幻想複愛物語   作:亜麻乃

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お待たせしました、後編です


ちょっとあっさりと終わらします!!

とりあえずハーレム加えとくんでよろしくです(´・∀・`)
身勝手な作者の妄想話!!永遠亭組ラスト!!


(`・ω・´)めちゃくちゃキャラ崩壊注意です



後編・やっぱり静かに終わらない

 

 

 

意識と正気は唐突に元に戻る事がある…

 

それは何気ないショックや行動によって…

 

元の記憶に上書きされるかそのままで残るかある意味運である…

 

同時に殆どの人が混乱する…

 

彼もまたその1人である…

 

 

 

 

ー五日目ー

 

 

 

 

「…………はっ…あれ?…」

幽鬼はパッと意識を取り戻す

 

(な、なんだ…なんか長くて短い何かを見てたような…)

考え込むが思い出せなかった

 

「…はぁ、つかれてるのかな?ん?」

違和感に気づき起き上がる

 

「なんか…からだちいさくね?こえおさなくね?」

何処か懐かしいデジャブを感じながら自分の身体を見て、一回り小さい服を着ている

そして、同時に頭の中を整理しだす

 

「………たしか…えいえんていで…はじめてのけんこうしんだん…うけにきて…ひととおりうけて…さいごにばりうむのんで…そこからきおくないな…」

思い出せたのはそこまでだった

 

「………いーや…もうひとねむりして、あさになったらわかるだろ…ねよ…」

開き直った幽鬼はそのまま、また横になろうと手を後ろにつこうとした時

 

 

ムニュッ…♡

柔らかい物に触れた

 

「…………」

幽鬼は恐る恐る手を伸ばした方を向く

 

「…スー…スー…」

心地良さそうに眠る八意永琳がいた

 

「……………」

静かに手を引っ込めて、冷静を保つことにし…

 

 

素早く布団から出た

 

 

「なんでっ!?なんでだ!?」

小声で慌てる幽鬼

 

よく見れば永琳は幽鬼の寝ていた方に身体を向けて腕を伸ばしていた

 

抱きしめていたのだろうか…

 

「…………いべんとすきっぷしたかんじだなこれ…どことなくデジャブかんじる…」

自分を納得させようと独り言を言う

 

 

その時…

 

「……ん…んんっ……」

永琳が腕を伸ばした方をモゾモゾと動かし何かを探り始め、しばらく探ると動きが止まり…

 

「………んぅ…?…ゆぅ…ちゃんぅ?」

聞き覚えのない名を呼びながら薄ら目を開く

 

「…………えっ…」

余計訳が分からなくなる幽鬼

 

「……ほら…ゆぅちゃん…まだ…寝ていましょ…疲れちゃってるでしょぅ…?」

永琳はゆっくりと起き上がり幽鬼の方を見て声をかける

 

「……………あ…あの…」

幽鬼は何とか声に出してそう言う

 

「……寒くなっちゃったの?…だったら尚更…ママと一緒にお布団にいましょ…」

そう言って布団をめくり、布団に入るよう促してくる

 

(一体何したんだ!!俺は!?)

永琳の変わりように慌てる

 

「………………そう……」

何処かあたふたしている幽鬼の反応を見て永琳が何かに気づき、悲しそうな顔をした

 

「……残念だけれど…親子…ごっこは終わりね……記憶が元に戻った見たいね…幽鬼くん?」

悲しそうな顔をしたまま話を続けた

 

「…………」

なんて答えれば良いのか分からずにいる幽鬼

 

「……混乱するのは仕方ないわ…今まで貴方は…貴方…ではなかったもの…そうね…それが正しいのよ…ごめんなさい…明日詳しく説明するから…もう休んでちょうだい…」

そう言って永琳は立ち上がり部屋から出ようと向かう

 

 

 

その時…

 

カジっと腕を掴まれる永琳

 

「えっ……」

掴まれた腕を見ると幽鬼が小さな手で掴んでいた

 

「ママと一緒に寝たい…」

そう一言呟いた

 

すると啖呵切ったかのように永琳が幽鬼を抱き上げた

 

