(゜∀。)ヒャッハー!!
書いたよー!!
(´・ω・`)戦闘面はご了承ください…てか、勘弁お願いします…
その代わり甘々になるよう頑張ります(·∀·)ニヤニヤ
ドゴォォ…ドゴゴゴォォン…
地下の空間まで響く地響き
「…また、派手にやってるわね…」
彼女は本を読みながら
本日二回目の地響き
「静かになったと思ったら…はぁ…今回は静かに終わらなそうね…まぁ…前の騒動も…静かでは無かったけど…」
そっと最近お気に入りの本を閉じ、テーブルに置く
「レミィの我儘にも困ったものだわ…ここしばらく静かに過ごしていたのに…いきなり事を起こすなんてね…」
紅茶の入ったティーカップを取り
ゆっくりと飲み、一息つく
「ふぅ…ここまで響くなんて…どんだけ派手にやってるのかしら…」
ここは紅魔館の地下にある図書館
そして、ここの管理人兼居候、当主の友人であり相談役
パチュリー・ノーレッジである
「今回の騒動は…建前は、あの妖怪賢者の指示…だけど…レミィの思う事があっての騒動…」
椅子に深く座り考え込む
(レミィに…言われた事…分からなかったり…気になる所が結構あったわね…)
ふと見上げ思い返し始めた
〜遡る事、異変前〜
「今日、皆に集まって貰ったのは他でもないわ…」
大広間の王座に座る、紅魔館の当主
レミリア・スカーレット
「何事かしら…レミィ、今度は皆で何か暇つぶし?」
パチュリーはここ最近のレミリアの遊び相手や話相手をしていた為そんな事を言う
「お、いいですね♪たまには皆で遊びましょう♪」
パチュリーの案にノリノリの美鈴
「……今日は違うわよ!!」
レミリアが大声をあげる
「全く…誰がそんなに遊びたがりなのかしら…!私はそこまで子供じゃないわよ…!」
腕を組んで仁王立ちしているレミリア
もう既にカリスマブレイクしているようであり
何故か微笑ましく見えた
(先週オセロで負けてウーウー言ってたのに…)
ジト目でパチュリーはレミリアを見て思った
「ははっ…失礼しました」
美鈴は軽く笑いながら謝罪した
すると
「ただいま戻りました、お嬢様」
レミリアの傍にメイド服を着た銀髪の女性が現れた
「あら…お帰りなさい…咲夜…」
レミリアは静かに名前を呼ぶ
彼女は、完璧で瀟洒な従者
銀色に輝く髪はまさに月の輝きの美しさ
可憐な青のメイド服に身を包み
静かに主であるレミリアの傍に静かに立つ
この紅魔館のメイド長
「時を操る程度の能力」を持つ
十六夜 咲夜
「遅れて申し訳ございません…お嬢様…」
咲夜は頭を下げ謝る
「大丈夫よ、咲夜…まだ、本格的な話はしていないから…それに貴女はちゃんと頼まれた事をしてるから大丈夫よ…」
優しく声をかける
「恐れ入ります…」
ゆっくりと姿勢を正し
「さて…咲夜も戻ったことだし…あら?パチェ、そういえば小悪魔はどうしたのかしら?」
レミリアは館にいるメンバー全員を招集させたつもりだったが
「あの子は本の整理で忙しいから…許してあげて…」
パチュリーは静かに言う
レミリアは(また…なにかやらかしたのかしら?)と思った
そして、深くは聞かないでおこうと悟った
「まぁ…パチェから説明しておきなさい…とりあえず…話すわね…約十年前位かしら…ここに来た時、勝手に着いてきた奴等が騒ぎを起こして鎮圧された…同時に私達はこの世界の賢者に移住者として迎えられた…そして、ペナルティはあったものの、そこまでキツい物でもなく…あれから…今まで普通に過ごしていたわ…そして…この間八雲紫が現れ、言われたのよ…この紅魔館の結界を解き…存在を露わにする…そして結界を解く条件が…」
「今度は私達自身で騒動を起こす事よ」
パチュリーはこの時よく理解出来なかった
この世界の管理者が条件として…
なぜ、事件を起こす事なのか…
この世界の人間に脅威が迫る位に…
聞いた直後は分からなかったが
