( ´ ꒳ ` )ノども、亜麻乃です
また凄く時間が掛かってしまいました…
本当にお待たせしました
生きてます!!
( ̄▽ ̄;)自分で納得出来る物語が出来なくて…
今回でもこたんは完了します(๑>•̀๑)テヘペロ
※独自解釈の内容が含まれます、苦手な方はご注意ください
「………はぁ…退屈ね…本当に…」
縁側に仰向けになっている少女
長く伸びた綺麗な黒髪が広がっているのも関わらず…ただ仰向けになって上を見ていた…
彼女の名は…
「蓬莱山 輝夜」
あの竹取物語に出てくる、かぐや姫本人と言っても違いはない…
服装は上衣がピンクで、大き目の白いリボンが胸元にあしらわれており、服の前を留めるのも複数の小さな白いリボンである。袖は手を隠すほどの長さと幅があり、ピンクの上衣の下にもう一枚白い服を重ね着している
腰から下は、日本事情を連想させる赤い生地のスカートに、その下に白いスカート、更にその下に半透明のスカートを三重に穿いているようである。スカートは非常に長く、地面に付いてなお横に広がるほどだが、服自体はいわゆる着物ではなく、和風仕立ての洋装といった感じで、まるでドレスのような印象を受ける。
彼女の持つ能力は…
「永遠と須臾を操る程度の能力」
説明をすると長くなるのだが…簡単に言うと…
永遠は…永遠のその物で穢れや人や時間まで干渉されずに いわゆるチート能力である
彼女もまた…蓬莱人…
死ぬ事も朽ちる事もない輪廻から外れた人物だ…
「…今の時間が勿体ないか…言ってみたいわね〜、そんな事……まぁw無理だろうけどねw」
彼女は1人妹紅に言われた事を思い出し笑う
「………本当に…つまらない…」
急に静かに呟く輝夜
「ひめさまー?いるウサかー?」
そんな時に部屋の入口の方から声が聞こえて
「あら…何かしら…入って大丈夫よ〜」
入口に声をかけると襖があく
「また、何だらしなく寝そべっているウサか…」
そこにはピンク色のワンピース、首元に人参型のネックレスをぶら下げてるタレうさ耳を生やした黒髪ボブショートの少女の姿があった…
「何かあったの?てゐ?」
現れた少女に聞く輝夜
「最近、姫さんが外にまた出なくなったってお師しょー様が言ってて、少し様子を見て来いって頼まれたウサよ」
てゐと呼ばれた彼女は答えた
彼女の名前は因幡てゐ
あの有名な因幡の白兎……とも言われている…
能力は「人間を幸運にする程度の能力」
他人に幸運を運ぶ能力なのだが…
それとは裏腹に…
「こう見えても、私も忙しいウサよ〜?」
やれやれと首を振るてゐ
「貴女の場合は変な罠とかイタズラでしょ?」
「にしし〜♪大切なお仕事ウサ♪」
輝夜に指摘されるが怪しい笑いを出すてゐ
「そういえば…姫さん?竹林の宿敵と最近会ってなさそうだけど、なんかあったウサか?…まぁ、ししょーから屋敷から出るなとは言われてるウサけど…守る姫さんじゃないウサよね?」
「何よ…その毎回、言うこと聞いてない見たいな言い方…アイツはしばらく相手しないって言われたのよ…行っても見かけないしね〜」
ジト目をてゐ向ける輝夜
「……いや、さりげなく屋敷の外を出てるウサね…でも、兎達に聞いたウサけど…最近、宿敵さんのお家に見知らぬ男女が住み込んでるらしいウサよ?」
「……何それ…ふっ、てゐ…私が暇だからって変な冗談はやめてちょうだいw?」
輝夜はてゐの軽い冗談だと受け止めた
「まぁ、嘘だと思うのであれば…それで良いウサよ〜…実際、少し兎達の間では広まってる話しウサけどね〜、じゃ、失礼するウサ〜♪」
そう言い残し、てゐは部屋から立ち去った
「全く、おかしな話ね…はぁ…」
再び空を見上げる輝夜は軽くため息が出る
「………ふっ♪…そうね…向こうが来なければ…私から行けば良いだけじゃないの♪…久々に奇襲かけてやるわ♪」
唐突に笑みを浮べ、立ち上がる
「よし♪前は急げ♪…どう殺してやろうかしら♪」
輝夜はそう笑みを浮かべたまま、いつもの死愛相手の住処を目指し飛び出した
〜 竹林・妹紅の家(竹やぶの影) 〜
「さーて…来ては見たものの…居るか確かめなきゃね〜♪」
ひょこっと竹やぶの影から家の様子を見る輝夜
「ん〜…部屋の中は火の灯りがともってるから確実に居るわね……にしても、珍しいわね…」
輝夜の知ってる中で妹紅は既に気配を消して就寝しているはずの時間帯なのだ
「…………それに…いい香りが…夕げの支度?」
もう少し近くで様子を見ようと動いた瞬間
ガラッ!
