幻想複愛物語   作:亜麻乃

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(´・∀・`)私だ、亜麻乃だ


やっと後編が出来たのであげます

ちょっと無理やり感のある閉め方かもしれませんが…

すみません、こうゆう形で仕上げさせて頂きます…

では、後編お楽しみくださいな!!



後編 The宴会!酒は呑んでも!呑まれるな!

 

もう一方…

 

 

「この野郎テメーはお呼びじゃないんだ!」

 

「うっさいわね!呼ばれてなくても居たっていいじゃない!ココは私のお家なの!!」

 

「だったら早々にこっから連れ出してやるよ!会わずに一生引きこもってろ!」

 

「へーん!もこたん!それはもう一生無理な話よー!彼を見つけた時から永久は終わってるの!」

 

宴会の場と関わらず口喧嘩の絶えない妹紅と輝夜…

 

何度が冷めたりして止まるのだが…

 

何故か幽鬼の事が話題に出るとすぐ口喧嘩が始まる

 

燻ってる焚き火にガソリンをぶっかける様に燃え上がる…

 

「あの二人は本当に仲がいいウサね〜」

 

「何でそんな呑気な事言ってるのよ、アレで口喧嘩がいつもの本気の殺し合いになったらどうすんの…」

足を組み直すてゐの一言に優曇華が眉間に皺を寄せ言う

 

「分かってないウサね〜…鈴仙は〜…んっ…」

ヤレヤレと首を横にふり、水を飲む

 

「な、何がよ…」

 

「この宴会が始まってから口喧嘩は何度もしてるウサけど…本気に殺り合う迄はいってないウサね〜…」

パタパタと自分の手で扇ぎながら

 

「そ、それはそうだけど…」

 

「だが…今の所だけだぞ?ほら、お冷を追加で貰ってきたぞ…」

後ろから慧音が声をかけながら水の入った瓶を差し出す

 

「かたじけないウサ〜」

てゐが瓶を受け取る

 

「えっと、上白沢さん、『慧音で大丈夫だ、鈴仙ちゃん』…え!?あ…は、はい…け、慧音さん…そ、それより…今の所ってどう言うことで?(ちゃ、ちゃん…(汗))」

ちゃん付け呼びにビックリ優曇華

 

「……ふっ…w…(プルプル)」

笑いを堪えるてゐ

 

「うむ…まだ、輝夜ちゃんがウチの妹紅に対して言ってはいけない禁句をまだ言ってないからだ…」

 

「い、言っては…w…い、いけない禁句…w?(か、輝夜…ちゃん…な、馴れないw…わ、笑っては駄目よ!鈴仙!)」

慧音が輝夜をちゃん付け呼びに違和感あって笑いそうになるが必死に誤魔化して答える鈴仙

 

「そ、そんなんあるw…う、ウサね…ムグッ…ムグッ…(姫さんもちゃん付け、そういう歳かって思うウサよ…(´^ω^`)ブフォwww)」

てゐも同じくお冷を飲み誤魔化す

 

「しかし、妹紅は宴会の場と言うのに何時まで目の敵にするんだ…」

呆れながら慧音は口喧嘩をし続ける二人を見る

 

「それはウチの輝夜にも言える事…」

慧音が入って来た後から永琳も入ってくる

 

「いや…しかし…」

「しばらく、お宅の子がウチの輝夜の遊び相手から外されて拗ねていた分、構って貰えて嬉しいのよ…同じ理由をつけられて余計にね…」

入って来た襖を締めながら

 

「いや…長々とウチの妹紅かお宅の輝夜ちゃんに色々とちょっかいを出しているから…」

「いえいえ…元々はお宅の娘に原因を作ったウチの輝夜が余計におちょくるから…」

永琳と慧音がお互いにペコペコとする

 

「………(完全に保護者の会話になってるウサね…)」

「………(それもお互いに子供の事で苦労してる奴…)」

優曇華とてゐはアイコンタクトで会話する

 

 

そんな時…

 

恐れていた事が起きてしまった…

 

 

 

 

 

 

「引きこもり娘なんか幽鬼は興味引けるわけ無いだろうが!少しは外出てみろよ!!」

 

「出てるわよ!!アンタと死愛する時とか!!ふんっ!!今に見てなさい!いずれ!!…」

 

 

 

「幽鬼をアンタから取ってやるから!!」

 

 

 

 

「……あ゛っ?」

妹紅の堪忍袋が炸裂した

 

 

「ッ!?妹紅!!落ち着け!!」

その変化にいち早く気がついた慧音が止めに行こうとするが…

 

 

ボガーンッッ!!

