幻想複愛物語   作:亜麻乃

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(`・∀・)ノイェ-イ!
亜麻乃でーす!!
今回は宴会編の準備のそれぞれのお話です!
長くなっちゃったので宴会の本編は次に書きます


(´・ω・`)申し訳ございません


では、お楽しみください!




それぞれの準備

 

 

 

宴会当日の朝

 

 

 

〜博麗神社〜

 

幽鬼はいつも通り神社の台所に立っていた

 

「〜♪〜♪」

割烹着を着こなし、鼻歌しながらグツグツと鍋を煮込んでいた

幽鬼はパチュリーの回復魔法のおかげかすっかり元気になっていつも通りの役目をやっていた…

昨夜はやはり動けなかったので魔理沙が色々と手を貸してくれたおかげでどうにか過ごし、霊夢も夕飯等作ってくれたり幽鬼抜きで自分で動いてくれた

そんな魔理沙は遅くなってしまったので泊まっている

 

「うん…いい感じ〜♪」

煮込んでいた煮物の具合を見る

今は朝の八時位になる

一通りの朝ご飯の準備は出来ていた

 

「取り敢えず…出来た、後は今日の宴会の食材の買い出しとか…その後の料理の支度もしなきゃかなぁ…んん〜♪いい感じに炊けてる♪」

お釜を開けて、綺麗に炊き上がったご飯を確認する

 

※幽鬼は女子力がムダに高い

 

「さて…お2人に声をかけますかね…起きるかなぁ…」

幽鬼は一通りの朝ごはんを作り終えて、二人の部屋に起こしに向かう

 

「大丈夫かな?」

先に魔理沙が寝ている部屋に向かった

 

部屋に近づいた時、襖が開く

「んぉ〜…ゆきぃ…おっすだぜ…」

寝起きの魔理沙が部屋から顔を出てきた

 

「おはようございます、魔理沙よく眠れましたか?」

 

「おぉ…寝たぜ…んんぁー!はぁ…顔洗ってくるぜ」

魔理沙は軽く背伸びをしてから顔を洗いに行く

 

「落ち着いたら居間にお願いしますね〜…ご飯出来てますから〜」

幽鬼がそう言うと魔理沙は片手をあげて反応し、外の井戸に向かう

 

「うし、霊夢さんだな…」

幽鬼は魔理沙を見送ってから霊夢の部屋に向かう

 

 

霊夢の部屋の前に着いて声をかける

「霊夢さん?起きてますか?」

 

しかし反応はなかった

「……霊夢さーん?開けますねー?」

幽鬼はそっと霊夢の部屋の襖を開ける

 

「ん〜ぅ…起き…たわ…よ…」

ちょうど起き上がった所だった

しかし、寝起きなので少し覇気がない

 

「手を貸しましょうか?」

 

「だい…じょうぶ…だから…先に行ってて…」

ゆっくりと立ち上がる霊夢

 

「んぅー…はぁ…魔理沙は…起きたのかしら?」

背伸びしながら聞いてくる

 

「ついさっき、顔を洗いに井戸の方に…」

いつも通り霊夢が寝ていた布団を畳む幽鬼

 

「そう…私も顔を洗ってくるわ…」

霊夢は廊下に出て向かおうとしたが…

幽鬼の方に視線を向ける

 

「うっいしょ…と…」

霊夢に見られてるとは知らずに布団を畳み続ける

 

「あのさ…」

ふと声を霊夢にかけられる

 

「あり?どうかしましたか?」

一旦手を止めて霊夢の方に向く

 

「……」

 

「……?」

 

黙ったまま見つめ合う二人

 

「私は…アンタをっ(おーい?起きたかー?)っ!?」

霊夢が何かを言いかけた時、魔理沙が現れる

 

「あぁ、魔理沙さんスッキリしましたか?」

 

「おめめパッチリだぜ!ほら、霊夢も早く顔を洗って幽鬼が作った朝飯食べようぜ!」

 

「そうですね、先に待っててください、魔理沙さんのお布団も畳みに行きますから」

幽鬼はそう言って霊夢の布団を端に寄せて、魔理沙が寝ていた部屋に向かった

 

「すまんぜー…頼むぜー…よし、霊夢!早く身支度して飯食べて宴会の買い出しいくぜ!」

魔理沙もスタスタと居間に向かう

 

「はぁ…たくっ…」

頭もかきながら顔を洗いに行く霊夢

この後朝ごはんで魔理沙のおかずが殆ど霊夢に食べられたのであった

 

