FALL OUT GIRLS   作:WarBoss

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もうサブタイトル思いつかないからまたそのままでいくよ。

ということで犬もどきさんの【METAL GEAR DOLLS】での大モンハンコラボの参加回です。

……ぶっちゃけ参加しときながら、執筆時間がなかなか取れなくて追いついてない上に内容が雑になってるって自覚してます(焼き土下座)


Monster Hunter

『はい……モンスター……暴れている、と……いや、暴れている事以外は普通だと思うのですが……へ? ……アッ、ハイ』

 

 運び屋は映像越しの通信の相手であるS地区応急支援基地の指揮官である白肌に白髪ポニーテールの女性、サバシリ指揮官に伝えるべきことを言った後、通信を切る。

 伝えた内容は少し信じがたいようで荒唐無稽な話だったはずなのだが、意外なことにすんなりと信じてもらえたことに少し予想外な運び屋だった。

 だが思いにふける間もなくM3から新たな報告の声がかかる。

 

「え、えっと次のD17地区基地からの連絡の返答が返ってきました…… 返答は了承と……チップも弾むとのこと……でした」

 

 M3は通信装置に向き合った運び屋にそう伝えると、それを聞いた運び屋は通信装置に取り付けられたダイヤルらしきものを弄りながら通信を新たな所へと繋ごうと通信装置を操作する。

 

 今、M3と運び屋ががいる場所は国境なき軍隊ことMSFと呼ばれる傭兵団の前哨基地内の通信施設であった。

 何故二人がこのようなことになっているのかというと、しばらく前に依頼してきたMSFに所属するスコーピオンが再び運び屋の交渉能力や立場を見込んで仲介役を依頼したいという話が来たのが発端だ。

 なんでも、MSF側から直接グリフィン基地を雇い入れたり依頼したいのだが正規軍の絡みで色々と問題があるらしい。

 そんなグリフィンとMSFからもこの状況を調停する為に、グリフィン側からヘリアントスことヘリアンが、MSF側からはオセロットという男とその付き添いで戦術人形のWA2000がこの場にいる。

 ついでに言うと本来はM3ではなくイエスマンがいるはずだったのだが、オセロットは断固として許可しなかったらしい。

 

 だが、それ以外に組織に所属というものすらしていない者がこの場に()()いた。

 その猫はトレニャーと呼ばれ、二本足で立つその猫が今回の事件の発端であり鍵であった。

 直立歩行する猫という時点で色々ツッコミどころがあるのだが、普段から二足歩行するヤモリ(ゲッコー)の世話をさせられているM3は深く考えず気にしないことにした。

 曰く、トレニャーがいた島には驚くべき巨大なモンスターが数多に生息しているらしいのだが、そのモンスターが暴れ出して数匹が島の外へ逃げ出し騒動を起こそうとしているのだという。

 それにいち早く察知したMSFはこの問題を対処する為にグリフィンの協力を欲したというわけである。

 そのモンスターの情報に詳しいトレニャーはウニャウニャと猫独特の声を発して喋べり、運び屋はその猫語? を聞き取りながら頷いていた。

 

「ほ、本当に会話して……ますね」

 

「本当に言葉が通じてるのか? にわかには信じがたいのだが」

 

「こちらのボスも会話することができている。 奴にもできても不思議ではない」

 

「そっ、そうか! オセロットが言うのならそうなんだろうな!」

 

 トレニャーと運び屋が意思疎通が本当にできているのか懐疑的であったヘリアンだが、オセロットの一言に態度を変える。

 顔が何故か心なしか赤みを帯びているような気もするが、その様子を気に食わないオセロットの付き添いであるWA2000の形相が険しくなる。

 

(あ、これワルサーさんがオセロットさんのこと好きなんだけど…… ヘリアンさんもその気がある感じが気に食わないとかそういう……やつでしょうか?)