詳しい説明をされて
幻想郷の維持に繋がるのが理由だった
ある程度のサイクルを必要とする
妖怪が事件を起こし
弱い人間に危機がせまる
この幻想郷の守護、「博麗の巫女(人間)」による解決
このサイクルが上手く回らなければ、維持が出来ないらしい
妖怪は恐れられ存在を維持する者達が殆どだ…
人を襲わなければ妖怪は…
人から恐れられなくなり存在出来なくなる…
だが…
妖怪に好き勝手に人間を襲わせては、駄目だ…
人間と言う存在もこの世界の維持に関わる…
人間がいなくなってしまえば終わりだ…
しかし「弱い人間達」では妖怪に抗えない…
それを護り、妖怪と同等に戦えるもの…
それが「博麗の巫女」の存在だ…
そして、今回の騒動は「現・博麗の巫女」がこの騒動を解決出来るかという、試験の様な物らしい
それなりに本気でやってもいいと言う事だ
解決出来なかったらそれまで…
レミィは全力で潰しにいくと息巻いていたが…
妖怪賢者、八雲紫は余裕な雰囲気だったそうだ
そして、去り際に八雲紫が一言言ったらしい…
「ここの子達は何人無事でいられるかしら?」
これも分からない一つだ…
私はこの言葉をレミィから聞いた時、疑問に思った…
受け取り方によっては、今回の事件を起こしたらこちら側に犠牲者が少なからず出ると言う事だ
レミィにとっては1番嫌な事だ…
しかし、レミィは何故か楽しそうだった…
その後にレミィは首を傾げている私達にこう言った
「準備を始める前に言っておくわ、私の御客も来るから、来たら御客だけ通しなさい」
「はい!お嬢様!御客様のお名前はなんですか!!」
門番である美鈴が聞いた
「名前は…そうね……」
「風に揺れる華は幽閉されたの
「美鈴、咲夜、パチュリー、小悪魔、私と…そして…」
「あの子もね…」
訳が分からない
名前のはずなのだが、さらに首を傾げてしまった
何故…私達の名が出たのか…
そんな事を思い出していたパチュリー
「レミィ達自身だけ…なら何となく解るけど…吸血鬼だし…あの子…もね…」
チラッと視線を図書館の奥に向ける
「…そんな事が…出来たら…して欲しい物だわ…」
薄く笑いボヤくパチュリー
「にしても…レミィに言われた最後の言葉も…何なのかしら…」
準備を始める為に部屋から出ようとした時に言われた事は
「貴女が一番だから…気をつけなさい…って…」
この言葉が一番分からなかった
「何の運命を視たのか知らないけど…やめて欲しいわ…とにかく…縁起が良い事が起こることを願うわ…」
そして、本を読み直そうとした時
「ん…静かになったわね…」
先程まで響いてた地鳴りが止んでいた
「……また…美鈴やられた…かしら…」
水晶玉を取り出し、覗き込む
「あぁ…やられたわね…でも生きてる見たいね…」
門の内側で気絶した美鈴を水晶玉で確認した
「死ぬ事はない…と言われても警戒はするわよ…」
ゆっくりと椅子から立ち上がる
「1人目は咲夜の方に行ったけど…2人目はコッチに来るわね…」
すると館中に響き渡り始める破壊音
その破壊音がこちらに近づいてきている
「小悪魔ー!ちょっと来なさい!」
軽く声をあげて呼ぶ
しばらくすると
「はひぃ〜…パチュリ〜さまぁ…今度はなんですか…」
ヨロヨロと赤髪ロングの少女が来る
「何をヨロヨロしてるのよ…」
パチュリーがジト目で言うと
「えぇー!パチュリー様酷いですよォ!いつもより多めの本の整理を頼んだのはパチュリー様じゃないですかぁ!!」
背中にはコウモリ羽根、頭にもぴょこんと生えている
まさに古風の司書の格好した彼女
パチュリーの召喚した魔界からの使い魔
司書兼世話役兼雑用兼実験台
小悪魔
「それは自業自得よ…貴女が全面的に悪いんだから…」
疲れきっている小悪魔に冷たく言う
「そりゃないですよ〜…不可抗力ですよ…あんな所にパチュリー様の秘蔵ぼnっ(ボガッ!!)アイタァ!?」