「…っ!?」(ガサッ!!
唐突に家の戸が開いたので、身を隠す輝夜
(あちゃ〜…やらかしたかしら?…でも、気配は消していたはず…いえ、少しの殺気でもアイツは反応するから有り得るかもね…どう先手を……えっ…)
身を隠した輝夜は言葉を飲む程の光景を目にした
(……なんで…妹紅…アイツ……)
輝夜は目を見開いてしまった
妹紅が着物を身にまとっていた…
(…な、なんで?…えっ?えっ?…ぇえっ!?)
輝夜は訳が分からなかった
(ひ、一先ず落ち着きましょ…うん…よし…えーと?)
輝夜は目線を妹紅の方へ戻す
「………」(キョロキョロ)
妹紅はソワソワと辺りを見渡して落ち着きが無さそうだった
(………あっ…)
輝夜はじっくり妹紅を見たお掛けで気づいた
(初めてあった時の…妹紅の格好…)
輝夜は思い出した、1番最初…妹紅と接触した時に見た、着物によく似ていることに…
(あん時は…牛車の前に飛び出して来て…何かと思ったら…「お父様を返せ!」だ物ね……ふふっ…懐かし…でも…なぜ?)
輝夜は知っている…
妹紅は女を捨てている…
着物を着ることがもう無いことを…
しかし、そんな妹紅が髪を下ろし…
着物を着ていて、よく見ると薄ら化粧もしている
(……遂に…諦めた…の…?)
輝夜はどこか寂しそうな顔になった
しかし、輝夜はもっと信じられない光景を目にするのだ…
「………あっ…!」
妹紅が何かに気づき、駆け出した
(……んっ…誰かきた?)
輝夜もその人物を目でとらえていた
「すみません、妹紅さん…遅くなって…(汗」
輝夜の耳に聞きなれない声が聞こえた
(…えっ…えっ?…お、男?……っ!?…こ、この感じ…)
輝夜は驚くと同時にさらに感じた…幾度と妹紅を通して感じた
繋がりを…
輝夜が困惑している中…
「…ま、また…慧音か…?」
何処か不満そうに聞く妹紅
「…あー…なんと言うか…慧音さんは…別で…あれです…霊夢さんが、中々離れなくって…はい…」
少し困った顔をする
「……楽園の巫女様も…そんなんで大丈夫なのか……うん…まぁ、しょうがない……なぁ…ほら…さっさと…してくれよ…//」
(え…妹紅!?な、何よ!?何すんの!?)
輝夜は妹紅が顔を赤らめ目の前に立つ男に両手を広げて、何かを待っている姿を見て目が離せなくなる
「妹紅さんもだいぶ素直になりましたね…♪」
「う、うるさい//……ゆ、幽鬼が…こうさせたんだぞ……は、早く…//…私を…//」
(えっ……?)
