ベティー「いつになったらベティーは本編に出られるのかしら。」
パック「珍しいね、ベティーが出たがるなんて。」
ベティー「いい加減痺れを切らしたのよ!」
パック「作者の趣味上、やっぱりキャラとの絡みは偏ってしまうからね。」
ベティー「まぁ、次回こそは出演してやるのだわ!」
パック「頑張ってねベティー。えー、前回はロズワールから白手袋を受け取ったね。」
ベティー「だんだんこのコーナーも雑になりつつあるかしら。
じゃあ、本編を見るのよ。」
「眠痛い…」
昨晩はこの痛みで全然眠れませんでした。
レム睡眠でした。
でもまぁ、痛みは少しマシになりました。
ホッチキスの芯からシャーペンの芯ですかね?
さて、痛みはありますが能力は押さえつけられているのでひとまず安心です。
なんと今なら人と握手ができます。
「あ、ユウちゃん。おはようございます。」
「うん、おはようレム。また何か用?」
「はい、実は服の採寸をしようと思ってきました。」
と、どこからかメジャーを取り出す。
「うん、いいよ。」
「じゃあ、計りますね。腕を方の高さまてわ上げて下さい。」
レムの指示通りにする。現在私はT字になっている。
そしてバストが計られる。すると…
「どうしたのレム?」
「い、いえ、何でもありません。あ、何にもありません。」
「何も…?」
「わ、私はユウちゃんが驚異的な貧乳でも全く気にしませんから。」
「え…」
ふとレムの胸に目をやる。(下心はないぞ。)
そこには男性の8割が好きであろう胸がある。
ちなみに残り1割は貧乳派ともう1割はゲイの方である。
「あっ…」
自分の胸に手を当てる。
そこにはきれいな壁がある。
そう知ったとたん私はとても虚しい気持ちになった。
でも、昔
「貧乳はステータスだ希少価値だ。」
そんな教えを説いた人物が居たものだと、思い出した。
「次、計ろう。」
「…わかりました。」
少し変な空気になったけど、無事採寸は終わりました。
私用のメイド服ですか、あまり女の子らしい服は着ないので似合わなそうです。
「では、すぐ朝食を作るので、ユウちゃんは無理のない範囲で手伝って下さい。」
「了解。」
部屋を出てレムとキッチン(厨房?)に向かう。
その途中でレムは不思議な話をした。
「ユウちゃんって、何か昔の友達に似てるんです。」
「昔の友達?」
「はい、レム達がまだ村にいた頃の友達です。
『ルト』って言う子で、ユウちゃんと瓜二つなんです。」
「私に似てる?どんな子なの?ルトって」
「見た目も力の制御が出来ないところもそっくりで、力を押さえる羽織を着てないと鬼化しっぱなしで、
魔法は姉様程ではないけれど、本当にルトがあのまま成長したら丁度ユウちゃん位なんです。」
「!もしかしてルトは…」
「処刑の日…いえ、あの炎の夜の前の晩に行方不明になりました。」
「処刑って、そのルトが何かしたの?」
「ルトは、力の制御が出来ないので、ある程度育ったら殺す予定だったんです。
それであの子は最後に会ったときレム達に言ってくれたんです。
『僕は明日殺される。でも悲しまないで、僕は生まれ変わっても絶対二人のことを忘れない。だから、二人も僕のことを忘れないで。』って。」
「懐かしい話ね。」
「ね、姉様っ!」
「どうも。」
「でも、その子はルトじゃないわ。ラムだって一目見たときはもしかしてと思ったけど、それでもあなたはラム達を知らなかった。それがルトではない最大にして唯一の証拠よ。」
「なんかすいません。期待に答えれなくて…」
ラムさんの鋭い視線が刺さる。嫌われてしまっただろうか?
いや、でも二人のことはきれいさっぱり記憶にございませんし……
まぁ、心当たりとしては私は小さい頃記憶喪失になってることかなぁ?
それでも、私は私だよ。
少しの間沈黙が続いて遅れてきたスバル先輩の空気の読めなさで暗い雰囲気は打ち砕かれた。
「何してんの~?ってあれ、お取り込み中?」
「いいえ、そんなことないわ。朝食を作りましょう。」
「何したんだよユウ、ラムちーがいつもより不機嫌だぞ。いつも不機嫌だけど。」
「そんなことないですよスバル君、姉様はいつでも上機嫌です。ほら、スバル君に罵声を浴びせる時なんかすごく楽しそうですし。」
「うーん、どうしたものか…」
やっぱり怒ってますよね…
髪でも染めていっそのことルトに似てない容姿にするとか?
うーん、困ったものだ。
無事朝食も済ませ、自室に戻る。今日は誰にも呼ばれてないので暇だ。
「…そうだ。」
この世界に来る前から持っていた鞄からキャンプ用のフォールディングナイフを取り出す。
遊園地にいったあとにキャンプをする予定だったのだ。
あ、フォールディングナイフとは折りたたみナイフとも言うよ。
「せっかく買ったのになぁ…」
一応護身用に持っておこう。
よい子の皆はキャンプやサバイバル以外の目的で使うとアウトなので気を付けよう。
「掃除でも手伝うか。」
ナイフをポケットに入れて部屋を出る。
すると部屋のすぐ側を掃除していたラムさんに遭遇する。
「何?用が無いなら部屋で大人しくしてなさい。」
「いやぁ、掃除でも手伝おうかなって、思いまして……」
「…手、大丈夫なの?」
「へ?」
あれれ?
「痛いんなら無理に手伝わなくていいのよ。」
これは…俗に言うツンデレ?
いやでも目付きは鋭いままだし元々嫌われてなかったというオチ?
「少し位なら出来るから、手伝わせてよ。」
「じゃあ、あそこから曲がり角までの窓拭きを頼むわ。」
「了解。」
…ってちょっとまて、窓めっちゃあるじゃん。
ラムさん達これを毎日やってたのか…
とまぁ、不満ばかりを言ってちゃ始まらないので取り合えず水濡れ雑巾で一つ目の窓を拭き始める。
窓拭きに熱中してしまい昼食に参加できなかった…
終わった頃には外はもう綺麗な夕焼け色で染まっていた。
「全く…ここまで時間をかけるなんて呆れたものよ。出来栄えに文句はないけど。」
「すみません。つい、熱中しちゃって…」
「仕方ないわね、昼食もとってないでしょ?」
「そうですけdはぐ!?」
いきなり口にクッキーを入れられる。
ふむ、チョコクッキーですね。私が好きなタイプです。
この美味しさ、愛情の籠り具合(謎)…!
レムか!?
「ん、おいしいです。」
「それはよかったわ。レムがユウのために作ったものだから。」
「後でお礼言わなくちゃですね。」
「そうね。」
そういったラムさんの横顔は、少し微笑んでいるような気がした。
◇
「捕まえなきゃ、研究の為にも、母様の為にも…!」
ロズワール邸に続く森を、一人の青年が歩き出した。
レム「ついに始まりましたレムのお料理教室です!」
レム「記念すべき最初のゲストは…え、違うんですか?」
レム「それは残念です。あ、次回予告なんですか。なるほどなるほど。」
レム「えー、次回はユウちゃんのここでの生活の三日目ですね。レムも楽しみです。」
レム「次回:『三日目』お楽しみに。」
ところで、何で次回予告なのにレム一人だったのでしょうか?