幻想複愛物語   作:亜麻乃

44 / 56

(´・ω・`)さて、出来た…
(゜∀。)いつも通り頭空っぽにして呼んでください!!
前夜の二話目ですよ

今回はとりあえずやりたい放題やりましたので勘弁してください!!アレですよ!!アレ!!


前夜の騒ぎ(その2)・亡霊少女との一夜

 

 

気絶した妖夢を霊夢に頼まれ、空いている寝室に運び終わった幽鬼は居間に向かった

 

 

 

「なんで…霊夢は弾幕打ったんだろ…聞いても教えてくれなかったし…」

幽鬼は霊夢に聞いていたが顔を赤くして、「か、関係ない、気にしないで…//」とスタスタと行ってしまったのだ…

 

「まぁ…気にしてもしょうがないか…その内教えられるだろ、さぁて、妖夢が目を覚ますまで居間で霊夢達と暇つぶししよっと…あ、パチェが持ってきたって言うコレもどんなものか確かめるのもいいかもな…」

霊夢から渡されたパチュリーが持ってきた腕輪の様な物を見ながら居間へ向かった

 

「だから………いいって………でしょ?」

「………やった…………でも………」

居間の前に着く妹紅と霊夢の話し声が聞こえてきた。

 

「霊夢さーん、とりあえず妖夢さん寝かしてきましたよ」

襖を開けながら、幽鬼は言う

 

「ありがと、手間かけたわね」

お茶をすする霊夢

 

「……にしても、実際に見ると全くと言っていいほど…状況が…」

何処か複雑そうに言う妹紅

 

「ま、まぁ…いっぺんに皆さんの御相手を出来れば良いんですが…生憎、普通の人間なので…」

入って来た襖を閉めながら幽鬼は妹紅に言う

 

「だが…幽鬼も大変なのは分かるぜ…その為に今日みたいに誰と会うか決めてんだからさ…」

そう言いながら、ボリボリと煎餅を食べ始める魔理沙

 

「ちょっと!?魔理沙!?アンタそれ!?戸棚に隠しといた奴なんで食べてんのよ!?」

霊夢が叫ぶ

 

「んやぁ〜?煎餅が勝手に口の中に入って来ただけだぜぇ〜♪お茶とバッチリあうぜ!」

呑気にお茶を飲む

 

「んなわけないでしょ!?…いいわ…魔理沙、表に出なさい!!相手してあげるわ!!」

バンとちゃぶ台叩いて、指を指す霊夢

 

「お♪久々にやるか♪ちょうど新しいスペカを思いついた所だったんだぜ♪」

ニヤニヤとスペルカードを取り出しながら言う

実は何かと霊夢と弾幕ごっこをするきっかけを作る魔理沙、お互いに腐れ縁だが、魔理沙にとって霊夢は目標であり、ライバルなのだ…

 

だが、今日はタイミングが悪い…

 

妹紅も遊びに来ている、もしこれで弾幕ごっこを始めたら妹紅と二人っきりなる、更に…妖夢もいつ目を覚ますか分からない、目を覚ましたら白玉楼へ行かなくてはならないのだ…

 

魔理沙と霊夢の弾幕ごっこはいい勝負故に時間がかかるのだ、お互い始まると周りが見えなくなるのは似た者同士…

 

声をかけても聞こえなくなる…

 

以前に紅魔館にお茶会に誘われていて、待っていたら時間に間に合わなくなってしまいそうと判断し、置き手紙をして紅魔館に向かってレミリア達とテラスでお茶会をしていたら、物凄い破壊音、爆発音と美鈴の絶叫系が聞こえ…

 

美鈴は瓦礫に埋もれ、紅魔館の門が半壊していた…

 

魔理沙との弾幕ごっこの後に家にいるはずの幽鬼に声をかけるも反応が無く、家中探し回って、置き手紙を発見、冷静さを失ってた霊夢は内容をよく見ずに「紅魔館に…行きます…」と言う文面を見て、幽鬼が出ていったと勘違いをし、紅魔館を強襲したのだった。

 

誤解が解けた後は明らかにへそを曲げ、機嫌を損ねた霊夢の相手を三日間位して、何とか許して貰えた

 

そして、今弾幕ごっこを始めようとする二人…

 

明らかにタイミングが悪い(大事な事なので)…

 

 

 

ので!