妹紅と輝夜の周りに火柱が燃え上がり、近寄れなくなる

 

「ぐぅっ!?妹紅!?やめるんだ!!屋敷ごとぶっ飛ばす気か!!」

慧音が妹紅に大声で叫ぶが

 

「輝夜…お前何て言った?」

 

「な、なに…何を本気にしてんのよ…」

 

 

「何て言ったか…聞いてんだッ!!」

一回りまた火が強くなる

 

「と、取るって言ったのよッ!!言ったけど!!しばらっ『ふざけるなっ!!』グォバッっ!?」

妹紅の拳が輝夜の眉間を突き抜く

 

「ひ、姫様っ!?」

「鈴仙落ち着くウサよ、いつもの事大丈夫ウサ〜」

優曇華が行こうとするのを止めるてゐ

 

「でも!?あのままだと屋敷ごと…!」

「優曇華、てゐの言う通りよ…いい加減慣れなさい…後は万が一に備えておきなさい」

永琳が優曇華に冷静に指示をだす

 

「それに多分大丈夫うさ〜幸運は逃げないうさよ〜」

にししと笑うてゐ

 

 

幸運が逃げない…

 

なぜなら…縁が繋がっているから…

 

 

徐々に大きくなっていく妹紅の不死の火

 

「妹紅!!落ち着くんだ!!ここは室内で他にも霊夢達がいるんだぞ!!」

慧音は必死に火柱に囲まれた妹紅に訴える

 

「輝夜…お前にあいつは…盗らせない…嫌だ…一人はもう…嫌なんだァァァァ!!!!」

慧音の訴えは耳に届かず、不死の火がさらに大きくなり建物に燃え移りかけていた

 

「も゛ぉぇる゛ぐぉ!」

射抜かれたままの輝夜は頭の内側から火に炙られ奇声を上げ、再生出来ずにジタバタしていた

 

「アァ゛ァァァァ!!」

「妹紅!!」

 

 

 

 

 

幸運の縁が叶う…

 

 

 

 

 

「ダメですよ…妹紅さん、そんなに怒っちゃ…」

そう優しい声が横から聞こえたと思ったら、フワッと暖かく心地いい物に頭が包まれた…

 

 

 

 

 

「あ゛…あ゛ぁ…ッ…」

 

「大丈夫…妹紅さんの側からは離れませんから…約束しましたよね?」

「ぁ……ぅ…」

包まれながら聞こえる声に落ち着きを取り戻す妹紅はゆっくりと顔を見上げる

 

「部屋の外からでも見える程の明るさでしたので何かあったのか慌てて来ましたよ…」

優しくその手は妹紅の頭を撫で始めた

 

「……あぁ…ゆ、幽鬼…こ、この野郎が…」

震える妹紅

 

「とりあえず…輝夜の頭から手を抜きましょうね?何時までも痛い思いをさせる訳にはいきませんし…ね?」

幽鬼は輝夜を射抜いている妹紅の腕をゆっくりと引いて抜いた

 

「ごぉっ…はっがぁ…」

眉間に風穴が会いた輝夜はその場に尻もちをつく

そして、眉間の傷口は治っていった…

 

「ぅぐっ…」

グイッと自分の付いた血を拭う輝夜

 

「あんまり挑発的な事を言わないでほしいんだけど…輝夜?」

 

「……私だってそれなりに女として魅力は妹紅よりあるのよ……」

フフンっと鼻で笑う輝夜

 

「このクソ輝夜!!…ん!?」

スっと幽鬼が妹紅の唇に人差し指を押し当て、黙らす

 

「今の輝夜は友人と言う、知り合いでしかないよ…悪いけど今の輝夜は好きにはなれないね…」

「…………」

その一言に輝夜は固まる

 

「それと、くだらない喧嘩をしてこれ以上…輝夜を嫌いにさせないでよ…寂しがり屋の良い子って知ってるんだからね…」

 

「…………ぶぅ…」

輝夜はしょぼんとした

 

「さて…落ち着いた?妹紅さん?」

「……まだッ…//」

妹紅は幽鬼に抱きついた

「匂い…ん〜すぅ…落ち着く…//」

たっぷりと息を吸い込んで幽鬼の匂いをかぐ妹紅

 

