ヱヴァ破で綾波レイが味噌汁を作るまでの裏話です。(*ねつ造かなりアリ)味噌汁の具財はねぎと豆腐です。なるべく原作よりのレイを目指しました。

ヱヴァ破で綾波と絡んでいないキャラとの絡みあります。そういうのが苦手な人は注意。
またリツコさんも話に絡むのでレイとリツコ絡みが苦手な人も注意です。
シンジとアスカはあまり出番ありません。

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綾波レイの味噌汁を作る話を書いてみたくなり書きました。
細かい間違いあるかもしれませんが楽しんでもらえたら幸いです。

*食事会の招待状をリツコがもらったという改変あります。
レイと加持が話すシーンも新ヱヴァではありません。
洞木さんも同じく


暖かい汀(”You can’t make an omelet without breaking a few eggs.”)

「まさか、レイが食事会を開きたいなんて言い出すとはね」

赤木博士江と書かれた封筒を手にした白衣の女性が目を細め驚いたという具合に話す。

「私もびっくりしました。なんでもシンジくんと碇司令との親睦をはかってもらうための食事会だとか…」

ショートカットのあどけない表情をした女性。伊吹マヤがそれにこたえる。

 

「へえ、あの綾波レイが珍しいこともあるんだなあ」

「意外だよなあ、あの子あまり他人に興味なかったじゃないか、やっぱりシンジくんと会ってから何か変わったのかな」

青葉と日向も話に乗ってきた。

 

「そうかもしれないわね」

 

今まで碇司令にしか心を開かなかったあのレイがね…。途中、皆に聞こえないつぶやきをそっと漏らすとリツコはタバコを取り出し司令室を後にした。

 

第1の少女綾波レイ。

 

ネルフ内でこれほど話題になるくらいレイが他人に興味を持つことは珍しいことだった。

そしてそのきっかけはシンジの作った味噌汁だったことを直に知っているのはシンジそしてクラスメイトと加持だけである。

 

 

暖かい汀(”You can’t make an omelet without breaking a few eggs.”)

 

 

昼休みのチャイムが鳴り、クラス中の生徒が一斉に昼食をとるための準備を始める。

洞木ヒカリも自分が作った弁当を食べようとしているところだった。

 

「あの…」

そこに遠慮がちに声をかけてきたのは綾波レイ。シャギーカットに赤い目をした不思議な雰囲気の少女。同じクラスメイトなのに儚い存在に思えてしまうのはどこか浮世離れしている感じがするからだろうか。

 

「綾波さんどうしたの?」

 

「今、話できる?少しだけ」

 

「いいけど…」

一体何の用なのかと席を立つ。

 

「洞木さんに頼みがあるの」

 

「頼み?頼みって私にできることかな」

 

「ええ…」

 

「味噌…汁」

 

「味噌汁?味噌汁がどうしたの」

 

「味噌汁のつくり方教えてほしい…」

 

「えっ?!いい…けどなんで味噌汁?」

 

「味噌汁作って食べてもらったらみんなにポカポカしてもらえると思うから、碇くんにもポカポカしてもらいたい」

頬をほんのり赤らめてレイは言う。

ヒカリはそれを聞いてははあとなんとなく事情を理解する。レイはシンジにお返しがしたいのだと。

 

「わかった!じゃあレシピを…」

 

「あの…私包丁使ったことなくてあと鍋も使い方知らないの」

 

「えっ…綾波さん料理作ったことないの?」

 

「ないわ」

あっさり答えるレイにヒカリは匙を投げそうになるが、ぐっとこらえ。

 

「じゃあ、料理の仕方味噌汁のつくり方私が教えてあげる。綾波さん家にお邪魔させてもらっていいかな?」

 

「ええ」

そうしてヒカリが味噌汁のつくり方をレイにレクチャーする運びになったのであった。

 