「…うん…ママもゆぅちゃんと一緒におねんねしたいの…今日まで…一晩…ゆぅちゃんのママでいさして…」

そう言うと永琳はそのまま幽鬼と布団へ戻った

 

本当の母親が我が子を抱きしめる様に…

 

幽鬼は思ったのだ、永琳も幽香の様に自分のせいで追い込んでしまうのでは無いかと…

 

もうひとつの心の支えになるのならと永琳を受け入れなくてはならないと思ったのだ…

 

 

 

 

空間|ω・)チラッ(代理人)

 

 

「…………」

何か見えたが気の所為だと眠りにつくのであった

 

 

空間|ω・`Ⅲ)ガーン(代理人)

 

 

 

 

 

ー六日目ー

 

 

 

お昼前の永遠亭の縁側に幽鬼はいた

 

 

「………………」(ゲッソリ

小さいままの幽鬼は疲れ果てていた…

 

 

どうしてこうなっているかと言うと…

 

 

 

ー午前中(7時頃)ー

 

 

 

起きた2人は、一緒に顔を洗いに洗面所に向かっていた

 

ここ当日から今日までの記憶がほとんどないのは実に大変である

 

寝起きの輝夜とパッタリであった瞬間、永琳が見逃しかけるほどの速さで幽鬼を抱き上げ、きつく抱きしめたのだ

 

「永琳の次はかぐちゃんの番だからねぇ〜♪」

挙句の果てに…

 

「一昨日みたいにお馬さんごっこしよっか♪こんどはかぐちゃんが上で跳ねてあげる♪」

何か意味を含めて頬にキスをしてきた

 

とりあえず、記憶が元に戻ったのは話さず、永琳に支度をすませてこいと言われ、輝夜は渋々部屋へ戻っていった

 

輝夜に一体何をしたのか分からず、永琳に聞いた…

 

「今は気にしないで、貴方は既に皆のお気に入りよ…」

微笑んで永琳は言った

 

お気に入り…永琳に言われたが本当なのか信じられなかった…

 

この後すぐに実感するのであった…

 

永琳に手を引かれ着いたのは少し大きめのちゃぶ台が置かれた居間であった

 

「ここで一昨日から貴方は皆でご飯を一緒に食べてたのよ…少し待っててちょうだい、姫様の様子を見て来るから…」

そう言って幽鬼を残して居間から出ていった

 

すると永琳が向かった反対側から人影が現れた…

 

「はぁ〜あ〜…ぅ…と…ねむ…ん?」

欠伸をしながらてゐが入ってきて目があった

 

「お、おはよう…」

とりあえず挨拶

 

「…………」

返事は帰ってこず、見つめたまま

 

「……え、えーと?…あの?おは…」

聞こえてなかったと思いもう一度声をかけようとした

 

次の瞬間…

 

跳躍

 

「え?」

てゐがちゃぶ台を飛び越えて目の前に来た

 

「…どこかよそよそしいうさね…なんでおはようのギュがないうさ?」

ずいっと顔を覗き込む

 

「え…え?」

やっぱり状況が分からない幽鬼

 

「…ほーん…してくれないうさ?」

そう言って対面したまま幽鬼の膝の上に跨いで座る

 

「兎は寂しいと死んじゃううさよー?それでもいいうさー?」

幽鬼はその一言でわかった、てゐは催促しているのだと

 

「お、おはよぅ〜…」

とりあえず、理解したので挨拶しながら腕をまわす、今はてゐと体格差は余り変わらないのでしっかりと抱きしめられた

 

「んぎゅ〜♪…そうそうぉ…飼い主ペットを大事にしなきゃダメうさぁ〜♪」

 

(ん?今…なんて?)

と固まっているとてゐが抱きしめるのをやめた

 

「…じゃぁ…次はちゃんと寂しさを無くす為に…ご主人のコレで満たして貰ううさぁ♪」

スリスリと腰を動かし始める

 

てゐの表情は明らかに発情していた

 

「だ、だれかきちゃうよ…!」

状況把握が出来てない上に混乱する幽鬼は必死に止める

 

「大丈夫うさよ〜…♪て言うか…今日のご主人…おかしいうさね…昨日も一昨日も…満たしてくれたうさのに……」

 

(その状況が分からないから出来ないって言ってんだろぉお!!)

