刀使と紡ぐ物語   作:生き甲斐探す

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今回、時間がなかったために表現が変です。

慣れてきた辺りで訂正入れる予定ですが気になるとこあったらコメントよろしくです!


行動

「どうでした?そちらは。」

「あぁ、柳瀬舞衣は何も知らないようだ。」

「…そうでしたか。岩倉早苗も同じでしたわ。」

 

親衛隊は、折神紫襲撃事件後、その関係者に事情を聞くため、半ば尋問とも呼ばれる事情聴取を行っていた。

会話の通り成果は無し。

結論、岩倉早苗と柳瀬舞衣両名を事件とは無関係と判断し開放という状況である。時間と労力の見合わない仕事に疲労困憊。とても今から十条姫和、衛藤可奈美と謎の少年の確保に向かう気力は残っていない。

 

「ハァ、寿々花、流石に今日は疲れた。明日から捜索班に加わろう。」

 

…ただ、彼女の脳裏には屈辱がこびりついて離れない。

彼女の心は曇っている。憂鬱に身を任せ剣を片手に携える。

 


 

「…何故、こうなる?」

今三人は、ビジネスホテルの一室に居る。時刻は巣9時半過ぎ、良い子は寝ている時間の出来事である。

 

この状況を理解するには順を追って説明する必要がある。

 

 

 

トラックの荷台で天馬の投げかけたのは、これからのことについて、これからどうするのかという問。

 

姫和に、行く宛がない以上本土の地理に詳しくもない天馬には打つ手はない。

姫和がムムッと唸り、心当たりを探る中、可奈美はひらめいたと言わんばかりの表情でウキウキと言う。

「アッ!…ショッピングセンター(彼処)なんてどうかな!」

「…」

「…」

「大丈夫だよ!任せて!」

…告げられた一言、それが逃亡生活初日を無茶苦茶に振り回した。

 

 

「…おい!大丈夫なのかよ?」

「知らん。宛先のないのなら仕方なかろう。」

と可奈美に一瞬でも期待した姫和が後々後悔するのはまた別の話。

 

 

「まずは御刀を隠さなきゃだね!ついでにパーカーも買わなきゃ!」

「…だからといって遊びに来たわけではないぞ。」

和気あいあいと話す可奈美、その様子は年齢相応の可愛らしさと健気さを感じさせる。誰もこの少女が終われ身であるとは想像もつかない。

乗り気ではない天馬と姫和の手を取り走り出す。

「さぁ行こーー!」

 

 

「おい!十条姫和(ぺたん娘)、これなんていいんじゃね?んん!」

先程とは売って変わりノリノリの天馬。その手には御刀を隠すためであろうギターケースが握られている。

「姫和ちゃん、これ似合うかな?」

可奈美はショッピングに来ているつもりなのか遊んでいるのか、メイド服を合わせている。

「…天馬、いい加減そのぺたん娘と言う呼び名やめろ。それと可奈美、巫山戯ているのか?」

 

「ムゥ、だって可愛いもん。姫和ちゃんはこれが似合うと思う!」

可奈美の暴走具合は半端ではなく、アレコレとまるで止まらない。奥義を使ったために疲労困憊な姫和には荷が重すぎる。

更に天馬も始めてくる本土のショッピングセンターに夢中になっている。

姫和はこの絶望的な巫山戯た状況に叫びを挙げた。

(もうやめてくれ!)

……心のなかで。

 

 

 

「姫和ちゃん、怒ってる?」

 

「…当たり前だ。私達が同室なのは構わない。だが何故天馬も同じ部屋なんだ!」

 

可奈美に連れられたショッピングセンターでギターケースと顔を隠すためのパーカーと整理品を購入し、ショッピングセンターを出たときには既に時計は七時を指していた。

幸い近場に人気の少ないビジネスホテルがあった為そこに泊まることになる。

問題はここからだった。疲労がピークに達した姫和は可奈美に受付を任せた。どうやら宿泊事態は受理されたらしい。

問題は受理された理由だった。

 

「!天馬さんって男の人だったの???」

 

ホテルの従業員もだが可奈美は馬鹿だったのだ。

どうやら姉妹3人で通したらしい。

「は?ハァ。」

先程から天馬と姫和は不機嫌だ。天馬に関しては落ち込んでいるのだろう。

「だってしょうがないじゃん!天馬さん御刀持ってるし!女の子みたいに可愛いし!!」

グサッ!

音が響いた。ような気がした。天馬の心の音が。

「…おい。衛藤可奈美(クルクルモンブラン)。」

「クルクルモンブラン?」

誰のこと?と言わんばかりの表示。

「てめぇの事だよ!!」

 

その夜は仕方なく三人で雑魚寝をすることになった。

姫和だけでなく天馬まで怒らせてしまった可奈美がその日真ん中で寝かされたのは当然の結果である。

 

 

 

「羽島学長。私を衛藤可奈美及び十条姫和捜索班に入れてください!」

 

 




今回は難しかった。(言い訳)



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