「ヒカリー遅い!いつまでエコヒイキと話してんの」

「ごめんアスカ。先食べてて」

数分レイと廊下で会話しやっと教室に戻ってきたヒカリにアスカはすっかりおかんむりになっていた。

「で、何話してたの?」

 

「味噌汁の話」

 

「味噌汁ぅー?」

 

「綾波さんが自分で作りたいって」

 

「ふーん。エコヒイキの考えてることは本当謎よね」

興味なさそうにアスカは弁当をつつくと卵焼きを黙々と食べる。

 

「味噌スープなんかのどこがいいのよ。私には理解できない」

 

「綾波さんの好みだったんじゃないかな…」

 

「好みねぇ…」

弁当を食べるのをやめ一瞬思案したが、すぐ馬鹿みたいと思い直してまた食べ始めた。

 

 

 

 

放課後。ヒカリは一度帰宅すると味噌汁の材料をトートバッグに詰めて綾波レイの住むマンションにやって来た。マンションというかマンモス団地そのものの古い集団住宅地である。

 

部屋数が沢山あるタイプの大型団地には住人があまりいないのか寂れた雰囲気が漂っていた。

壊れかけたスロープやひび割れたコンクリの床などがそのまま放置されている。

管理会社の人ちゃんと見に来てるのかなと心配になるくらいの荒廃ぶりに呆れつつ目的の部屋を目指す。

 

「綾波…綾波っと」

 

 

 

「あった」

すっかり古びて色褪せたドアを叩いてみる

「綾波さーん。いるー?」

返事がない。チャイムもあるので押してみたが

壊れているのか鳴らない。

 

「綾波さーん」

数度呼びかけても反応がない。

(綾波さんいないのかなあ。寝てるとかでも今日行くって確かに言ったんだけど」

 

2つに分けたお下げ髪を触って不安を和らげる。

(聴こえてないだけかもしれないし)

 

「綾波さーん。来たよー」

もう一度呼びかけてみる。

 

「…………」

 

「洞木…さん。あがって」

少ししてからドアがゆっくり開いてレイが顔をのぞかせた。

 

「良かった。返事ないからてっきりいないかと」

 

「…ここに来る人あまりいないから、すぐ気づかなかったの、ごめんなさい」

 

「あやまらないで!そもそも私が自分で行くって言い出したから…ね」

 

「そう…」

 

 

 

「お邪魔しま…す」

コンクリート剥き出しの部屋に入るとほこりっぽい匂いがした。

無駄なものがない殺風景な玄関そして同じような部屋。

 

(綾波さんて生活感ない人なんだ)

(ゴミはそんなに溜めてないけど、掃除はしてないよね。この部屋)

 

スリッパもないらしく靴下のままでそっと床を歩く。舞い上がるほこり。それをなるべく見ないようにしてヒカリは言った。

 

「味噌汁作るのに必要な材料持ってきたんだけど、鍋とかおたまはあるかな?」

 

「鍋…」

 

「あった…」

レイはキッチン収納から鍋と

おたま見つけヒカリに見せた。

 

 

「よし!じゃ鍋を軽く洗ってから水を入れて沸かそう」

笑顔で言うヒカリに

 

「うん」

少し照れながら嬉しそうな表情でレイはうなづいた。

 

 

 

2日後

 

 

学校の保健室でレイはリツコに検診を受けている。いつもと同じ光景。何らいつもと変わらないやりとり。

 

 

「あら、レイその指のキズどうしたの?」

 

「その…包丁を使ったら指を切ってしまって」

 

「包丁?料理でもしたの」

 

「はい…」

レイにしては珍しいしどろもどろで曖昧なはいという返事にリツコははっとする。

驚きとレイの変化についての興味だ。

 

「そう、こういうキズもあなたは治らないのだから気をつけないと駄目よ」

絆創膏をレイの指にそっと巻くとリツコは努めて冷静に言う。

 

「わかりました。」

「あの、赤木博士。」

 

「なに…まだ何か」

 