「ふぅ…良かった………しかし…妹紅…少しずるいぞ?」

慧音も胸を撫で下ろすが少し不満だった

 

 

 

 

「どうやら治まったみたいね…」

永琳が呟いた

 

「はぁ〜どうなる事かと思いましたよぉ〜…」

ヘナヘナと座り込む優曇華

 

「全く鈴仙は心配性うさね〜…そんなんだから…ふっ…」

「なによ…なんかあんの?」

鼻で笑うてゐを睨む優曇華

 

「べっつに〜もう少し事の流れを読むって事をしないとこの先生きて行けないうさよ〜♪」

「あ、あんたねぇ〜…言わしておけばぁー!!」

てゐの小馬鹿にする言い方に優曇華はキレた

 

「二人とも喧嘩は後にしてちょうだい…てゐは姫様を呼んで来てちょうだい…優曇華は先に別の部屋の様子を見て来るのと片付けやらしておいてちょうだい、ここの部屋は私とてゐがするから…ここが終わったらそっちに向かうからお願いね?」

永琳は追いかけっこをしている二人にそう指示をだした

 

「…わ、分かりました…てゐ!後で覚えておきなさいよ!!」

ズンズンと部屋から出ていく優曇華

 

「覚えてたらうさね〜♪…さて、姫さんー?」

てゐは言われた通りに輝夜を呼びに行った

 

この後、永琳は何か話をして輝夜に部屋に先に戻って休んでる様に言って、てゐと片付けに向かった…

 

てゐが何を話したのか聞くと永琳は「今度詳しく説明するけれど…簡単に言うと先の話しよ」と言ってそれ以上は話さなかったので、てゐもそれ以上聞かずに片付けに専念したのだった

 

 

 

 

 

 

霊夢達やらがいる部屋(事後部屋)優曇華は…

 

 

 

「………………」

部屋の前で障子を開けたまま固まっていたのだ…

 

飲みこぼしや食べこぼし等を想定し雑巾や水バケツを用意していたが…

 

実際に目の前に広がる部屋の惨状は…以上だった…

 

 

 

 

 

 

 

「……っ…♡ぁ゛へ゛…♡」

うつ伏せで腰を突き上げたまま、服が半脱げ(白濁液付)のアヘ巫女

 

「…じョ゛…っごぉー…♡ぁ゛ぁ…ッ゛…♡」

仰向けで白い魂にしがみついたまま、ビクビクと両足(M字)を開いたまま(開脚)お水(黄色)を垂れ続けている半人半霊

 

「…お師匠…知ってて私を…イヤイヤ…疑うな私…とりあえず…片付けを…」

状況を打開する為、優曇華は部屋にゆっくり足を踏み入れた、同時に屋敷に部屋に漂う生臭い匂いを廊下から広がるのを防ぐ為あえて入って来た襖を閉めた

 

「とりあえず…縁側の方を開けて換気ね…」

ゆっくりと優曇華は反対側へ行く為、静かに足を運ぶ

 

「………」

チラッと床に倒れている巫女を見る

 

「…ぁ゛ぁッ♡」

口が開いて舌を垂らし、涎が畳を濡らしていたがその表情はとても幸せそうに蕩けたままだった

 

「…これが…あ…あの時の…巫女…?」

自身に屋敷の門前で殺意増し増しの弾幕を放って来た同一人物とは思えなかった

 

「………それに…あっちの子も…」

少し隣に押し入り強盗並に門を切り刻んだ銀髪の剣士、完全に気を失う前に見たあの一瞬…諦める様に意識を手放した原因を作った人物

 

「……話を慧音さんから聞いてるけど…信じられない…」

優曇華はその場にしゃがみ様子を見た上で、みっともない格好の二人をどうにかしようと判断した

 

「……本当に…一人の人間を…うーん…」

優曇華はブツブツと言いながら手を動かす、仮にも宴会場なのでテーブルに置かれたりしていた、控えて綺麗なおしぼりを濡らして、巫女の顔を拭き始めた

 

それもテキパキと馴れた手つきで進めて行った…

 

巫女と剣士の子を交互に乱れた衣服を着させ直しながら、付着したナニカを拭き取りをしていた…

 

