネフィリムの意志。その意志はまだ残っていた。ウェルが倒れたと共に消滅した訳ではない。ウェルが倒れはしたが、その前にネフィリムの意志はその肉体から離脱してフロンティアへと移っていた。

 

そんな事が可能なのか?

 

フロンティアの動力炉たるネフィリムの心臓。それを動かすのが心臓からの動力である為、そしてネフィリムの細胞をウェルがフロンティア自体に打ち込んだ事によってそれを可能としていた。

 

そしてネフィリムよ意志は敗北をした為に次なる戦いをする為に行動する。

 

負けたままで言い訳がないと。全から一になる事で完璧な存在になったネフィリムは二度の敗北を受け入れられなかった。

 

故に次の戦いをする為に行動していた。

 

器がまだある。

 

その器へと移動していた。

 

ネフィリムの意志が入り込む事の出来る器。フロンティアには三つ存在する。

 

一つはウェル。ネフィリムの細胞を取り込み、先程まで同化していた器。だがネフィリムは其方にはもう勝ち目がないと見て向かわなかった。

 

敗北した肉体。蓄積されたダメージ。そんな肉体ではもう勝つ事は出来ない。だからこそ無視される。

 

そしてウェル同様、ネフィリムの細胞を取り込み新たなる器となったアシモフ。ガンヴォルトに敗れ、ボロボロになっているが故に、初めはネフィリムの意志はアシモフへと向かおうとしていた。

 

ネフィリムにとってアシモフとは主人。完全な存在たるネフィリムにとって聖遺物を喰らわせ育て上げた者。だが、それだけではネフィリムの意志はそんな事は思う事はない。

 

ネフィリムが目を覚ましてから行われた調教により、ネフィリムの意志にすら主従関係が刻まれていた。

 

だからこそ、主人のピンチへと駆けつけようとする。しかしそれをしなかったのには理由がある。

 

それはガンヴォルトの存在。アシモフと言う主人の中にある細胞(アンテナ)からその存在は危険だと発せられたからだ。

 

今のガンヴォルト。アンイクスプロードヴォルトという新たな領域へと踏み入れ、次元の違う強さを手に入れたガンヴォルト。その力にネフィリムの意志は恐怖して向かう事が出来なかった。

 

自身がアシモフへと乗り込み、協力しても勝てるか分からない存在。だからこそ、向かえなかった。

 

だが、それでもネフィリムの意志はアシモフの中に宿る細胞がまだ何かあると知らせてくれた。自身の主人は簡単に負ける様な人間ではない。ましてや自身の細胞を取り込み、融合症例となった主人が負けようともまだ何かあると感じされる。

 

だからこそ、ネフィリムの意志は別の器へと向かう。

 

本来の器たる心臓の元へ。

 

そして辿り着き、ネフィリムの意志は心臓へと宿る。そしてそれと共に鼓動が大きくなる。

 

二度の敗北はした。だが、まだ負けていない。そして全から一になった完全聖遺物が本当の意味で負ける事などないと。

 

今度こそ本当の勝利を手に入れる為に心臓がより強い鼓動を発する。

 

そしてそれと共に動こうとするフロンティア。だが、それを止めようとする者がいた。

 

ネフィリムの心臓と共にあるセレナ。

 

セレナがネフィリムの邪魔をしようとしたのだ。

 

だが、ネフィリムの心臓に宿ったネフィリムの意志がそれを飲み込む。邪魔をしようとするセレナ。だが、今のセレナには邪魔を出来る程の力は残されていなかった。

 

マリアを守る為に、抗いながらもネフィリムの心臓に取り込んでいた力を使用した。ガンヴォルトやマリアを戦場へと向かわせる為に力を使った。この事がセレナの力を弱めてしまった。

 

故に簡単にあしらわれ、そしてネフィリムの意志に飲み込まれる。

 

飲み込んでも未だ消えないセレナの意志。だが、それでも意識の奥底へと封じる事は再び目覚めたネフィリムの意志には出来た。

 

そしてセレナを奥底へと封じたネフィリムは今度こそ勝利を手にしようと蠢き始めた。

 

今度こそ勝利しよう。まずは自身を破壊しようとする者達から。

 

ネフィリムはそう考えると共に、屠らんとする為に新たな肉体を作り上げようとする。

 

フロンティアという巨大な聖遺物を喰らって。

 

さあ、今度こそ勝利しよう。完全なる存在たる自身が何も持たぬものに、そして完全ではない半端な者達に劣らない事を証明する為に。

 

その思いと共に動力炉になっている心臓は蠢くフロンティアに飲まれる様に沈んでいった。

 

◇◇◇◇◇◇

 

怪物を倒した七人の装者。

 

シンフォギアの限界突破状態、エクスドライブ。

 

その限界突破状態が切れる前に本来の目的であるセレナの解放をする為にネフィリムの心臓のあるフロンティア内部に向かう。

 

巨大な怪物を倒し、本来の目的であるセレナの解放を行う為に、ネフィリムの心臓を破壊して終わらせる為に。

 

そしてエクスドライブの状態の装者七人は飛行する事も可能になった為、倒した巨大な怪物が開けた穴まですぐに到達してフロンティア内部へと降り立つ。

 

だが、ネフィリムの心臓を破壊しに来たが装者達は思いもよらぬ光景を目撃する事になった。

 

そこにあったはずのネフィリムの心臓。破壊すべき対象があったはずの場所から喪失しているのだから。

 

「ッ!何故ネフィリムの心臓が!セレナが消えているの!?」

 

声を上げるのはもちろんマリア。

 

ネフィリムの心臓を最も破壊し、セレナを救いたい思いの強いマリアはそう叫ばずにはいられなかった。

 