 

 

「いいわ…相手してっきゃっ!?」

幽鬼はグイッと霊夢の腕を引っ張り抱き寄せた

 

「ちょっ…//ゆっ…幽鬼//」

いきなり抱き寄せられ驚く霊夢

 

「霊夢さん、落ち着いてください…煎餅だったら、また買って来てあげますよ…」

優しく抱きしめ、宥めるように言う幽鬼

 

「で、でも…//!…魔理沙が…私の…//!」

「…煎餅なんて食べればなくなりますし…それに美味しい時に食べるのが良いんですよ…魔理沙さんは悪くないですよ…」

優しく頭を撫でる

 

「……えぅ…でも…でもぉ…//」

モジモジとしだす霊夢

 

ここまで来れば次で決まる…

 

「じゃぁ…霊夢さんは自分より煎餅の方が大事なんですか?」

そう耳元で囁く

 

この一言で勝負は決まる…

 

「……んっ……ちがうぅ…ゆきぃ…//」

霊夢自分から腕を伸ばし

スリスリと抱きついて身体を密着させた

 

 

 

 

ーれいむをおちつかせろ!!ー

ーミッションコンプリートー

 

 

「………………」

スペルカードを出したまま固まる魔理沙

 

「………………//」

モジモジとしながらチラチラと羨ましそうに見る妹紅

 

「♪〜〜♪」

ゴロゴロと猫の様に喉を鳴らし甘え続ける霊夢

完全にデレイムスイッチが入った

 

「………ふぅ…」

霊夢の機嫌を取り直し、安堵する幽鬼

 

「魔理沙さん…申し訳ないですが、今回の弾幕ごっこは無しでお願いしますね…?今日は色々とタイミングが悪いので…」

「…お、おぅ…//…だ、大丈夫だぜ…//」

霊夢に抱きつかれながら話す幽鬼に顔を赤くして答え、座り直す魔理沙

 

(…な、なんなんだぜ//!?…鳥居の前でもそうだったが//!霊夢変わり過ぎだぜ//!?…あんな人に甘える霊夢見た事無いぜ//!?…お、男に恋を抱くって…そ、そういうことなのかぜ//!?!?)

頭の中で自問自答を繰り返す魔理沙

 

「………な、なぁっ//…幽鬼//?」

すると妹紅が声をかける

「あ、妹紅さんすみません、放ったらかしにしちゃって…もう少し待っててもらっ…『 私も…い…いいか…//?』……」

その妹紅の一言に幽鬼の理性が暴れる

 

(なに…この可愛い子…めっちゃ可愛いんですけど…もこたんやべ!ギャップやべ!萌える燃える!!…なんなんだこの内からでるパトス!!てかっ、コッチも色々と限界なんだよ!!デレイムがさっきから甘い吐息でスリスリしてくるせいで色々と柔らかい物が!?…うん、ハッキリ言うわ…( ゜∀゜)o彡゜おっぱい!がね!?当たってるんよ!?いやさ、普段、サラシ巻いてるけど霊夢、( ゚∀゚)o彡°乙杯!デカいのよ!!とったらE寄りのDなのよね!!んでもって甘い香りがするし!!さっきから首筋舐められてるし!!この後!俺!白玉楼向かわないと行けないのよ!!あ、でも別の意味で冥界に行けるかも…ってやかましいわ!!…やべ…これで…もこたん誘ったらどうなるんだろ…ちょっと興味出てきた……)

この間1秒にも満たない

 

そんな葛藤の最中…

 

妹紅の一言により…

 

理性にトドメをさす…

 

「…お前なら…何されても大丈夫だ…//」

 

この瞬間…

幽鬼の理性はぶっ壊れた…

 

「……どうぞ、妹紅さんも…」

片手を差し出す幽鬼

すると妹紅は黙ったまま幽鬼の傍に擦り寄って来た

「……//」

幽鬼の手に触れ、見つめる

そして…ゆっくりとその身を委ねた…

そして、幽鬼は心の中で…

 

コロンビアを掲げた

 

まさに両手に花…

霊夢と妹紅に抱きつかれ…

いい香りと柔らかいのに挟まれる…

(…柔らかー…いい香り〜…挟まれてる〜…)

幽鬼は思考が底辺になっていた

 