「ふぅ…姫様のお着物を着させ直すより簡単で良いわ…」

一段落した所でグイッと手の甲で鼻下をぬぐう

 

その時…

 

ヌチャァ…

 

「…ん……え…っ…?」

独特なヌメリがそこにはあった

 

「……ふぇ…っ?!?…ッッッッ!?!?」

ぬぐった鼻下に拭き取っていたのと同じ物がべっとり着いた、それを確認した優曇華は声が出なかった

 

「…ふ、拭くっ!?…水っ!?」

半ばパニックになりながらもソレを早く拭き取ろうと必死に立ち上がろうとする

 

しかし…

 

ガクンと足腰に力が入らず上手く立てなかった

 

 

「……ぁ…あ…れ?な、なんで……ッッ…ぅうぐ//!」

脳の処理が追いついたのか理解しだす…

 

身体がとても熱くなっていた…

 

「はぁっ…//ひぃ…//」

何とか落ち着こうと呼吸をするがする度に身体の熱さは増していった

 

「か…換気…//そ、外の…空気…を…//」

優曇華はその原因がわかった

 

部屋に飛び散る体液せいで…

 

独特な匂いで充満した部屋…

 

そして…

 

そんな中で長々と倒れている二人の衣服直し…

 

意識はそうで無くても身体はそうなった…

 

 

 

 

発情

 

 

 

 

 

「ぅぐっぅ…//熱い…ムズムズ…する…//ダメ…冷静…保つの…よ…//鈴仙っ…//」

自分に言い聞かせながら這いつくばって部屋の外を目指す

 

「…こ…呼吸は…//あ…あさくっ…//口で…するぅ//」

優曇華は絶対鼻呼吸をしない事を決めていた

 

(今鼻下に付着した状態なんかでしたら…動けなくなる…絶対…)

発情しているせいなのか嗅覚が以上に敏感になっている状態で部屋に充満している匂いの大元を嗅ぐ事になってしまう

 

「……後…少し//…外…ッ//」

腕をめいいっぱい伸ばし外に続く障子を開けようとする

 

 

が…

 

フサァ…

横毛が鼻にかかる

 

「……はぁ…//ぁッ…//ぁっふぁっくしょん!!??」

思いっきりくしゃみをしてしまう

 

「…あぁ〜//…(ズゥッ…)なんでこんな…(スゥ〜…フゥ〜…)ときにぃ…あっ…//」

くしゃみした後特有、鼻すすりからの軽く鼻呼吸

 

 

 

 

次の瞬間…

 

「ッッッっ//!?!?!?」

身体の疼きと熱さが頂点に登った

 

 

身体の疼きが止まらなくなり、求め始めた…

 

「あ゛っ…う゛っ…//」

歯止めが効かない呼吸をする度に身体は求める

 

(ダメ゛ぇ゛ッ…いやぁッ…おさまってぇぇっ…!?)

意識ではそう訴えるが身体はそうはいかなかった

 

「…ぁ゛ッ…はぁ゛//!」

ゆっくりと優曇華は手を自分の下半身えと誘う

 

(あぁ…ッ…だめぇッ…♡…でも…1回くらいならぁ…スッキリ…しなきゃぁ…♡)

優曇華は身体の火照りと疼きに負けて理性を保つ事ができなくなっていた

 

 

しかし…

 

 

目の前の障子がスゥと開いた…

 

「あぁ〜…♪さっぱりした、やっぱり汗をかいた後のお風呂は最高ね♪」

浴衣を着たアリスが髪をタオルで拭きながら現れた

 

「さてと…霊夢達二人の意識をヘブン状態から普通に戻して…せめてお風呂…に……てっ…あら?」

アリスが足元に目をやるとそこには霊夢に初手で吹っ飛ばされたウサミミっ子がいた

 

「ち、ちょっと!?顔が真っ赤だけど大丈夫!?」

アリスは倒れているのと顔色で判断し慌てて声をかけ、かがみ込む

 

「…はぁッ…//あ゛っ…ばっ…な…//…ごっこぉ゛…//ふ…ッい゛て゛ぇ…゛っ//」

アリスの浴衣にしがみつき、必死に訴える優曇華

 

「……な、何?…何が言いたいの……ん?」

アリスは困惑したが辺りを見回す

 