輝夜は固まった
幽鬼と呼ばれた青年は笑顔で答えた
「……分かりました」
青年は妹紅を抱きしめた
妹紅の身体が光出し、包まれた
その瞬間、妹紅の髪色が銀髪から黒髪へ戻っていった
(……え…え…えぇぇぇぇえぇあぁぁぁ!?!?)
輝夜は心の中で絶叫する
「……んっ…終わったの…?」
光が収まり目を開ける妹紅
「はい、元に戻ってますよ…」
幽鬼は妹紅に優しく微笑む
「……そっか…でも、毎回抱きしめなきゃならないのは…どうにかならないの…//?」
人の肌色になるが、赤くなっている妹紅
「……最終的にちゃんと人に戻せるのは…これでしたし…それとも…嫌でしたか?」
「そ、そんな事は…な、無い…//」
「良かった♪…さらに抱きしめます!!」
妹紅の返答に幽鬼はより抱きしめた
「ひゃぅぁっ//!勘弁してくれ//!!」
声とは裏腹に表情はとても嬉しそうだった
(そ、そんな…し、信じられない…)
輝夜は震えながらそのやり取りを見ていた
妹紅が人へと戻ったのだ…
(ー・41話の翌日・ー)
博麗神社にて、霊夢、幽鬼、慧音がいた…
「………と言う訳なんだが…」
妹紅の事を説明して、事情をあらかた話した慧音
「…まぁ…何となく分かっていたけど、昨日と今日よ…流石に色々とペースが早いわね…そこん所どうなのよ、幽鬼?」
霊夢はお茶を入れている幽鬼に聞く
「…そ、そうですね…妹紅さんとは他の人達に比べると知り合った時期は短い…とは思いますが…寺子屋に行ってた時に会えば結構長く話してはいましたよ…あ、慧音さん、お茶どうぞ」
慧音の前にお茶を置く
「あぁ…すまない、ありがとう……今回については、私にも責任があるが…やはり幽鬼から直接話を話してはくれないだろうか…?…ズズッ…」
慧音は置かれたお茶を軽く飲む
「自分は構いませんが…霊夢さん、行ってもいいですか?」
チラッと霊夢を見る幽鬼
「……別に私は…幽鬼が怪我とかしなければね…後は…そうね…なるべく早く帰って来なさいよ?」
「分かりました、ありがとうこざいます」
霊夢に笑顔で答える幽鬼
こうして幽鬼は慧音と一緒に妹紅の家へ向かうことになった
〜 道中 〜
「それにしても、慧音さんも大胆な事をしますね?」
「む?…な、何がだ?」
唐突に言われ驚く慧音
「妹紅さんに自分との関係とか…気持ちを打ち明けた事です…」
「ま、まさか…おかしかったのか?もしかして、今回の妹紅のへそ曲がりも私が話したからか?」
動揺する慧音
「あ、違いますよ!…えーとですね?…自分とかは男女の関係になった事を言うとするとそれなりに日が経ってから話すので…やはり、関係が必ずしも上手く訳ではないので…」
「ふ、ふむ…宣言しといて早々に関係が終わってしまっては後味が悪くなる…と言う事だな…?」
「はい、そうです…自分もやはり身勝手とはいえ…慧音さんを含め色んな方と関係を持っているので…はい…」
申し訳なさそうに言う幽鬼
「……そうか、そうだよな…私は幽鬼を一人想っていても、幽鬼は想われてる数が1つではなかったな…すまない…軽率な行動だったかもしれん…」
軽く頭を下げる慧音
「謝らないでください、慧音さん…確かに大変ですが…実は素直に言うと…嬉しいのが殆どなので…」
「そうなのか…?」
「…はい、やはり…慧音さんみたいな…綺麗で素敵な人とお付き合いできるのは…嬉しいです…」