小悪魔の頭を本の角でぶっ叩くパチュリー
「それ以上言ったら…本の整理を増やすんじゃなくて…実験台になる回数を増やすわよ?」
「ひゃいっ!?ご、ごめんなさい!!」
それ以上言ったら洒落にならない程の恐怖を味わう事になるぞと言われた小悪魔は為す術もない
「全く…とりあえず、貴女はこれから来るやつの相手をしなさい…」
パチュリーは魔術の準備をし始める
「えぇー!私がですか!?」
声をあげる小悪魔
「なんか不満でも?」
黒笑パチュリー
「イエ、アリマセン…」
小悪魔はそう言うと入口の扉の方へ肩を落とし向かった
「さて…お楽しみの続きは終わってからゆっくり読みましょう…」
そっとテーブルに置いた本をとって、引き出しに入れた瞬間
「こあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
小悪魔の断末魔が聞こえた同時に極太レーザがパチュリーに向かって来た
「……全く…」
パチュリーは冷静に魔障壁を発動し防ぐ
レーザはパチュリーの発動した魔障壁に当たりしばらくするとレーザが止む
衝撃で辺りに埃が舞い辺りが見えにくくなるが
「へっへ〜♪やっぱりパワーだぜ!」
聞きなれない声が聞こえる
「全く幽鬼の奴も一緒に来れば良かったのに…まぁ、後から来るとは言ってたが…無駄に広くて迷ったぜ…ま、目印つけながら来たから大丈夫だろうな!」
その声はどんどん近くなり姿が確認できた
まさに魔女の格好をした金髪の少女だった
「しかし…ここは何処だぜ?ん?」
その声の主はピタリと止まる
こちらに気づいたようだ
「よく来たわね…」
パチュリーは声のする方に歩み寄る
「まぁ…いきなりのごあいさsっ…「凄いぜ!!これ全部魔導書か!!」……」
大きな声にパチュリーの声が消される
「運がいいぜ!!宝の山だぜ!!早速、
声の主は辺りの本を物色しようとしたその時
「借りていくのはいいけど…盗っていくな!!後!人の話を聞くのを学びなさい!!」
火符「アグニシャン」
パチュリーを中心に炎の渦巻きが現れ
周りに火球が飛び回る
「うわぁっと!!いきなりなんだぜ!!」
ひらりと侵入者は弾幕を躱す
「それはコッチの台詞よ!人の話も聞かずに人の本を盗って行こうとする奴程、いきなり何してんのよ!」
パチュリーは大声をあげる
「おっと!安心しな!」
「死ぬまで借りていくだけだぜ!!」
ドヤ顔で言い放つ
「結局同じよ!!」
大声で叫ぶパチュリー
「ハァ…ハァ…もういいわ…ハァ…あなたを倒して…ゲホッ…ゆっくり本を読み直すわ…とりあえず……ハァ…名乗らせて貰うわ…ゴホッ…私はパチュリー・ノーレッジ…魔女よ…ヒュ〜…ヒュ〜…」
一冊の本を持ち、中に浮き上がり
弾幕の準備をする
「にしし…そう言う事かぜ!いいぜ、パチュリー!相手になってやるぜ!私は霧雨 魔理沙!!普通の魔法使いだぜ!!」
八卦炉を取り出し、同じ高さ位に飛び上がる
「いくぜ!!」
「ハァ…ハァ…来なさい!!」
パチュリーの様子が少しおかしい事は魔理沙は気づかないまま弾幕勝負が始まる
一方その頃、幽鬼は紅魔館の廊下にいた
「な、長いな…」
長く続く紅い廊下をゆっくりと進んでいた
「しっかし…こっちでいいんだよな…何か色々と吹き飛ばされてる扉を通って来たけど…魔理沙は破壊魔なのか?」
幽鬼は魔理沙に先に向かっているから目印を辿って来いと言われていた
「まさか、目印が物理的な破壊の後だとは…」
幽鬼は紅魔館の皆さんに心の中で手を合わせた
「美鈴は安全な所に横にさせといたから大丈夫だとしても…」
「やっぱり妖怪なんだよね…小さいかすり傷程度しか無かったしね…お節介だったかなぁ…」
幽鬼は魔理沙に負けて気絶した美鈴を紅魔館の敷地内に運び、美鈴の安全を確保した
「まぁ…異変が終わるまで(ドゴォォン!!)
