もう少し長くなりますね…
(´・ω・`)ど、どうやって終わらそうかなっと考えております
(;´Д`)読みずらくてごめんなさい
〜幽鬼が目覚める前〜
寝ている幽鬼を側で見ている影があった
「まさか、あれだけの春を溜めていたとは…正直ビックリしました…」
彼をここに連れてきた張本人の魂魄妖夢だった
「……この人は、普通の人間の筈なのに…不思議ですね…」
妖夢は幽鬼の顔を覗き込む
寝息を立てている顔は、何処と無くあどけなさがあった
妖夢は頭からゆっくりと幽鬼の身体を見る
「……私より、見た目は一つ、二つ上か…または年下って感じですね…でも、何でしょう…見ていると…不思議な感じに…」
妖夢は何故か寝ている彼をお世話したいと言う保護欲に近い気持ちがふつふつと出来てきた
「…………はっ!何を考えてるんだ!」
妖夢は頭を振り、幽鬼から目を背ける
「連れてくる時は底まで、気にしなかったのに…そりゃ…確かに当身して連れ去りましたが…それは幽々子様の為に春をお持ちしただけで…彼が気になったとかそんな事は…」
何故か頬が赤くなってる妖夢
「でも…あの洋装の従者の方は…この人とはどんな関係ないなのでしょう…主人と従者では無い事は確かですね…では…友人…?しかし、手が出せない状況に悔しそうな目をしていた…あれは…友人同士と言う形には見えなかった…それよりもっと深い………恋仲……」
その時、妖夢の心がズキッと痛んだ
「………いや…考え過ぎでしょう…もし、恋仲だとしたら…必死に……なって…………」
妖夢は思い出していた…彼の首に刃を当て、脅した時の彼女の目を…もし彼を切っていたら…
同じ立場でだけあって感じた、自分自身も大切な人を奪われたり、盾にされたら…
「………くっ…」
妖夢は自分がした事を悔いた…
主の名に従い春を集めていた
たまたまあった彼は沢山の春を持っていた
それだけだった…
根は真面目な妖夢は彼女にあったらどうしようか思った
同時に彼女が羨ましく感じていた
妖夢は幽々子に報告する為、縁側に向かった
「幽々子様…」
「あら、妖夢…お客さんの様子はどうだった?」
妖夢が人里で買ってきた団子を手に幽々子が聞いてきた
「身体の方は大丈夫そうです…」
幽々子の側で正座する
「そう♪良かった♪……あれだけの量の春を貰っちゃったから少し心配だったの、魂ごと取れちゃったとかあったら大変だからね〜♪んっ♪おいひぃ♪」
幽々子は団子を食べながら答える
「……そう…ですね…」
妖夢が静かに答える
「ん〜?妖夢どうしたの〜?お腹痛いの?お団子食べる?」
幽々子がそう言って団子を差し出す
「いえ、大丈夫です…て言うか…お腹痛かったら、団子も何も食べれませんよ…」
ジト目で幽々子に言う
「うふふ〜♪それもそうね〜♪」
そう言ってまた食べ始める幽々子
「はぁ…」
妖夢がため息をつく
「ん〜♪美味しかった♪………妖夢?」
食べ終わった幽々子が話しかけてくる
「なんでしょう…」
「貴女もしかして、あのお客さんを好きになっちゃった?」
ニコッと言う幽々子
妖夢声が屋敷中に響き渡る
「あら?違うの?」
幽々子が首を傾げる
「そんな事ある筈無いじゃないですか//!!」
必死に訴える妖夢
「その割に顔が赤いし…満更でも無さそうに感じるんだけどぉ〜?」
ニヤニヤと幽々子に言われる
「ありえません!!それに彼にはもう恋仲が!!」
「あら?なんで、妖夢が知ってるの?」