「なっ…//なっ…//うむぅ…//」
赤くなる慧音
「…だから、こんな自分を想ってくれた人達の想いを受け止め、大切にしていきたいんです…まぁ、周りに甘えてるだけかもしれませんが…」
「そ、そうか…//…だが、幽鬼はそのままでいいかもしれないな……わ、私にも…甘えて…ほ……ほしい…//…ゴホン!!、だが…!!幽鬼1つだけ勘違いをしているぞ!!」
「か、勘違いですか?」
声を張り上げる慧音に驚く幽鬼
「そうだ!…私が妹紅に話したのは幽鬼との関係はずっと続いて行くものだと……ま、まぁ…は、初めて…で…気持ちがフワついてたのも…だから…こそ、妹紅にも…この気持ちを理解して欲しかった…//」
赤くなる慧音
「…分かりました、今回の妹紅の事もちゃんとすまして、慧音さんの想いも受け止めますので…よろしくお願いしますね」
笑顔で答える幽鬼
「う、うむ…よろしく頼む…//その…頼みがあるのだが…//」
モジモジしだす慧音
「なんでしょ?自分に出来ることであれば?」
「………そ、その…だな…て…手を…繋いで…いいか///?」
ごにょごにょと小さい声で話す慧音
「…ハハッ…えぇ、その位ならお安い御用ですよ♪」
手を差し出す幽鬼
「………す、すまない…//」
慧音は幽鬼の差し出された手を握る
握られた手から伝わる慧音の体温はとても暑く感じ、竹林の中でも妹紅の家の近くまで手を繋いだまま、一緒に並んで歩いて行ったのだった
その光景を竹林に住む兎達に見られてるとも露知らずに…
〜・妹紅宅・〜
「………」
「………」
「………」
妹紅の家の中に入り、幽鬼と慧音は囲炉裏を囲って座って、何も喋らずに黙ったまま数分経っていた
妹紅は慧音と囲炉裏を挟んで向かい合う位置に腰掛けた…
「…………」
何も喋らず、ただジーッと幽鬼達2人を交互に見ていた
「…も、妹紅…幽鬼をちゃんと連れてきたぞ…?聞きたいことがあるんじゃないのか…?」
耐えかねた慧音が妹紅に話しかける
「…………」
チラッと慧音を見る妹紅
「その為にここまで連れてこいと…言ったのだろう…いつまでも黙ってたら埒がないぞ…?」
妹紅の目を見て話す慧音
「…………」
妹紅は慧音から視線を外し、幽鬼をチラッと見る
「…??…(ニコッ」
目があった幽鬼は軽く笑顔を見せた
(うーむ…どうしたものか…)
慧音が妹紅の反応を見て長期戦になるかもしれないと思い始めていた
しかし、沈黙が破られた
「……幽鬼、お前は自分の周りに起きている事は…理解しているのか…?」
妹紅が口を開いた
「!!」
慧音が驚き、目を向ける
「…起きている…ことですか…?」
幽鬼は静かに聞き直す
「………お前は…自覚して、色んな奴らと……私の知らない連中と…仲良くしてるのか?」
ただ単調に聞く妹紅
「……はい…妹紅さんが認知していない方達とも…関係を結ばせて貰っています…」
幽鬼がそう答えると少し妹紅の表情が歪む
「……も、妹紅…分かってくれとは言わない…ただ知っていて欲しい…幽鬼は…「慧音は黙ってて…」……うっ…」
慧音がフォローしようとしたら妹紅に静かに威圧された
「……死なない私は日数、年数なんて…関係ない…だけどな、お前と知り合った数ヶ月間は…違ったんだ…」
静かに語り出す妹紅
