幻想複愛物語   作:亜麻乃

39 / 56


(`・∀・)ノイェ-イ!はじまるよぁ〜



ちょっと簡単ですけど慧音堕ちます
後、慧音推しの紳士の皆さんすみません


前回から何ヶ月か経ってると言う形で読んで貰えると助かります

(´・ω・`)下手したら永夜抄だけで、莫大な量を書かないといけなくなるので…それの対策です……ご了承ください


ちょっと描きたいシーン…妹紅、輝夜の…(´∀`*)ウフフ

あ、幽鬼の能力の名前は心の黒歴史を抉る方にはキツいので気をつけてください…
(´・ω・`)漢字並べると本当にイタくなる……

最後に一言

快楽の反応は人それぞれ!!




特別な日は歴史が重要?

 

 

ー 寺子屋の教室 ー

 

夕暮れの差し込み紅く染まる部屋…

 

 

先程まで賑やかだった部屋は静まり返り…

 

 

既に誰もいない教室だか…二つの影…

 

 

 

「……あ゛ぁ//…ぁあ゛//…」

「…………」

 

仰向けになった幽鬼に覆い被さるように慧音がいた

 

 

 

慧音が舌を垂らして、目の焦点があっていない…

どうやら、気絶しているようだ…

 

幽鬼は顔に垂れてくる液体を気にせずに固まったままだった

 

 

実を言うと彼も気がついたばかり……

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、こうなったのか…

少し時間を戻そう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 博麗神社・午前中 ー

 

 

「幽鬼〜?そろそろ時間じゃないの?」

経内の掃除をしている幽鬼に霊夢が話をかける

 

「え…あれ?もうそんな時間ですか?」

振り返り驚く箒を持った幽鬼

 

「全く…せっかくの稼ぎ所を見つけたんだから、しっかりしなさいよね…ほらっ、箒を渡しなさい…」

手を差し出して言う

 

「あはは…すみません、気をつけます…」

そう言って霊夢に箒を渡す

 

実はあの後、慧音に寺子屋の事務員(雑用)を頼まれたのだ…それに手伝いでは無くちゃんとした仕事として給金も出るのだ

2日に1回に寺子屋に行くのが決まっている

 

もうかれこれ数ヶ月行き続けていた…

 

「今日は遅くなる予定なの…幽鬼…?」

何処かソワソワしている霊夢

 

「うーん…今日はどうでしょうね…日によってやっぱりまだ違うんで…」

首を傾げながら答える幽鬼

 

「……そう…なら…………んっ…」

顔を紅くして両手を広げる霊夢

 

「……ふっ…霊夢さんは本当に…甘えん坊ですね…」

「い、いいから…早く…んっ!」

そう言って催促する霊夢

 

「はい…いってきますね(ギュゥ…)」

そう言って霊夢を抱きしめ

 

「ん…ちゃんと帰ってきなさい…(ギュゥ…)」

霊夢も幽鬼を抱き返す

 

これが最近のルーティンになっていた…

しかも霊夢が出掛ける時も…

 

あれから霊夢はだいぶ素直になって幽鬼と過ごすように…

ツンデレな所を残しているが気持ちを素直に向けるようになった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢に見送られて、人里に向かう道端…

 

「幽鬼〜…!」

「ん…?」

歩いていたら上から名前を呼ばれ、視線を向ける

 

「これから人里かしら…?」

「そうですよ、アリスさんもですか?」

空から声をかけたのはアリスだった

 

「そうなの…良かったら…その…一緒にいい?」

モジモジと聞いてくるアリス

 

「えぇ、大丈夫ですよ…今日はまだ誰にもあってなかったので丁度良かったですよ…♪」

「そう言えば…いつも人里に行く時ついて行くルーミア達が居ないわね…会わなかったの?」

そうアリスの言う通り幽鬼が人里や何処か出かける時にルーミアとチルノと大妖精の誰かに鉢合わせるのだ…

(九割方ルーミア)

 

「今日はもしかしたら…寺子屋でテストがあるからですね…」

「あぁ…そうね…幽鬼が行く時って大体その手伝いだものね…」

ルーミア達、三人も寺子屋に通いだしたのだ…そのおかげか最近チルノが少し利口になっていた

ルーミアも話を聞くと真面目に受けてるらしい…

大妖精は言わずもがな優等生だ…

 