「……ちょっと…妹紅だっけ?…もう少し遠慮しなさいよ…」

割り込んで来た妹紅に霊夢が言う

 

「…お前さんは、いつも傍に入れるんだろ…なら…こういう時位…いたいんだ…慧音には悪いが、少しでも…」

そう言って更に密着する妹紅

 

「……他の奴とは違うから、許してあげるけど…幽鬼に無茶だけはさせないでよ…後は私の邪魔をしなければね…」

「あぁ…邪魔はしない…だけど、それなりの見返りは貰って置く…」

幽鬼の手を自分の頬へと擦り付ける

霊夢と妹紅はそれぞれ思うがまま、くっついたり、すりついたり続けていた…

 

幽鬼はとりあえず、至福のひとときを堪能するためされるがままになっていた…

 

(いや〜…何回あっても幸せであきないな〜…さて、白玉楼に行くとすると、作り置きは何作っておこうかなぁ…)

そんな事を呑気に考えていた

 

 

 

そんな中…

 

たった1人だけ…

 

どうしたらいいか分からない少女がいた…

 

 

 

「…ぜ…えっ…ぜぜ…//」

霊夢を挑発して弾幕ごっこをやろうとした魔理沙

 

予想外な横槍が飛んできて、霊夢を丸め込んでしまった…

いや…実際に丸め込んだのか分からなかった…

あの…霊夢が…

 

小さい頃からの腐れ縁の霊夢が新しい友人の幽鬼の前でこんなにも変わってしまった事を…

 

…でも、実際に起きているのだ…

 

…幽鬼と知り合ったもの達は殆ど彼に骨抜きにされていた…

 

…彼は魔法使いでも、妖怪でもなく…普通の人間なのだ…

 

…霊夢を含め、周りの皆が幽鬼と言う存在に…

 

…しかし、異変でも…幽鬼が何かした訳ではないのだ…

 

…それは魔理沙も分かっていた…

 

…分かっていた…分かるからこそ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疑わなかった…

 

 

 

 

 

 

 

最近、魔理沙も図書館で魔導書以外にパチュリーの小説(純愛物)を借りて読むようになった…

 

最初はそれと興味が無かった…

 

何せ身近に異性などいない、物心ついた時から親元から出ていき…1人で生きてきた…

 

知り合いに半妖半人の異性がいるが兄の様な存在であり…

 

それといった気持ちも出てこなかった…

 

しかし、パチュリーのオススメを読んでから…

 

なぜか…

 

幽鬼を目で追うようになった…

そして、毎回お腹の下あたりがキュンキュンと疼くのだ

 

(…も、もし…あれが…私だったら…)

幽鬼に甘え続ける霊夢を自分自身に置き換え始めた

 

 

 

 

(どう変わってしまうんだろ…)

 

 

 

 

ピンクの空気漂う居間で黙って三人の様子を見ていた…

 

 

 

 

 

足音が一つ近づいている事に四人とも気づかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数時間後〜

 

 

 

 

 

「さぁ、あと少しですよ!幽鬼さん!」

元気な声で妖夢が声をかける

 

「相変わらず長いですね…」

幽鬼が後ろに着いてきて、妖夢と幽鬼は冥界の白玉楼に続く長い階段を登っている道中だった…

 

あの後、意識を取り戻した妖夢が居間へ来て多少のゴタゴタをすまし、元々の約束であった白玉楼への一泊二日の旅へ来ていた…

 

(……魔理沙は大丈夫なんだろうか…)

ふと足を止めて、思い出していた

熱がありそうな程、顔を真っ赤にした魔理沙の顔色を…

 

「…幽鬼さん?どうかなされましたか?…」

妖夢が足を止めて、聞いてきた

 

「…あぁ…大丈夫です…少し魔理沙さんが熱がありそうだったのを思い出していて…」

笑顔を向けて言う幽鬼

 

「ん〜…確かにそうですね…でも、本人も大丈夫と言ってましたし…霊夢が大事をとって様子を見ると言ってましたから…」

 

「あっ…すみません…妖夢さん…招待されてるのに余計な事を言ってしまって…野暮でしたね」

申し訳なさそうに答える幽鬼

 

「…はっ!いえいえ!こうして来ていただいているだけで、何も文句はありません!…幽鬼さんが誰にでもお優しいのは分かっていますので!……でも、少しだけ我儘を言うとしたら…よ、呼び捨て…に…ゴチョゴチョ…

