幻想複愛物語   作:亜麻乃

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(。-`ω´-)オイッス!亜麻乃です!
ついに次の異変に突入です!
まぁ…また前置きが長くなるかもしれませんが……

(´・ω・`)ご了承ください



では、どうぞ!


長期冬季

 

 

月日は過ぎるのは早い物…

あの宴会から数ヶ月の日が経った

外はすっかり雪景色

幻想郷全体が真っ白に染まっていた

 

博麗神社の居間でコタツに潜る、霊夢と幽鬼

 

「ゆきぃー…みかん〜…むいて〜」

ダラしなくそんな声をあげる博麗の巫女

 

「……それぐらい自分でむいてくださいよ…」

幽鬼は急須からお茶を注ぎ霊夢の前に置く

 

「……わたしは…コタツに負けて力が出ないのよ…」

テーブルに顎を乗せて項垂れる

 

「なんですか…それ…」

幽鬼は呆れながらみかんの皮をむきはじめる

 

そんな時障子が開かれ

「おっす!霊夢!幽鬼!!」

冬でも元気、魔理沙が現れた

 

「ちょっと!!魔理沙!すぐ閉めて!寒いわよ!」

魔理沙に怒鳴る霊夢

いつもの服の上に赤いちゃんちゃんこを着ているが

今の霊夢には寒さが天敵なのだ

 

「あんだよ、少し位…そんなんだと冬があけた後…肥えるぜ?」

そう言いながら、障子を閉める

 

「博麗の巫女は太らないから平気よ…パクっ…ん〜♪」

霊夢は幽鬼にむいてもらったみかんを口に運ぶ

 

「どんな理屈だぜ…」

魔理沙も霊夢の言動に呆れる

 

「最近、こんなんですよ…ささっ、魔理沙さんどうぞ…寒かったでしょう、お茶どうぞ…」

幽鬼が霊夢の向かいに注いだお茶を奥

 

「お、悪いな!…おぉ…やっぱりコタツは凄いな…魔窟だぜ…」

魔理沙は冷えきった身体をコタツに滑り込ませる

 

「きゃぅ!?……ちょっと!!魔理沙!!冷たいじゃない!!」

いきなり霊夢が飛び起き、文句を言う

 

「おぉw悪かったぜw」

謝る魔理沙だが、確信犯である

 

「それで?魔理沙さんはなんの御用で?わざわざこんな吹雪いている中…」

そんなやり取りを見ていた幽鬼が魔理沙に聞く

 

「お!そうだ!忘れてたぜ!…いいか?霊夢、この冬少し長くないかと私は思うんだぜ…いつも通りだと、雪が止んでもおかしくない筈だぜ…スズっ…」

お茶をすする魔理沙

 

「そうかしら…少し長くなってるだけじゃないの?」

霊夢は再びテーブルに突っ伏し答える

 

「なんだよ…なぁ?幽鬼はどう思うぜ?」

まともな返答が聞けないので幽鬼にふる魔理沙

 

「……うーん…そうですね…元々、ゆう姉の所で過ごしてた頃よりは…長い感じはしますけど…ちょっと判断しずらいですね…」

幽鬼は魔理沙に答えた

 

「むぅ…そうか…まぁ、霊夢より何となくしっくりくる意見だぜ…」

 

「どういう事よ…」

霊夢が魔理沙の納得声に反応する

 

「寒い中、コタツに毎日埋もれてる巫女より…身の回りの世話をしてる幽鬼の方がまともだぜー」

 

「魔理沙…アンタねぇ…#」

魔理沙が霊夢をおちょくり霊夢がキレかける

 

「ちょ!ストップ!やめて下さいよ!喧嘩は!」

幽鬼が慌てて止める

 

「ふん…」

 

「けっ…」

幽鬼に止められそれぞれそっぽを向く

 

「はぁ…そろそろ、自分は買い出しに出かけますよ?」

幽鬼は立ち上がる

 

「お?なら、私も途中まで、ついて行くぜ!」

魔理沙もそれを聞いて立ち上がる

 

「別に構いませんが…パチェさんの所に寄ってからになりますよ?」

 

「ふーん…紅魔館にか?…なんかあったか?」

すると幽鬼は一冊の本を取り出して

 

「今日これを返しに行かないといけないんですよ…」

 

「ほーん………うん?あ……そういえば…」

ガサゴソと帽子を探り、一冊取り出す

 

「えーと…あっ…今日だ…これ返すの…」

本のページを開き、契約期間を確認する魔理沙

※契約期間を過ぎると本が開かなくなる魔法がかかっている

 

「何なら一緒に返しに行きましょうよ…ついでにこの冬が異常なのか調べられますし…」

幽鬼が厚着をし始める

 

「うーん…まぁ、調べ物は図書館か…うし!そうと決まれば行くぞ!!幽鬼!!」

目的地を決めた魔理沙は早々と外に出る

 