「ッ!誰かが持ち去ったのか!?」

 

唯一ネフィリムの心臓のありかを知らない翼が全員へと問う。

 

「それは無理よ!あれはフロンティアの動力源!それを持ち出すとなればこのフロンティアが落ちるはずよ!」

 

その問いに答えるマリア。フロンティアの事をアシモフやウェル、ナスーターシャより聞いているマリアがそれは不可能だと答える。

 

「なら何処に!」

 

翼がそう言うと共に、地面が、いや、フロンティアが何かまた起きるかの様に揺れ始め、フロンティアが崩壊を始めた。

 

「ッ!?何が起こったかはわからないけど!一旦ここから離れるぞ!」

 

その状況を見て奏が叫んだ。

 

マリアはネフィリムの心臓を探して破壊しようとするが崩壊始めた故に、それすらも出来ない事を判断すると奏の言う通りにこの場から一時撤退を始める。

 

空を駆けてフロンティアの上空へと対比した装者達。

 

だが、装者達の目に映る者は異様な光景であった。

 

「何が起こっていやがる!」

 

初めにそう口にしたのはクリス。

 

装者達の目に映る光景。

 

それは端の部分はまるで力を失ったかの様に崩壊していくフロンティア。

 

「ッ!?未来!みんな!」

 

その光景に響が本部へと向かおうとする。

 

しかし、

 

「危ない!」

 

そんな響を調が止めた。

 

その瞬間に、響が向かおうとした場所に大きな巨大な黒い手のような物が突き上がった。

 

「ッ!?何…これ…」

 

調べに止められなければどうなっていたかも分からない。そんな恐怖と共に、フロンティアが形を変えて何かへと変貌していく。

 

「今度は何が起こっているデスか!?」

 

切歌もたまらずそう叫ぶ。だが、切歌の叫びと共にその存在が誕生したかの様にフロンティアの地面を突き破って姿を表す。

 

そこに現れたのは先程の巨大な怪物とは違う怪物。

 

黒い体をした巨大な怪物が装者達の目の前に姿を表した。

 

ネフィリムの意志が心臓に戻り、その心臓がフロンティアの中核を喰らい、そしてフロンティアに増殖した自身の細胞を全て取り込み作り上げた新たなる肉体。

 

その怪物は横たわる様に空中に浮かびながら、装者達を見上げ、産声を上げる様に叫び声を上げた。

 

◇◇◇◇◇◇

 

アシモフを倒したボク。

 

だが油断出来ない。アシモフと言う男の執念をボクは知っている。アシモフと言う男の手強さを知っている。

 

だからこそ、ボクは倒れたアシモフへと避雷針(ダート)を撃ち込み更に雷撃を流し込もうとした。

 

だが、ボクの放った避雷針(ダート)はアシモフに当たらなかった。

 

「ッ!?」

 

その理由は急に揺れ出した事で照準をずらされたからだ。

 

「何が起きている!?」

 

そう言うと同時にボクの周辺の地面が一斉に崩れ始める。そしてボクの周辺の足場は完全に落下を始め、動きを制限されてしまう。

 

本当に何が起こっているか分からない。だが、その状況が早くアシモフからシアンを取り戻さなくてはとボクを駆り立てた。

 

しかし、それを阻害する存在がボクの目の前に映った。

 

「ッ!?なんだあれは…」

 

目に映ったのは巨大な黒い何か。

 

何なのかは分からない。だが、その何かは心臓が鼓動をするかの様に鈍い光を上げている。そしてその上空に浮かぶ七つの白いシルエット。見覚えのあるシルエット。そのシルエットがフィーネと市電を倒した際の装者達のシンフォギアだとボクは察した。

 

「となればこれはあの場にいた怪物の強化されたものか!?」

 

正体不明なものが何なのかを理解する。だが、その理解するまで落下しながらもボクは動きを止めてしまった。

 

その隙が不味かった。

 

その瞬間にボクの頬を掠める見慣れた光線。

 

「ッ!生きていたか!アシモフ!」

 

「ああ…生きているさ…貴様如きに殺されてなるものか…貴様如きにやられてなるものか!忌々しき紛い者に頂点(ゼニス)へと至った私が死んでなるものか!」

 

そこにはボロボロになりながらも傷を修復して立つアシモフの姿が。

 

「実際死にかけた…だが後一押し(ワンプッシュ)足りなかったな…私に投与したネフィリムが…私を生かし…まだ立ち上がらせる力を与えた…だがそんな物今はどうでもいい…こんな事実があっていいわけない…頂点(ゼニス)である私が殺されていいはずがない…貴様の意味不明なその力に私が殺された言い訳などないのだからな!」

 

「何が頂点(ゼニス)だ…なら今度こそ殺す!貴方を今度こそボクの手で!」

 

トドメを刺すのが遅かった事にボクは後悔に一瞬だけ後悔に苛まれた。

 

だが、それでもまだボクのスキルは続いている。倒せなかったのならまた倒せと心が叫ぶ。

 

「なら、貴方が立ち上がれない様に何度でも倒す!立ち上がる前に今度こそ殺す!いい加減終わりにしよう!アシモフ!」

 

「何が終わらせるだ!それは貴様の話だ!貴様と言う存在を今度こそ消去(デリート)してやる!」

 

正体不明な存在を後回しにしてボクはそうして壊れゆく足場が落下する中でボクとアシモフは再び拳を交える。

 

巨大な怪物を装者達に一度任せ、ボクはボク自身の因縁と取り戻すべき大切な人をアシモフから取り返す為に、再びアシモフとぶつかり合うのであった。

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