 

 

 

しばらくして、それぞれ宴会の為の準備に動いた

 

魔理沙と霊夢は人里に買い出しに出かけ

 

幽鬼は神社に残って、掃除と宴会の席のセッティングと料理の下処理などをやろうと思っていたら

 

「仕事早いですね…咲夜さん」

 

「メイドですから」

 

 

いつの間にか咲夜が来て、終わらしていた

 

 

「でも、お掃除が行き届いていましたので直ぐに終わりました…幽鬼様の日頃のお掃除賜物です」

物静かに幽鬼を褒める咲夜

 

「いやぁ…そうでもないですよ…本職の咲夜さんには負けますよ…そういえば身体は大丈夫なんですか?昨日と今日ですから…無理はしないでくださいね?」

咲夜の調子を心配する幽鬼

 

「お気遣いありがとうございます…でも…そうですね…少しお茶休憩致しましょうか…」

お茶の間のちゃぶ台にお茶が一瞬で用意される

 

「そうですね、一息つきましょうか…」

 

咲夜と幽鬼はお茶休憩を始めた

 

 

 

 

 

 

〜その頃、人里の買い出し組は〜

 

 

 

「後は何かあるかしら…」

 

「こんだけありゃ、大丈夫だろ?」

霊夢と魔理沙は一通りの買い物を済まし茶屋で休憩していた

 

「やっぱり、何か重々しいな…」

魔理沙がボソッと言う

 

「何が?」

霊夢が魔理沙に聞くと

キョロキョロと辺りを見回した後にヒソヒソ言う

 

「いや、ほら…幽香が昨日の件で謝りに来るって言ってただろ?」

 

「そういえば…そうね…モグッ…」

霊夢は答えながら団子を食べる

 

「昨日帰る前に慧音達に言ったから、多分村人達にも話がいったんだろうぜ…人の徘徊もいつもより少ないのが分かるんだぜ…ズズッ…」

そう言って魔理沙はお茶をすする

 

 

 

「あら、魔理沙…?」

ふと後ろから横から声をかけられる

 

「おぅ!?」

魔理沙が声がした方に向くとアリスだった

 

「な、なんだぜ…アリスだったか…びっくりさせるなぜ…」

ホッと安心して胸を撫で下ろす

 

「なによ、何か声をかけちゃマズかったかしら?」

 

「いやいや…そう言う事じゃなくてだな…昨日の騒動は知ってるか?」

ジト目を向けるアリスに魔理沙が聞く

 

「えぇ、まぁ…新聞で知ったのだけど、大変だったわね…まさか、幽香が人里で暴れるとはね…そこら辺、どうなのかしら?博麗の巫女さん?」

黙々と団子を食べていた霊夢にアリスは声をかけた

 

「むぐっ…何でこっちに話を振るのよ…魔理沙でいいじゃないの…」

 

「新聞には最初からいたのは貴女って書いてあったわよ?魔理沙は本当に終盤に現れたって…魔理沙、隣りいいかしら?」

アリスはそう言って魔理沙の隣に腰をかける

 

「ぜぜっ…それは言わないでくれよ…少し気にしてんだからよ…」

そう言って軽く不貞腐れる魔理沙

 

「あら、ごめんなさいね♪」

イタズラ笑みを浮かべるアリス

 

「全く…それで?何の様なのよ…居たから声をかけただけじゃ無いはずでしょ?」

霊夢はアリスに声をかけた訳を聞く

 

「……ふーん、分かるの?」

 

「勘よ、勘」

そう言ってお茶を飲む霊夢

 

「勘…ね…間違っては無いわね…二人に聞きたいことがあったのよ…特に幽香の事で…」

 

「お?なんだぜ?」

不貞腐れてたのは何処へやら魔理沙が反応する

霊夢は相変わらずお茶を飲み続けている

 

「……貴女達以外にも…誰かいた?もちろん、あの紅い館の人達とか除いて…」

アリスはジッと二人を見つめる

 

「あぁ〜…」

チラッと霊夢の方を見る魔理沙

 

「あの新聞は根本的な原因が載ってた…って思ったけど…何かがおかしいのよ…もし暴走状態だったら、明確的に人里に来るはずないのよ…ここに来るまで辿って見たけど…通り道は暴れた形跡は無かったのよ…貴女達があの幽香を取り押さえていた場所以外…だとしたら、自然に幽香はココに何かを求めて行動した…と言う事の方が納得行くのよ…」

 

アリスは淡々と自分の立てた仮説を霊夢達に話す

 