「だから!!全開にすんな!!」

霊夢がキレる

 

「閉めますから…それじゃ…霊夢さん、いってきますねー」

魔理沙が出ていった後に続き外に出て、障子を閉める

 

「……全く…騒ぎすぎなのよ…スズっ…」

1人居間に残った霊夢は静かにぬるくなったお茶を啜るのであった

 

 

 

 

 

〜紅魔館門前〜

 

 

「うしっ!到着だぜ!」

「やっぱり、早いですね…」

幽鬼は魔理沙の箒の後ろに乗せてもらい

あっという間に紅魔館に着いた

 

「あれ?門番がいないぜ?」

魔理沙は門の前に居るはずの美鈴を探す

 

「あぁ…この時期は流石にずっとはいないですよ…寒いですし…ちょっといいですか?」

 

カーン…カーン…

 

すると幽鬼が門の所に付けられた小さな鐘を鳴らす

 

すると…

 

「はいはい!どなたですか!」

コートを着たメイド妖精が出てくる

 

「あ、美鈴さんか誰かいる?図書館に行きたいんだけど…大丈夫かな?」

 

「あ!ゆき様でしたか!どうぞ中にお入りください!」

そう言って門を開けるメイド妖精

 

「ごめんね?こんな寒い中大変でしょ?」

門を潜り、敷地に入る幽鬼と魔理沙

 

「いえいえ!メイド長にゆき様は来たら入れるように言われているので!」

メイド妖精は門を閉めながら答える

 

「なんだぜ…幽鬼は私より来てるのか?」

箒を肩にかついでニヤニヤ笑う魔理沙

 

「まぁ…暇があれば来てますね…その変わりちゃんとやる事終わらしてからですけどね?」

 

「へ〜…結果、本好きなんだな?」

 

「…本………まぁ……そういう事ですね…とりあえず中に入りましょう?」

正面玄関から中に入りホールで雪をはらっていると

メイド妖精が側に寄ってくる

「ゆき様、お嬢様に報告してもよろしいですか?」

 

「あぁ…そうだね、お願いしてもいいかな?…こっちは二人で図書館に向かうからさ…」

 

「はい、かしこまりました!」

そう言ってメイド妖精は別方向へと走っていった

 

「なんか慣れてんな…次から幽鬼と来ればすんなり入れるかもな〜」

魔理沙が帽子を被り直しながら、話かけてくる

 

「そうですかね…?さて、行きましょうか」

図書館に向かって歩く幽鬼と魔理沙

 

(なーんか…幽鬼の雰囲気変わった様な…気のせいか…)

チラッと幽鬼を見てそう思った魔理沙だった

 

 

 

〜レミリアの部屋〜

 

レミリアとフランがチェスをしていた

 

「よし!チェック!」

フランが元気よく宣言をする

 

「………ぅ〜…」

レミリアは、チェス盤を見つめて唸っている

 

「いくら見つめても無駄よ、お姉様〜♪」

のんびりと紅茶を注ぐフラン

 

その時、部屋の扉がノックされる

 

「なにー?あいてるよー?」

レミリアの変わりにフランが答える

 

すると扉が開き、メイド妖精が入ってくる

「失礼します!妹様もこちらにいらっしゃいましたか!」

 

「なんのよう?お姉様はあの通りなんだけど…」

フランがカップの紅茶を飲もうとした時

 

「ゆき様がお見えしましたので、図書館にお通ししました!」

 

「お兄様がっ!?(ガシャーン!!)<アギャァアァア!!!>…あ……」

 

フランが手に持っていたカップが

レミリアに向かって飛び、中身が全てかかった

 

今日も姉妹は平和であった

 

「しゃくやぁーーー!!」

 

 

 

 

 

 

〜図書館前の扉〜

 

「なんか、前より広くなってないか?」

魔理沙がキョロキョロと見回す

 

「そうですか?」

 

「うーん…廊下が伸びてた様な気がするんだぜ…」

 

「そうですね…ここまで来るのに咲夜さんと美鈴さんにも会わなかったですし…とりあえず中に入りましょう」

 

中にいるパチュリーに会えば分かるだろうと二人は中に入る

 

 

「ん〜…若干、肌寒いぜ…」

魔理沙が身体を擦りながら

 

「そうですね…こあちゃんも奥にいるかな…」

 

「なぁ?幽鬼?」

 

「なんですか?」

奥に進もうと歩き出すと魔理沙に呼び止められる

 

「今更だが…パチュリー達となんかあったのか?」

 

「うん?どういう事で?」

首を傾げる

 

「神社でもさりげなく言ってたが…呼び方が変わってるような気がするんだが…」

 

「あぁ…呼びやすいって話になって…そう呼ぶようにしたんですよ…あれ?魔理沙さんも呼び方で呼びましょうか?」

幽鬼がそう答えると魔理沙は首を横に振り

 