「アリスさんは人形劇ですか?」

「そうよ♪今日は新しい物語のお披露目なのよ♪」

「シャンハーイ♪」

「ホウラーイ♪」

そう言って上海と蓬莱が飛び出してくる

 

「おぉう…びっくりした、主役の上海、蓬莱も居なきゃダメですものね…」

幽鬼は上海と蓬莱の頭を撫でる

 

「シャンハーイ♪」

「ホウラーイ♪」

嬉しそうに笑う上海と蓬莱

 

「そ…それでね…あの…今回のお話は恋愛メインの物語なの…」

モジモジと言うアリス

 

「ほぅ…珍しいですね?…人里の子達も随分惹きそうな話ですね…」

幽鬼は今までのアリスの人形劇で恋愛物語はちょこちょこ挟んでいたが…メインになるのは珍しいし初めての事だと思った

 

「あらすじは…森に住む魔女が、一人の人間の男性に恋をして一生懸命アピールする話なんだけど…その男性の周りには複数に女性の友達やら知り合いがいて中々一緒になれなくてすれ違うんだけど…最終的に男性が振り向いてくれるって信じる魔女の切ない恋の物語なの…」

新しい物語の全容を聞かしてくれたアリス

 

「うーん…それは気になりますね…その魔女の恋は実るのでしょうか?」

「さぁ…分からないわよ♪物語を進めて行かなきゃ♪」

幽鬼の質問に笑顔で返すアリス

 

「あはは…そうでしたね、すいませんでした…物語はネタバレはダメですね」

笑いながら謝る幽鬼

 

だいぶ歩いていたのか人里の入口門が見えた

 

「お…見えてきましたね…アリスさっ…えっ…」

振り向くとグイッと胸元を引っ張られる

 

アリスの顔で目の前がいっぱいになり

 

「チュッ…♪」

柔らかい感触が唇に触れる

 

「ふふっ…♪」

そして、イタズラ笑みを浮かべて離れる

 

「あ、アリスさん…」

驚く幽鬼

 

「物語の結末は、分からないわ…だから私は貴方が1番に選んでくれるのを待ってるから…ね♪」

ウィンクをして、そのまま門に向かっていった

 

「ははっ…一本取られたな…」

照れ臭そうにその後に続く幽鬼

 

 

遠目から見てた門番のおっさんに「幸せにしてやれや!」ってニヤニヤして言われた

また、一つ幽鬼の噂が増えた…だが、その噂は悪い方へとは不思議といかなかった…何故なら子供たちが幽鬼とアリスの人柄をよく知っているからだ…人里の大人達もそれを知っていた…

からこそ、祝われたのだ…

(※御祝儀と言ってオマケをしまくられそうになった幽鬼は大変だったのである)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間をたまたま影で見ていた人物がいた

 

ドサドサ…

手に持っていたタケノコが落ちる

 

「いや…何を驚いてんだ……私は……知っていたろ……」

そう言って背を向けて竹林の方へと入って行った…

白く長い髪をなびかせながら…

 

「……関係ない…他人の事だ…ぐっ…じゃぁ…なんだよ…くそっ…気分が悪い…一体なんだってんだよ…」

タケノコを残してフラフラと竹林の中に姿を消した

 

 

 

「…胸が…痛いんだよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 寺子屋・門前 ー

他の子供たちは既に放課していたのか静かだった……

門前にたむろしているのはチルノと大妖精とルーミアだけだった…

 

「だぁー…テスト終わった〜…結果も終わったよ〜…」

チルノが声を上げながら外にでる

 

「大丈夫だよ…チルノちゃんは今回頑張ったんだから…、ルーミアちゃんはどうだったの?」

傍で項垂れてるチルノを慰める大妖精

 

「……( *¯ ꒳¯*)クンクンスンスン」

ルーミアは何故か鼻をきかしていた

 

「ルーミアちゃん?どうかしたの?」

「お兄ーさんの匂い…ゆきの匂いがするのだ…♪」

ルーミアの表情はうっとりとしていた

 

「そう言えば…今日はテストが終わったから…幽鬼さんが来る日だね…」

大妖精が思い出していた

 

「そうなんだー…」

チルノにいつもの元気がない

すると曲がり角から幽鬼が現れた

 

「おっ?ルーミア達どうしたんだ?午前中で終わりじゃなかったの?」

テストの日は必ず午前で終わる事を知っていた幽鬼は寺子屋前にいるルーミア達に声をかける

 