「……お前と知り合ってからの今日まで…短く感じた………お前と会って、寺子屋で慧音と一緒に他わいもない話をする…一緒に茶屋に行った時も…その日が終わるのが早く感じた…」
「妹紅…」
慧音は静かに聞くことに決めた
「……永い時を生きてる…死ぬことも老いることもない…私はおいてけぼりにされる…だから、避けて生きていた……どうせ1人になるのなら…1人のままで生きていけばいいと…」
静かに語り続ける妹紅
「……だけどな…お前が現れてから考え方が変わって来てたんだ…けどな…」
じっと幽鬼を見つめる妹紅
「お前が他の奴と一緒にいる所を見た時…分からなくなった…」
アリスと人里へ歩いていた所を…
そこで幽鬼にアリスが接吻をしていた所を…
「あの時…から…私の中で何かが壊れて…何かが芽生えたんだ……だけど、その後に慧音が…お前との報告だ……訳が分からなくなったよ…ふざけんなって正直思った…アイツと同じ…人の気持ちを弄ぶクソ野郎だとね…」
幽鬼に殺気の目を向ける妹紅
「……重なったんだ……!!」
その瞬間、妹紅は手のひらに炎を滾らす
「妹紅!!ダメだ!!」
咄嗟に幽鬼を庇う慧音
「お前の気持ちは確かに分かる!!だが!ここにいる幽鬼はそんな事を想ってやる奴ではない!!…妹紅!!それは、お前も知っていだろ!!」
必死に説得をする慧音
「…………んなこと…分かってるよ!!」
涙を流し始める妹紅
「わからないんだよ!!知りたくても!!知りたくないこの感情が!!…それを知ったり、認めたら!…私は!!」
「……妹紅!!」
必死に慧音が叫ぶが妹紅の滾る炎は収まらない
すると、静かに幽鬼が語り出した
「今は昔、竹取の翁といふものありけり…」
「!?」
「ゆ、幽鬼…!」
妹紅の動きは止まり、慧音は振り向いた
「やはり…ですか…妹紅さん…貴女が自分と誰が重なっているのか分かりましたよ…」
東方の知識を頭の中でフル回転させながら、とりあえず妹紅を落ち着かせようと喋り出す
「ゆ、幽鬼…お前……まさか…」
「…こう見えて外の世界の知識を持ってるんですよ…詳しい事ははぶきますが…この話は一部の人を覗いて知らない事なので……内密に…」
勘づいた慧音に笑顔で答える
そして、真剣な顔で妹紅に向き直る
「…秋田なよ竹のかぐや姫………自分を重ねた…人物…ですね?」
「………ッッ…!」
じっと幽鬼を睨みつける妹紅
「…東ひんがしの海に蓬莱といふ山あなり。それに白銀を根とし、黄金を莖とし、白玉を實としてたてる木あり。それ一枝折りて給はらん…意味は分かりますよね? 」
幽鬼は何か挑発しているように言う
「ゆ、幽!?…ッ!?」
慧音が止めようとするが幽鬼に静止される
「…………」
妹紅は憎悪に満ちた顔を向け震え出す
「………まぁ…無茶な注文を受けたとはいえ…必死になるもんですねぇ…」
「だ……まれ…」
「あるも分からない…物を持ってくれば結婚か…これを信じた人は馬鹿ですよ…」
「だ…まれ…だまれ…!」
幽鬼は言い放った
「残された娘の事なんて忘れて…」
「ダマレェェェェ!!!!」
「ウグッ!?」
妹紅は幽鬼に殴りかかり馬乗りになる
「お前に!!何が!!わかる!!」
ドガァッ!バギッ!
「一人!!残された!!気持ちが!!」
メキッ!ドズッ!
「寂しさが!!悲しさが!!悔しさが!!」
ドゴォッ!ガンッ!
