どんどん書いていきます
亜麻乃です
霊夢達にサイドのシーンを書いてから
どんどん異変を深くしていきます!
( -∀-)それではどうぞ!!
〜とある廃村〜
「まったく…ここも外れね…」
大幣を振り、肩にかけ服に着いた雪を払う霊夢
「でも、霊夢よぉ…ここは外れって言う外れでは無いと思うぜ?」
箒を振り回し、肩にかける
「そうね…マヨヒガ…って所らしいし…」
チラッと霊夢が目線をやるとそこには先程、霊夢に負けた
ここを住処にしていて、猫の楽園として気づきあげた妖怪
緑色のZUN帽を被った茶髪のショートヘアーにリボンが付いた赤と白の長袖のワンピース服といういでたちで、ピアスの付いた黒い猫耳に同じ色の猫又が特徴
妖術を扱う程度の能力を持つ
八雲の名を継ぐ、式の式
八雲 橙
「うにゃ〜…いきなり来て酷いよぉ…」
膝をついて、項垂れる橙
「アンタがいきなりふっかけて来たんでしょ…だったら相手をするのが妥当なのよ…」
霊夢と魔理沙は異変調査の為に色んな所を飛び待っていたのだが…いつの間にかマヨヒガに入り込んでしまったらしい
「にゃ…こんな所に来る人間なんて…そうそういないから、甘く見てた…藍しゃまが入れば…」
「……やっぱり…アンタは藍の式神だったのね…」
納得した霊夢
「にゃ?藍しゃまを知ってるの?」
橙は驚く、自分の主を知っていたことに
「知ってるも何も…私は博麗霊夢よ?聞いてないの?」
横目で橙を見る霊夢
「にゃー!?気づかなかったよー!ごめんなさいー!」
橙はペコペコと謝ってきた
「なんだ、あの狐の知り合いなのかぜ…」
話を聞いていた魔理沙が割り込む
「そうね…アンタ、今回の事は藍から何か聞いてないの?」
霊夢は橙に聞くが
「藍しゃまとは一昨日から会ってないから分からないの…でも、何か調べていたのは確かだよ…ボソッと聞いたけど…紫しゃまを起こすかも…って言ってた…」
橙の表情と言い方を見て霊夢は
「そう…なら、藍にあったら言っときなさい…今回の異変は少し厄介かも知れないって…」
静かに言う
「お?そうなのか?霊夢?」
魔理沙が横から聞く
「あくまで…勘よ……嫌な予感か増したわ…」
空を見上げて霊夢が言う
「そうだな…なぁ?マヨヒガの出口あるのか?」
魔理沙が橙に聞く
「あるよ?そうだね…猫達に案内させるから…正し!ここの物は持ってっちゃダメだからね!!」
その後、橙の指示を受けた猫が先導し、2人はその後をついて行った…
「あんがとな、気をつけて戻れよー」
「ニャー…」
魔理沙が案内してくれた猫にお礼と別れを告げていた
しかし、霊夢は空に飛び上がり辺りを見ていた
「……やっぱり…ね…」
霊夢はボソッとつぶやく
「おーい!霊夢ー!何してんだぜー?」
魔理沙が霊夢の所に浮いてくる
「……嫌な予感が…当たったのよ…」
霊夢が大幣で前を指す
「嫌な予感?……ん…あれ…まさか…」
魔理沙が霊夢の指した方向に目線を向けると
血相を変えて、結構なスピードでこちらに向かって飛んでくる
上海と蓬莱を引き連れたアリスの姿があった
「アリスじゃないかぜ!?」
魔理沙もアリスの方に飛ぶ
「………」
霊夢もその後を追う
「アリス!何があったぜ!?幽鬼を見てるんじゃ!?」
いち早く動いた魔理沙がアリスに話しかける
「良かった…間に合って…大変なの…幽鬼が神社から居なくなったの…」
かなり急いでいたのか、魔理沙達に会って安心したのか声が震えていた
「落ち着けって!とりあえず、深呼吸して落ち着け…」