「なーのかー♪」(抱きつき

「うおっと、ちゃんと終わったの?」

ルーミアが正面から抱きついて来るのを受け止めた

 

「ちょっとお話してたんです…チルノちゃん?幽鬼さんだよ〜?」

「…アタイ、頑張ったぞ…」

大妖精がチルノに話しかけるが萎れてるチルノ

 

「ありゃりゃ…だいぶ精を出したみたいだね…ほら、帰りに茶屋でもよって甘い物でも食べて元気だしてきなよ」

幽鬼はそう言って団子が食べられる程度のお金を差し出す

 

「え、そんな…大丈夫ですよ」

大妖精は遠慮をした

しかし、

 

「アタイ…おうどん食べたい…」

「ち、チルノちゃん…」

チルノが答えて、幽鬼のお金を受け取る

 

「ちゃんと足りる様に食べるんだよ?」

「うん、アタイ…大ちゃんとルーミアと行くから大丈夫…ありがと、幽鬼」

そう言ってチルノは歩き始めた

 

「あ、チルノちゃん!…幽鬼さん、すみません…お金ありがとうございます…」

ペコッとお辞儀をする大妖精

 

「元気が出るまで一緒にいてあげてね?何かだいぶ燃え尽きてるから…」

「はい…!失礼します…!…チルノちゃん、待ってよ〜!」

大妖精もチルノの後を追いかける

 

「で?ルーミアは…さっきから何してるの?…二人とも行っちゃったよ…?」

目線を落とし、抱きついたままのルーミアに声をかける

 

「幽鬼…誰と来たの?」

「( *'ω')ファッ」

凛と響く声を出すルーミア

 

「霊夢の匂いがするのは分かるけど…アリスの匂いがするんだよね…うん、私が一緒に来れない事をいい事にアリスとここまで来たでしょ…?…私の特権なのに…」

ルーミアはたまにこうなります

 

(闇だけに…病み妖怪っ………やめよ…)

くだらない事を考えた幽鬼

 

「うぅー!次こそちゃんと私が一緒にくるのだ!!その次までの幽鬼成分補給なのだー!」

「何その成分…(汗)」

幽鬼のツッコミをスルーして匂いを嗅ぎまくるルーミア

 

「ルーミアー!早く行くぞー!おうどん食べたいー!」

先程より元気のあるチルノの声が響く

 

「ほら、ルーミア呼んでるぞ?」

「クンクンスンスン…ふぅ…わかったのだ、当分大丈夫なのだ…よし、幽鬼!次はちゃんと私が着いてくるのだ!覚悟するのだー!」

そう言ってチルノ達の方へと飛んでいった

 

 

 

「何を覚悟すんの……」

 

三人を見送った後、幽鬼は寺子屋の中に入っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 寺子屋(教室) ー

 

「ふぅ…こんな位か…相変わらず大妖精は満点だな…む?」

テストの採点を1人でやっていた慧音は廊下の足音に気づく

 

「こんにちは〜、お邪魔します〜」

障子が開き、幽鬼が現れる

 

「おぉ、幽鬼、今日もよろしく頼む…今日は少し量が多いから助かる…」

現れた幽鬼に微笑んで言う慧音

 

「今日はテストの採点だけでも、時間を取られてしまうかもしれんが…」

「大丈夫ですよ♪二人でやれば終わりますよ♪」

申し訳なさそうに言う慧音に幽鬼は答えた

 

「複数のテストをしたのでな…休憩を挟みながら進めていくぞ」

そう言って解答済みのテスト用紙を半分隣の机に置く

 

「よし、やりますか…」

意気込みながら隣に座り、採点を始める

 

「お…早速チルノか…ふむふむ…」

どうやら、まだ文字の読み方のレベルでやっているみたいだった

 

「あぁ…所々文字間違い…ふむ…」

幽鬼は筆を走らせて採点を進めた

 

「チルノにしては頑張ったか…うん…」

36点が付いたチルノの用紙を見て納得した

 

「ふむ…前回より少し点数上がってるな…」

慧音は別の生徒の採点をしていた

 

それぞれ淡々と採点を進めて行った

 

 

 

 

黙々と作業を続ける2人だが……

 

 

 

 

慧音はチラチラと隣で採点する幽鬼を見ていた

真面目な顔をして、筆を走らせて採点を進めていく彼の顔を

一枚一枚丁寧に採点を進めていく彼は、一枚の採点が終わるたびに顔に出る

 

満点の時だと笑顔

 