「…どうして、そんな事を気にするのかしら…貴女には関係ない事だろうけど…」

 

「そ、そうだぜ?アリスに何か影響を与えた様な騒ぎじゃないぜ?」

霊夢と魔理沙は何故そこまで、幽香の事件を気にするのか分からなかった…アリスに対する実害は無いはずだと

 

「……そうね…そう言われれば…少なくとも人形劇が今日のは中止にした以外ないわね…けどね、私は確認しなきゃいけないの…幽香に目の前で連れ去られた人の事を…」

アリスは鋭く静かに言った

 

「うぇ!?連れ去られた!?誰がだぜ!?」

「…………」

霊夢はお茶を飲む手が止まり、魔理沙は驚いた

 

「名前も聞けなかった…あっという間に、連れてかれちゃった…それに…上海を救ってくれた、御礼も言えてない…」

静かに顔を下に向けて言うアリス

 

「………あ〜…もしかして…あいつか…」

「魔理沙…!」

「あっ…」

魔理沙がボソッと言ったのを霊夢が止めるが

 

「あいつって…やっぱり知ってるの!?」

ズイっと魔理沙の顔を覗き込むアリス

 

「あっ、いやっ!?あれだ!もしかしたら、別人だろうぜ!?人間の男何て、そこら辺沢山いるし!!」

魔理沙は慌てて言うが

 

「はぁ〜…魔理沙、アンタ…」

黙っていた霊夢がため息をつく

 

「やっぱり知ってるのね?」

アリスは確信した

 

「いやいや?何でそうなるんだぜ?」

魔理沙は慌ててアリスに聞くと

 

 

「魔理沙…私は人しか言ってないわ…いつから人間の男の人の話をしたかしら…?」

 

「あっ…いや〜…」

魔理沙は目を逸らす

 

「はぁ…隠す事じゃないから、良いけど…貴女も苦労するわよ…それでも良いの?」

霊夢が軽くため息をつき、アリスに確認する

 

「何が良いのか分からないけど…会えるのなら…」

アリスにそう言われた霊夢は立ち上がり

 

「なら、神社に着いて来なさい…ついでに少し荷物を持ってちょうだい」

片方の荷物を差し出す霊夢

 

「えぇ、わかったわ」

アリスは立ち上がり、荷物を受け取る

 

「よし、帰るわよ…じゃ、魔理沙支払い宜しく〜」

そう言って霊夢は歩き出す

 

「何でだぜ!?」

 

 

 

結局、魔理沙が代金を出す羽目になったそうな

 

 

 

 

霊夢達が人里を離れた後

 

 

白い日傘さしながら人里の中央通りを歩く1人の女性影

片手には袋を持ちとある場所を目指し歩いていた

 

女性が歩いた後は道端の花が綺麗に咲き乱れ

 

その女性を歓迎するかの様に

 

 

 

彼女が目指しているのは稗田邸

 

正面門前で止まると入口の門番が気づき近づいて

 

「む?何か御用で…?」

門番は傘で顔が隠れている正面に立つ女性に声をかける

 

すると女性は

「御用も何も聴いてないかしら?そうね…ここの御当主様にお話があって来たのよ…」

 

「稗田様にですか…申し訳ございませんが…その様なご予定は本日伺っておりませんので…どうぞお引き取りお願い致します…」

何を言ってんだこの女は、と思いながら門番は言う

 

「そう…残念ね…私は用があるのよ、通して貰うわね…」

そう言って横を通り中に入ろうとする

 

「ちょっ!?何してんですか!?駄目です!!」

門番が前に立ちはだかり止める

 

「なら…確認してくれないかしら…風見幽香が来た…と…」

日傘を閉じて、素顔が露わになる

 

「き、貴様!?昨日の妖怪!?尚更通す事などしない!!立ち去るのだ!!稗田様に近づけさせはしない!!」

持っていた槍を向ける門番

 

「…正体分かれば、手のひら返すのね…でも昨日の事を謝罪しに大人しく来たのよ?ほら、お土産も持ってね…」

 

袋を門番に見せる為に前に出したが

 

バシッ!?

