(。・ω・)ノ ども!亜麻乃です
今回は幽鬼目線から始まって、ちょっこっと霊夢達のシーンが出てきます!
取り敢えず宣言はしときますね?
庭師とその主人は対象に入ってますので
( `∀´)紳士の皆さん!待っていてください!!
「ん…あれ…?」
幽鬼が目を覚ますと布団に寝かされていた
「何処だ…ここ…いてっ…首痛てぇ…」
首を擦りながら、起き上がる
「確か…神社にアリスがきて…夕飯作るのは早いから…」
幽鬼は一つ一つ思い出す
「あれ?俺誘拐された?」
辺りを見回し確認すると見慣れない部屋だった
「これ霊夢さんに怒られるな…」
布団から出て、襖に手をかけて開けると
「うぉっ!?」
開けた瞬間、白い霊魂が視界に入った
「え…え…?」
霊魂は幽鬼を確認すると
フワフワと廊下を一定の距離を進むと止まってこちらを見た
「え…何??」
恐る恐る…廊下に出て、霊魂の近くまで歩く
すると、また一定の距離を進み、止まる
「あ、ついて行けばいいんですね…」
理解した幽鬼は霊魂の後をついて行った
しばらく霊魂の後をついて行くと…
中庭沿いの縁側に出る
とても広い屋敷でここまで来るのに三分位経った
「あれは…全部、春の欠片か…」
縁側から外を見ると空にはピンクの花弁が舞っていた
しかも一定方向に流れていて、目で追うと
「……あれが…あの木が…」
そのまま視線を前に戻すと
先程まで案内していた霊魂が止まっていた
幽鬼が霊魂に近づくと
「案内ご苦労様…貴方は仕事に戻りなさい…」
幽鬼はその声を聞いて動きを止める
案内していた霊魂が屋敷の中に戻っていく
霊魂の影で見えて無かった風景が解放される
「目が覚めたみたいね、春の運び屋君♪」
幽鬼の目の前に現れた女性…
ピンク髪のミディアムヘアーに水色と白を基調としたフリフリっぽいロリィタ風の着物にZUN帽といういでたち。帽子の三角の形をした布が何となく幽霊を想起してしまう。靴は青いリボンの着いたパンプス
ほんわかした声でマイペースのゆえ
その性格は飄々としておりその真意が掴み辛い
死を操る程度の能力と言うチート能力を持つ
二つ名 幽冥楼閣の亡霊少女
この春雪異変の首謀者
西行寺 幽々子
その人がこちらに話しかけて来た
「………」
「あら〜?どうかしたの?」
幽鬼はそのまま反応が返せなかったが
幽々子は首を傾げて心配した
「まぁ、立ち話もなんだし、隣に座りなさいな♪」
そして、マイペースな幽々子は隣に座るよう促す
「…あ、あの…」
「大丈夫よ〜♪取って食ったりしないから♪」
幽鬼が不安がっていると思い、幽々子は微笑んでくる
「それに貴方に色々と説明もしなきゃだからね♪ほら、座って♪」
最終的に幽鬼の腕を掴み、隣に座らせた
その手は細く柔らかく冷たかった
「はい♪良くいらっしゃいました♪……まぁ、妖夢が連れて来ちゃったなのだけどね…♪」
未だに微笑みながら話しかけてくる
「そうだ♪初めましてだから、自己紹介しなくっちゃね♪」
ポンと手を叩き幽々子は、幽鬼の顔をじっくり見て
「改めまして、私はこの冥界の管理者…西行寺幽々子よ♪よろしくね♪…貴方のお名前は?」
幽々子は何処か楽しそうに聞いてきた
「……か、風華…ゆ…幽鬼と言います…」
声が裏返る幽鬼
「ん〜?風華…幽鬼ちゃん…あぁ♪…紫が言ってた♪幽香のお気に入りの子ね♪そうでしょ?」
嬉しそうに幽々子は幽鬼に聞く
「いや…まぁ…その…そうです…」
幽鬼は幽々子に押されっぱなしである
「そうなのね〜♪…うん、だから幽鬼ちゃんは春を沢山持ってたのね〜…納得〜♪」
「ちゃ……ちゃん?」
幽々子のマイペースにやはり困惑する