幽鬼は1度固まるが…地震とかではない
「この先…か?」
小走りで向かう
するとその先に派手に開け放たれた、一回り大きな入口が
「おお…ここは…」
恐る恐る、扉から中の様子を覗くと高く並ぶ本棚が所狭しと並んでいた
「もしかして、図書館…」
そして、奥の方から人の声とキラキラと反射する光が見えた
「紅魔館で図書館って言ったらあの子だよね…原作でもそうだし…ん?」
静かに図書館の中を進んで行くと人影が倒れてるのを見つける
「あれは…」
幽鬼が駆け寄ると気を失って倒れている小悪魔だった
「外傷は…上半身は…大丈夫…か…」
傍によってしゃがみ、頭から身体を見て怪我がないか確認していく
「脚とか…怪我…あっ…」
上半身の確認から下半身に目を向けた時に幽鬼は固まった
スカートがめくれて、下着(白)がこんにちは!しているのを
「………と、とりあえず…直しとこう…」
幽鬼はそーっとスカートを直した
「………駄目だ、駄目だ…変な事を考えるな!とりあえず…こんな所じゃアレだし…ちょっと失礼しますよ…」
小悪魔を抱き抱えて、先程から戦闘音の響く方へと向かう
奥へ進むと案の定、弾幕ごっこをしていた
「ゴホッ…その程度なのかしら…ゴホッ…」
属性の弾幕を出し、形勢しているパチュリー
「そんな弾幕で私はやられないぜ!!」
箒を巧みに操り弾幕を避けている魔理沙
「やっぱりか…とりあえずこっちには気づいていないみたいだし…小悪魔をちょっと影の所に下ろしてこよ…」
幽鬼は流れ玉が来なそうな、本棚の影に小悪魔を寝かした
「今はこれで大丈夫だろう…」
幽鬼は小悪魔の傍から離れ、再び弾幕ごっこをしている
2人の元へ戻る
「それにしても、生で見るのはすごいな…」
幽鬼は見上げて弾幕対決を見ていた
「ん…?」
幽鬼は気づいた
「パチュリー…息苦しそう…」
幽鬼は弾幕を放ち続けるパチュリーの肩が頻繁に上下して呼吸している事に気がついた
「…まさか…それに、もし本当にアレなら…」
幽鬼は駆け出す
(この高さからじゃ!危ない!!)
「ゼー…ハー…ヒュ〜…ヒュ〜…そ、そろそろ…限界…」
パチュリーは焦っていた、身体が元々弱い分、持病の喘息が起こりかけていた…
「大声をあげちゃった…ゴホッ…かしらね…ヒュ〜…」
未だに弾幕を放ち続けるが集中力が続かない
「しつこい弾幕だぜ!だけどそろそろ終わりにしようぜ!」
魔理沙がそんなこと露知らず、パチュリーに言い放つ
「ゼー…ヒュ〜…いいわ…これで決めてあげるわ!!」
パチュリーは最後のスペルを発動宣言する
「火水木金土符…!けんじゃっ…!」
しかしその時
「ゲホッ…ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!!ゴホッ!!」
パチュリーは咳き込み宣言が出来なくなる
そのせいで弾幕が薄くなり、その隙を魔理沙は逃さなかった
「そこだぜ!!恋符「マスタースパーク」!!!」
閃光のレーザがパチュリーに向かって放たれる
「ゴホッ!ゲホッ!しまっ…」
パチュリーは何も出来ずに呑み込まれてしまった
「どうだぜ!!」
閃光が止み魔理沙が声をあげるが
「あり?」
返事がなかった
そして、視界がクリアになると同時に
パチュリーが真っ逆さまに落ちて行った
「お、おい!!!や、やべぇ!!」
魔理沙は慌てて落ちていくパチュリーを追った
弾幕ごっこに夢中だったのか2人はそれなりの高さにいた
魔女は不死身だが怪我をする、無事ではすまされない
「くっそ!!間に合わない!!」
魔理沙は目を閉じた
(
ドーン!!