幽鬼、心の中で悲痛な叫び

 

「ほら!早く出して楽になるうさぁ!!満たすうさぁ!!」

 

「まだだめだぁぁぁ!!」

てゐと攻防戦が始まりかけた瞬間

 

 

ドシュッ!!

「ふげっ!?」

ビクッと身体を跳ねさせ固まるてゐ

 

「え……?」

そして、そのまま白目を向いて横に崩れるように倒れる

 

「……て、てゐ!?……あっ…」

呼びかけた幽鬼はてゐの後ろにいた人物に気づく

 

「………………」

優曇華が立っていた

てゐに対して当て身をしたのか、手が手刀の構えのままだ

 

(元月の軍人の当て身…)

 

(恐ろしく速いね…)

 

(僕じゃなきゃ見逃していたよ…)

などと心の中でふざけていると

 

「…おはよ♪ゆぅちゃん♪大丈夫だった?」

優曇華が声をかけてきた

 

どうやら優曇華も感化されているらしい…

 

「う、うん…だいじょうぶ…」

話を合わす事に徹した

 

(永琳が来るまで持ちこたえられるかな……エプロン姿似合う…)

 

「全く、てゐったら見境なくなったんだから…まだ、イタズラ兎の方がよっぽど良かった…ふぅ…」

ため息を吐きながら、気絶したてゐの方を見て言う

 

(ごめんなさい、もう1人の僕(記憶のない時の自分)のせいですっ!!でも、意外と鈴仙はだいじょっ…)

 

「お姉ちゃんと朝の子作りしよっか♪」

とても良い笑顔の月の兎((ショタ喰い))だった

 

(大丈夫じゃなかったぁぁあ!!??)

再び激ピンチの幽鬼

 

(あぁ…普通に朝ごはん食べたかったなぁ…)

頭の中が処理落ちして意識をフェードアウトさせた幽鬼なのであった…

 

 

 

ー場面は現在へー

 

 

「……あのあと…えいりんがきたからことなきおえたけど…はぁ…つかれた…」

あの後、優曇華に喰われそうに((ショタ喰))なったが既のところで永琳が輝夜の一緒に戻ってきて助けられた

 

そして、直ぐに幽鬼の記憶が戻ったと全員に話したのだ…

ある物は残念そうだが喜び、ある物は恥ずかしさの余りその場から逃げ朝食の用意をしだし、ある物は自分自身の掘った落とし穴に頭から飛び込んだ…

 

一部気まずい雰囲気を残しながら朝食を食べてから、永琳の軽い診断を受けて結果がまとまるまで縁側で項垂れていたのだ…

 

(喋りづらいから元に戻りたいのだけどね…どうすればいいんだろうな…)

幽鬼は全てを永琳達から聞いたのだ…もちろん記憶のない数日間の事も…

 

「…………はぁ…わきまえろよ…こどものおれ…」

更にズーンと肩を落とし、悩む

そして、幽鬼は現状を理解している人物の名を呼ぶ

 

「ゆかりさん、みているのなら…でてきてください…」

そう落ち込みながら静かに言う

 

すると…

 

「呼ばれて見ていて、じゃじゃーん♪紫お姉さんよ♪」

ギュムと抱きしめられる

 

「むぎ…ぅ…!?ゆ、ゆかりしゃん!?」

驚き幽鬼

 

「あら♪ごめんなさい♪可愛い子がいたもんだから♪」

前回の宴会以降、紫は幽鬼に対して前より距離が近くなっていた…

 

「それで?何の用かしら?…………なんでも言ってちょうだい♪」

にこやかに答える紫

 

「こ、このじょうきょうたのしんでます?」

 

「今はね♪…でも幽鬼くんが倒れた時は腸が煮えくり返りそうだったのよ?……それにこんな事知ったら、幽香や霊夢達が黙っている筈ないでしょう?」

 

「…だまっていてくれて…ありがとうございます……それじゃぁ…ゆうねえには…まちがってじぶんでくすりをのんだってことにしてはなしてください…えいりんさんたちにはわるぎはなかったんですから…」