 

「ん?妖夢さん?最後らへんなんて? 」

聞き取れなかった幽鬼は妖夢に聞き直す

 

「ッッーー//!!と、とりあえず//!!ゆ、幽々子様がお待ちになっているので急ぎましょう//!!」

そう言って妖夢は再び階段を駆け上がり始める

 

「……丸見えだ…」

幽鬼も後を追うが、その間にスカートが揺れてチラチラと見える花園(白)を見られているのを妖夢は知らなかった…

 

 

 

 

2人はそのまま階段を登りきり、白玉楼の門をくぐると横1列に霊魂達が並んで幽鬼を出迎えていた

 

「改めて、ようこそお越しくださいました…」

妖夢が振り返りお辞儀をする

それに合わせ、並ぶ霊魂達もお辞儀(?)をしていた

 

「…そして、ここは幽鬼さん…いえ…旦那様のお家でもございますので…

 

「ンっ?」

妖夢の言い直した一言に幽鬼が首を傾げる

 

「え…妖夢さん?どういう事で?…だ、旦那…さ…ま?」

目をパチクリしながら幽鬼は妖夢に聞く

 

「…ゆ、幽々子様に…//あの夜の事を告げた…所…//…ゆ、幽鬼さんは…み、未来の…わ、私の…お…おっ…おぉ…//」

顔を赤くしカタカタと身体を揺らしながら言おうとする妖夢

 

 

 

しかし、次の瞬間

 

 

 

「おっそい〜!待ちくたびれたのぁ〜!」

マイペースな声が響く

 

「……ふ、ふぇっ!?…ゆ、幽々子様…!?」

屋敷の壁からするりと幽々子が出てくるのを見て妖夢は驚く

 

「ダメでしょぉ〜、妖夢〜…?早く屋敷にご案内してくれなきゃ〜…?……」

フヨフヨと妖夢の傍に寄りながら言う

 

「も、申し訳ございません…!!」

頭を下げる妖夢

 

「んもぉ…楽しみに待ってたのに〜…仕方ないから〜…妖夢は今から夕飯の支度してちょうだい〜…♪他の子達もね〜?」

妖夢と並んでいる霊魂達に指示を出す

 

「かしこまりました、いつもの広間で幽鬼さんとお待ちください!…貴方たち!準備を始めるからいきますよ!」

そう言って妖夢は霊魂達を引き連れて屋敷の奥に入って行き、幽々子と幽鬼2人だけ残る

 

「……ふぅ…おまたせして、すみませんでした…」

幽鬼は軽く謝罪をする

 

「………」

ただ幽々子は背を向けたまま黙っていた

 

「ゆ、幽々子さん…?」

様子を伺うために傍による幽鬼

 

「………い……がするわ…」

ボソッと幽々子の声が聞こえる

 

「え……えっ!?」

その瞬間周りに蝶が飛び始める

 

「……幽鬼ちゃんから…色んな匂いが混ざってる…妖夢と私を差し置いてナニをしたのかしら♪」

そう言って振り返る幽々子の笑顔はとても黒かった

 

「…ひぇっ…」

冷汗がブワッと湧き出る幽鬼

 

 

 

しかし、その笑顔は元の明るい笑顔になる

 

「なーんてね♪…幽鬼ちゃんはモテるからしょうがないのよね♪…ふふっ♪少し意地悪しちゃった♪」

幽鬼の周りを飛んでいた蝶が幽々子の傍に戻る

 

「……ふ、ふぅ(汗)…でも、幽々子さんが怒るのも無理はありませんよ…すみませんでした…」

頭を下げる幽鬼

 

「……ん〜♪…許してあげるけど〜♪…お願い聞いてくれるかしら♪」

ニコニコしながら幽鬼に言う幽々子

 

「自分が出来る事であれば聞きます…!」

「そう♪」

幽鬼の返答に満足そうな幽々子

 

 

「ん〜?…周りに誰も居ないわよね〜?」

幽々子は辺りを見渡して他に誰かいないか確認する

 

「……??…いなそう…ですけど?」

幽鬼も辺りを見回して確認する

 

「………ん♪…なら、大丈夫ね〜♪……ふぅ…」

そう言って軽く力を抜く幽々子は幽鬼の傍に歩みよる

 