「妹紅!!やめろ!!」
慧音が羽交い締めにして止める
「うるさい!…やっぱりこんな奴…!…!」
殴り続け、血で染まったはずの手の甲に目を向ける
しかし…
「な…なに……?」
妹紅は見て驚いた
幽鬼は全くの無傷だった
「少し…感覚の縁をいじらしてもらいました…」
幽鬼はゆっくりと起き上がる
「ぐっ……「妹紅!落ち着け!」…うるさい!話せ!!!…信用したのは間違いだった!!」
必死に慧音を振りほどこうともがく
「…それで信用が無くなっても…自分は構いません…ですが!…自分は…妹紅さんと深く繋ぐ関係でいたいと思っています…貴女が…1人では無いと言うことを…慧音さんもいる…!貴女の事をずっと気にかけてくれてる!……自分と知り合う前から貴女は一人ではないんだ!!」
妹紅に向かって怒鳴る幽鬼
「……」
妹紅はそんな幽鬼から目線を外し、険しい顔になったまま黙ってしまった
「深い怨みに傷ついた心は自分が傍に居て、どうこう出来る事じゃ無いかもしれません…ですが、…短い人の人生の中で慧音さんと他の皆さんとも大切な時間を過ごしたいと思っています…信用しろとは言いません…でも、出来るなら…」
「妹紅さんとも一緒に過ごしたい…」
静かに幽鬼は妹紅に言った
しばらくの沈黙…
妹紅に対して言い放った幽鬼だが…
実は…
『(;`Д´)やべぇぇぇ!?焦って何言ってるかわからなく無くなったぞぉぉ!?』
内心めちゃめちゃ焦っていた…
『もこたんの話を少しでも理解してるアピールしようとしたら裏目に出たァァ!?…まさかのマウントとって拳連撃してくるとはぁぁぁっ!?……咄嗟に当たらなくしたけど…不意の一発目は当たった…(´;ω;`)痛かった……取り敢えず弁解を必死にしようとそれっぽい事を言った…言ったはずなんだけど……正直何を言ってんのか自分自身でもわからんわ……あぁ〜…燃やされるかな〜…けーねにも嫌われたかなぁ……うわぁ…なえるぅぅ…………あ、無事に終わったら…誰かに慰めて貰おう…』
数秒間の事である…
「………」
「………」
幽鬼と妹紅は互いに沈黙が続いた…
「……妹紅…いい加減…彼を彼女と重ねるのは辞めないか…?…幽鬼は違うんだ……ぶっきらぼうで…生真面目な私でさえ…彼に魅了されてしまったんだ……確かに、周りから見れば納得の行かない状況かもしれない…」
慧音が諭すように妹紅に言う
「もう少し彼を…信じてくれ…」
慧音は羽交い締めしていた状態から優しく抱きしめた
憎悪に染まる心…
怒りに任せて動いた身体…
復讐を糧に折れずにいた精神…
それだけじゃない…
彼女は…
一人になるなら…孤独のままでいい…
孤独になるのなら…一人でいた方がいい…
なぜなら…
「…妹紅…?『……』…ぅわっ…!」(ドサッ
妹紅は力なく倒れるように座ってしまった
バランスを崩した慧音もそのままつられて腰をついた
「………妹紅さん…」
「………妹紅…」
慧音と幽鬼が声をかける
「………もう…どうして良いか分からない……今の今まで…避けてきた…人と繋がる暖かさ……今更…また、感じた所で…私は…私は………」
ゆっくりと静かに喋り出す妹紅はゆっくりと幽鬼を見る
「結局…一人に…なるんだ…」
頬につたう妹紅の本当の涙
「こんな臆病者に…お前と一緒に居る資格なんて無いんだ…だから…だから…私を…」
幽鬼に最後の一言を言おうとした瞬間
「一人にしてくれとか、忘れろなんて言っても無駄ですからね…」
幽鬼の声が遮った
「知り合った時にも言いましたが!妹紅さんが何と言おうと距離を置こうが自分は…自分と妹紅さんの繋がった縁は切りませんし、慧音さんとこれからも関わっていきますよ!…貴女の…友人として!!」
「もう一度言いますよ……貴女は…一人なんかじゃない…!!」
静かに妹紅の手を握り幽鬼は言った
その瞬間、妹紅は涙を流し、静かに泣き始めた…
慧音は両肩を後ろから支えながら、静かに見守っていた