アリスを落ち着かせる為に傍による
「ごめん、私が目を離した隙に…(幽鬼は自分から居なくなったの?)…それは無いわ…」
霊夢に聞かれて、否定するアリス
「……靴とか…そのままだったの…だから…(誰かに連れ去られた可能性が高いって訳ね…)…えぇ…」
アリスの話を聞いて霊夢は黙り込んだ
それを見たアリスは申し訳なさそうに話始める
「言い訳にしかならないけど…私は何故、幽鬼が連れ去られたのか分からないの…今回の異変は春でしょ?…まったく幽鬼と関係無い筈なのに…」
「…えぇ…大丈夫よ…それは分かってる…ただ今回の異変は…簡単に終わりそうに無いわね…」
異変が長期化する事を予想する霊夢
「……見つけ出して…連れ帰るわよ…」
その言葉は雪の吹き荒れる音でかき消させる
〜雪が積もる森の中〜
「ふぅ…ふぅ…やはり、男性を1人で運ぶのは大変ですね…」
神社から連れ出した幽鬼を背負い一人歩く妖夢
「しかし…この人の中に秘められた春は…一度に集める量を上回る…背中が凄く暖かい…これは集めて知った春の暖かさに間違い無い…」
ゆっくりと歩みを進める妖夢
「あともう少しで…入口…そこからは一気に飛んで中に入りますか…」
妖夢はわざと空を飛ばずに途中から歩いてきた
何故なら彼が博麗神社の関係者であるからだ
「あの方に…謝罪しなければなりませんね…しかし、だからこそ…今…なんですよね…」
彼女は目指した、彼女の帰るべき場所、主が待っている場所
冥界の入口へと
しかし、事は上手くいかなかった…
「その方を何処へお連れするんですか?」
何処からか声が聞こえ、歩みを止める妖夢
空いている片手で背中の刀に手を伸ばす
「……もう一度聞きます…その背負っている男性を如何するおつもりで?」
次はハッキリ聞こえ場所を特定し
「そこか!!」
妖夢は刀を振り払い、斬撃を飛ばす
何本か切れた木が倒れる
木が倒れ、雪が舞い、その舞う雪の中から
立場も同じ…だが、異変調査に乗り出した紅魔館のメイド長
咲夜の姿があった
「いきなりのご挨拶ですね…という事は…貴女は異変の首謀者か…関係者ですね……」
咲夜はサクヤボールからナイフを取り出す
「…貴女に教える事なのど一切御座いません……」
妖夢は剣先を咲夜に向ける
「…図星と言う事ね…なら、尚更…逃がす訳には行きません…そして、その方も返していただきます…」
咲夜が構え、いざ勝負と始まろうとした瞬間
「なら…この方がどうなってもよろしいと?」
剣先を咲夜から外し、背負っている幽鬼の首元に刃を近づける
「…っ…!どう言うつもりで…」
咲夜は構えたままその場で動きを止める
「どうも何も…人質と言うやつです…貴方はこの方の深い知り合いそうなので…近づくと…分かってますね?」
更に幽鬼の首元に近づける
「…そんな逃げる為の…(嘘じゃ、ありませんよ?)…っ!?」
妖夢は何の躊躇もなく幽鬼の首に刃を当てる…
当てた所から血が刃を伝い垂れ、落ちた所の雪が赤く染まる
「さぁ…どうしますか?大人しくしているか…私がこの方を切って戦うか…」
「ぐっ…」
動けなかった…何故なら妖夢の言っている事は本気だと分かったからだ…
「貴女も…従者なのね…」
「……そうです…主の為なら、私は手を汚します…」
お互いに持つべき主がいる、
主の為なら、自分の命でさえ捧げる覚悟がある事を…
主の為なら、多少の犠牲は仕方ない事を…
主の為なら、自分を邪魔する物を排除する事を…