 

「…………えー…お咎め無しなの?」

不服そうな紫

 

「…すみませんが…もうじゅうぶん…ね?」

目を逸らして苦笑いする

 

「……んふふ♪そうね…幽鬼くんに骨抜きにされたのなら…手だし無用ね………じゃぁ♪私も♪」

紫が唐突にグイッと幽鬼の顔を自分の顔の正面にむける

 

「ふぉっ!?え…ゆかっ……ふぐっ!?」

背後から手が伸びて来た

 

「イタダキ♡」

ニッコリ笑う紫

 

 

無数の手が幽鬼をスキマに連れ去ったのだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

ー数分後ー

 

 

「さて…じゃぁ♪幽香に知らせて来るわね♪」

スキマを開く紫

 

「…は…い…」

スキマから無事生還した何処かゲッソリのショタ幽鬼

 

「んも〜、元気ないと幽香達に怪しまれちゃうわよ?幽鬼くんの現状を知ったら絶対皆来るんだから…元気よーってアピールしなきゃ!」

スキマから半分身体を出して言う

 

「…はい…(誰のせいだよ!?)」

ガックシと肩を落とす

 

「あ…幽鬼くん?言い忘れてたんだけれど…」

ひょこっと顔を出す紫

 

「なんですか…?」

 

今度はゆっくり三人だけで呑みましょう♪

いつも通りのきな臭い雰囲気を身にまといそう言ってスキマに入って行った

 

 

「幽鬼〜?いる〜?」

すれ違う様に輝夜が部屋に入って来た

 

「…おん?…あぁ……かぐやか…」

 

「……え?何かあったの?大丈夫?」

げっそりしている幽鬼の傍による

 

「ちょっとつかれてるだけ…あさからおおさわぎしてたろ?」

深くため息を吐く

 

「……別に貴方が気にしなくてもいいんじゃない?…私はもう貴方の嫁になるつもりだったし…一人二人増えた所でなーんも問題ないのよ?むー♪」

 

「あのな?なんで…そんなはなしになってんの?…てか、くっつくな!」

いつもの日課だとか言って会う度に抱きついてくる輝夜に文句言いながら聞く

 

「幽鬼?…貴方はこのかぐや姫の難題の答えを見つけた人よ?……結ばれなくっちゃ♪」

 

「………………」

何言ってんだこいつ顔で輝夜を見る

 

「そんな目で見ないでよぉ〜♪…とにかく貴方は私と

『姫様、いつまで待たせるんで?』

輝夜が言い終わる前に割って入ってくる声

 

「……ちょっと、イナバ…邪魔しないでちょうだい…」

静かに目を細めて、いつの間にか横に立っている優曇華を見る

 

「邪魔したつもりはさらさらないです…しかし、お師匠が待ってますので…ゆぅちゃ…コホン…幽鬼さんを早く連れていきましょう…さ、行きましょう」

そう言って優曇華は幽鬼の手を引いて連れて行こうとする

 

「…勝手な事しないの…幽鬼は私が連れて行くの…イナバはそのまま大人しく戻ってなさい…」

 

「お言葉ですが…姫様、お師匠を待たせているので…」

お互いに引けをとらずに睨み合う

 

記憶を取り戻してからこうだ…

何故か皆ギチギチし合っていて嫌になる…

 

なので…

 

「ふたりともすこししおとなしくしてよっか…」

ショタ幽鬼は静かに言った

 

 

(^ω^)両成敗

 

 

全力でマッサージした

 

 

 

 

ー診察室ー

 

 

何度来たか分からないがもう既に常連である…

 

そして…

 

「……であるから、風華くんの体はもう少しで元の大きさに戻ると思うのだけど…髪の色は少しかかりそうなの…」

永琳が淡々と説明する

 

「…………」

幽鬼は黙って聞いている

 

 

少し変わった所があるとすれば…

 

「この先に戻る時に骨の成長で痛みが出るかもしれないし、筋肉痛に似た痛みも来る可能性があるから、その時の運動は控えた方がいい事ね…『あの…えいりんせんせい…』…ん…何かしら?」