口走った妖夢に幽々子が突っ込む
「いえ、あの…ここに彼を連れてくる時にあった…洋装の従者の方の…様子を見て…ですが…」
しどろもどろになる妖夢
「ふーん…それはメイドって言う子ね…紫から聞いた事があるわ…確かに妖夢と立場が同じ…ふふっ…そう言うこと…」
何かを察した幽々子は妖夢の頭を撫でる
「ゆ…幽々子様…」
「確かに妖夢…貴女がした事は良くない事だわ…でもそうさせたのは私よ?……妖夢はただ従っただけ…それでも貴女が気になるのであれば…素直な気持ちで謝りなさい…」
微笑む幽々子
「わかりました…幽々子様…」
頷く妖夢はやっぱり凄いお方だなっと尊敬し直した
次の言葉を聞くまでは
いい笑顔で言う
「え〜お似合いに見えるよね〜♪」
幽々子はニヤニヤして言う
「冗談やめてください!本当に!」
さっきの尊敬を返して欲しい妖夢
「でもね〜♪彼を最初見た時、初めてあった感じがしないの〜、これも何かの縁なのかしらね〜♪」
一人で納得する幽々子
「もう、いいです!仕事に戻ります!さっきも言った通りここにその方が向かってくる可能性があるので、入口を警備しています!それじゃ!お願いしますね!」
そう言ってドタドタと妖夢は行った
「んもぅ♪冗談が通じない子なんだから♪……でも…あながち冗談ですみそうに無さそうね……私は……」
そう言って彼が起きてくるのを…
一人静かに待っていたのだった…
〜屋敷に続く長階段の途中〜
「まったく…幽々子様は本当に何を言ってるのか…」
ブツブツと階段を降りていく妖夢
「あぁー!もう!私らしくない!」
降りるのをやめて、叫ぶ妖夢
「こんな事してる場合じゃないのに…はぁ…よし、落ち着こう…取り敢えず、今日のお夕飯のおかずは一品減らそ…ん?」
落ち着きを取り戻し、妖夢は気づいた
「もう…ここまで辿り着きましたか…一人…では無さそうですね…」
先程の雰囲気はどこえやら、神経を研ぎ澄ます妖夢
「仲間を集めましたか…しかし、ここは通す訳には行きません…主の為に…」
妖夢はその場で侵入者を迎え撃つ事に決めた
〜冥界入ってすぐの場所〜
「結構すんなり入れたわね…」
「あれがすんなりなのかぜ?」
魔理沙が霊夢にジト目を向ける
「入れたんだから問題ないでしょ…それとも置いてかれたかったかしら?」
霊夢が睨み返す
「二人ともそこまでよ…進みましょう…」
前に立っていた咲夜が後ろにいる二人に声をかける
「…おう…」
「そうね、さっさと行きましょか…」
三人は前に伸びる石階段を上がり始める
階段を登り始めて暫くたった
「長ぇなぁ…何処まで続くんだぜ…」
魔理沙が遠く伸びる階段を見上げて
「暫く続く様なら飛んだ方が良さそうね…」
霊夢も同じく足を止めて階段を見ていた
「そんな事していたら…いつまで経っても着かないわよ…」
先行して前にいる咲夜が霊夢達に言う
凛とした声が響く
「おぅ…現れたぜ…」
「2本の刀に…白い魂を連れた奴…」
魔理沙と霊夢はそう言って構える
「…………二人とも…ここは私が相手になるわ…だから先に言ってちょうだい…そして、私は貴女に借りを返さなきゃ…納得行かない…」
咲夜がナイフを一本取り出す
「そう易々と貴女方を通すことなど…!」
妖夢が三人に飛びかかろうとした瞬間
幻世「ザ・ワールド」
周りの時が止まる
そして…時が動き出す
「ないのです!………なに…!?」
