□S11地区後方支援基地内にある依頼内容の記録を消去する
□(オプション)S11地区後方支援基地の指揮官を殺す
今回はoldsnakeさんの【破壊の嵐を巻き起こせ! 】
そして、焔薙さんの【それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!】
がコラボってます。
多重コラボなので細かいズレとか差異は気にしてはいけない、いいね?
運び屋が運転する貨物トラックが、基地を目指しながらその道を遮る悪魔達を轢き殺していく。
車体が悪魔にぶつかる度に鈍い音と大きな振動がするが、運び屋は気にせずにアクセル全開で突っ走る。
だがそれでも、次々と湧き出てきてはトラックを行かせまいと集ってくる悪魔達、ついには何体かの悪魔が車体に取り付き始める。
そしてその内の一体の悪魔が運転席の窓を割って入りこもうとするが、運び屋が拳に装着された機械式のアームサポーターであるツーステップ・グッバイで顔面を殴り飛ばすと、その瞬間仕込まれた炸薬が爆発し悪魔を窓の外へ吹き飛ばした。
窓から吹き飛んで再び外へ送り返された悪魔の死体は、近くにいた他の悪魔達に叩きつけられたかと思うと、次の瞬間には殴った時に打ち込まれていた小型爆弾が爆発し周囲の悪魔も巻き込んでバラバラになった。
そんなことを繰り返しながらトラックは基地へ向かって突き進んでいくが、運び屋が割られた窓の外をふと見ると茶髪のショートヘアの少女が見えた。
その体長に不釣り合いなサイズの武器を両手に持っていた少女、ついでに言うとそのバストは豊満であった。
どこかで見たような気がする。そんなことをふと考えているとと突如爆音と共に車体が大きく揺れる。
どうやら悪魔の中に自爆するタイプがいたらしく取り付いたと同時に爆発したようだ。
爆発の衝撃でハンドル制御ができなくなったトラックはついで、とばかりにまたも近くにいる悪魔達を巻き込んでいきながら……
今度は要塞かと見間違うかのような馬鹿デカイ四足歩行兵器に衝突した。
巨大な歩行兵器の脚部分に追突し大破して横転するトラックだが、運び屋は拉げた扉をツーステップ・グッバイで爆散させて殴り飛ばし、恐らく殴り飛ばした扉がどこかにいた悪魔に降ってきて爆発したのであろう音がした。
運び屋が大破状態のトラックから抜け出すとそこには運転していたトラックと追突したであろう歩行型の移動要塞と、先ほど見かけた少女が唖然とした表情でこちらと見ていた。
こちらのトラックが大破したにもかかわらず、その移動要塞はほとんどダメージを負っていないようで、よほど頑丈だったのだろう。
しかし、移動用のトラックがこのざまではこの先は徒歩で進まねばならないことになる。
少し困ったことになったと考えていると、その現場をみていた茶髪の少女が呟いたのが聞こえた。
「マ、マジかよ、よりによって運び屋かよ……最悪だクソ!」
少女は鋭い目つきで睨んでいたが、同時に怯えが見え隠れしているのを察した運び屋、だが彼女が強者であるのもわかった。
そしてグリフィンの人形ともまた違うと気付くが、なぜこうにも警戒されているのかわからない運び屋。
と、そこで移動要塞のスピーカーから女性の声がした。
≪あー! ホンマすんません! ちょっと調子こいただけで悪気はなかったんや!≫
ぶつけたのはこっちなのだが、妙に下手にでたような声で謝ってくる移動要塞を操作しているであろう女性の声。
この非常にややこしい状況の上に、先ほどまでは蹴散らされていたであろう悪魔の生き残りたちが集まり始めている。
とりあえず運び屋は、確実に敵であり邪魔な悪魔を片付けることにした。
運び屋は一番近くにいた悪魔に駆け寄ると腕に装着されたツーステップ・グッバイを叩きこみ始めた、悪魔は持っていた鎌で防御するが、運び屋の
殴り飛ばされグチャグチャになった悪魔の死体は、他の悪魔の群れに放り込まれツーステップ・グッバイにより打ち込まれた爆弾が他の悪魔を巻き込んでいく。
更に運び屋がプラズマ・グレネードを他の悪魔の群れに投げ込むと、その爆発で
悪魔達が緑色の閃光を放ちながら更に爆発し、その爆発に巻き込まれ死んだ悪魔もまた同じように連鎖爆発していく。