 

 先程から彼女の機嫌が悪い理由は運び屋が気に食わないというだけの理由ではないのをなんとなく察し始めるM3。

 なんとなくマズイ空気になりそうなのを察したM3はその場の空気を誤魔化す為、運び屋へグリフィン基地からの次の通信内容を伝える。

 

「つ、次は10地区前線基地への要請連絡ですが……」

 

「……まて、それについてはグリフィン側から連絡をまわす」

 

 だがM3の言葉を遮る形で突然ヘリアンが止めに入る。

 

「この前に10地区前線基地のシーナ指揮官からお前やモハビ・エクスプレスに対して苦言の申し出があった。 知らんとは言わせんぞ、だが今はそういう諍いをしている場合でもないからな…… 揉め事にならんようにこちらで連絡をつけておく」

 

「え、えぇ…… 運び屋さんなにやったんですか……」

 

 

 ヘリアンとM3の追求を無視して次の基地へ連絡を繋ぐ運び屋、次につないだのはS09P基地。

 

『通信承った。 今は指揮官代理でこの俺が担当するから何かあれば要件を述べてくれ』

 

 キャロル・エストレーヤと名乗る少女が映像通信で応答したのだが、運び屋はその少女が映る映像を指さしながらヘリアンに問う。

 

「なに? なんでエルダーブレインのダミーがグリフィンに所属しているだと? いや違うんだ、彼女はまたその特殊で…… ん? おい、ちょっとまて」

 

『なんで俺がエルダーブレインと関係していr……』

 

 運び屋はダイヤルを無理矢理弄ってS09P基地の通信を切り次のグリフィン基地へと繋ぐ。

 

「……こいつやっぱ信用できないわ」

 

「いい加減にしろワルサー、運び屋の人間性には問題があるのは確かだが、仕事に関しては任せられるとボスが判断したんだ。 お前がとやかく言うことじゃない」

 

 WA2000の苦言を有無を言わせず断じたオセロット、そのせいで険しかったWA2000の眉間に皴が寄り顔がますます険しくなる。

 だがヘリアンも運び屋に対して思うところがある為に同じように苦言する。

 

「だがこの運び屋を信用できないのは同意だ。 正直こいつの行動には問題がありすぎる!」

 

「す、すいません。 本当にすいませんっ!」

 

 言われてるはずの本人である運び屋は我関せずと通信機を弄る中、関係のないはずの自分が何故誤っているのだろうとM3は思いつつ必死に謝罪していた。

 

 

 次に運び屋が通信を繋いだのはS13地区の基地である。

 通信映像にでたのは何処かで見た顔、S11基地の事件で出会ったリホ・ワイルダーだった。

 

『いや、今ちょうどそのバケモンが襲撃中やねんけど! 参戦するのはええで、けど…… てかなんで運び屋がそっちにおるんや?』

 

 S13地区は既にモンスターに襲撃をされているらしい。

 むしろ彼女がグリフィンに転職していた方が意外であった運び屋だが、協力の要請に参加することを確認後そのまま通信を切る。

 

『ちょっとまってや! こっちに援軍h──』

 

「えっ!? ち、ちょっとまた何突然切ってるんですか!? というか知り合いなんじゃ……」

 

「……まぁ、ペルシカから支援部隊が向かっていると連絡があったから、恐らくは大丈夫だろう」

 

「え、えぇ……」

 

 ヘリアンの発言に、それでいいのかとM3は思う……というか普段からそういう扱いなのだろうか。

 

 

 

 こうして、迫りくる強大なモンスターとやらの対抗策として参加できる基地へと連絡を終えた運び屋は、 国境なき軍隊(MSF)とグリフィンの共同作戦が始まろうとしている中で内心では興奮が昂るのを感じていた。

 トレニャーが言う、黒狼鳥だとか黒轟竜や雷狼竜なんて呼ばれる御大層なモンスターがこの目で見れるのかもしれないかと思えばワクワクしてたまらなかった。

 かつて出会った伝説に謳われたりディバイドと呼ばれる場所で出会ったデスクローよりもきっと強大で凶悪なのだろうと──

 他にもつがいで目撃された飛竜、怒りのままに全てを喰らう恐竜、また発光する巨大な蠅が目撃報告として上がっている。

 ……最後の目撃情報については心当たりが無いわけではないのだが、とりあえずスルーする運び屋だった。

 

「い、いや……その蠅って明らかにウチから脱走したブロートフライ……なんじゃ」

 

 M3の零した一言で、運び屋はヘリアンとWA2000にそれはもう色々追求され酷く罵倒されまくった。




モンハンやったことないのにモンハンコラボ書いてるやつがいるらしいっすよ?
はい、自分です。

蠅については書くネタが思いつかなかった時の為の保険です(最低)

この話を読んでる方の情報はどんなもんでしょ?

  • ドルフロ知ってるけどFallout知らん
  • ドルフロ知らんけどFallout知ってる
  • 両方とも知ってるぞ
  • 両方とも知らんぞ
  • この界隈のコラボは知ってる
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