惜しいと悔しそう

 

点数が低いと残念そうな顔をする

 

彼の表情は沢山見てきた

 

最初は風見幽香の子供で警戒すべき範囲に入っていた

だが、あれから数ヶ月が経っていたが…

慧音の中で幽鬼の印象は変わっていた…

 

しかも、その想いは…妹紅や生徒の子供達に接する時の想いとはまた違った…

 

幽鬼と話していたり、一緒にいたりすると…この上なく保護欲と母性本能をくすぐられるのだ…

 

(何かが…私をそう思わせている…一体なんなんだ…)

そう思いながら…幽鬼を見続けていた

 

(ダメだ、ダメだ…私は仮にも教師だ…変な事を考えるな……)

冷静を保つために慧音は目の前の採点に目線を戻した

汗ばみ火照る身体をそのままに…

 

「あっ…そう言えば、慧音さん…?」

 

「むぉっ!?な、なんだっ!?」

名前を呼ばれ、驚く慧音

 

「今気づいたんですけど、妹紅さんは今日は来ないんですか?…今更でなんですが…(汗」

苦笑いしながら言う幽鬼

 

妹紅も寺子屋に顔を出す回数が増えていて…

特に最近は幽鬼と妹紅で自炊の話で盛り上がっていて、近い内に近くの竹林からタケノコを取ってくると言う約束もしていたのだ

 

「あ……あぁ…そう言えば…今日は妹紅は来てないな、特に声はかけてなかったから、来ないんじゃないか…?」

妹紅と聞いて少しムッとして、素っ気なく返す慧音

 

「え…あ、…すみません」

慧音の返事に幽鬼は一瞬驚いたが、採点途中に聞くものじゃ無かったと申し訳なく思った

 

 

「あ、いや!すまん!…(わ、私は…何を言ってるんだ…どうしたんだ、妹紅と聞いた時に…なぜ…嫉妬など…!?)…今日の採点については事前に言うのを忘れてたから…もしかしたら来るのが遅いのかもしれん!!」

慧音は慌てて幽鬼に説明した

 

「そうだったんですね…まぁ、妹紅さんも毎日は来ないですよね…すみません、変な事聞いて…」

「いや…私も少し採点に気を取られていた…気の悪い返事をしてすまなかった…(汗)」

 

その会話を最後に二人は採点に集中した

 

 

 

 

 

ー 数時間後 ー

 

 

 

 

 

日が傾き、教室が夕陽に照らされる…

 

 

「あ゛ぁ〜…終わりましたねぇ〜…何とか…」

立ち上がり庭の方を向き、背伸びをする幽鬼

 

「幽鬼、本当に助かったぞ…これを1人でやっていたら…暗くなってたかもしれん…」

採点した解答用紙をまとめながら言う慧音

 

「いやいや…流石にこの量は二人でやった方が良いですよ…(汗)……ふぅ…後は何か手伝うことあります?」

振り返り慧音に聞く

 

「そうだな…じゃぁ、この解答用紙を隣の部屋に運ぶのを手伝ってくれないか?…明日は寺子屋休みなのでな…」

まとめた解答用紙を持ちながら立ち上がり、半分幽鬼に渡す為に近寄る

 

「はいはい、お易い御用です♪」

そう言って慧音から用紙を受け取ろうと一歩前に足を出した時

 

(…ガッ!)「あっ…!?」

慧音が脚をつまずかせてしまう

 

「危ない!!」

幽鬼が咄嗟に慧音を支えようと前に出る

 

「きゃっ!?」(ドンッ!

慧音を抱きとめる幽鬼だが…

 

「あっ!?まずっ!?」(ズルっ!

幽鬼も後ろに足を滑らせてしまい後ろに倒れる

 

 

 

「くっ!?」

怪我をさせないよう慧音を胸に抱き締める

 

 

ドサァッ!!