妖夢が斬りかかった場所には誰もいなかった
「こちらですよ…」
「!?」
妖夢の背後から声が聞こえ、振り向く
「タネのない、手品はお好きかしら?」
咲夜が指の間にナイフを持って立っていた
「私達を運んだのかぜ…」
「そうね、手間は省けたわ…」
咲夜の後ろの階段の先をよく見ると
霊夢と魔理沙が上の段の方にいた
妖夢は交互に見るが、目の前にいる咲夜がこちらを見つめたまま、構えている
「あの時は何も手が出なかったですが…今回は私が勝ちます…」
咲夜は妖夢に静かに言う
「……そうですか…分かりました、お相手致します…」
妖夢も刀を抜き構える
「そう言う事だから…貴女達は先に行きなさい…幽鬼さんをお願いします…」
咲夜は霊夢と魔理沙に声をかける
「えぇ、お願いね…簡単に負けるんじゃないわよ!」
霊夢が飛び去る
「怪我すんなよ!異変解決まで後もう少しだぜ!!」
魔理沙も続いて箒に跨り飛び去る
二人を見送った咲夜は前に向き直る
「さぁ…始めましょう…」
静かに妖夢に言う
「……その前にお名前を聞いてもよろしいでしょうか…お互いにこれから…名も知らぬ用では…」
「……私は紅魔館に使えるメイド長…十六夜 咲夜よ…」
咲夜はすんなり答える
「…十六夜咲夜さん…ですね…分かりました…私の名は魂魄 妖夢と言います…この先にある白玉楼で庭師兼剣術指南役をしてます…以後お見知り置きを…」
「…魂魄…妖夢…ね…貴女には色々と言いたい事があるのだけど…まず先に…決着をつけましょう…」
咲夜は深く深呼吸して、妖夢を見据える
「そうですね…話をする前に…始めましょう…」
ゆっくり目を閉じる妖夢
風が吹き、辺りの桜が舞う
風が止み、辺りは静寂につつまれた瞬間
動いた
カヂンッ!!
お互いの持つ刃物の刃がぶつかる音が響き渡る
二人の従者による勝負が切って落とされた
一方先に進んだ二人は……
「ここね…」
「だな…でけぇ屋敷だな…」
二人は白玉楼の門の前にいた
「行くわよ…」
「あぁ!解決と行こうぜ!」
そう言って二人は中に入っていった
屋敷の中を進み、中庭に着くと縁側に
見知った顔が座っていた
魔理沙がいち早く駆け出し声をかける
「幽鬼!」
「あ、魔理沙さん…霊夢さん…」
幽鬼は反応を返すが何処か元気がない
「大丈夫かぜ?何されたのかぜ?」
魔理沙が肩に手を乗せて聞く
「えぇ、大丈夫です…怪我も無いですが…」
「そう見えないから、魔理沙が聞いてるんでしょ?」
幽鬼の言葉に魔理沙の背後から霊夢が声をかける
「…………」
俯く幽鬼
「何を知ったか分からないけど…ここで待ってなさい…」
霊夢が背を向けると、西行妖の方を見る
「そうだな…幽鬼、ここでアリス達が来るのを待っていろ!」
ニカッといつも通りの笑顔を見せる魔理沙
「はい、霊夢さん達も気をつけて…本当に…」
幽鬼の言葉を聞いて霊夢が飛び立つ
「あ、おい!霊夢!…なんだんだ…仕方ねぇ!」
魔理沙は幽鬼の言葉に違和感を持つが霊夢が早々に行ってしまった為に魔理沙も後を追った
「…………」
幽鬼は二人の背中を黙って見送った
「やっと突き止めたわ…」
異変の元凶と首謀者の元へ辿り着く霊夢
「たくっ…ここは死霊ばっかでうんざりよ…」
霊夢は目の前に浮いている人物に言うように
「あらあら…勝手に人の家と庭に乗り込んできて…文句ばっか言ってるなんて…貴女がどうかしてるわよ…」
幽々子が口元を扇子で隠しながら言う