埃が辺りに舞い、見えなくなる
「…うぅ…後味が…悪いぜ…」
魔理沙はゆっくりと降りてくる
「治癒魔法…で何とか…ん??」
段々と視界が晴れてきた
すると人影が立っていた
「ぐおぉ…間に合ったぁ〜…」
幽鬼の姿が見えた
「うぉ!!幽鬼!!」
魔理沙は慌てて傍に降りる
「大丈夫かぜ!?」
「な、何とか…彼女も無事ですよ…」
幽鬼の腕の中には受け止められたパチュリーがいた
「はぁ〜…焦ったぜ…」
魔理沙はへたり込む
「全くですよ…魔理沙さんは加減を覚えてくださいよ…」
その時
「ぱ、パチュリー様ァ!?」
声が響く
「ぜ?」
「ん?」
声がする方に顔を向けるとそこには
気絶していた小悪魔がいた
「貴方たち!パチュリー様何を!?」
言いよろうとする小悪魔
「ちょっと待ってください!!」
「この人、何か持病か何かお持ちですよね!?」
幽鬼は声をあげる
「え!あ、はい…お持ちです」
小悪魔が答えると
「なら!薬か何か常備薬があったら持ってきてください!発作みたいなのが起きてたんで!」
幽鬼は小悪魔に必死に言う
「は!まさか!また!わ、わかりました!持って来ます!」
小悪魔は慌てて奥の方に向かって行った
数分後
「ん…ぁ…ぅ…」
薄らと意識が戻るパチュリー
(こ…こは…あ…ぁ…そっか…また…発作が…)
パチュリーは自分自身に起きた事を思い出した
(どの…くらい…怪我…したのかしら…)
それなりの高さから落ちた事を気づいたパチュリー
(また…不自由に…ん…)
それにしても暖かい感覚に包まれている
(小悪魔が…ベットに運んでくれたのかしら…)
パチュリーは薄ら目をあける
「遅いですね…あるかな…」
(え…)
目の前に見知らぬ男性の顔が見えた
「ぁ…」
パチュリーは気がついた
(わたし//!?お姫様抱っこされてる//!?)
「ぁ…あわ…///」
声が出てしまうパチュリー
「ん?……」
声に気づいた男性が顔を向ける
「あ、気がついたんですね?」(ニコッ
微笑む顔と優しい声にパチュリーは
「む…むきゅ…///」
変な声しか出せなかった
「こんな形ですみません…立てそうですか?」
見知らぬ男性は声をかけてくるが
「ぁ…あぅ…//」
上手く声が出ない
「ちょっと…無理そうですね…今、お薬を持って来て貰っているので…もう少しの辛抱ですので…」
「……//(コクッ)」頷く事しか出来なかった
「な〜な〜…まだ駄目か〜?」
すると視界の横からひょっこり魔理沙が現れる
「魔理沙さん…ここの管理されてる方が倒れてるんですよ?少し待っていてくださいよ…勝手に持って行くのは…ダメですからね?」
どうやら、本は持って行かれてないらしい
パチュリーはホッとして胸を撫で下ろした
が…
「じゃぁ…暇つぶしに見てるだけならいいよなぁ!」
魔理沙がいつもパチュリーが座っているテーブルの引き出しを開け始めた
「っ!!??(ガバッ!)…やっやめっ…ゲホッ!!ゴホッ!!」
幽鬼の腕から離れ止めようとするが
咳き込んで、膝を着いてしまう
「だ、大丈夫ですか!?」
慌てて幽鬼が傍により肩を支える
「そ…それより…アイツを…と、とめっ…ゴホッ!ゴホッ!!」
しかし上手く喋れない
「んぁ?なんだぜ?この本?」
一番上の引き出しを開けた魔理沙が本を取り出す
「…タイトルは…なになに?…(貴方の傍に…居続けたい)?」
ゴリゴリの恋愛小説である
「なんだ?こりゃ?」
魔理沙は分かっていないが
(うぅ…おわった…)
パチュリーはガクッとへこんだ