袋を差し出した手を槍で弾かれ、袋が飛ぶ

 

「そんなものいらん!!さっさと人里から出ていけ!!」

幽香の顔に槍の先を突き付け門番は言う

 

「……」

幽香はただ静かに門番を見つめる

 

「な、なんだ!!さっさと立ち去れ!!」

よく見ると槍の先が震えている門番

 

「………」

幽香は黙ったまま、門番に近づく

 

「お、おい!来るな!!これ以上近づくのであれば!!」

門番は声を震えながら言う

 

 

「なにしてるのだ?」

ふと幽香の後ろから声がかけられる

 

「あ!?慧音先生!?助けてください!?」

門番は現れた人物に助けを求める

 

「む…風見幽香…来たのか…」

そこに居たのは慧音だった

 

「あら、半獣さん…どうも昨日のお詫びをしに来たのだけど…駄目みたいね…」

幽香は慧音に視線を向ける

 

「い、いや…聞いてはいたのだが…いつ来るか聞いてなかったのでな…今日神社で宴会をすると聞いていたからお昼位に来ると思っていたのだが…少し早かったみたいだな…」

慧音はそう言って幽香に近づく

 

「そうね…それはこっちの不手際ね…ふふっ、今日はもういいわ…勇気のある1人の人間の面子を守ってあげるわ…」

そう言って慧音の横を通りすぎる

 

「待ってくれ!阿求なら中にいるから今からでも!」

慧音が幽香を止める

 

「…いいえ…一つだけ言っといて貰えればいいわよ、これからも人里に買い物をするのに回らせて貰うから、よろしくとだけ言っといてちょうだい…」

そう言って日傘をさし、歩き出す

 

「ふぅ…助かりました…先生」

幽香が離れて安心した門番が座り込む

 

「お前…阿求から聞いてなかったのか?」

慧音は幽香が立ち去った方を見たまま門番に問う

 

「…聞いてなかった訳では…ただ大切なお客様が来るからと…誰も入れるなと…誰か来たら呼べと言われましたが…まさか昨日の騒動の妖怪が来るとは…それに、阿求様に何かあったら大変ですので…ふぅ…なので、阿求様にご報告してきますね…先生は先にいつものお部屋でお待ちください…では!」

門番はそれだけ言って立ち上がり屋敷の中に入っていった

 

「…全く…やはり何かあると妖怪は此処だと肩身が狭くなるな…むっ?」

慧音は振り返ると門の端の所に紙袋が落ちているのを見つけた

 

「これは…」

慧音は広い上げて中身を見る

 

中身は綺麗に包装された箱が入っていた、しかし箱の角が少しひしゃげていた

 

 

静かに箱を見つめる慧音

「まさか…本当に…だとすると…はぁ…(門番)には少し注意しなければ…」

 

箱の状況と袋があった場所でだいたい察しがついた慧音

そして一番の決定打が

 

一緒に箱に着いていた花

 

 

 

 

白いカモミール

 

 

 

 

 

慧音は教師だからこそ花言葉にも少しの知識は持っていた

 

 

(カモミール…この花言葉は…「逆境」や「苦難」の意味で知られているが…他にもある…)

 

慧音は視線を幽香に戻すが、もう既に姿はなかった

すると、屋敷の中から怒鳴り声が響く

 

「あぁ…やはりか、久々に阿求が怒ってるな…一応落ち着かせに行くか…」

慧音は屋敷の中に向かう、身体の弱い阿求を落ち着かせに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「仲直りと親交…か…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜少し時間を巻き戻し紅魔館〜

 

 

「…では、妹様…先に博麗神社に行っております」

 

「うん!お兄様のお手伝いお願いね!咲夜!」

フランは笑顔で答える

 

「はい、お嬢様の事はよろしくお願い致します」

咲夜はお辞儀をしてその場からいなくなる

 

「さてと、お嬢様を叩き起こして身支度させて行く準備しなきゃ!メイド妖精達行くよー!」

 

「はい、妹様ー!」

「突撃ー!お嬢様のお部屋ー!」

フランは駆け足でその後ろをメイド妖精が数名着いてくる

 

その道中、曲がり角で美鈴にぶつかる

 

「わぷっ!?」

「おっと!妹様!大丈夫ですか!?」

すかさず倒れないようにフランを支える

 

「あ、美鈴!ごめんね、大丈夫だった?」

 

「はい、大丈夫ですよ♪…もしかしてお嬢様を起こしに行く所ですか?」

美鈴は後ろに引き連れているメイド妖精達を見ながら

 

「うん!自分であんなに楽しみにして、私に早起きしなさいって言ってたのに起きないお姉様を起こしに行く所!美鈴は?」

楽しそうに答えるフラン

 

「私は先程出かける咲夜さんに持っていく物などメモでわたされたので、それを準備をする所です」

ピラッと1枚のメモを見せる

 