「……??…幽々子さん?」

傍に近寄って来た幽々子に声をかける

 

「…………幽鬼ちゃんの方が少し背が高いのね♪」

目の前でニッコリ微笑む幽々子

 

「……ま、まぁ…自分的にもう少し欲しいですけど…」

ふつふつと幽香に身長で勝とうと影で頑張っている幽鬼

 

「……今のままの方が丁度良いと思うのだけどね〜♪……手も大きい…♪…ふふっ♪」

そう言って幽々子は幽鬼の手を握り始める

 

「……ゆ、幽々子さん?」

冷たい幽々子の手が幽鬼の手を包む

 

「…触れられてる…あの時触れられなかった…貴方に…」

何処か懐かしむ様に言う幽々子

 

「……幽々子さん…」

幽鬼が名を呼ぶと微笑む幽々子

 

「………ふふっ♪…暖かい♪」

幽鬼の手を自分の頬に添える

 

 

 

その間に誰も邪魔する事は無かった…

 

 

 

 

ひっそりと空にスキマがあるくらいで…

 

 

 

〜 数分後 〜

 

 

 

屋敷の中の居間に幽鬼と幽々子は移動していた

 

「…〜♪♪」

「おっふぅ…//」

妖夢の食事の準備が終わるまで2人で待っていたのだ…

 

「……〜♪…ふふっ♪もう少し〜♪」

「ぁ〜……ぁっ…ふぅ…//」

幽鬼は幽々子にされるがまま

 

「…カリカリ〜♪…ここでしょ〜♪」

「あ゛ぁ゛〜…ぃ〜…」

幽々子に膝枕の耳かきをされていた

 

「霊夢とかにして貰ってないの〜?…ここ凄い…♪カリカリ♪こちょこちょ〜♪」

優しく丁寧に耳の中を擦る

 

「あ゛あ゛ぁ゛ぁぁ〜……///」

程よい力加減、更に柔らかい膝と程よいふわふわボイスで完全に脳ミソがヤラレてる幽鬼だった

 

 

それ以外に

 

 

「あ…♪おっきいのぉ♪…動かないでね♪…んしょっ♪」

フニュン♪

 

「(^ω^)オッフゥ…」

幽々子が幽鬼の耳の穴をよく見ようと覗き込む時に柔らかい二つの大きなマシュマロ(ゆゆっぱい)が押し付けられ当たるのだ

 

「カリ…♪カリ…♪…コショ〜♪コショ♪」

フニョン♪フニュン♪ムニュゥ♪

 

「………あ゛ぁ〜…(白目)」

柔らかい感触が押し付けられ続け幽鬼は幸せに包まれていた

 

「……こっちの仕上げ♪…フゥ〜…♪」

「ふおぉぉ…↑↑↑//」

耳に息を吹きかけられゾクゾクする幽鬼

 

「…ん〜?…こっちは大丈夫かなぁ〜?…妖夢の準備はまだ終わらなそうね〜…いい香りが漂って来たからもうそろそろのはずだけどね…」

幽々子はチラッと調理場のある方向を見て確認をし、再び幽鬼の方に視線を落とす

 

「……やっぱり♪幽鬼ちゃんは…可愛い♪…幽香が溺愛する筈よね〜…♪……さて、反対の耳ね♪」

ポンポンと軽く幽鬼の頭を叩く

 

「おふぅ…すみません、お願いします…oh......」

幽鬼が向きを変えると今度は顔が幽々子のお腹の方に向く

 

「ふふ…♪良い子♪良い子♪…ぎゅう〜♪」

幽鬼の頭を抱きしめる幽々子

 

「オッフゥ…」

変な声が出る幽鬼…

亡霊である筈の幽々子の身体を暖かく心地よく感じる…

 

「こうやって…誰かに耳掃除をするなんて、前は考えられ無かったわ…それに、今は色んな人が居てくれるからとても楽しくて幸せ…」

抱きしめたまま幽々子は頭を撫で始める

 

「………ねぇ…幽鬼ちゃん?」

静かに声をかける

 

「なんでしょう…?」

幽鬼は抱き締められたまま返事をする

 

「……本当にありがとう…」

そう言うと幽々子はよりキツく頭を抱きしめた

 