 

 

幽鬼が永琳の膝の上に抱き抱えられる形で一緒に座っていた

 

 

「なんで?このじょうたいなんですか?」

 

「対面座位の方が良かったかしら?」

しれっと言う永琳

 

「んなことじゃなくてですね!?」

ばっと永琳の方に顔を向ける

 

「別におかしな所は何処もないわよ…?これが最善の会話スタイルなんだから…母と子の会話なんて…

微笑みを向けてくる永琳

 

「いしゃとかんじゃなのでは?」

苦笑い幽鬼

 

 

「血の繋がりは無くとも親子にはなれるのよ」

 

「いや…そのしんけんなかおされていわれても…あの…」

 

「………あの時ママって呼んでくれたのは嘘だったの?」

悲しそうな顔になる永琳

 

「…………あの…いやではない…で…すけど…『はい、じゃぁ、親子』…はなしをきけっ!?

流石にツッコミする幽鬼

 

「何かダメなの?嫌な所は直すつもりよ?」

 

「いや…そういうことじゃなく…あくまでも…あの…おやというひとは…

『私だけで十分よ』

 

「あっ…(汗」

同時に正面の壁が派手な音とたてて吹っ飛ぶ

 

 

「華ちゃんのママは私だけなの…駄馬はいらないわ…」

 

育ての親の子離れ不可フラワーマスター・風見幽香

 

幽香はそこから中へ入って来て、ゆっくりと幽鬼の元へ近づく

 

「華ちゃんを渡してちょうだい?じゃなければ…消し飛ばす…

幽香は幽鬼に当たらないように永琳に日傘を向ける

 

「まって!まって!ゆうねえ!」

咄嗟に幽鬼が永琳の前に飛び出る

 

「ゆかりさんからきいたかもしれないけど!えいりんさんたちはわるくないから!」

パタパタと腕を振って訴える

 

「………」

しかし、幽香は何も言わずただジッと幽鬼を見つめた

 

「た、たしかにこんなことになってるけど…わ、わるぎがあったわけじゃ……」

止めるべく必死に説得を続ける幽鬼だが…

 

 

 

幽香はとっくに怒るとかそんな感情は無かった…

 

 

次の瞬間…

 

 

脳内に電流が走り、結論を出した

 

 

出逢った時に出来なかった事をしろと…

 

 

そして、早かった…

 

 

「ゆ、ゆぅ…ふぐぇっ!?

幽香は幽鬼を抱き上げ抱きしめた

 

「あの頃の華ちゃん〜♪あった頃の華ちゃん〜♪」

よく分からない鼻歌を口ずさみながら

 

「……ゆ、ゆぅねぇ…く、くるしぃ…」

 

「あら、ごめんなさい♪…でも…本当にあの頃の私は…愚かよ…こんな愛しい子になるのに…愛でる事すらせずに…なーにが…『綺麗に咲くかしら…』よ…我ながらくだらない…こーんな可愛い華ちゃんを迎える事が出来た筈なのに…」

抱っこに変えてまじまじと幽鬼の顔を見ながら言った

 

「だ、だいじょうぶだよ…ゆうねえにきたえられてなかったらどうなってたかわからないし…きにしないでよ…いまさらね?」

少し落ち込んでいた幽香の頭を撫でる幽鬼

 

「じゃぁ♪取り戻したいから、今からもう一度やり直しましょ♪」

 

「それはそれ!!今は今!!」

幽香の意見を幽鬼は止め、駄々をこね始めた幽香をなだめたりしたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―しばらくして―

 

 

 

場所は大広間に変わり、幽香含め永遠亭メンバーで事情の説明と謝罪などなどが行われていた…

 

説明を聞くにほぼ序盤で優曇華は自分の欲に負けてショタ幽鬼と関係を持ったらしく、輝夜からの逆鱗を買い一時は吊るされていたらしいが解決作が優曇華のおかげで見つかった

 

「あの時の姫様の形相は今でも忘れる事は無いですが…私にもまだチャンスはあるんですよね?…なら…負けません…」

と決意を一言述べた

 

