Fate/WizarDragonknight   作:カラス レヴィナ

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三章、これで本当に終了です! 
ここまで本当に長かった……読んでいただき、ありがとうございます!

エピローグすることが実はあんまりなかったりする


エピローグ

 大晦日の日。

 ハルトは、見滝原駅のホームにいた。

 

「リゼちゃあああああああああああああん!」

 

 ココアの泣き声が、他のホームまでにも響きそうで心配になる。

 目の前で、ココアがリゼに抱き着いている。

 

「おい、止せココア。また春休みには帰ってくるから」

 

 頭を揺らされながら、リゼは訴えた。だが、ココアはリゼの手を握りながら、うるうるとした瞳でリゼを見つめていた。

 

「本当に? 私のこと、忘れたりしない?」

「わ、忘れるわけないだろ! その……私だって、友達なんだし」

「本当!? ありがとう! シャロちゃんもきっとすぐに来るよ! きっと今の聞いたら喜ぶよ!」

「シャロも千夜も今日はバイトだって忘れてるだろ! 昨日のうちにあいさつは済ませてあるから、お前は気にするな!」

「でも……やっぱりリゼちゃん行っちゃいやあああああああああ!」

 

 

 ココアの顔がぱあっと晴れたと思いきや、またしても泣き崩れた。

 ココアちゃんの顔を見ていると飽きないなあ、とハルトが考えていると、今度はリゼはチノと何やら会話をしている。ココアとは違い、チノとはスムーズに会話が運ばれていく。やがて話し終えたのか、今度はハルトの隣の可奈美とあいさつを交わす。

 そして、リゼは最後にハルトと向き直った。

 

「……何があったのかは、聞かない」

 

 リゼは、しっかりとハルトの目を見ていた。

 

「あのクリスマスの日、お前が私の前で見せたアレが何なのか。お前が……あの大陸とか、気になることは山ほどあるけど、私は聞かないし、忘れてほしいなら私は忘れる」

「それは助かる」

 

 ハルトはそうとしか言えなかった。

 可奈美も、顔は平静を装っているが、「何で知られてるの」と肘で突いた。

 リゼは続ける。

 

「ただ、お前がこの町を守るために戦っているのも、一度だけとはいえ見たつもりだ。だから、私から言えることはただ一つ!」

 

 スイッチの入ったリゼが、ハルトの胸を拳で叩いた。

 

「自らの信じた道を進め!」

「……サー、イエッサー」

 

 ハルトはくすりとほほ笑みながら答えた。

 電車の発射音が鳴る。

 

「……留学、頑張ってね」

「ああ。ありがとう。ココアとチノ、皆のこともよろしく頼む」

 

 

 

次回予告

「お姉ちゃんが……来る……」

「貴女がいるから! 貴女さえいなければ!」

「憎い! 憎い! 憎い! 私よりも人気でキラキラのてめえが憎い!」

「私のこと、嫌いなの……?」

「もっと私を愉しませてほしいなあ……君と、君の大切な仲間たちの物語で」

「人の心を弄ぶお前を、俺は絶対に許さない!」

「絆……〇〇〇〇!」




バングレイとブラジラを選んだ理由ですが……
二人とも戦隊の敵で、特定の組織に所属していないからです。ブラジラは裏切ってるし、バングレイは即脱退しましたし。
ちなみに他の候補は、ゴーバスターズのエンターやシンケンジャーの十蔵、キョウリュウジャーのデスリュウジャーを考えたりしました。
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