「もう少し…このままで居さして…」

「…はい、大丈夫です…」

その後、しばらく幽々子は幽鬼の頭を抱き寄せていた

 

 

 

 

「……うぐ…」

しかし、幽鬼は少し息苦しくなってきていた

頭をが幸せに包まれているが、呼吸がしずらいのは変わらなかったのだ…どうにか身体をねじって息のしやすい所に向けようと頭を少し浮かした時

 

ぷにゅ…♪

「あんっ…♪」

柔らかいものに少し当たってしまう

 

幽鬼は思い出した…先程まで幽々子の体の外側に向けていたが向きを変えていた事に…

 

そして、頭の上に…幽々子のゆゆっぱいがあると言う事に…

何より…ゆゆっぱいは大きいと言う事に…

 

「……んっふぅ…//…続きを…ふふっ…♪」

幽々子はそう言って抱きしめるのを辞めて、耳かきを再開しようとする

 

「……」

その時、チラッと幽鬼は見ていた

(…大きい…柔らかい…マシュマロが二つ…なーんか…くっきり形がわかるよな〜……やはり、ゆうかりんとパチェを抑えて…歴代最強のデカさ…形も整って…うん…また理性壊れそ…)

そんな事を同時に考えていた

 

そして…

「コショコショ〜♪」

「あぁ〜……」

幽々子の耳かきは再開した

この後はさっきと同じ様に耳かきを進めた…

 

御来光(胸)を拝み(チラ見)ながら…

 

 

 

〜数分後〜

 

 

 

「…はい♪…おしまい♪」

一通りの作業を終えて一息入れる幽々子

幸せの時間は無償にも過ぎだぜ…

 

「…あ…すみません…ありがとうございました…」

幽鬼は膝枕したまま名残惜しそうに幽々子に礼を言う

 

「……あ、一つ忘れてた…幽鬼ちゃん?仰向けになってくれる?」

「え…?…あっ、はい…よいしょっと…」

何か思い出した幽々子に言われ、仰向けになる幽鬼

 

 

 

そして…

 

 

 

「んっ…ちゅっ…♪」

「ッッッ!?!?!?!?」

仰向けになった途端、目の前が幽々子の顔で埋め尽くされ、冷たく柔らかい物が触れた

 

「……ちょっと…不器用かもしれないけど…ね♪貴方との…初めて…ね…♪…妖夢に負けてられないから♪」

目を丸くして固まっている幽鬼に対して柔らかい笑顔を向ける

 

「…もう少し早く…貴方と…」

ゆっくりとまた、包み込む様に幽鬼の頭を抱きしめた

 

「貴方が居たおかげで…貴方が現れたおかげで…私は取り戻せた…少し形は違うけれど…私が望んでいた事が叶った…」

愛おしそうに幽鬼の頭を抱きしめたまま、撫で回す

 

「だから何があっても…貴方に手を貸してあげる…」

何かを決意した幽々子には珍しい真っ直ぐな言葉だった

 

「……そ、それにしても…妖夢さん時間がかかってますね…」

気恥しいからか誤魔化すように幽鬼が言うと

 

「幽鬼ちゃんの感覚だとそうなるけどね〜?…別に私は日常的に待たされてるから…慣れてるの♪」

いつも通りにニッコリ答える幽々子

 

「…あ、あはは…よし、少し自分も…手伝いに行きますね」

起き上がろうと身体を動かす

 

「ダメ〜〜♪」

「うおっ!?」

幽々子が幽鬼を抑えた

 

「幽鬼ちゃんは…お客さんなのよ?…ゆっくり〜…してて良いのよ〜♪」

幽鬼の鼻頭をツンとする幽々子

 

「それに〜♪…今まで出来なかった〜♪ナ・カ・ヨ・シな事をするチャンスなのに〜♪」

鼻先が触れそうな位置にまで顔を近づける幽々子

 

「な、なかよし…とは…」

苦笑いで答える幽鬼

 

「ん〜?幽霊ちゃん♪わかってるんでしょ♪……霊夢や他の子達としてる♪こ〜と♪」

幽々子にニッコリ答えられる

 

(……あかん…コレはヤキモチと嫉妬深くなってる…)

縁を感じ取れる幽鬼は幽々子の渦巻いてるモノを見た

 