「まぁ…ご覧の通り…うちは死霊ばっかだけどね…♪で、用件は何かしら…見事な桜に見とれてたの?」
微笑みを霊夢に向ける
「否定はしないわね…ここまで来るのに見事な桜だったもの…綺麗に咲いてたわね…」
霊夢は睨みつけながら言う
「あら♪ありがとう♪もしかして、ただのお花見かしら…割と場所は空いてるんだけど…」
幽々子は辺りを見回しながら言う
「そう…じゃぁ…お花見でもしていこうかしらね…」
「でも、あなたはお呼びではない」
呑気な事を言う霊夢の言葉を冷たく返す幽々子だが
「そうそう…思い出した…私達はうちの神社の桜で花見をする予定なのよ…ねぇ…魔理沙?」
「そうだぜ!こんな辛気臭い所で春なんか迎えられるか!」
霊夢がそう声をかけると後ろから魔理沙が現れる
「あら…失礼な言い方ね…家の花見は賑やかよ?」
現れた魔理沙に言う幽々子
「へ〜…ここに着く前にちょっと賑やかそうな奴らに会ったが…それだけだぜ!」
魔理沙は八卦炉を構える
「そんなわけで…集めた春と幽鬼は返して貰うわよ…?」
霊夢も大幣の先を幽々子に向ける
「そう…貴女達には冥界の桜は目に毒かもしれないわね…」
残念そうに言う幽々子
「でもね…もう少しなの…もう少しで、
「一体なんなの…その西行妖って…その後ろのバカデカい桜の木の事でしょうけど…」
霊夢が西行妖を睨みつけながら言う
「うちの妖怪桜…まぁ…まだ、この程度の春じゃ…この桜の封印が解けないのよ…後もう少し…」
幽々子が静かに答える
「わざわざ封印してあるのに…解かない方がいいんじゃないの…なんの封印だか判らんし…」
「そうだぜ…霊夢の言う通りだ、と言うか…封印といて何かいい事でもあるのかぜ?」
「結界乗り越えてきた貴女達が言う事なのかしら…封印解いたら…すごく満開になるわよ」
「「…………」」
「ふふ…それと同時に、何者かが復活するらしいの」
幽々子は二人の反応を面白がりながら言う
「興味本位で復活させちゃダメだろぜ…」
「そうね…何者かわからないし、マズイ奴だったらどうすんのよ…面倒臭い…」
「お前の発言もどうかと思うぞ…博麗の巫女…」
魔理沙が霊夢をジト目で見る
「私も興味本位で人も妖怪も死に誘えるわよ…試して見ないと判らないわ…それに…お呼ばれしてない貴女達がここにいる時点で死んだも同然…と言うより、ここに居る事自体が死んだと言うことよ…貴女達が持っているなけなしの春があれば本当の桜が見れるわ…」
幽々子が静かな言葉で語る
「さっきも言ったが…私らはお断りだぜ!こんな辛気臭い春は初めてだぜ…やれなねぇよ…幻想郷の春は返してもらうぜ、死人嬢!!」
「そうね…冗談はそこまでにして、幻想郷の春を返して貰おうかしら、待たせてる奴もいるし…お花見の準備もしなくちゃだしね…」
霊夢と魔理沙はスペルカードを取り出す
「最初から…そういえば良かったのに…貴女達のなけなしの春をいただくわね…」
「「やれるもんならやって
霊夢と魔理沙が飛びかかる
「貴女達の短い生命と共に散りなさい…」
幽々子が弾幕を展開する
「花の下に還るがいいわ、春の亡霊!」
「花の下で眠るがいいわ、紅白の蝶!」
幽々子と霊夢達の弾幕勝負が始まった
書きたくて、書きたくて、書けないよー♪
(´・ω・`)どうやら頭に限界が来たようだ!
もう少し紳士に成長しないとな……( - ̀ω -́ )✧
ここまで読んで頂きありがとうございます!