FALL OUT GIRLS   作:WarBoss

44 / 48
ほら見た事かやっぱり収集付けれてないじゃないか。
せめてもうちょっと綺麗にまとめれる文章力がほしいなぁ……
なんか話とかキャラを割り込ませてばっかだなぁって自分でもわかってるんですけど、集中力が続かないんです。



Come Fly With Me

 突如現れた404小隊のUMP9と白い人形、突然の二人の乱入者が対峙する。

 即座に行動に移った白い人形は自身の伸長をも上回る大鎌を片手で軽々と振り回しUMP9とROの胴体を狙い振りかざす。

 

「はやくRO! 逃げるよ!」

 

「っく! 後でしっかり説明してもらいますからね!」

 

 UMP9はROの手を引きつつ大鎌を回避、ついでとばかりに再び銃弾をくらわせようと撃つも、はやり見えない障壁に阻まれ白い人形に銃弾は届かなかった。

 

「無駄な抵抗」

 

 だがROに向かってUMP9が叫ぶ。

 

「RO! スタン準備!」

 

 その一言でROは瞬時に目と耳を塞ぐ、その直後に轟音と閃光が部屋の中を覆う。

 ROとUMP9は窓を突き破り廃病院の外へと脱出していったのだった。

 

 

 

 

 

 二人は廃病院を抜け出し必死に暗い森の中を走っていく。

 片足を負傷しているROにとってはかなりの負担になるが、ここで無理をせねば助からないのだから走るしかない。

 痛覚を遮断しながら必死に走る、きっとこの無理で足は丸ごとフルメンテナンスとなるだろうことにROは少し憂鬱になった。

 

「……それで、何故あなたがここにいるんです? なんとなく想像がついてきましたが」

 

「んー ちょっと任務途中でヘリが撃墜されちゃってね。 私達は咄嗟に飛び降りてなんとかなったけど」

 

 見捨てたパイロットには悪いことしちゃった、なんて軽い口調で言いながら隣で駆けるUMP9にROは顔を顰める。

 

「それが私達に捜索指令がきていたヘリということですか、搭乗者の情報が伏せられていたのも404小隊だったからと……パイロットは助けることはできなかったんですか」

 

「飛んできた攻撃が本人に直撃しちゃってどうしようもなかったんだ。 せめて遺体ぐらいは回収してあげたかったけど食べられちゃったみたいだし」

 

「ということは他の404小隊もここに?」

 

「飛び降りた時にはぐれちゃったけどいるはずだよ、途中から急に通信妨害で連絡が取れなくなっちゃったけど」

 

 そうUMP9はまたも軽く話を返すが、顔が笑ってるが目は笑っていない。

 404小隊の仲間、特に姉であるUMP45と別れることになったことに内心相当怒っているようだ。

 ROもハーランドと遭遇した際にAR小隊と連絡を取ろうとしたが無理だった。

 恐らく見つかった時点で周囲に通信妨害をかけられていたのだろう。

 ROは自身のミスをUMP9は暗に責めているようで、内心では自らの失態を恥じる。

 

「あ、それとはいこれ! ROの銃は取り返しておいたよ」

 

「っと……感謝します」

 

 罠にかかり捕まった際に奪われていたROの銃をUMP9は何時の間にやら奪い返していたらしく、投げ渡される。

 

「けど今は無暗に撃っちゃダメ。 居場所がバレるどころかそこらうろついてるあのグールって奴らまで引き寄せちゃうからね」

 

「404の目的はあのグール達の調査ですか?」

 

「本来の任務はここらにE.L.I.D感染者を集めている怪しい宗教団体の調査だったんだ。 結果は御覧の通り……」

 

 二人が移動を止め、木の陰から覗く先にはそのグール達が数体うろうろと彷徨っていた。

 その内の一体にブライトのように肌が発光した個体も確認できる。

 そのグール達は見えているのかもわからない濁った眼はハーランドやブライトのような理性を宿しているようには思えない。

 

「あいつらフェラルって呼ばれてたけど廃病院にいたグール達より頭は良くないみたいだね」

 

「ええ、一度交戦しましたがただ獣の様に襲ってくるだけでした。 ですがその反応速度は脅威ではあります」

 

 404小隊に課せられた任務はその宗教団体の正体を調べ上げることだった。

 怪しい人形達が関わっているという情報はあった……恐らくあの白い人形もそうだろう。

 だがグールという存在との遭遇は全く予期しておらず、様々な任務等をやってきた二人も慎重にならざる得なかった。

 

「とりあえず迂回しましょ──」

 

 ──ダァンッ! 