(…霊夢達の洋服や格好が綺麗になっていてまともに横になっている…この子が整えてくれたのね…そして、口元に着いた…幽鬼の…それに…見た所、扉が私が来るこちら側でさえ、全て閉まっていた…もしかして締切状態で霊夢達の…それも幽鬼の匂い充満するこの部屋で…それならこの状態…なら…)

アリスは憶測を立て、次の行動へ移す

 

「これで少し楽になるならいいけど…」

「ぁ゛…ふく゛っ…」

アリスは先程まで使っていた首元のタオルを優曇華の口と鼻に優しく押し当てて、着いたソレを拭き取りる

 

(あぁ…お風呂の石鹸のいい香り…湯気のほのかな温かさ…)

拭き取られながら、嗅いだ匂いは優曇華の身体の熱さと疼きを段々と落ち着かせていた

 

「大丈夫かしら?動けるそう?」

「はぁ…はぁ…何とか…ありがとう…ございます…//」

アリスが差し出した手に掴まり何とか立ち上がる優曇華

 

「まぁ…こんな馴れない濃い異性の匂いを嗅いだら…普通の妖怪の子はヘロヘロになっちゃうわよね…しかも彼の…」

アリスは換気の為に障子を全開にした

 

「……それなりに…訓練を受けていたんだけど…一応兵士として…」

夜風に当たる為、優曇華は縁側に腰を下ろす

 

「訓練って…異性の性の処理かしら?」

アリスは濁さずドーンと言う

 

「う゛…なんで濁したのにはっきり言うんですか…」

苦い顔で言う優曇華

 

「そりぁ、経験ないわけじゃないから♪…もう彼と何回目もっ…フフ…」

何処か嬉しそうなアリス

 

「彼って風華さんの事ですよね?…あの…こんな事を聞くのは野暮だと思うんですけど…同じ人を好きになるって…複雑じゃないんですか?慧音さん達とか…そうですよね…?」

優曇華は言った

 

「…複雑…ね…まぁ、確かに複雑怪奇でありえないかもしれないけど…私はそうは思わない…

そう言って優曇華の横に座る

 

「…その質問は他の子達や…後ろで寝ている霊夢と妖夢に聞いても答えはきっとほぼ同じよ…それに…貴女も加わるかもしれないわよ…?」

アリスは優曇華の方を見る

 

「え、…ははっ…そんな訳ないじゃないですか…有り得ませんよ〜」

軽く笑い飛ばす優曇華

 

「ふふっ…そうね…有り得ないわ…でもね…」

 

 

 

 

「そんな有り得ない状況に私達はいるの、何が起きるか分からない…」

 

 

「………」

その一言に優曇華は何も返せなかった…

 

「さて、軽く片付けをして早くお互いに休みましょ?」

「…あ…そ、そうですね…」

 

優曇華とアリスは簡単に拭き掃除と片付けを始めた

 

後に永琳達がアリス達用の寝具等を部屋に運び込み、アリス達の宿泊部屋に変わった

 

優曇華は最後までモヤモヤしていたが…

 

てゐのスキあり飛び膝蹴りを喰らい、それ所じゃ無くなったのであった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し遡り…

 

そんな事を露知らず…

 

縁側で妹紅と慧音は幽鬼を真ん中に挟む形で並んで座っていた…

 

部屋の中では永琳達が片付けをする為に一時的に追い出されていた…

 

 

「妹紅さん、落ち着きましたか?」

 

「も、もう大丈夫だ…ありがとう…」

幽鬼の答えにいつもの妹紅

 

「しかし、妹紅…前も言っているが…幽鬼の事になると周りが見えなくなるのは良くないぞ?」

 

「う…わ、分かってるよ…だけど…アイツ(輝夜)だけに独占させられたくないって思うとな…」

色々と気まずい妹紅

 

「気持ちは分かるが………うむ…そうだな…いい機会だ、幽鬼…少し聞きたい事があるのだが…こんな時だが…」

 

「…なんでしょう?」

 

「…と言っても答えづらく…無理な事かもしれん…」

少し真剣な顔になる慧音

 

「……はっ…け、慧音…まさか…その話はまだ先にするって!」

妹紅は慧音が何を聞くか知っているらしく驚く

 

「いや…改めて思い返してみたが…このままズルズルとしていたら聞けないうえに二人とも決意が鈍るかもしれない……お互いに…」

そう言いながらジッと幽鬼を見つめる

 