そんな作業を繰り返して付近の悪魔を一掃し、あたりは緑色に発光した粘液と砂が混じり合ったモノが辺りに残るだけだった。
≪う、嘘やろこれ……≫
≪社長! 逃げましょう! あの男、人間じゃないどころかマトモじゃないですよ!?≫
移動要塞から色々と酷い言われようをしている中、茶髪の少女は運び屋の方へ一歩踏み出して睨みつけながら言った。
「運び屋テメェ! なんでここにいんだよ! 作戦に協力するとか聞いたけど、ぜってぇ嘘だろ! 何を企んでんだ!」
運び屋に妙に突っかかる態度の少女、正直なところ身に覚えはないが心当たりが多すぎる……そんなことは運び屋にはどうでもよかったが、一つ気に食わないことがあった。
「な、なんだよ! やろうってのか!」
少女が内心怯えていることに運び屋は不満だった。
何故彼女の様な強者が自分程度の者に対して弱腰なのか……
―自分を殺せるかもしれない程の強者のはずなのに―
運び屋が少女に近づこうとする。
だが、次の瞬間に移動要塞からの機銃による銃撃が足元に放たれた。
牽制となった銃撃に歩みを止めて移動要塞の方を見る運び屋。
≪社長!? な、なにやってんですか!!≫
≪い、いやな……どうにもあの子がヤバそうやったからつい…… ごめんやって堪忍して!≫
「余計な事すんな! 死にてぇのか!」
何故か敵対者扱いになってきている運び屋、仕方ないので得意の話術で説得しようとするが……
少女の方に突然、通信が入った。
「こちらイチイバル、今それどころじゃ…… すぐに向かう!!」
少女は、どうやらイチイバルと言うらしい。
彼女が突如の通信を聞いた途端、顔つきを変えて翼を生やしたかと思えば瞬時に空を飛び去っていった。
≪ヤークトフントのほうへ向かったみたいやな。 あ……≫
そして、その場残ったのは運び屋と移動要塞。
≪や、優しく殺して?≫
≪何言ってんですか社長!?≫
この後、移動要塞にタンクデザントして送ってもらった。
移動要塞をまとい戦場へ向かうリホーマー達。
運の無さからか、不幸にも運び屋のトラックが追突してしまう。
サーチャーをかばいすべての責任を負ったリホーマーに対し、
車の主、運び屋が言い渡した示談の条件とは・・・。
悪いの運び屋やんけ!
【ツーステップ・グッバイ】
通称、爆殺フィストと呼ばれる武器のユニークカスタム品。
殴ると連動して、手の甲の部分に仕込まれた炸薬が爆発、さらに殴り殺した相手に小型の爆薬を埋め込むという、死人に鞭打つような武器。
【Unstoppable Force】
運び屋の近接攻撃を防御した相手は、より数倍の威力をくらうことになる。
ガードによって軽減されたダメージが増えるのではなく、通常攻撃の威力を数倍にして与えるという理不尽な効果。
運び屋に接近戦を挑んではいけない理由その一。
【Piercing Strike】
運び屋の近接攻撃は、装甲値を幾分か無視する。
投擲武器にも同じ効果がある。
運び屋に接近戦を挑んではいけない理由その二。
【Meltdown】
運び屋がエネルギー兵器で相手を殺した場合、その瞬間に死体は小規模なプラズマ爆発を起こす。
その爆発に巻き込まれて死んだ相手にも同じ現象が発生し連鎖する。
否が応でも発動してしまい他を問答無用で巻き込む、運び屋がエネルギー兵器をあまり使いたがらない理由の一つ。
この話を読んでる方の情報はどんなもんでしょ?
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ドルフロ知ってるけどFallout知らん
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ドルフロ知らんけどFallout知ってる
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両方とも知ってるぞ
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両方とも知らんぞ
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