 

「ぐぅっ!?」

 

 突然に銃声がしROが倒れる。

 UMP9は肩から人工血液を噴き出し呻くROを引きずり狙撃を警戒する為に物陰に咄嗟に隠れた。

 顔を僅かに出してUMP9が周囲を確認するとハーランドと呼ばれていたグールを一瞬だけ視認した後すぐに戻す。

 

「大丈夫? この狙撃……あのグールか」

 

「うぐっ……なんとか、しかしこれではもう私は戦力としては期待できないかもしれません」

 

 

 

 狙撃が命中させハーランドは愛用のハンティングライフルを構えながら、二人が射線から逃れ隠れるのを視界にとらえていた。

 

「この森林は既に知り尽くしてる、手負いなら追うのも先回りするのも容易いもんだ」

 

「それでは後は私達が刈り取りを」

 

 後ろから声をかけるのはあの大鎌を持った白い人形だ。

 このまま切り込みを掛けようとする白い人形だがハーランドはそれに待ったをかける。

 

「まぁ待ちな、どちらにせよ俺の撃った銃声で感づいたフェラル共が人形共を炙り出してくれる」

 

 ハーランドは爛れた顔を歪めて呟くのだった。

 

 

 

「ガッァアゥルァアアァ!」

 

「ああもう! 最悪だよ!」

 

 次々と殺到してくるグールの頭を的確に撃ち抜きながらUMP9は台詞を吐き捨てる。

 ハーランドの放った最初の一発の音によりこちらに気付いたグール達が襲い掛かってくるのを接近される前に迎撃、だがサプレッサーを装備しているとはいえサブマシンガンの連射音によりその音に気付いたらしい付近のグール達がどんどん押し寄せてくる。

 ROも必死に迎撃するが負傷した片足と撃ち抜かれた肩のせいで酷い命中精度だったが、幸いにもグール達は唯ひたすら真っ直ぐに突っ込んでくるだけなので弾を当てること自体は難しくはなかった。

 

「いまならまだの9の脚なら逃げきれます! 私のことは構いませんからそのまま脱出してください!」

 

「私もそうしたいんだけど……ねっ! ……また泣いちゃうじゃん、指揮官が」

 

 徐々に距離を詰めつつあるグールの群れの相手をしながらUMP9はROの提案に苦笑いする。

 それにつられてROもつい顔が自嘲じみた笑いを顔に浮かべた。

 

「そうでしたね……指揮官はそういう人でした。 だからあなた達を助け出す為にここにいるのでしたね……今は立場が全くの逆ですが」

 

「だからね、二人とも一緒に帰ろうよ」

 

 だがすでに弾薬は尽きかけている。

 グール達の数もかなり減ってはいるが、このままでは格闘戦になるだろう。

 人形のスペックからしてもグール相手にすることはそう難しいことではない、だが手足を損傷しているROではまともに戦えないし、それを庇うためにUMP9が戦うことになると相当厳しい状況になることは想像に難くなかった。

 

 そしてついに弾薬を撃ち尽くしてしまう。

 

「……もう弾薬がありません」

 

「こっちも……ROはCQCとかできるの?」

 

「経験はないですがやるしかないでしょう」

 

 残る敵はついには一体までに減っていた。

 だがその一体であるグールである眩しく緑色に光し者(Glowing One)を目前にするとその勝ち筋も揺らいでしまう。

 明らかに他のグールとは一線を画す様相の光し者、先ほどまで自分から襲い掛からず様子見をしていた所からも頭もそれなりに回るらしい。

 今までのグール達は光し者にとってはただの弾避けでしかなかったのだ。

 