幽鬼は春が集まっていく西行妖が視線に入った
「ねぇ…幽鬼ちゃんはあの木を見てどう思った?」
すると、それに気づいた幽々子が聞いてくる
「え…あの木を…見てですか?」
幽鬼が聞くと幽々子は頷き、再び幽鬼は西行妖に目を向ける
幽鬼はどう言えばいいのか分からなかった
何せ、西行妖の事はよく知っていた…
「歌聖」と呼ばれた人物を父にもち、古い記録には「富士見の娘」と書かれている。
幽々子の父親である歌聖は、己の望み通り、満開になった桜の木の下で永遠の眠りにつく…
その後、歌聖を慕っていた者達も後を追うように、満開になったその桜の下で死んでいった…
その桜は死んでいった者達の生気を次々と吸い取っていき、ついに妖力を持つ妖怪桜、「西行妖」となってしまう…
そして幽々子もまた自身の「人を死に誘う能力」を疎い、西行妖の下で自らその命を絶つ…
その後幽々子の死体によって西行妖は封印され、二度と満開にならないようになった…
そして、幽々子は縛られ亡霊となり復活を遂げる
生前の記憶を代償に…
それが幽鬼の知っている事だった…
しかし…
「大きい…桜の木だなって…あそこまで大きくなるのは凄いですよね…!」
幽鬼は単純な意見を言った
「……そう…そうでしょ?…だから…咲かすの」
幽々子は一瞬何処か寂しげに言う
「あんな大きい桜の木を咲かせたら綺麗じゃない♪」
だがいつも通りマイペースに戻った
幽々子は幽鬼に説明をした
ある日、幽々子は書架にあった古い記録から「何者かが西行妖に封印されている」ことを知った…
しかし、西行妖は春になっても絶対に満開にならない…
だが、逆に考えれば、満開になれば封印が解けるのではないか…そう考え、幻想郷の春を集めて咲かせればいいと思い付いたのだ…
妖夢に命じて幻想郷中の春を冥界に集めそれを成そうとし…
妖夢もまた主の指示のもと春を集め、冥界へと送っていったらしい…
その道中に、計り知れない程の春を蓄積している幽鬼に偶然出会い、連れてこられたらしい…
「そして、私は仮説を立てたの…何者かは…この家の歴史に関わる…富士見の娘なんじゃないかなって…」
西行妖を見て幽々子は語る
「私はその人に聞いてみたいのよ…」
結論づけると興味本位
「私は死んだ事がないからね♪亡霊だから♪」
微笑む幽々子
「そ…そうなんですね…」
幽鬼は複雑な思いだった
ここで止めるべきか…
このまま続けさせるか…
「迷ってる見たいね♪」
幽々子に言われる
「え…」
「幽鬼ちゃんは貴方のしたい事をしなさいな…」
幽々子はそう言うと立ち上がり
「楽しいお喋りの時間は終わりのようね…」
フワッと空に飛び上がり
「そこから見てなさい♪冥界の特別な桜を♪」
そう言って西行妖に向かって行った
「……」
幽鬼は黙って、その後ろ姿を見ていた
〜数分前、幻想郷上空〜
霊夢達、四人は雪の降る冬空にいた
「くそ…手がかりが無さすぎるぜ…」
魔理沙が苦い顔をする
「そうね…咲夜が言ってた、幽鬼を連れ去った人物の容姿はわかったけど…魂ね…本当に魂が貴女を殴ったの?」
アリスが咲夜に確認する
「えぇ…うっすらだけど見たわ…あれは魂か何かだとおもうのだけど…後はさっき話した通りよ…」
咲夜が答える
「それだけしっかり、情報があれば…繋がるわよ…後は場所よ…」
霊夢が周りを見回す
「場所か…春を集めてんなら…集まってる場所が分かれば…いいんだけどなぁ…」
魔理沙がボロっと言う
「「「それよ!!」」」
霊夢、アリス、咲夜が声をあげる
「ずぇぜ!?」
魔理沙がビックリする
「なんで根本的な事を忘れてたのかしら…全く…魔理沙に気付かされるんなんて」
霊夢が自分自身に呆れる