そして…幽鬼は思った…
ぶち壊しである(某・ちび〇子のナレーション風)
その後は、ひとまず落ち着くまで慧音が家に残り、今度は2人で話をすると言って幽鬼を博麗神社に帰らせようとした
(あまり遅くなると霊夢の迎えが「強制的に」来る)
幽鬼が戸を開け、外に出ようとした時に不意に妹紅に言われた…
「………私は……しつこいからな…」
末尾に「…慧音…よりはしつこくないが…」とボソッと聞こえたような気がしたが「どう言う事だ!!」と慧音が声をあげ、2人の
(道中に霊夢が迎えに来ていた所に出会い、
〜・場面は戻る・〜
「…そ、そろそろ…中には…入らない……か//?」
抱きしめられて数分間、妹紅は恥じらいながら切り出した
「おっと…すみません、つい…しつこかったですね」
苦笑いしながら、離れた幽鬼
「い、いや…だ、大丈夫だ…//そ、それよりも飯は食べたのか?……簡単な物を作ったんだけど…」
妹紅は片手だけはしっかりと繋ぎながら言ってきた
「えぇ、大丈夫ですよ…しっかり食べずに来たんで♪」
「クスッ…な、なんだよそれ…//」
幽鬼の返答に軽く笑う妹紅
「………慧音は…何か言っていたか…?寄ってから来たんだろ?」
「…えぇ、でも特に何も無かったですよ…?とりあえず…今の所は…はは…(汗」
何か苦笑いを浮かべる幽鬼
「何かあるなら、隠さずに言ってくれ……」
ギュッと握ってる手に力が入る
「……いや〜…あの…自分のスタミナ不足です……」
申し訳なさそうに言う幽鬼
「………あっ…//」
ボンッと顔が赤くなる妹紅なり、お互いに少し黙ってしまう
「……と、とりあえず!中に入って飯にしよう…//!」
気まづくなった妹紅が声をあげる
「そ、そうですね!!夏に近いとはいえ、まだ夜は冷えますしね!…お、お邪魔します!」
そう言って2人は家の中へ入って行った…
妹紅にとって、永く短い幸せな一夜が始まった…
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ーーーーーー
ーーー
外に一人で様子を見てた彼女を除いて
「……………………」
竹の影からずっと覗いていた輝夜は放心していた…
あの妹紅が近くに殺気を出している自分に気づかなかった…
あの妹紅が化粧して、綺麗に着飾って、自分の知らない相手と親密にしていた…
あの妹紅が自分と死愛をしている時、以上に顔に生気が帯びていた…
考えがまとまらずに…
処理も間に合わずに…
輝夜は一つの想いが出た…
どうして妹紅が先に…?
「……フフ………フフフっ………」
静かに笑みを浮かべ、上を見上げ、夜空を仰ぎ見る
「………良い事思い付いた♪」
輝夜は一つの考えに至った
輝夜は妹紅に嫉妬したのだ…
今の今までお互いの終わる事の無い時をぶつけ合う事で過ごしていた…
それしか無かった…
しかし、妹紅はそれ以外に見つけた…
見出した…
自分より先に…
違う
ゆっくりと来た道を歩き出す…
何か新しい玩具を見つけた時の無垢な子供の表情……
それとはまた別の…
新しい玩具で遊ぶ子の玩具をどうやって自分の物にしようとする…
企みの表情をしていた…
「妹紅だけ
生きてます!!(2回目)
大変お待たせしましたm(_ _)m
少しづつ書いていたのですが…自分の中で妹紅と言うキャラをなるべく壊さずに書こうとしていたら遅くなりました…
書いては修正の繰り返しでしたw
結構あっさり主人公に惚れている様に見えるかもしれませんが…作者である自分の出来る限りの表現です
しかーし!!楽しく読めるように頑張ります!!
(・∀・)末尾に皆さんの想像にお任せしますと言う感じを目指した、頭の悪い作者でした!!
とりあえず!!もこたんはハーレム追加って事で!!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!