主の命令で動いている咲夜には今の幽鬼は邪魔する物でしかない…多少の犠牲なのだ…
今までの咲夜だったらどうなろうが動いてた
しかし、今の咲夜は
「………分かったわ…手を出さない…から…その方を…幽鬼さんには…何も…しないで…」
幽鬼の為にナイフを手放した
「…貴女も少し、春をお持ちですが…見逃します…この方の春の量に比べたら…少ないので…」
ゆっくりと後ろに下がる妖夢
「………」
歯を噛み締めて、拳を握る…爪を立てていたのか…血が垂れる
「そうです…直ぐに追いかけられると困るので…」
妖夢がそう言った直後
「がっ!?」
咲夜は後ろから何かに殴られ、膝をつく
「少し…気絶していて貰います…では…」
そう言って妖夢は幽鬼を連れたまま、飛び去って行った
「…ゆ…きっ…さ…」
意識が薄らていく中で咲夜が目にしたのは…
咲夜を後ろから体当たりして殴った半霊が妖夢の後をついて飛び去る光景だった…
数分後
「まったく、手がかりがないぜ…」
「いえ…必ず何処かにある筈よ…」
「………」
魔理沙、アリス、霊夢が三人で空中から辺りを探していた…
その時…
「おい!あれ!!?」
魔理沙が何かを見つける
「誰か倒れてるぜ!?」
魔理沙はそう言って下に降りていく
「…魔理沙!…たくっ…ほら、アリス行くわよ!!」
「え、えぇ!」
魔理沙の後を追う、霊夢とアリス
「おい!大丈夫かぜ!!」
魔理沙が地上に降り、倒れている人物に駆け寄る
うつ伏せに倒れ、雪に少し埋もれていた
「おい!しっかりしろよ!…っうら!…おい…って…」
魔理沙は仰向けにして、抱き上げ、顔を見て気づく
「魔理沙!」
「ちょっと…どういう事よ…」
アリスと霊夢が追いつき、霊夢が見て驚く
「なんで、咲夜がここにいるのよ…」
「生きてるの…?」
アリスが魔理沙の向かいにしゃがむ
「あぁ…少し身体は冷えてるが…息はしてるぜ…」
魔理沙が咲夜の呼吸を確認する
「そう…なら一先ず身体を暖めましょう…何か…あ…」
アリスは咲夜の傍に落ちている、星マークの付いたボールが目に入る
「これは…もしかして…」
アリスはボールを拾い上げて、調べ始める
「ん?…それ、パチュリーが作ってた奴だな」
ボールを調べているアリスに魔理沙が言う
「……前に聞いた、外から来た魔法使いね…なら…」
アリスが何か魔法をかける
すると
カチッ…プシュー…
と音を立てボールが横に開く
「やっぱり…あった…春…」
中を見るとナイフが入っている層の真ん中に動力源があり
その動力は春の欠片だった
「魔理沙、それを彼女の首のマフラーと一緒に巻いて!」
アリスはほんの少しだけ春の欠片を取り出し、差し出す
「わかったぜ!」
魔理沙はアリスから春の欠片を受け取り
咲夜の巻いているマフラーを一旦外して、春の欠片を挟み、再び咲夜の首にマフラーを巻く
すると、直ぐに咲夜の顔色が良くなってくる
「流石…春の力ね…小さくても人の身体だったら暖めるのに充分よ…」
アリスは開いたボールを元に戻す
「目が覚めたら…話を聞くぜ…」
2人は咲夜が目覚めるのを待った
「………」
魔理沙とアリスが咲夜を見ていた時
霊夢は辺りを調べていた
「………切られてまだ、新しいわね……」
数本の木が切られ、断面を調べると切られたばかりだった
「そして…薄くなっているけど…咲夜、以外に伸びる足跡…」
咲夜が倒れていた所から、正面に位置する所に咲夜とは別の足跡が雪で消えかかったが残っていた
「……ん…あれは…」
消えかかった足跡の近くをよく見ると雪が赤くなっていた