「はぁ…そうね…異変の本当の理由を忘れてたわね…魔理沙が純粋で助かったわ…」
アリスもため息をつく
「魔理沙、貴女はたまにはちゃんとしてるのね…」
咲夜は魔理沙を褒める
魔理沙がツッコミをいれる
「それなら…話が早いわ…集まる方へ行けばいいのよ…」
咲夜がサクヤボールを開け、先程と同じように春のカケラを取り出して、今度はカケラを手放す
咲夜の手から離れたカケラは空に飛んで行った
それも一定方向へ
「あっち見たいね…!」
「行きましょうか…!」
「見失わないように…!」
霊夢達、三人が追いかけ始める
「なんか…納得行かないんだぜ…」
苦い顔して魔理沙も後を追いかける
飛ばした春を追いかけて、しばらくすると
「はーるでーすよー!」
元気な声が聞こえてくる
「この声は…」
追いかけながら辺りを見ると
「春がありましたー!!」
「うぉっ!?」
魔理沙の後ろの方から小さい女の子が飛び出してくる
「やっと春を見つけたですよー!!」
涙目の女の子
「誰よ?」
「その子が春告げ妖精よ…」
霊夢が聞くとアリスが教える
金髪または明るい茶髪で、赤いラインの入った白いワンピースに揃いのとんがり帽子
春が来たことを伝える程度の能力 を持つ
名をリリー・ホワイト
どうやら、必死に春を探していたみたいだ
「春を感じるのに全然来なくて…やっと感じたんですよー」
必死に着いてくるリリー
「ねぇ、貴女は春がどの辺にあるか分かるのかしら?」
咲夜がリリーに聞く
「分かりますよー!でも、直接とかじゃなくて何となく感じてるだけなんですよー……何処にあるか…までは…」
「方向がわかるの?あっちにあるとか…」
霊夢が聞く
「そこの人間さんが持っているボールの中と…あっちの空の方です…でも、春は無かったです…感じたんですが…」
リリーはしょんぼり言った
「それだけで十分よ…案内できるかしら?」
「良いですよー!春が見つかるのであればー!」
そう言って、リリーは先行して飛び始める
「これで動けるわ…」
霊夢がすぐ後ろを追いかける
「幽鬼…無事だと良いけど…」
「アイツは大丈夫だぜ!行くぞ!」
アリスと魔理沙がその後に続く
「次こそ…助けます…」
咲夜が最後尾で追いかける
リリーの後を追いかけて着いた場所
「ここで春が途切れているんですー!でも、そこにあるんですよー!」
リリーは指さして言う
「何もないぜ…」
「そうね…周りは変わらず雪景色ね…」
魔理沙と咲夜が辺りを見て言う
「霊夢…何かあるのかしら?」
アリスが霊夢に聞くと
「そうね…確かに見えないわね…でも…」
霊夢が何かの印を結び札を投げる
すると
空間にヒビが入り、ガラスが破れるように崩れる
そして、大きな何かの門がそこに現れた
「これは……」
「扉かぜ…?」
咲夜と魔理沙が驚いていると
「あぁー!あの扉の奥に春がありますよー!!」
「やっぱり春は来てましたー!伝えなくてはー!」
リリーは嬉しそうに飛び跳ねながらどっかに行ってしまった
残された四人は
「じゃぁ…この先に春が集められて…」
「異変の首謀者もそこにいるってわけだぜ!」
「そして…幽鬼さんも、そこに…」
アリス、魔理沙、咲夜がそれぞれ門を見つめていると
「でも、素直に行かしてはくれないみたいね…」
霊夢が大幣を振り、構える
「凄い!凄い!今日はお客さんが沢山だよ!」
「そうね、リリカ…ルナサ姉さん、準備はいい?」
「えぇ、大丈夫よ…メルラン、リリカ…」
現れた少女達は姉妹のようだ…
演奏隊としての制服なのか、三人ともカラーリング以外は似通った服装をしていた
三角錐状の返しのある帽子を被り…三角錐の頂点に飾り付きである