「あ、美鈴も行けるの!良かったじゃん!」

フランはてっきり門番の美鈴はお留守番だと思っていた

 

「いえいえ、妹様のお陰でもあるんですよ?」

 

「え?なんで?」

フランは首を傾げた

 

「妹様がメイド妖精さん達が統一されたお陰か、前よりお仕事をしているので…館の警備も最近ちゃんとしているんですよ!」

笑顔で答える美鈴

 

「あ、そうなんだ〜…ちゃんと仕事してくれるから違和感無かったけど…咲夜はお姉様の物だし、沢山やる事があるから咲夜に頼めなくても、出来る事をメイド妖精達に頼んでるだけだからね〜…後、賑やかで楽しい♪良い子達だよ♪」

そうフランが答えると

 

「そう言って貰える嬉しいー!」

「私達は妹様の手と足になり、お使いし続けます!」

「妹様バンザーイ!!」

後ろにいたメイド妖精達が口々に言う

 

「ね♪賑やかで楽しいでしょ♪」

美鈴にウィンクして言うフラン

 

「はは、そうですね…では!私も負けずに準備して参ります!」

ビシッと敬礼をする美鈴

 

「うん!お願いね!」

真似をしてビシッと敬礼するフラン

 

「「「(`・ω・´)ゞビシッ!!」」」

後ろのメイド妖精達も合わせていた

 

 

「じゃ!皆いくよ!お寝坊お姉様のお部屋に突撃ぃー!!」

そう言って駆け出すフラン

 

「妹様に続けー!!」

 

「「「突撃ー!!」」」

その後を着いて行くメイド妖精達

 

それを見送った1人その場に残る美鈴

 

「とても明るくなられて良かったです、本当に…幽鬼さんには感謝ですねー…さて!私も準備しますかー!!」

気合を入れ準備に取り掛かる美鈴だった

 

 

 

同時刻、地下図書館

 

 

「パチュリー様ー?ご準備は大丈夫ですかー?咲夜さんが先に準備に出掛けましたよー?先越されちゃいましたよー?」

ヒョコっと本棚の影から顔を出す小悪魔

 

先程、咲夜が現れて先に準備に行ってるからパチュリー様達の事はお願いと言われた

 

「むきゅー…むきゅー…」

変な唸り声を出しながら頭を抱えていた

 

「何してんですか…」

変な唸り声を出している自分の主人に気味悪そうに聞く

 

「き、昨日…お風呂に入った…」

パチュリーが喋りだした

 

「入ってましたねー…珍しく…」

小悪魔が単調な返事をする

 

「…その時、体重計という物が視界に入った…」

ただ頭を抱えたまま喋るパチュリー

 

「はいはい、視界に入りましたー」

小悪魔は積み上げられている本を片付け始め返事をする

 

「興味本位で乗った」

ふるふると震え出すパチュリー

 

「はいはい、乗りましたー」

片付けながら返事をする

 

 

 

「絶望的に数字が増えていたのー!むぎゅー!!」

 

 

 

 

「(´・∀・`)ヘーソウナンデスカー」

叫ぶパチュリーに対し反応が軽い小悪魔

 

「ちょっと!何よ!その反応は!一大事よ!?」

バンっと机を叩き立ち上がるパチュリー

 

「ソウデスネー、イチダイジデスネー」

小悪魔は淡々と本を片付ける

 

「どうしよう…いやでも、彼がムチムチ派なのをかけるしか!?むきゅー!?」

一人騒ぐ引きこもり魔女

 

「ダトイイデスネー」

小悪魔は知っていたパチュリーが知らない事を

それは体重が増えたとパチュリーは騒いでいたが実際はそうでは無かった

 

(まだ成長してるんだ〜…宝の持ち腐れ…本人が気づいてないとか一番萎える〜…)

小悪魔はそう思いながら、視線をパチュリーの胸にチラッと向けた

 

そうパチュリーは誤解した考えで

 

体重が増えた=身体に肉が増えた

 

実際は小悪魔が気づいている事が事実

 

体重が増えた=胸が大きくなった

 

 

常日頃からダボッとした寝間着に近い服を来ているためでもあり気づいてないのだ

 

(嫌がらせなのかな?ん?ん?)

 

お互いに幽鬼の存在がいることから

最近、自分の身体に関しての意識が持ち始めた

特にパチュリーは最近とてつもなく乙女を出していて、小悪魔が引くレベルまでだった

 

 

「むきゅー…どうしよう…」

へなへなとまた、机に突っ伏すパチュリー

 

「はぁ…(しょうがない…)」

小悪魔は残念になった主にエンジンをかける為に片付けるのを一旦やめて、不本意だが残念な主に言う

 

とても不本意だが!!