「………そうですか…分かりました…自分は大丈夫です…それにこれから先の事を含め話さないといけないって自分も思ってましたし…」

幽鬼は慧音と向き合い、正面から答えようと応じた

 

「…………うむ…幽鬼もそう思っているのなら…気兼ねなく聞くぞ…ふぅ……」

慧音はそう言うと少し気持ちの整理をする為にソッと幽鬼の手を握る

 

「私が…いや、私達…二人が聞きたい事だ…幽鬼、答えられるなら答えてくれ…」

ゆっくりと慧音は言葉を続けた

 

 

「今、幽鬼の隣…つまり妻として迎える者は私達の中で決まっているのか?…それと…選ばれなかった者たちは幽鬼はどうするつもりだ?」

少し声を震わせて言う慧音

 

「…………」

妹紅も幽鬼の背中に頭を擦り寄せる様に寄りかかる、同じく少し震えていた

 

二人は覚悟して聞いたのだろう…

 

親しい友同士で同じ者を愛してしまった…

 

いずれ来る幽鬼の選択である…

 

その答えを知ろうと…

 

「……そうですね…ウダウダしているから…2人と同じ様に咲夜さんを不安にしてしまったのかもしれませんね…ここまで自分を想ってくれる人が増えていて…どうするか考えていたんです…けど…そんな人達を裏切るかもしれないことを…言うかもしれませんが…良いですか?」

幽鬼の言葉に慧音は小さくうなずき、妹紅は幽鬼の腰に手を回す

 

「……ふぅ…まだ、霊夢さん達にも言ってないんですが………自分は皆さんが許してくれるのなら…皆さんを好きでいたいです…そして、納得して頂けるのなら…」

幽鬼は少し言葉をつまらせるがギュッと力を込めて言い放つ

 

 

 

 

「好きでいてくれる皆さんを嫁として迎えて夫婦になりたいです…」

 

「……」

「……」

 

『…と思ってます』と幽鬼が言い終わるが慧音と妹紅は黙ったままだった

 

 

しばらくの沈黙…

 

 

 

幽鬼の脳内では…

『((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア!!こんななろう小説の都合の良い主人公みたいな言い訳が通るはずねぇだろぉぉ!!でもさぁ!!わがまま言うともう引ける所は無いんよぉぉ!!てか、推しがいたとしても皆、美人だから僕選べなーい!!霊夢とかアリスとかも含めるともうヤバいのよ!!ゴムなんて都合よくある訳無いから!皆!中にシュート!超エキサイティィィンーグ!!!外にぶっかけ山盛りとろろUDON!!してるからもう引けるわけないだろぉぉぉ!!てか、萃香のやろぉぉ!!どんな酒持ってきてんねん!!あんだけ(うぇ乁( ˙ω˙ )厂ーい)(規制するよ!)したのに未だに収まる気力ないんだけど!!もこたん!!くっつかないでぇぇ!!程よい!おぱーい!柔らかい!当たってる!けーね!手を握ってぅぅぅ!あの堅物、朴念仁キャラけーねがぁぁぁ!!服の谷間が無防備こんにちは♪しているのが見えてるのがたまりまへぇぇん!!……ふぅ…そういえばレミリア大丈夫かな?もうね、調子づいてあんな事したけど…まぁ、合法ロリだから大丈夫しょっw!!…ふふ〜♪1回やってみたかったんだよねー!…後はレミリアがちゃあんと美鈴以外にお土産をあげられればいいんだよねー♪…あぁー……そういえば…?…霊夢達の方大丈夫かな…結局そのままこっちに来ちゃったから…まぁ…比較的酔い冷めしてたアリスがどうにかしてくれる…してくれている事を願う!!…大丈夫かな?…後は…輝夜は件か……………うん、アイツは大丈夫だろ…なんか、いまいち輝夜が妹的ポジションになってしまったのだから…違和感ありあり…まぁ、比較的確かに着痩せしてるみたいだから、もこたん寄りかは胸あるけど…うむ………あ、やべっ…何かクル…イキスギィ!!……さて…うん………(・ω・`)あれ?なんの話してたんだっけ…お出汁の栗と鳥と酢の話だっけ?…てっ…違うわ!!…てか、一人で何考えてんだよ!!まさか自分自身がこんな事をするとは思わなかったわ!!ギャグ漫画でも、一コマで埋め尽くす事をここでやる必要あるのか…よし、戻る!!ここで締めの一言!あぁ〜^^あそことそことどこかがビンビンなんじゃぁ〜^^』

二人が全くの無反応なのでテンパって混乱していた…

 

 

確かに都合が良すぎる話である…

 

 

 

普通だったらとんでもないふざけた言い分である…

 

刺されているレベルである…

 

 

 

 

か〜な〜しみの〜♪が流れている…

 

 

 

 

 

そう…普通(アレ)だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そうか…なら…一つ不安は無くなったな…」

「……へっ?」

慧音の一言に幽鬼は目が点になる

 

(え…聞き間違いかな?…不安が一つ無くなったって…どこの所が??)