白いシャツのようなものの上にベスト状の衣装を着たような構造の服を着て、ベストは襟と肩部分にフリル付きで、ボタンは二つ付いていた
スカートだが、それ以外の部分では三人それぞれで、カラーリングを始め細部が異なっている物を着ていた…
彼女達は騒霊のプリズムリバー三姉妹である
共通の能力・手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
そして、三姉妹はそれぞれ能力を持つ
長女:ルナサ・プリズムリバー
能力 鬱の音を演奏する程度の能力
二つ名 騒霊ヴァイオリニスト
担当 弦楽器(ヴァイオリンが得意)
次女:メルラン・プリズムリバー
能力 躁の音を演奏する程度の能力
二つ名 騒霊トランペッター
担当 管楽器(トランペットが得意)
三女:リリカ・プリズムリバー
能力 幻想の音を演奏する程度の能力
二つ名 騒霊キーボーディスト
担当 主に鍵盤楽器とパーカッション(全ての楽器が得意
「あんたら何者…?」
霊夢が構えたまま三姉妹に聞く
「人間では無さそうね…」
アリスが霊夢の横に来る
「私達は騒霊演奏隊~♪呼ばれてきたの〜♪」
リリカが元気に答える
「これからお屋敷でお花見よ〜、私達は音楽で盛り上げるの」
メルランも笑って答える
「でも、あなた達は参加も演奏できないの」
ルナサが静かに答える
「お前らを倒せば、扉は開くのか?」
魔理沙が構える
「そうね、それは私達の演奏を聴いてからにしない?」
リリカはキーボードを取り出し
「お代は見てのお帰りで〜♪」
メルランがトランペットを取り出す
「邪魔な雑音は無くすのがいい…」
ルナサもヴァイオリンを取り出した
「だったら全員かかって…(魔理沙…)おん?」
魔理沙が前に出るがアリスが止める
「私がこの子達の相手をする…貴女達は先に行きなさい…」
アリスが前に出る
「そう言うなら任せるわ…」
霊夢が答える
「でもよ〜…開くのかぜ?あの扉?」
魔理沙が霊夢に聞く
「あの程度の結界で私を止められると思ってんの?」
「……ふっ…そうね…霊夢、お願いするわ…」
「だな!!」
霊夢の言葉を笑って返す咲夜と魔理沙
「そう聞いて黙って通す訳には行かない…」
ルナサがヴァイオリンを引こうとした時
「シャンハーイ!!!」
「!?」
上海が槍を持って突撃してきた
「させないわよ!」
アリスが複数の人形を出す
「さぁ!行って!春と幽鬼を取り返して来なさい!!」
操符「乙女文楽」
アリスがスペルを発動し目眩しをする
「霊夢!咲夜!掴まれ!!一気に行くぜ!!」
「えぇ!」
「ぶつかるんじゃないわよ!」
魔理沙に言われ、霊夢と咲夜が箒に掴まる
「行くぜ!!魔符「スターダストレヴァリエ」 」
箒の後ろから星の弾幕を撒き散らしながら突っ切って行く
アリスと一緒で弾幕で目眩しをした
「頼んだわよ…」
アリスはその後ろ姿を見送った
「んもー!鬱陶しい星!」
リリカが声をあげる
「でも、貴女一人で大丈夫なのかしら?」
メルランがアリスを見る
「リリカ、メルラン…集中して…この人強いよ…」
ルナサが静かに二人に激似いれる
「早く貴女達との劇を終わらせなきゃね…貴女達の音楽が私の人形達の演技に追いつけるかしら…」
アリスの服の至る所から人形達が飛び出してくる
「シャンハーイ!!」
「ホウラーイ!!」
上海と蓬莱もアリスの前に現れる
操る糸は人形達の
彼女もまた
書いたの!!
もう少し続きます!!
※後書きのネタががが!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!