「ぐるぅううぅ……」

 

「こいつは……勝てるかなぁ、あははは……」

 

 ゆっくりと歩み近づいてくる光し者、一歩近づくたびに二人の人形として内蔵されているセンサーが致命的な放射線量に対して警告をし始める。

 つまり目前の光し者自体が強烈な放射能を有しているということだ。

 

「RO、後ろに下がってて……ぐあっ」

 

「ガァルアアアア!」

 

「ナインッ!?」

 

「ぐうっ! このっ!」

 

 UMP9は格闘戦の構えをとるが、同時に光し者も一気に距離を詰め襲い掛かる。

 なんとか光し者からの攻撃を捌きはするが掠るたびに異常な量の放射線量がUMP9の電脳内に警告を鳴らす。

 いくら人形とはいえ外側は生体部品であり高濃度の放射線をくらえばただでは済まない、それどころか下手をすると内部の機械部分や電子部品に致命的な影響すら与える可能性がでてくる。

 既に放射線量の警告は最大レベルにまで達していた。

 

(やばいよ……電脳が焼き切れそうっ!)

 

 だがそこでUMP9から光し者が引きはがされた。

 ROが光し者に組み付いて抑え込んだのだ。

 

「ガグゥアアァア!」

 

「行ってください9! コイツは私がぁっあ!?」

 

「何言ってるのっ! 一緒に帰るって言ったじゃん!」

 

 暴れる光し者を持てる全力で抑え込むが……光し者に触れているだけで強烈な放射能汚染に晒されるのだ、それを全身で抑え込んでいるROの皮膚は既に赤く火傷を負っていた。

 ある程度の放射能汚染された外界にも耐えれる戦術人形の人口皮膚でこの威力なのだからその放射能の凄まじさがわかる。

 

 けれど、ROは離れない、UMP9の為ではない、それはRO自身のプライドの為だった。

 

「私だってAR小隊なんですっ! こんな役に立たない無様な為体でっ、庇われたままでいてたまるものですかあぁっ!」

 

 

 

 

 

「無様なもんか、十分に優秀で誇るべき仲間だよROは」

 

 次の瞬間、ROに組み付いていた光し者が凄まじい蹴りにより吹き飛ばされた。

 だがその蹴りを放ったのはUMP9ではない、助け蹴り上げたままのポーズでROに向かって不敵な笑みでROを見つめるのはAR小隊のM16だった。

 

「すまない、遅くなった。 9もROを助けてくれてすまなかったな」

 

「あははっ、タイミング狙いすぎだよ……」

 

 助っ人が来たと判り、全身の緊張と力が抜けて腰を落として座り込むUMP9、そしてその後方から他のAR小隊メンバーが駆けつけて来た。

 

「酷い火傷ですっ! 大丈夫ですかっ!?」

 

「無理に動かしちゃだめよ、肩と足も酷い怪我をしているわ」

 

「……許さない! ROをこんなにした奴全員同じように肩と足引き抜いて焼いてやるんだから!」

 

 M4とAR-15とSOPMODは満身創痍の状態のROを目にして心配すると同時に怒りが込み上げた。

 私達の仲間を痛めつけた敵……M16に蹴り飛ばされ起き上がってきた光し者をAR小隊全員が睨みつける。

 

「グゥアアアラアア! ガァアアア!!」

 

 起き上がった直後、目前の光し者は突然の不意打ちで蹴り飛ばされたことと自身にとっての敵が増えた事に今更気付き怒り狂う、そして両手を天に掲げる。

 

 すると次の瞬間、その名の通りに光し者の全身から目も眩む凄まじい光が発せられた。




なんとか合流に成功することが出来たAR小隊。
よっしゃ! グリフィン1のエリート部隊が揃ったからには楽勝だな、風呂入ってくる。

この話を読んでる方の情報はどんなもんでしょ?

  • ドルフロ知ってるけどFallout知らん
  • ドルフロ知らんけどFallout知ってる
  • 両方とも知ってるぞ
  • 両方とも知らんぞ
  • この界隈のコラボは知ってる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。