しかし、1人は違った
「魔理沙さん、いい加減にしてください!!」
幽鬼が大きな声をあげる
「うぇっ!?」
魔理沙はビックリする
「魔理沙さんは人の部屋を勝手に物色する悪い癖でもお持ちなんですか…?」
パチュリーから離れて魔理沙の方に歩み寄る
「え…えっ…」
「魔理沙さんは他人に部屋を勝手に漁られても平気なんですか…」
冷たく低い声で言い続ける
「あ、あう…」
魔理沙は幽鬼を直視出来なくなる
「どうなんですか…答えてください…」
幽鬼は魔理沙の顔を覗き込む
「い、いやだ…ぜ…」
魔理沙は少し震えるて答える
「なら、やるべき事は?」
幽鬼は諭す様に言うと
「ご、ごめんなさい…だぜ…」
魔理沙は答える
「自分じゃなくて…彼女に謝ってください…」
魔理沙はそう言われると
「ぱ、パチュリーだっけ…悪かったぜ…ごめんなさいだぜ…」
そう言って頭を下げる
「はい、よく出来ました…」
幽鬼の声のトーンが元に戻る
「いきなり怒っちゃって、すみませんでしたね…」
そう言って、幽鬼は魔理沙の頭を撫でる
「い、いや…今のは全面的に私が悪かったぜ…てか//!?撫でるのやめてくれだぜっ///!?」
ばっ!!と離れる魔理沙
「あ、すみません!つい!」
そんなやり取りがおわった後
「お待たせしましたー!お薬でーす!」
小悪魔が戻ってきた
「お、やっと戻ってきたぜ…」
ケロッと普段の調子に戻る魔理沙
「良かった…これで安心ですね…」
幽鬼は再びパチュリーの傍に寄り
「はい!すみませんでした…少し探していたら時間が…パチュリー様?」
小悪魔もパチュリーの傍に行くが
「………」(ポー///
幽鬼を直視したまま固まっている
「あ、あの?」
「パチュリー様ー?」
心配そうにする幽鬼と小悪魔2人が覗き込むと
「はっ!ご…ごめんなさい…」
反応した
「あぁ〜良かったですぅ…パチュリー様!お薬お持ちしました!早速飲んでくださいね!」
小悪魔が薬を渡す
「お水は…あのボトルのですか?」
幽鬼がテーブルの上のボトルを指さし
「あ、そうです!」
「じゃあ…持って来ますね」
小悪魔に聞いた幽鬼はテーブルへ向かう
すると…
「ゴニョ…(パチュリー様…もしかして、あの男性に何かされましたか?)」
小悪魔が囁くと
「!!??」
パチュリーはビックリする
「ゴニョゴニョ…(何かされたのであれば、言ってくださいね?)」
小悪魔は主人を心配しているだけであった
「大丈夫よ…小悪魔…何もされてないわ…むしろ…」
パチュリーは言葉を呑む
「??…寧ろ…どうなさいました?」
小首を傾げる小悪魔
「嬉しかった…やっと…」
「出逢えた…///」
そこには恋する乙女の顔があった
しばらくして、薬を飲んで落ち着いた後
「しかし、喘息持ちだったとは…分からなかったぜ…」
両手を頭の後ろで組み話す魔理沙
「原因は話を聞くに魔理沙さんがいけないんですが?」
ジト目を向ける幽鬼
「う…すまなかったぜ…」
素直に謝る魔理沙
「いいわよ…私も感情的になっていたから…勝負には負けた、運も味方…なんて言うじゃない…」
いつもの椅子に座り話をするパチュリー
「…私なんか…いきなりです…」
そのすぐ横に小悪魔がシュンとして立っている
「まぁ…でも、今は悪者はこっちだし、やるべき事はやったからもういいのよ…それに、もう1人の方がレミィの所に着いたみたいだしね…」
水晶玉を取り出し、そこに映る景色を見せる
そこには見慣れた巫女服とコウモリ羽を生やした少女が向かいあっていた
