そして迸らないシンフォギアABを開始します。
話数の題名は
そしてコメディーを書くと言ったものの難しい…その為基本はほのぼの系になると思います。
本当コメディって難しいですね…
それとガンヴォルト新作プロジェクト始動しました。
次回作続報が楽しみで仕方ありません!
1mVOLT
〜少女の話は蒼き雷霆の事ばかり〜
響は今凄くこの場から離れたいと感じている。無事、月の欠片を破壊して紫電と言われる少年を倒す事が出来、シアンが張った
無事地球へと辿り着き、戻ってきたまではよかった。だが地球へと辿り着いた瞬間にシアンが奏、翼、クリスと言い争っていた。
「ちょっとおっぱい魔人共!私があんた達も守る為に頑張って
「そうだ!私だってガンヴォルトを支えたかったのに!雪音ェ!奏ならまだしも、ぽっとでの貴方が何故そのポジションを取ったんだ!」
「翼も何を言っているの!というかそのポジションは私だけのものなの!」
シアンと翼が怒り狂い、二人に叫ぶ。
「仕方ないだろ。ガンヴォルトは吹き飛ばされて気を失ってたし、ちょうどよく私の方に飛んできたんだから支えなきゃいけないだろ?」
「ぽっとで!?だったらお前もそうだろうが!それに私怨が漏れてんだよ!この頭でっかち共が!あいつが頑張ったんだから支えるのなんて誰がやっても変わらないだろうが!たまたまあたしとこいつの所に飛んで来たんだから仕方ないだろ!」
「身長を考えろ!貴方と奏の身長差ではガンヴォルトを支えた時に収まりが悪いだろ!実際、ガンヴォルトの体勢はどうしても収まりが悪かっただろう!それなのに変わろうともせず、ガンヴォルトに寄り添って!」
「チビで悪かったな!馬鹿にするならその喧嘩買ってやるぞ!」
誰も予想出来なかった展開。いや、ガンヴォルトの事を思っている事に響はいずれこの時が来る事は何となく気付いていた。
だが今かと響は思う。
そしてその原因を作った、いや当事者であるガンヴォルトを見る。
ガンヴォルトは無事である事はシアンが言っていたので安心しているが、爆発をモロに受けていた為、現在もすやすやと寝息を立てて気を失っている。
何故こんな時に限って。いや、ガンヴォルトは皆の為に死の淵から何度も立ち上がり頑張ったんだから休んでもいいと思う。でも今だけは、今だけは疲れててもいいから目を覚ましてと願う響。
「早く目を覚まして下さいよ…ガンヴォルトさん…あの子と了子さんの戦いよりも今がやばい気がします…」
響は願う。もう疲れたのにさらに疲れるなんてもういい。というか、自分もガンヴォルト同様に今すぐ気を失いたい。そうすればもうこんな争い見なくて済むのに。
響は弦十郎達が来るまで倒れたガンヴォルトの事で言い争う少女達を見ながら溜息と疲れを一層感じるのであった。
◇◇◇◇◇◇
クリスは今度こそ二課によって保護されて、色々な取り調べを受けつつもそれなりに不自由なく過ごす事が出来た。
これも全部弦十郎やガンヴォルトがクリスの為に色々と根回しをしているらしく、そのおかげと聞いている。
現在はガンヴォルトも弦十郎も此処にはおらず、地上の復旧の為に一課と共に頑張っているらしい。
「クリスちゃーん!」
二課の本部内を歩き回っていると響の声が廊下に響くと共に抱きついてきた。
「何しやがるんだ!」
「だって未来に会えないし、翼さんも奏さんをつきっきりで看病とかで誰も相手に来てくれないんだもん!暇で暇で仕方ないよ!だからクリスちゃんお話ししようよ!」
「あたしだって暇じゃねぇんだよ!他を当たれ、他を!」
響を振り解き離れようとするクリス。だが、響は諦めなかった。こんな暇な状況を何とかする為に。だが、クリスを引き止めるにはどうすればいいのか。
響には秘策があった。翼や奏同様にガンヴォルトの事に気があるクリスを引き止める術は既に熟知している。
例えクリスだろうと立ち止まり話を聞くだろう。
「ガンヴォルトさんの事でも?」
その瞬間にクリスの動きが止まる。さっきまで何処かへ行こうと足早に動いた足もビタっとまるで紫電の放つ
「…私もちょうど暇だし、仕方なくだが付き合ってやるよ」
さっきと百八十度も違う返答だが、響はニヤリとしてクリスに聞こえないように呟く。
「計画通り…」
「何ぶつぶつ言ってんだよ。こんな所で話すよりゆっくり出来る場所で話そうぜ」
何処かソワソワするクリスを可愛いと思い抱きしめたいという気持ちを抑えて、響はゆっくりと話が出来そうな休憩室へと向かった。
◇◇◇◇◇◇
奏と翼は医務室で話し合っていた。
もちろん内容はガンヴォルトの事ばかりであった。
「ってな訳でガンヴォルトは私を優しく抱きとめてくれてこう言ったんだ。いいんだ、ボクは君が元に戻ってくれればってね」
奏はあの時のガンヴォルトの台詞を真似しながら言う。
「なっ!?そんな事まで言われたの!?」
「翼はガンヴォルトにそんな事も言われた事ないのか?」
勝ち誇ったような笑みを浮かべる奏。
「私だってガンヴォルトに抱きとめられた事の一つや二つあるんだから!」
正直、傍から見たら何を競っているんだろうかとしか思えない状況である二人。
二人はヒートアップしていくのかどんどんガンヴォルトの良い所と題して色々とガンヴォルトの話をしていく。
そんな中、その話を病室の外で聞いていたガンヴォルトと慎次。
「…ガンヴォルト君、君って結構恥ずかしい台詞ばかり女性達に言ってるよね?もしかして狙ってる?」
「…狙ってはないけど、こうやって自分の事を話されているのを聞いていると何であんな恥ずかしい台詞を奏達に言っていたと後悔しているよ…」
「ガンヴォルト君って昔からそうでしたし仕方ありませんよ」
慰めよりも何処か面白そうに言う慎次。奏のお見舞いに来ただけなのにこんな辱めに遭うとは思わなかったガンヴォルトは苦い顔をしながら自分の言動が七年前からそこまで変わっていない事を後悔する。
「…出直しますか?」
慎次の言葉に頷いて答えると、ガンヴォルトと慎次は話し合いに熱中する二人に気付かれないようにゆっくりと病室を後にするのであった。
しかし、ガンヴォルトの言動は気持ちが昂るとどうしても出てしまう為、今後も修正される事はなかった事はまた別の話である。