※(大事な事なので2回書きました)

 

「パチュリー様?そう落ち込まない方が良いですよ?気づいてないんですか?」

 

「なにがよ…」

パチュリーは突っ伏したまま答える

 

「幽鬼さん…パチュリー様の事は会う時チラチラと見ていますよ?いい意味で…」

 

「見られてるだけでしょ…いい意味って何よ…」

相変わらず突っ伏したまま答える

 

「私は転職してますが元サキュバスなのはご存知ですよね?」

 

「前に聞いたわよ…」

項垂れてる呼び出した本人

 

「だからこそ!私は分かるんです!幽鬼さんはパチュリー様の身体を異性としての対象で見ていることが!!」

高らかと言う小悪魔

 

「そうなの//!?」

ガバッと顔をあげる

 

「やはり気づいて無かったんですね…パチュリー様の今のスタイルは幽鬼さんにドストライクだと私は思います!えぇ!!私は分かります!パチュリー様が幽鬼さんに幾度が寄りかかったり、触れたりした時の反応は、初心な男性の反応でっす!それはパチュリー様に意識が向いていると言っても過言ではありません!!最近良くお読みになっているアレな本にも載ってはいませんでしたか!?着痩せ女子と言う脱いだら凄い人の事を!!」

ビシッと小悪魔が声を張り上げて言う

 

「た、確かに載っていたわ…でも、何で貴女が今読んでる本の事をしって…(今はそんな事気にしてる場合ではありませんよ!!)…む、むきゅ…!?」

 

突っ込まれそうな所を勢いで押す小悪魔

 

「そんな細かい事より…幽鬼さんに今日こそアタックするんですよ!こんな事言いたくは無いですが他に気のある人(自分含め)は沢山いるんですから!」

小悪魔はパチュリーに詰め寄り

 

「良いですか!!今回がチャンスです!!パチュリー様!!もしかしたら…単独で幽鬼さんと結ばれる可能性は低いとおもうのですが…ボソッ…(まぁ…私は何番目でもいいのですけど…)…パチュリー様はそれは嫌ですか?」

 

小悪魔は私欲も少し入れつつパチュリーに問う

 

「…む…むきゅ…わ、私は…人じゃないし…人と同じ事を行うこと自体叶わない立場よ…我儘はしたくないわ…彼が…私を受け入れてくれるのであれば……傍にいれれば…私は構わないわ…でも…それが、叶うの?」

パチュリーは自信が無さそうに自分の思いを言う

しかし小悪魔は腕を組んで自信ありげな顔をする

 

 

 

 

 

 

 

「確約は出来ません!!」(ドヤァ

 

 

 

 

 

 

 

「日符・ロイヤルフレア!!!」

 

 

 

 

スペルが止み、真っ黒けになった小悪魔

 

パチュリーは呆れて椅子に座り直した

「たくっ…真剣に悩んでたのが馬鹿らしくなったわ…良いわよ、私は魔女らしく手に入れる物は手に入れる…当たって砕けろよ…」

チラッと時計を見る

 

「そろそろ…支度しなくちゃ、1度着替えに戻ろ…こあ、貴女も支度しなさい!置いてかれたくなかったら」

パチュリーはそう言って部屋に向かう

 

 

「うぐっ…イタタ…悪魔でなければやられていた…」

小悪魔は身体を軽く叩きながら起き上がる

 

「さて…エンジンはかけました…これが吉と出るか凶と出るか…まぁ、幽鬼さんは優しいから逆に慌てると思うけど問題はあの花の妖怪さんですよねー…うん…」

小悪魔も準備をする為、自室に向かう

 

「ま♪私も交われればそれでいいんですけど♪フフっ…フフフフフ♪」

その雰囲気は魔性のサキュバスであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、各々は夕方から始まる博麗神社の宴会に向けて準備をしていた…

 

さて、どんな風に始まるのか…はたまた無事に終わりを迎えるのか…






(´・ω・`)ちょっと時間がかかってしまい、すみませんでした

多機能の編集が上手くいかずに四苦八苦してました
不定期更新ですがよろしくお願い致します


次回は頑張って色々と起こる用に書きたいです!


( -∀-)主人公は果たして無事に宴会を終える事が出来るのか!?

( -∀-)お楽しみに!!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!!
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