「……ゆ、幽々子さん…い、一旦落ち着きましょう…よ、妖夢さんも戻ってきて…夕飯になるかも知れませんし…」

あたふたと幽々子を説得する

 

「ふふ♪落ち着いているわ♪でもね♪元々の目的は…妖夢にも言ってあるから…ほら、見てちょうだい♪」

スっと顔を上げて幽鬼に横を見るように言う

 

「え?何が…?……って…ぇぇぇ…」

幽々子の言われた通り、横を向いて見ると

いつの間にか隣の部屋への襖が開いて降り、そこには大き目な布団が敷かれていた

 

「………」

幽鬼は冷汗が溢れ出た

 

「後回しにされて私も限界なのよね〜♪…何も知らないと思ってるかもしれないけど、私には色んな事を教えてくれるとてもいい友人がいるからね…♪それに…」

幽々子がフッと目を閉じる

 

 

「今の私にはそれが出来る…」

その瞬間、雰囲気ががわりと変わる

 

幽鬼は見たことがあった

 

本当の幽々子の性格だと…

 

「…お、怒ってます?」

幽鬼が恐る恐る聞く

 

「……怒ってる…と言うべきではないわ、少し焦っているのが正しいわね…紫から聞いてると、どんどん貴方の周りに人が増えている事を…別に構わないことだけどね…」

幽々子が話している時に幽鬼は体に違和感がおきた

 

「ん…んっ…あれ…な、なんで手足が…え゛…」

そしてよく見ると白い霊魂達が絡まっていた

 

「…女の子ばっかりって…聞かされてる身にもなってよね…ニヤニヤしながら話す紫を1回、2回のしてるんだから…運んでちょうだい…」

幽鬼の手足に絡まっている霊魂達に幽々子が指示を出すと幽鬼の体が軽く浮き始め、隣の部屋へ運ばれ始める

 

「…や、やっぱり…お、怒ってますよね…」

運ばれながら、横を歩いている幽々子に言う

 

「………そう感じるなら…貴方には責任を取ってもらわないとね…後回しにされた分、妖夢にも先をこされてるし…色々と蓄積してるものがあるのよ…1人の女としてね…」

幽鬼はその横顔が幽香が静かに怒ってる時の顔と重なった

 

そして、ゆっくりと布団の上に下ろされる

 

「……この日を待ち浴びていたのよ…貴方が来ると言うこの日に…まぁ、簡単に来れる場所じゃないし生きてる人にとっては来づらい場所でもあるからしょうがないでしょうけど…」

ゆっくりと幽鬼の上に跨るように座り、手足の霊魂達に離れる様にスっと指示を出す幽々子

 

「恋焦がれる…亡霊になってからやっと亡霊らしい事をしていた気がするわ…さて、妖夢にも一応話してあるから…私達だけでも始めましょう…♪」

幽々子が身につけている着物の腰巻を緩め始めた

 

「ゆ、幽々子さん…ゆ、夕飯は…ど、どうするんで…」

淡々と進める幽々子に幽鬼が言う

 

 

しかし、幽々子はニッコリ笑って答えた

 

 

 

「食べながらでもデキルわよ♪」

 

 

その笑顔を見た幽鬼は思った

 

(あ、逃げられね\(^o^)/)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー・とあるスキマ空間・ーー

 

 

 

「あらあら、幽々子ったら大胆ね…少し幽鬼君には気の毒な事をしたかしらね〜…」

スキマを覗き続けたままの紫がいた

 

「…うーん…あまり会えない幽鬼君の事をこれみよがしに話してあげていたのが裏目に出ちゃったかもね…あら♪立派♪」

この瞬間を作り上げた張本人であり、幽々子の為を思って幽鬼の身の回りにおきている事を話に今まで来ていたのだ

 

「…ある意味…霊夢達に比べると適用能力はずば抜けているのは確かね…よく思っていない魂達も寄せ付けていないし…あぁ〜ら♪幽々子ったら♪もう最初からそんな事を♪」

幽鬼の体質や能力を軽く解説と分析しながら、紫は楽しそうにスキマから見ていた

 

「幽鬼君も罪な男よねぇ…でも…予想外だったのが…霊夢の巫女としての自覚と成長が抜群に伸びた事ね…ついでに跡継ぎの心配は無さそうだしね…あらら…幽々子、加減しないと幽鬼君、別の意味で持たないわよぉ…焦らなくってもちゃんと癒着する様に境界をいじったから…まぁ、半ば説明聞いてなさそうだったけどね…幽鬼君の能力もあるから大丈夫だと思うし…え〜と…煎餅、煎餅…」