「………これは…」
霊夢は近くにより、確認する
すると
「霊夢!咲夜が気が付いたぞ!!」
魔理沙に声をかけられ、
霊夢は一度調査をやめて、傍による
「……ぁ…ぅ…」
「おい、咲夜!何があったんだぜ!?」
薄ら目を開けた咲夜に魔理沙が声をかける
「ちょっと…魔理沙、落ち着きなさい…気づいたばかりなんだから…咲夜…だっけ…大丈夫かしら?」
魔理沙に注意をして、アリスが声をかける
「魔理沙…と…貴女は…?」
「そうね…こんな状況だけど…私はアリス・マーガトロイド…魔法使いよ…」
「…そう…貴女が…十六夜…咲夜よ…」
互いに簡単に自己紹介する
「挨拶はそこまでにして貰っていいかしら…咲夜…何があったの…」
「そうだぜ!何でこんな所で気失ってたんだぜ!?」
霊夢と魔理沙が咲夜に訳を聞いてくる
「…わ…わたしは……そうだ…早く!追わないと!!」
咲夜は思い出した用で慌てて起き上がる
「ちょっと!少し、落ち着きなさい!短いかもしれないけど、こんな雪の中で倒れてたのよ!」
アリスが落ち着かせる
「止めないでください!!早く…追わないと!!」
「……幽鬼を見たのね…」
今にも飛び出しそうな咲夜に霊夢が話しかける
「なに…!?」
「えっ…!?」
「そうだとすると…この状況とタイミングが合うのよ…アリスが私達と合流した時に…貴女は…幽鬼を連れたソイツとここで対峙した…そして、幽鬼を盾にされて…って感じじゃない…あくまでも、この現状を見ての推測だけどね…」
霊夢がこの場を監察した見解を咲夜に言う
「……流石は霊夢ね…そう、お嬢様の指示を受けて…私も異変調査をしていたの…紅魔館で幽鬼様は人里で買い物をされてから神社に戻ると仰っていたので…連れられていた時…何かに巻き込まれたと思って…声をかけた…そしたら…」
「あの…切れた木ね…」
霊夢が先程の切れた木を見る
「……そう、ただ声をかけただけで、警戒心が凄かった…そして…後は霊夢の言った通りよ…幽鬼さんを…盾にされて……私と同じ…従者だった…主の為なら…人の命でさえ…」
悔しそうに語る咲夜
「でも、貴方は…幽鬼の命を守った…それは感謝するわ…」
霊夢がポンッと咲夜の肩に手を乗せ、礼を言う
「そうだぜ、命大事だぜ!」
ニカッと笑う魔理沙
「幽鬼が無事なら助けられるわ…そいつはどんな奴だったの?」
アリスは咲夜に幽鬼を連れ去った犯人の容姿を聞く
「えぇ…私が見た限りの事を教えるわ…」
咲夜は霊夢達に幽鬼を連れていた人物を説明し始める
〜????〜
「ただいま、戻りました…」
妖夢は縁側に座る風格のある女性に声をかける
「遅かったわね…妖夢…もう少しで咲きそうよ…」
女性は空に漂う、春の花弁を見つめる
「はい、順調に春が集まっています…あの木が咲くのは時間の問題でしょう…」
妖夢は奥の方にある大きな枯れ木に目線を向ける
春の欠片は一定方向に流れていた…
それは大きな枯れ木である…桜の木…
その名も
「咲いたら綺麗な桜が見れるのが楽しみね…」
嬉しそうに言う女性
「そうですね…西行寺 幽々子様…」
彼女が異変の首謀者であり
好奇心によってもたらされた異変
春を取り込み…
力を溜め込む…
二人はまだ知らない…
これから起きる、惨劇を…
春はまだ、来ない。
書くたの!!
書きたいことをかけるうちに書けないと
(´・ω・`)書けなくなっちゃうお…
(`-ω-´)ふふん!騒ぎやって甘デレかくで!
最後まで読んで頂きありがとうございます!!