ゴンッ!?)「うごっ!?」

 

倒れる音と共に鈍い音も鳴り響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宙を舞う解答用紙…

 

 

 

 

「う…ん………あっ……はっ//!!」

慧音が気がつくと幽鬼に抱き締められて倒れていた

 

「ど、ど……どうなって…//…えっ…と//…そ、そうか……私がつまずいて…」

何が起こったか冷静に思い出そうと頑張る慧音

 

「そ、それを…幽鬼が…はっ…幽鬼!?」

顔を上げて身体を起こす慧音

 

「……っ!!…幽鬼!?…だ、大丈夫か!?しっかりしろ!!」

よく見ると目の前に気を失っている幽鬼がいた

 

「ど、どど!?……いや、落ち着け…息は…してる…心臓も…動いている…他は…」

他に怪我をしてないか確認するため、よく見るが…

 

慧音は……

 

「……………」

目の前で幽鬼の顔を見つめていた

 

慧音の状況は幽鬼の上に覆い被さるようにいる状態で、今までじっくりまじかで見る事の出来ない幽鬼の顔がそこにあった。

 

「す…少し…」

慧音はゆっくりと幽鬼の身体に身を預ける

胸に耳を当てると鼓動が聞こえ…心地よくなった

 

(私は…いったい何を…しかし、嫌な気分では…)

そう思いながら慧音はゆっくりと幽鬼の顔に近づく

 

(…やはり…可愛い…顔…ではないか……)

もう一度じっくり幽鬼の顔を見つめる

 

「……はぁ…はぁ…//」

先程まで落ち着いていた、身体の火照りがまた出てきた

慧音は自分自身で分かる位に心臓が脈打っていた

 

「……満…月が…//近いのは…確かだが…//」

モジモジと身体をくねらせる

 

「だ、ダメだ……//…抑えろ…//止まれ…//」

言葉で言うが徐々に幽鬼の顔に近づく

 

「コレを…してしまったら…//私は…//あぁっ…//」

ついに目の前まで、本の数センチ程まで顔があった

 

「……っ…//……っ…//…………す……すまん…//」

声と身体をビクビクと震えさせ、小さく謝る慧音

 

 

 

 

 

 

 

 

 

控えめに唇を重ねた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縁結・「身体感覚開放」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ゛あ゛ぁ゛ぁぁあぁあ゛ぁぁぁ〜///!!!」

慧音は身体を震わせていた

 

(なっ…なんだぁっ…き゛っ…きもち゛ぃ…ち、ちがぁ…//)

唇が触れた瞬間、身体中に心地よい感覚に包まれた

 

「……ぁ゛ぁ゛あぁ゛…ぁあ〜…//」

慧音は気づいた…

幽鬼に触れている箇所が全て気持ち良く感じる事を…

 

慧音は思った…

先程の様に唇を触れたらどうなるか…

 

「あ゛ぁ゛あぁ゛…//」

再び幽鬼の唇に自分の唇を近づける

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 

「んぶっ…ん゛っ……///」

先程の軽い触れ方ではなかった…

しっかりと感触が分かる程に唇をくっつけた

 

 

 

 

 

 

 

 

縁断絶斬交取(えんだんぜっせつこうしゅ)・「理感性度開放(りかんせいど かいほう)

 

 

 

 

 

 

 

ッッッッあ゛ぁっ////!?!?!?!?!?

身体を仰け反らせる慧音

 

何が起こったのか分からなかった…

衝撃と言っていいほどの何かが身体中を駆け巡った…

 

「あ゛ッ…ぁあ゛ッ…ぁ゛がッッ…////」

同時に下半身が暖かくなり始め、畳に水溜まりが広がった

白い解答用紙が数枚濡れて黄色に染まっていった

 

そして、脱力仕切ったのか幽鬼に倒れ込む様に覆いかぶさった

若干身体がビクビクしているが、それ以上動かなかった

 

慧音の表情は目は大きく見開いているが瞳は虚空しか見ておらず、ほぼ白目状態となっていて…

笑みをも含んで大きくゆるんだ口元には舌が覗いていた…

 

 

 

 

 

ー 数分後 ー

 

 

「……どういう…事…これ?」

気がついた幽鬼は困惑していた

 

「な、なんで?……け、慧音さん?」

乗っかってる慧音を軽く揺する幽鬼

 

「……あ゛ぁ…ぁ……」

完全に意識を手放してるみたいだ

 

「……と、とりあえず…起きなきゃ……うぉっ!?」

手を動かして起こそうとした時に何か濡れている事に気がつく

 

「え…え……しかも…この匂い……よいしょっ……げぇ!?」

起き上がり、目に入ったのは自分達を中心に広がる水溜まりだった…

 

「…まさか…えっ…でもなんで?妖夢とレミリアじゃないし…落ち着け…慧音を支えるために…抱きとめた…後ろに倒れた…うん……ナニモワカラナイ…」

幽鬼は冷汗をかき始め、頭の中で考えまくった

二人格で慧音を襲っただとか、無意識に襲っただとか…

もしかしてコレは自分自身が気絶した時に解き放って襲ったのか…

 

 

 

ー幽鬼はとりあえず…開き直って孕ませようと立ち上がり…ー

 

「……………」

 

ー 寝室に抱え込んで、女教師と居残り保険体育を… ー

 

「おいコラ…?」

 

ー 朝までズッポリ勉強をしたんだよ〜♪ー

 

 

「人の行動を捏造すんなよ!バカ親!!

