パック「この組み合わせは不思議だねー。」
スバル「『ロズワール邸男子の会』だな。」
パック「なるほど。それは僕も参加しなくちゃ。」
ロズっち「つまり私も参加しなくちゃーぁね。」
スバル「あー、前回昼メシに居なかったのは窓の掃除をしてたみたいだな。」
ロズっち「仕事に集中するのはいいけーぇれど、食事も大切にしてほしーいね。」
パック「ちなみにスバルは前回何をしていたんだい?」
スバル「……本編どうぞ!」
ロズっち「へぇ…」
この屋敷に来てから三度目の起床。
手の痛みも引いてきて現在裁縫の針が刺さった程度です。
もうお茶碗持てますね。
今日もレムに出会えるかな?
ちょっとワクワクしながら部屋で待つ。
コンコン
お、来た!
「どうぞー。ってあれ、ベアトリスさん?」
「ちょっと話があるのよ。」
「話?取り合えずどうぞ。」
ベアトリスさんを部屋に入れる。
話とはなんだろうか?私何かしましたっけ?
「話って?」
ベアトリスさんは私をじっと見て言う。
「アンタには、変な奴が近づいているのよ。」
「え…?変な奴?」
「恐らく明日。アンタのところへ来るかしら。それを予告しに来ただけなのよ。」
「明日!?」
「そう、だから明日は頼れるやつのところに居るのがいいのよ。」
「わかりました、ありがとうございます。」
本当に私何かしたかなぁ?心当たりないんだけども…
それにしても頼れる人か…スバル先輩以外なら皆強そうだけど、相手にもよるよな…
……やっぱり、ラムさんとレムだろうか?レム曰くラムさんは魔法の腕が良いとか。
どうせ仕事も始まるし、一緒に見てくれたりするだろう。
もしなかったら自分から頼む!よし、そうしよう。
結果今朝はキッチンでレムと会うことになった。
痛みも引いてきたので今日は芋の皮剥きぐらいはやろう。
「お前…」
「あれ?やっぱりスバル先輩が不器用なだけじゃ…痛っ!」
「っておい大丈夫か?」
思ったより深く入って手袋が切れ、指先に刺さってしまうと案の定、包丁が綺麗に片付けられてしまった。
「あー…It´ a magick!」
「手品後輩!?」
「私も私ですがそのネタはわからない人が多いと思うのでやめた方がいいですよ。」
はい。一応そのあとレムに縫ってもらい(つけたまま慎重に)手品は直りました。
で、今日もやっぱり掃除を手伝っていると、日が暮れていた。
「あ…」
綺麗な夕焼けが見える。昨日とは違う位置から見たものでこれはまた美しい。
「あ、いたいたー!」
「あ、エミリアさん。ごめんなさい、だいぶ時間かかっちゃっいました。」
「そうなの?でもレムがまた楽しそうにお菓子を焼いていたの。コレはユウに渡してきてって頼まれたもの。はい、どーぞ。」
「やったぁ!ありがとうございます!」
エミリアさんからお菓子の包みを受け取り少し休む。
やっぱり、明日と言われても早朝かもしてないのでラムさんとレムに頼み、今夜は同じ部屋で寝てもらった。
◇
少年は森を歩いている。
強い怒りに包まれている彼は、殺気が押さえきれてなく、周りの動物たちは逃げていく。
「いけない、僕の任務は殺す事じゃないんだから…」
少年が森を抜けた頃にはもう夜遅かったので、近くで野宿をした。
朝、少年が目を醒ます。少し体を動かして。
目の前のロズワール邸を睨み付ける。
「やっと見つけた…!」
少年は右手に持ったナイフを強く握りしめた。
エミリア「次回予告~!」
ベティー「何でベティーまで…」
ラム「『お屋敷女子の会』らしいわよ。」
レム「あれ、でもユウちゃんは…?」
ラム「掃除中よ。」
レム「今日もですか。じゃあレムはユウちゃんにお菓子を作りに行ってきます!」
エミリア「ユウも大変なのね…」
ベティー「次回はついにアイツが来るのよ。」
ラム「次回:『ミッション』お楽しみに。」
エミリア「ねぇレム、私にも一つだけくれないかな?」
レム「喜んで。」
エミリア「はむっ…うん、おいしい!ねぇ、もう一つ!」
レム「流石なくなっちゃいますからダメです。…おっと、もうこんな時間ですね。レムは夕食の準備に入るので、申し訳ありませんがユウちゃんにコレを渡してきて頂けませんか?」
エミリア「うん、渡してくるね!」