「げげっ!!もしかしてコイツが首謀者か!?」
魔理沙が声をあげ、確認する
「えぇ…そうよ、この紅魔館の主…レミリア・スカーレット…彼女がこの騒動の主犯よ…」
パチュリーはそう答えると
「こうしちゃ居られないぜ!!私も向かって混ざって来るぜ!」
魔理沙が箒に飛び乗り
「あ!魔理沙さん!」
幽鬼が慌てるが
「幽鬼はここにいるんだぜ!!終わったら迎えに来るぜぇー!!」
そのまま、図書館から飛び出して行った
静まり変える室内
「…はぁ…いいですか?ここに居ても…?」
申し訳なさそうに幽鬼はパチュリーに声をかける
「い、いい…わよ…//ど、どうせ…もう何も…ないし…//」
何故か歯切れが悪いパチュリー
「あぁ…迷惑なら、退散しますよ?」
パチュリーの反応が宜しくないと判断した幽鬼は出ていこうとした
すると
「大丈夫!大丈夫よ!ほ、本でも…よ、読んで…待って…いな…さい…///」
必死に声を絞り出しパチュリーは幽鬼を引き止めた
「そうですか…なら少しお邪魔していますね?」
幽鬼はニコッと笑った
「ぁ…あぅ…///」
パチュリーは顔を伏せた
「パチュリー様…パチュリー様…♪」
何故かニヤニヤしながら小悪魔が話しかける
「私、お嬢様がパチュリー様に言った一言の意味がわかりました♪」
「っ//!?」
ガバッと小悪魔を見るパチュリーに対して
「パチュリー様♪私応援しますよ♪良かったじゃないですか♪今読んでる本と展開が同じで♪」
コソコソと幽鬼に聞こえないよう喋った後もニヤニヤし続ける小悪魔
「いいから//!!お茶でも入れてきなさい//!!」
小声で叫ぶパチュリー
すると…
「あの〜?」
「ひゃい//!?」
幽鬼に声をかけられびっくりするパチュリー
「あ、すみません…普通の人間が読んでも大丈夫な本はどこら辺ですか?さっきから読めない字の表紙しかなくて…」
どうやら読める本を探していたようだ
「はーい♪ご案内しますよ〜♪」
小悪魔が元気よく返事をした
「ボソッ…(パチュリー様は…この隙に落ち着いて彼と何を話すか考えといてくださいね♪)」
「うぅ…//」
パチュリーは俯いてしまう
「ふふ♪」
小悪魔は幽鬼の傍により
「ささっ!!行きましょう!!こちらです!!」
「おわっと!!」
幽鬼は手を引っ張られ、小悪魔と一緒に奥に行ってしまう
「むぅ…きゅぅ…」
パチュリーは1人悩むのであった
縁が結び、恋が叶う
それはこの先のお楽しみ…
数十分後
薄暗く所々破損している部屋に幽鬼はいた
「あぁ…くぅ…」
脇腹を手で押さえ、壁に寄りかかり座っている
押さえてる手が紅く染まっている
「うぅ…ぐぅ…」
痛みで上手く喋れない
床を幽鬼から流れる物で紅く染まる
シャラン…
何か音が響く
シャラン…
「ネェ…マダ…コワレチャダメダヨ…」
シャラン…
部屋の暗がりから現れた少女
シャラン…
綺麗に輝く七色の宝石の様な羽
シャラン…
幽鬼の目の前で止まる、少女
「モット…アソボウ!!」
(・ω・`)描きましたお、何かパチュリーは落ちましたよ
(・ω・`)あっさりし過ぎてちょっと心配ですが…
この小説のパチュリーは乙女です( - ̀ω -́ )✧
最後まで読んでくれてありがとうございます!
(´・ω・)ノ一応攻略済みのキャラ載せときます
攻略済み=6人
風見幽香
パチュリー・ノーレッジ
??????????
?????
??????
???????
※?の所は話に出て来てはいるけど、絡みが少ないのでこれから本格的な人物です