後ろから声が聞こえたと思ったら、代理人(母)が立っていた

 

「なによ〜…お久しぶりのママに会えたんでちゅよ?ほら♪ギューッ♪」

そう言うと後ろから抱きついてきた

 

 

「こんな状況で抱きついてくんな!!」

マイペースな代理人を怒鳴る

 

「イヤン♪コワイ♪反抗期♪」

そそくさに離れる代理人、相変わらず楽しそう

 

「はぁ…母さんがいるって言うことは…何かあったんだろ?」

ため息をついて幽鬼が聞く

 

「はぁっ…!幽鬼ちゃんが母さんって…!呼んでくれたっ…!コレは録音ものっ(んな所で、感動してるんじゃねぇよ!!質問に答えろよ!!)…んもぉ〜♪幽鬼ちゃん怖いぞ〜♪せっかちさん♪」

代理人は幽鬼の鼻先をツンと触る

 

「本当に真面目に教えてくれよ!事によっては霊夢に退治されるかもしれないんだぞ!?…どうせ見てたんだろ!!」

必死になって代理人に聞く、その目は責任を取る覚悟だった

 

「……あぁ〜…そこまで幽鬼ちゃんが真面目なら、お母さんもふざけてる場合じゃないわ…うん…」

そう言って頷く代理人

 

「ふざけてたのかよ(汗)…で…結局なんなんだよ…慧音は何が…俺がやらかしたのか…?」

不安そうに代理人に聞く幽鬼

 

 

「……………………」

押し黙る代理人

 

 

「………………」

幽鬼も黙る

 

 

 

「実はね……」

代理人が口を開く

 

 

 

「実は…?」

幽鬼は覚悟を決めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「幽鬼ちゃんの能力が何処まで、女の子達を喜ばせられるか(意味深)を試すのにちょいっといじったら、やりすぎちゃった♪(๑>؂•̀๑)テヘペロ♪」

 

 

 

 

 

 

「やっぱりおめーの仕業かよ!!」

 

 

 

幽鬼の怒鳴り声が響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代理人の説明からすると…

日頃から幽鬼は色んな女の子達から求められているが故に身体が追いつかないのが現状だと悟った代理人が…

少しでも幽鬼との関係を早めにかつ満足させる為に幽鬼の能力を使って身体の感度を通常から少し倍にすればいいんじゃね?っと思った代理人は早速動いた…

加減を見極める為に少しいい感じの慧音の時に試したらしい…

 

1つ疑問に思ったのが何故慧音なのだろうかっと…

ここまでに霊夢やアリスやルーミアからのアプローチと接触があったのであればやれたと思うではないか?

 

代理人曰く…

 

「その子の身体が本能で男を求めてたから、いいんじゃね?って思って♪…それに♪満更でも無かった見たいだしね♪」

 

どうやら代理人は慧音の身体はいじってはおらず…幽鬼の身体の一部、唇にその仕掛けを施した様だった。

 

好意を向いてないとか、幽鬼をその目で見ていない人は絶対に自分から触れようとはしない筈なのだから…

 

もし慧音が触れていなかったら代理人の読み外れで、霊夢達が最初の犠牲者になっていたかもしれない…

 

少し慧音に気の毒だと思ったが…最初に喰らったのが半妖の慧音で良かったと思っている部分もあった

 

「でも、流石長い事生きてる半妖ちゃんね♪…普通の耐久力の低い子だと一回目でトロトロになるのに…まさか調整段階の二発目を発動させるとは…♪」

代理人も予想外の事態だったらしく、ちょっと焦ったらしい

 

「……それで、どうすんの…これ…ヤバいぞ?」

一通りの説明を受けた幽鬼が代理人に現状をどう処理するか言うと、代理人がニヤッと笑い

 

「ふふーん♪幽鬼ちゃん忘れちゃダメよ♪私は代理人♪神様でもあるのよ♪」

自信満々に胸をはる

 