「赤木博士は食事会、好きですか?」

 

「そうね、嫌いではないわ」

 

「じゃあこれ」

白い封筒をリツコに差し出す。

 

「私に?」

 

「はい、食事皆んなでしたいのでよければ」

 

「ありがとう。考えておくわ」

その封筒を受け取ると白衣のポケットにしまい。

(レイの変化はやはりシンジくんの影響ね)

心の中でつぶやく。

 

「もう行っていいわよ」

 

「はい」

保健室を出たレイを見送ると

マグカップのぬるいコーヒーをぐっと飲み干す。

「ふぅ…碇親子の仲介役を買うのも大変ね」

 

「親の心、子知らずいえ子の心親知らずかしらね」

 

 

 

 

レイが保険室から出て下駄箱へ向かっているとシンジに鉢合わせた。

 

「あっ、綾波…どうしたのその手」

指に巻かれた絆創膏を見て心配そうにシンジ。

 

「…その、ひ、秘密」

 

「秘密…?」

不思議そうな顔で尋ねるシンジにそう秘密と答えるとレイは小走りに下駄箱へ向かってしまう。

 

「綾波っ!」

 

 

(私が味噌汁作ってることは秘密。食事会の時に美味しい味噌汁を碇くんと司令、みんなに食べてもらいたいから)

 

(まだ秘密)

シンジに言うのが恥ずかしかったからという理由もあるが食事会の時にちゃんとした味噌汁を作って喜んで欲しいからレイは秘密にしておきたのだ。

 

 

自分の部屋に着くと手をよく洗ってから

レイは日課になりつつあった味噌汁作りをはじめる。料理の前にエプロンを着ける。

 

洞木さんから教えてもらった作り方を脳内でイメージしてみる。

 

「確か」

まずは下ごしらえから、

豆腐、ねぎを包丁で切っておく。

 

豆腐はパックから出して横に切ってから縦に切ってサイコロみたいな形にする。

これは簡単。

 

ねぎは小口切り…に

これが難しい。もっと大きめに切ってもいいと洞木さんは言ってたけど、碇くんの味噌汁は具材が丁度いい大きさだったからそうなるようになるべく小さくねぎを切る。

 

指でねぎを抑えて包丁で丁寧に切っていくのが簡単そうで簡単じゃない。

 

少し焦るとすぐ包丁の刃が指に当たってしまう。

 

「痛っ」

 

浅く切れた傷から血がじんわり滲む。

 

もう指を何箇所も切ってしまい指には沢山の絆創膏が貼られている。

それでも…

「それでも食事会に出せる味噌汁できるように

頑張る」

 

 

下ごしらえの豆腐とねぎを切り終わると次は鍋に火をかける。

 

一煮立ちしたらダシを入れ先の具材を入れて少し煮る。もう一度煮立てた後は

「味噌を濾し器で溶き入れる…と」

 

菜ばしで味噌を少しずつ溶かしていくとあの味噌汁特有の香りがしてくる。

 

「これで…完成」

「碇くんの味噌汁と同じ匂い。」

 

最初はなぜ自分は生きているのかわからなかった。それはエヴァに乗るため?碇司令の命令を守るため?

 

ちがう…皆んなとの絆を作るため。

 

碇くんと

2号機パイロットと

鈴原くんと相田くん。

葛城二佐。

オペレーターの人たち。

赤木博士。

たくさんの人たち。

 

その人たちと繋がって色々な気持ちを知って

暖かい気持ちになりたい。暖かい気持ちにさせてあげたい。

 

そんな不可思議な想いを味噌汁で伝えられたらとレイは密かに思っている。

シンジがそうしてくれたように。

 

「美味しいって言ってくれるかな」

出来立ての味噌汁をおたまですくって少しだけ味見。

 

「……薄味」

 

だしが足りなかったのか味噌が少なかったのか想像していた味より薄く旨味が少ない。

 