その後、幽鬼の世話係と監視役をてゐと優曇華で交互でして過ごしていたのだとか…

 

輝夜は幽鬼が記憶を無くしたことをいい事に色々と挑んだらしいがマウントを逆に取られていた事を話した

どうやら幽鬼のツボ押しは健在だったらしく、子供の無知と輝夜の反応の面白さから追い詰めまくったらしい

最初の方は謝ろうとした幽鬼だったが…

 

「どんなにイこうかハてようがお構い無しだったの♡//もう頭の中がぐちゃぐちゃだったけどぉ♡幽鬼に求められてるって思ったら…キャー//!!たまらないぃー♡♡//!!て、なってされるがままだったのー♡♡///!!」

 

そう嬉しそうに何回も腹上死をした事を嬉しそうに話す輝夜を見ていたら謝る気がなくなってしまい、たまたま目が合った永琳にも悟られたのか首を横に振られて完全に輝夜を放置する事に決定した

 

てゐは意外な所で堕ちたらしい…

堕ちたと言うか落ちてしまったとか…

ショタ幽鬼と一緒にイタズラで掘った穴に…

てゐはショタ幽鬼に上手く行かなかった事を八つ当たりを含めて怒り、ショタ幽鬼は最初は誤って大人しく聞いていたらしいが、子供の堪忍袋の緒が限界が来たのか、自分のせいにしてくるてゐに不満をぶつけて子供の喧嘩が始まって、どっちか偉いかどっちが言うことを聞くか口論に…

だが、ショタ幽鬼がてゐも輝夜と同じくすれば大人しくなると思い炸裂させたらしい

 

てゐはその後の部分はあやふやに濁したが…

「快楽の地獄だったうさ…もう、味わうと抜け出せないうさ…//」

と発情した目を幽鬼に向けていた

 

何故、朝あった時にペットなどと言っていた事が理解出来た幽鬼は頭が痛くなり、幽香の膝を借りて横になった

 

「華ちゃんは魅力的だからしょうがないの♪」

頭を抱え込む幽鬼に幽香は慰めるようにそう言った

 

だが、あともう1人いるのだ

 

八意永琳

 

(…ちょっと怖い…聞くのが…)

幽鬼は幽香のいい香りのする膝に顔にうめたまま思った

 

「ここまで話を聞いてきたのだけれど…要するに華ちゃんの行いは気にしない方でいいのよね?…まぁ、この原因を作ったのはそっちなのだから…で?そちらの女医さんは?華ちゃんの何処に惹かれたのかしら?」

ヨシヨシと幽鬼の頭を撫でながら言うが圧が凄い

 

「…ぁぁ…」

「………」

「……ふふっ…」

優曇華は目を泳がせ、てゐは黙り込む、輝夜は怪しい笑み

 

とにかく幽香にとっては押し入った時に見てしまった光景が納得いってなかったのだが、幽鬼の可愛さと尊さに負けて逸らしたのだ

 

「………」

しかし、当の本人の永琳は黙ったまま

 

「ゆ、ゆうねぇ…もういいよ…」

顔を上げて止めようと言う幽鬼

 

「んん?ダ〜メ♪確認しなきゃ行けないことがあるから♪なんだって華ちゃんにママって呼ばれてたのか…呼ばしていたのか…確認しなきゃだから♪」

笑顔だけど黒笑の幽香

 

(あ、アカン…これは止めなアカン!!…なら!!)

雰囲気と声のトーンで機嫌が悪いと判断した幽鬼はいつも通り止めようと動こうとした

 

 

しかし

 

「だから、華ちゃんは少し向こうでと待っていてちょうだい♪」

人差し指で幽鬼の口をちょんと触れた、その仕草に少し見惚れた幽鬼だが

 

(………ん?︎︎ ︎︎ ︎︎︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎︎︎私"︎︎??)