困惑しながら考えている幽鬼

 

すると妹紅がガバッと抱きつくのをやめて膝立ちをして今度は幽鬼の肩に抱きついて

 

「……いや、待ってよ!慧音…やっぱり…肝心な所がはっきりしていない…結局大事な答えが聞けてないんだ!!」

(そうだよね〜^^もこたん!分かってる〜♪結局の所あやふやにして丸め込もうとしている発言をしてしまった俺を燃してくれぇぇ!ヘイ!щ(゚д゚щ)カモーン!)

慧音に反論する妹紅に喜ぶ幽鬼

 

 

「幽鬼…はっきり聞くから…答えてくれ…」

幽鬼の顔を上から見下ろす形で聞いてくる

 

 

 

 

「一番は誰なんだっ!!」

真っ直ぐな目で言う妹紅

 

(……思ってたんとちゃう…)

エセ関西弁で思う幽鬼

 

 

「モヤモヤしてるのは幽鬼がコイツが良いって決めないからだ…びょ、平等にしてくれてるのは分かるけど…いい加減…目安を教えてくれ…」

「……その…妹紅の言う通りだ……もし決まっているのなら…」

2人共、こっちのが本命の聞きたいことだったらしい

 

「あの…お嫁うんぬんは…大丈夫なんで?」

逆にあやふやになってしまったので幽鬼が確認する

 

「……?…幽鬼は私達を捨てずに迎えてくれるのだろう?…先程言った事を無かった事には出来ないぞ?」

「いや…あの…普通…夫婦って…」

慧音の返答が一夫多妻を認めてるようなものなので余計混乱する幽鬼

 

「普通の場合は確かにダメかもしれないが…それはお互いに同意してないか…不倫とかの類だ…私と妹紅はお互いに同意しているし…お前以外、絶対にありえないからな…他の者にも同じに同意は必要だけれども……そうだよな、妹紅?」

 

「輝夜が増えなければ私はいく人増えようが関係ない…私を忘れずにいてくれれば…幽鬼の天命は見届ける…だから、さっき幽鬼が迎えてくれるって言ったから…私はそれでいいよ…とにかく!その嫁になる予定の奴らの中で誰がいま一番か教えてくれ!」

「…い、一番…う、うーん…正直…一番とかないんですよ…皆さんを比べるような事をしてなかったので…(うわーい…もこけーね…ハーレム確定したー…)」

何とかそれなりの返答をする幽鬼

 

「なら!誰が幽鬼の中で存在が大きいのかとか、コイツを超えなればとか!」

さっきと打って変わって妹紅がズンズンくる

 

「……それが分かれば…幽鬼の攻めかっ…ん゛んっ!…幽鬼をより分かるかもしれないからな…」

慧音の本音が少し盛れる

 

「……じゃぁ、先に言いますが…あくまでも普段、皆さんを比べていない…パッと思い浮かんでる人をいいますね?」

 

「「………」」

押し黙って頷く二人

 

「……それは…

ゆう姉……もとい……風見幽香

さん……ですね…はい…」

 

 

 

 

 

 

再び沈黙…

 

 

(ぬぉー!またやっetc)「やっぱりか…」

と思いきや、幽鬼がまたテンパる前に慧音が納得する

 

「……はぁ、慧音の予想あってたな…」

妹紅もどこか残念そうに言う

 

「えっ…えっ?」

自分で言っといて混乱幽鬼

 

「意地悪な質問をしてすまなかった…幽鬼…わかって聞いたような物なんだ…一番長く過ごしていた育ての親である彼女の名が出るのはな…

 

「そ、そうだったんですね…因みにもしもゆう姉以外の名が出たらどうしたんですか…?」

恐る恐る聞く

 