「いや、大丈夫だぜ…何か…あのパチュリーが呼ばせてるのかって以外に思ったんだぜ…すまんな、行こうぜー」

そう言って魔理沙は先に歩き出す

 

 

「………いい加減、出てきたらどうで?」

ふと誰かに声をかける

 

「…やっぱり、分かっちゃいます?」

ひょこっと柱の影から現れる小悪魔

 

「それだけ色濃く見られてたらね…感じ取れたよ…咲夜さんとかは出掛けてるの?」

 

「そうですよ〜♪美鈴さんと人里に買い出しです…今年は冬が長いので備蓄の為です♪」

小悪魔は幽鬼の傍に近寄り、身体を擦り付けるように腕にくっつく

 

「……やっぱり長引いている…パチェさんはどう考えてるか聞いてるの?」

艶かしい雰囲気が消えない小悪魔に幽鬼は冷静に聞く

 

「それもパチュリー様に会えば…分かりますよぉ…//」

耳元で囁くように答える小悪魔

 

「…そうですか…じゃ…向かいますか…」

聞ける事は聞いたのでそそくさに歩き出す

 

「あんっ…//辛辣幽鬼さん//……いい//」

何故か身体をビクビクさせる小悪魔

 

ゆっくりと幽鬼の後を追いかけた

 

 

 

 

「……来たわね…」

 

「何してたんだぜ?」

 

いつもの席で魔導書を見ていたパチュリー

珍しくメガネをかけていた

 

魔理沙は傍に立って待っていた

 

「いやぁ…こあちゃんに絡まれて…」

幽鬼は二人のいる所に近寄る

 

「あれ?アイツいたのかぜ?」

 

「はい、本棚の影からひょこっと顔を出してきて…」

 

「ふーん…まぁ、広いしな…」

魔理沙と会話する幽鬼

 

「所でなんの様なのかしら?」

そんな中、パチュリーが声をかける

 

「ん?あ…そうだぜ、本を返しに来たんだぜ!幽鬼も一緒に返しに来たんだぜ!」

そう言って帽子から魔導書を取り出して、パチュリーに渡す

 

「いつもギリギリの持ってくるわね…幽鬼みたいにこまめに持って来なさいよ……延長するの?」

パチュリーは呆れながら魔理沙に聞く

 

「あぁ!もう少し借りたいぜ!」

ニカッと笑う魔理沙

 

「全く…少し待ってなさい…それ以外あるの?」

魔理沙にパチュリーは聞く

 

「あ、そうだ!ついでにこの冬の長さをどう思うか聞かせてくれだぜ!さっき聞いたが咲夜らが買い出し行く程の長さなんだろ?」

どうやら魔理沙はパチュリーに咲夜達の事を聞いたらしい

 

「……そうね…これは冬が長いだけ…」

魔理沙の持ってきた魔導書に魔法をかけ直しながら答える

 

「なんだ…お前も…(ただし…)ぜ?」

魔理沙の言葉を遮るパチュリー

 

「この冬には…春が無いのは確かよ…はい、コレ…次は早めに持って来る事ね…」

魔理沙に魔導書を渡す

 

「春がない…どういう事だぜ?」

魔導書を受け取り、しまいながらパチュリーに聞く

 

「……これ、分かるかしら?」

引き出しから小さな小瓶を取り出すパチュリー

その小瓶の中にピンク色に輝く花びらが入っていた

 

「おぉ?これは…なんだぜ?」

覗き込みながら聞く魔理沙

 

「……幽鬼?幽香の傍にいた貴方なら見た事…あるでしょ?」

パチュリーは幽鬼を見つめて聞く

 

「……何度か…でも、意図的に無くすって…」

 

「え…なんだ?なんなんだぜ?幽鬼!分かるように教えてくれだぜ!!」

1人会話を置いてかれ困惑し、幽鬼に聞く魔理沙

 

「あ、すみません…魔理沙さん、コレは…この花びらは春そのものです…」

 

「春そのもの…コレがか?こんな小さいのが春なのか?」

再び小瓶を覗き込む魔理沙

 

「小さいけれど…コレが集まればそれだけの力を持つ物になるわ…この世界を春にする力を…これは運良く拾った小さい物だけどね…さて、この意見を聞いて…魔理沙、貴女はどうするの?」

魔理沙の前に出していた小瓶をしまいながら聞く

 

「そんなん決まってるだろ…意図的に誰かが春を止めている…か…この春を集めている…これは…」

ニヤッと笑い、立ち上がり高らかに宣言する

 

 

 

 

「異変だぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

増えていく縁の輪

それは異変おも引く縁である

 

 

 





うぉー!!書いたどー!!

導入です!
小悪魔はあれから何があったのでしょうね…


とりあえず、ここから春異変!!
( º дº)<キエェェェエエェェェ!!

頑張って書きます!!

ここまで、読んでいただきありがとうございます!!
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