別のスキマを開けて、ゴソゴソと探し出す

 

「紫様、此方にいらっしゃいましたか…」

後ろから式の八雲藍が現れる

 

「あら?藍どうしたの?はひかあっふぁ?」

口に煎餅を咥えて答える紫

 

「いえ、夕食の準備が出来たことを呼びにお部屋に向かったらいらっしゃらなかったので…」

 

「あ、そうね…もう晩ご飯の時間なのね…ん〜ちょっと良い所だけど、ご飯食べ終わってからでも大丈夫でしょうね…あのままだったら…」

そう言ってスキマを閉じようと再びスキマに視線を戻す

 

「何か気になる事でもございましたか?」

ちょうど紫が影になり何を見ているのかは分からなかったので、スキマを見ているとしか認識出来なかった藍が聞く

 

「ん?………あっこれ?ちょっとした…(この時紫の頭の中に電流が走る)ふっ…そうね…藍?コレちょっと気になるのだけど…見てくれない?」

 

「??…わ、分かりました…」

一瞬不敵な笑みをした自分の主人に疑問を持ちながらそう答える

 

「ちょっと横にズレるから、覗いてみて感想聞かして」

そう言って紫は少し横にズレて藍を座らせるスペースを作る

 

「…失礼します…それで紫様は一体何…っ…を……」

藍紫が見ていたスキマを見て固まる

 

 

そして紫が予想していたより遥かに顔が真っ赤に染まり

 

 

「一体なんでこんな事をみているんでしょかぁ//!!」

紫に向かって大声で叫んだ

 

「あら?藍?慣れてる筈ではないの?」

すっとぼけた声を出す紫

 

「慣れてる//!慣れていない//!とかの問題じゃ無いですよ//!!な、何故//!ゆ、幽々子様とか、彼の…い、いとな…ぁぁっ/!!信じられませんよ//!!」

腕をブンブン振りまくりながら叫ぶ藍

 

「ん〜…そんなに赤くなるものなの?…貴女だって私の式になる前はヤンチャしててその手で有名だったじゃないの?」

藍の反応を楽しみつつ紫は言う

 

「だぁぁ//!!もう//!!そう言う過去の話は別ですよ//!!それよりも//!!知ってるからこそ//!!こう言うのは良くないんですよ//!!」

テンパりすぎて藍は大声をあげ続ける

 

「あらら、それは失礼しちゃったわね…(向こうに声が聞こえないようにしといて良かった)でも、藍落ち着きなさいな、幽々子が相談してた時に貴女もいたのだから…いずれは起きる事で…変な予想外な事が起きない訳では無いはずなのよ…幽々子のお願いは結構無茶な事だったから…」

少し真剣な表情を出して藍を落ち着かせる

 

「はぁ…はぁ…た、確かにそうですけど…ほ、本当に見ているとは思わなかったので…と、とりあえず…橙も待たせているので先に戻ってます…」

そう肩を落として藍は言った

 

「えぇ、先に食べ始めておいて?…少ししたらちゃんと行くから…」

「はい、分かりました…」

紫がそう言うと藍はスキマから出ていった

 

「…少しからかい過ぎたわね…反省、反省…さてと………あっら〜……目を話した間に凄いことに〜…妖夢も…………」

少しの間で物凄い事になっていた、それを見届け静かにスキマを閉じた…

 

「……しかし…思えば無茶なお願いだったわね…いじってやってみたけど上手くいくかはね、上手くいったらいったで…閻魔様が知ったらどうなる事やら…まさかね…幽々子から…」

ふと立ち上がり紫は思い出していた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「境界をいじって亡霊でも妊娠できるようしてなんて頼まれるとわね…」

静かに紫は言った

 

 

 

 

 





ね?アレだったでしょ?

次のお話で異変を始める話を書こうと思います
また、時間をかけて書いていたんですが…
途中でとある鬼退治の漫画を全巻読んでいました

(´・ω・`)ついに触れてしまった…

(゜∀。)面白かったけどね!!

次回をお楽しみ!!
ここまで読んでいただきありがとうございました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。