「印象薄くなってるよ…幻想郷にも神様出てくるし…」

ジト目を向ける幽鬼

 

「うっ……いいもん…この世界の神様より偉いもん!」

どこか張り合おうとする代理人

 

「じゃぁ、この惨状をどうにか出来るんでしょ?…俺を産んだ母さんの実力みてみたいなぁ〜♪」

たまに本当に神様なのか、使いなのか分からなくなる代理人に対して幽鬼は持ち上げた

 

「……ふ、ふっふーん♪幽鬼ちゃんに言われたらするしかないよね〜♪お母さんに任せなさい〜♪」

ウッキウキになる代理人

 

「……(ニヤッ)」(※某新世界の神になろうとした高校生の笑み)

 

 

「うん、でも…こんぐらい…あっという間に…(パチンッ)……ねっ♪」

代理人が指を鳴らすとあっという間に綺麗になる

 

濡れていた衣服や畳は何事も無かったように乾き

散らばっていた解答用紙は綺麗に机の上に並んでいた

慧音も安らかな顔になって寝息を立てていた

 

「おぉ…やっぱり、こう言うのを見ると凄いなって思うよ」

そう言って慧音の身体を支えながら起き上がる

 

「でも、黙って何かしら起こすのだけはやめてよね?」

ジロっと代理人を見る

 

「……てへっ♪」

「( #^ω^)……笑顔で誤魔化すな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 数時間後 ー

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ……う?…んんっ?」

慧音は目を覚ますが辺りはすっかり暗くなっていた

 

「わ、私は……あっ…いつの間に布団に…」

身体を起こし、辺りを見渡す

 

「……どうして…うーむ…幽鬼と採点をして…終わって…立ち上がって…もつれ………てっ///!!!???」

慧音は思い出した

 

「ごぉぁわぁわぁわぁ///!!!???まさかァァァァ///!!???」

一気に顔が赤く染まり、大声を出す

 

「あぁぁぁ…満月が近いとはいえ……とんでもない事を……」

頭を抱え込んで唸る慧音

 

「と、とりあえず…反省の前に状況確認だ…」

そう言って慧音は布団から出て立ち上がる

 

「……今、どの位だ…辺りはすっかり暗い…うむぅ…ん?」

慧音は辺りを見て気づいた、寺子屋では無いことに

 

「私は…いつの間に家に…幽鬼が運んでくれたのか?」

どうやら、自室に運ばれていた様だ

見慣れた机に1枚の紙が置いてあった

 

「コレは…置き手紙か?……ん?」

慧音は机に近づき手紙を手に取り、内容を読む

 

内容は採点を終わらしてから、一息ついていたらいつの間にかお互いに眠ってしまったらしく…日が暮れる前に慧音の家を人に教えて貰い、家に連れて帰って寝かした

…っと書いてあった…

 

「……ここに書いてあるのが事実だとしたら…あれは夢なのか…?…こんなにもハッキリ覚えているのに……あんなにも…感覚があったのに……夢だったのか…?」

慧音は分からなくなった

 

「………私は、一体どうしたらいいのだろうか……」

 

慧音は1人幽鬼に対して考えた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 三日後 ー

 

 

 

 

 

 

「人里に…いや…私の所に来てくれはしないか…//?」

 

その一言で今が凍りつく…

 

「…( ゚д゚)ポカーン……… 」

口が空いたまま固まる幽鬼

 

「…………(ジロッっ)」

霊夢は黙ったまま睨む

 

 

この3日間で何があったのか…

 

慧音の心境にどの様な動きがあったのか…

 

瞳の奥に隠された彼女の本当の想いとは…

 

 

 

 

 

真相はまだ、分からない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「上手く言ったわね…これで全てが思惑通り♪」

 

怪しく微笑む代理人、一体何をしたのか…

 

 

 

代理人は幽鬼の仇なす敵となるのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やりたい放題♪かけ放題♪」

 

 

 

……………………

 

………………

 

…………

 

……

 

 

 

 

そうでも無かった様だ…






ゲッタン!!書きたいこと書きたいけどー!!言葉で表すの難しいー!!

(´・ω・`)そんなこんなで慧音は何があったのでしょうね…

次回は3日間の間に慧音に何があったのか…書きたいと思ってます…

人としての理性かはたまた、獣妖怪としての本能か…

( -∀-)まぁ、目覚めたら、目覚めるでしょ?


ここまで読んで頂きありがとうございます!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。