「もう一度、今度は美味しくなるように」

 

そう決意するとおたまを握りしめ、鍋の中の味噌汁をじっと見つめた。

 

 

 

それから、数日味噌の量を変えてみたり、だしの量を増やしたり減らしたりながら味を確かめようやく納得できる味噌汁が完成した。

 

「これなら碇くん喜んでくれるかな」

 

指に巻いた絆創膏は8枚をこえていたが、レイは満足そうに微笑んだ。

 

 

 

食事会の2日前。

 

ネルフ本部。

シンクロテストを終えてプラグスーツから制服に着替えて帰ろうとロッカールームを出たレイは声をかけられる。

 

「やぁ…海洋研究所の時以来かな?」

 

少し長めの髪を後ろで結び無精髭を伸ばした男がニヒルな笑みを口元に浮かべていた。

傍らに大きなキャリーケース。

加持リョウジ。NERV主席監察官。

何を考えているかわからない人。

 

だけど、碇くんには優しい人というのがレイの彼に対するイメージだった。

 

「どうも…何か私に用ですか?」

 

「そんなに怖がらなくて大丈夫さ。君を取って食おうなんて考えちゃいない。」

 

「……………」

 

「君にはこういうジョークが通じない感じか…はは参ったな。」

対して参った風も見せず大仰に天井を仰いでみせてからすっと真面目な顔になる。

 

「葛城から聞いたよ。なんでもシンジくんのために食事会を開いてあげるっていうじゃないか。それに微力ながら協力したいと思ってね」

軽くウィンクしながら手元においていた大型のキャリーケースを軽く叩く。

 

 

「ほら、これだ」

 

ケースを開いて見せたものは

「お椀…それにお皿も」

 

10人分以上はあるかと思われる木製のお椀と白皿だった。

 

「インスタント紙皿や紙コップでもいいが、

ちゃんとした器使った方が食事会が、盛り上がるだろう。しかもネルフ謹製のものだ」

よく見るとお椀も皿にもネルフロゴが刻印されていた。

 

「借りてもいいんですか?これ」

 

「ああ、勿論。遠慮せず使ってくれ」

 

「ありがとうございます…。」

 

「どういたしまして!しかし随分と頑張ったんだなその手は相当練習してきたんだろう」

レイの手を見て感心した風に加持。

「ええ」

 

そうしてキャリーケースを加持から受け取って数泊すると。

 

「ちょっと加持ー!こんなところで何やってんのよ」

葛城ミサトがタイミングを計ったかのように加持の後ろから現れる。その顔は憤怒をあらわしており、鼻息も荒々しい。

 

「よっ!葛城!そんなに眉間にシワ寄せちゃ

戻らなくなるぞー」

 

「誰のせいよ!だ・れ・の!こんなところでレイに声かけたりしてうちのパイロット口説いたりしてないでしょーね」

 

「そんなことしてないさ。俺は綾波レイの手助けをしてあげようとしただけ…」

 

「ふーん。あなたの軽い態度からは信じがたいことだけど今回は良しとするわ」でも次はどうしようかしらと無理やりな笑顔のミサトにちょっと引く加持とレイ。

 

「あの…この人はお椀とお皿を貸してくれただけです。それ以外は何も」

このままではいけないとレイが口を開くとミサトは態度を180度変え。

 

「そうだったのレイ?」

「はいそれだけです」

 

「ならいいわ、会話中に割って入って悪かったわね」いつもの明るいミサトに戻る。

 

「いえ…」

 

「だから言っただろ。俺は変なことしてないし言ってないって」

肩をすくめて言う加持にミサトはジト目で見返すと

「ここに来た時、リツコに何したかあんたわかって言ってるの」

「あれはあれだ!軽い挨拶だって」

 

「挨拶ねぇ…そういうところが信用ならないのよったく!!」

行くわよと加持のシャツを掴み引きずって行くミサトをレイが見送っていると

「あーレイ。その荷物諜報部の車で運ばせるから一緒に送ってもらいなさい!