「以外の名前か…うむ…逆に考えてなかった…」

「でも…慧音か私だったら…嬉しいのは確かだよ…」

お互いにウンウンと納得しながら話す

 

 

「そうですか…わかっ…「しかし…もし…妹紅か私以外だったら…」え…?」

 

 

「「この場で1番に返り咲くだけだ…」(だぞ?」

妹紅と慧音は同時に同じ事を言う

 

(うわーい…獲物を狙う目だー…)

背筋が凍る幽鬼であった

 

 

「さて…いつまでもこうして、ただくっついている訳にはいかないな…」

目を光らせる慧音

「そうだ…巫女達やらの後だけど…待ちぼうけくらったのは違いないから…」

腕に力が入る妹紅

 

「( 'ω')ふぁっ」

幽鬼の間抜けな反応した直後

 

「おーい?片付け終わったうさよー?」

部屋からてゐが顔を出し

 

「む…すまないな、片付けも手伝わずに…不躾だが…布団を借りたいんだが…」

 

「……貸すも何もこの部屋がアンタらの寝床うさ…適当に人数分の布団やらなんやら持ってきといたうさから使ううさね〜…じゃ、私はもう1つやる事があるんで行くうさよ」

そう言っててゐは廊下を進んで角に姿を消した

 

「…やっぱり輝夜含めてよく分からない奴らだよ…」

「コラ、妹紅…これだけ良くして貰ってるのにそんな事言うな…幽鬼も何か言ってやってくれ…」

 

「……えっ…えっと…今日は眠いでそろそろ寝たいんですけど…ハハッ…」

軽く冗談を混じって言う

 

「「……………」」

唐突に真顔になる妹紅と慧音

 

「…………あれ?お二人共?」

反応が帰って来ないので焦る

 

「妹紅?このまま部屋に連れていくぞ?」

 

「そうだね、慧音…足の方持ち上げられるか?大丈夫か?」

 

「うむ、大丈夫だ…よし行くぞ?」

 

「あいよっと…」

淡々と事が進み、二人に持ち上げられ、ドナドナされる幽鬼

 

(あれ…?またデジャブ…)

 

「お、お二人共?怖いんですけど?何か言ってください!?」

部屋に運び込まれながら幽鬼が言うと

 

 

「大丈夫だ、天井のシミを数えているだけでいいんだ」

 

「妹紅の言う通りだ、何も考えずに抵抗せずにそのままでいるんだぞ?」

 

 

「「満足するまで相手してもらうからな?」(ぞ?」

 

 

 

 

ゆっくりと入って来た障子が閉まる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵も始まる…一方的な弾幕ごっこ…

 

手慣れ相手に幽鬼は生き残る事が出来るのか!?

 

 

勝負は始まったばかりだっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

アー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、ある一匹の因幡兎は見た…

 

屋敷から出ていく皆、肌がツヤツヤで何かに満ち溢れていた…

 

ある一人の人間を除いて…

 

巫女に肩を借りて帰って行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

当人は言った…

 

 

 

 

 

「しばらく無理…」

 

 

 

 

宴会はこうして幕を閉じたのだった…






スゴーイほのぼのしたでしょ(適当)


さて、こんな形で終わりました永夜抄宴会編

萃香どこ行ったんだよ…と言う声が聞こえる…
本当に長編になりかけたので入れなかったんですけど…
あの後、紫が参戦確定したので少し面白そうだと高みの見物をしていました…

皆の気分が高いままだったのは萃香の能力のせいでもあると思ってください…
(´・ω・`)言い訳じみてすみません…

さて、次は花映塚を少し挟むか…風神録突入するか…迷っているんですが…

後1回、永遠亭回を挟む予定ではいるんですけどね…

それで?皆さん…中編読んで頂きましたか?

そう…幽鬼がしたお土産「レミリアの沖漬け」がどうなったか…気になりますかね?
短編ではあるんですが…実は書いてあるんです…
書いたのは良いんですけど…内容が内容だけにとてつもなくキャラ崩壊しているので…
あげるかどうか悩んでいるんですよね…





アンケート終了しました
単発挟んで花映塚編始まります!!

御協力ありがとうございました!!

次の話をどれにするか?

  • 風神録編を開始する
  • 花映塚編を少し挟んでから風神録編
  • お土産「レミリア沖漬け」短編を先に載せる
  • キャラ崩壊ドンと来い!!
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