食事会頑張ってね!」

と言い今度は本当に去っていった。

 

 

(あの人…も優しい人。)

レイは絆創膏だらけの手をぎゅっと握りしめた。

 

 

同刻 司令室

 

 

 

リツコは一仕事終わり片付けをしていた手を止め、ふと机の引き出しから白い封筒を取り出す。

 

じっと眺めていると横からマヤがそれを覗きこんでくる。

 

「赤木先輩あれから、レイに変わったことありました?」

 

「そうね、指の絆創膏が増えていたくらいかしら。」

 

「絆創膏…ですか、それって例の食事会の練習でそうなったとか…」

 

「どうかしら」

そこまではわからないわと会話を切ろうとすると今度は日向が会話に参加してくる。

「包丁なんて使ったことないレイがそこまでする理由って何なんスかねぇ」

 

「あれだろシンジくんのことが好きだからじゃないのか」

椅子から振り向いて青葉が言う。

 

「好き…ね」

 

「ありえない話じゃない気がしますけど、恋なんですかね。好きだったらもっと直にアプローチしそうな気もします」

 

「でもあの子、レイはそう言う風にしか好意を伝えられない不器用な子なのかもしれないじゃない」

 

「シンジくんとの距離感を模索してのレイなりの好意ってことはありそうですねぇ。

僕にはイマイチピンとこないんですが」

 

「それが食事会とはレイらしいと言えばらしいかもな」

 

「ええ、実際ヒトが説得されやすいのは食事中と言われているわ。フィーリンググッド効果。

苦手な人でも一緒に食事をすると仲が深まるという結果が出てているの」

 

「そうなんですか確かに食事って

シンジくんのお父さん、碇司令。一緒に食事したこと無さそうでしたよね。」

 

「だったら、この機会で親子の溝が埋まるといいな」

 

「ああ、俺たちには関係ないかもしれないが

親密になってくれた方が潤滑に任務遂行できるだろうしありがたいよ」

 

マヤ、日向、青葉が顔を見合わせ簡単にそうなれば苦労はないなあという顔をしてみせた。

 

「ふふ、碇司令は司令なりの苦労をしているかもしれないわね。シンジくんはまだ中学生だからわからないだけで…」

 

誰しも通りすぎる多感な年頃に親から冷たく突き放されるというのはショックが大きいもの。

けれどその待遇を受けた時の苦しみと悲しみが人を成長させていくのだろう。

苦もなく悲しむことない人生ほどつまらないものはないのではないか…。

 

 

「かも、しれませんね」

 

「レイはきっとあの2人の架け橋になってくれるんじゃないかしら。確証はないけれどそんな気がするの」

 

赤木博士へと書かれた封筒を白衣のポケットにしまうとリツコは遠い目をした。

 

「ATフィールド心の壁か…」

それを壊すのはレイもしくは…

 

 

 

食事会当日

 

加持から大量に渡された食器を見て張り切ったレイは大鍋で味噌汁を作り始めていた。

招待状を出した人数分よりも明らかに多い分量の味噌汁が出来上がったが多い方が食事会らしいとレイは思ったのだった。

味噌汁だけじゃなく玉子焼きも作るつもりで

冷蔵庫に卵パックもいくつか用意してある。

作り方は洞木さんから聞いてメモしたのだ。

 

「碇くんと碇司令美味しいって言ってくれるかな」

煮込む熱気に汗を流しながらもレイは

食事会のために味噌汁を作り上げる。

 

「きっと美味しいって言ってくれる」

おたまをぎゅっと握りしめたレイは真剣な眼差しで湯気を立てる味噌汁をじっと見つめた。

 

 

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくださりありがとうございます。
短編また書くつもりなのでよろしくお願いします。

ネルフ内の名称ややキャラの喋りがおかしなところありましたらすみません。


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