幽香の言っていた言葉に冷静になる

 

「ん…ひぇっ!?」

優曇華が背後に気配を感じて後ろを見て驚き声をあげる

 

「…何ウ…さ…」

てゐがつられ後ろを見て固まる

 

「……あら……」

それを見て輝夜はもっと楽しくなると思った

 

「じゃぁ♪華ちゃん行くわよ♪」

そこにはもう1人風見幽香がいた

 

「…(゚д゚)」

ポカンと固まる幽鬼

 

「ふふっ♪華ちゃんの前では初めて見せたかしらね?」

「︎︎ ︎︎"増やす事"なんてしばらくしなかったから、特に華ちゃんが来てからなんて…ね♪」

交互に喋り出す幽香

 

「紫と少しオハナシするのと華ちゃんの元へと急ぐ為に分けたの…そのおかげで華ちゃんの所に早く来れたの♪」

 

「じゃぁ、華ちゃんはコッチに来て先に帰ってましょう♪ココは本体の私に任せて…ね♪」

フワッと手を振りかざす幽香(分身)

すると、辺りに花びらが舞い始めてだんだん量が増えてきた

 

「え…ちょっ!?まっ!?」

幽鬼は抵抗出来ずに包み込まれ、視界が開けた時には姿はなく、有無を言わさず幽香(分身)に連れていていかれたのだ

 

「あぁっっー!!ゆぅちゃんー!!」

いなくなってショックの声をあげる優曇華

 

「落ち着くうさ、しょうがないうさ…」

そう言いつつ耳がしょんぼりてゐ

 

「あらあら…手荒いこと…本命の話を潰されないように…妨害を無くしたのね…」

輝夜は気がついていた

 

幽香は永琳から聞こうとしていた

 

 

 

 

「…ふふっ…さて…止める良い子がいなくなったからたっぷり聞けるわね…」

相変わらず黒笑を永琳にぶつける

 

「姫様…彼女と二人で話をさせていただけませんか……訳が違いますので…」

静かに永琳は言う

 

「お、お師匠…でも…」

優曇華は不安そうに言う

 

「……イナバ、てゐ…ほら、居間で待ってましょう?」

しかし輝夜は声をかけながら、立ち上がり入口へ

 

「ほらほら、鈴仙行くうさよ〜」

「あ、ちょっと…!!てゐ!引っ張らないでよ!!わかったから!!」

そして、グイグイとてゐが優曇華の襟首を掴んで連れていく

 

そうして、部屋に残ったのは、八意永琳と風見幽香だった

 

空気が重くなる…

 

「さて…ここからは真面目な話と洒落こみましょう…」

そう言って幽香は笑みをといてゆっくりと永琳を睨む、真紅に鋭く覗く瞳は小物妖怪では気絶か脅え逃げ惑うだろう

 

「……虫が良すぎるのはわかっているわ…ただ、少し何がおきて私の気持ちの変化について説明させてちょうだい…その後で納得出来なければ…好きになさい…」

永琳は静かに言う

 

「本来だったら問答無用で消し飛ばす所だけれど…華ちゃんが嫌がる事はしたくないから、聞いてあげる…だけれど、チャンスは一回よ?…それを失ったら…ね?」

普段の殺気と妖気を十分の一程度を永琳に放ちながら聞く体勢になった

 

「…………感謝するわ…あれは一昨日…ゆぅちゃ…幽鬼くんとてゐを落とし穴から助けだしたあとね…」

 

 

 

 

 

〜2日前〜

 

 

「擦り傷が所々あるだけで、大きな怪我はないようね…」

永琳は綿に消毒液をつけながら言う

 

「ひりひり…いたい…」

「我慢よ〜ゆうちゃん?…まったく…てゐもイタズラはいいんだけど度がおおきすぎるのよ…」

ショタ幽鬼は涙目で永琳の治療を受けていて、背後から輝夜が抱き締めていた

 

「はい、もういいわよ…後は傷口が膿とかでなければ自然治癒で治るわ…」

 

「せんせい、ありがとうございます!」

ぺこりとお辞儀するショタ幽鬼

 

「余り無理しちゃダメよ?ぼく君はまだ完全に病気から治った訳じゃないんだからね?」

永琳はカルテに経過をまとめながら言う

 

「はい、きをつける…!」

「さて、ゆうちゃん?部屋でカルタとかで遊びましょうね♪…それじゃ、永琳戻るからね〜」

そう言って輝夜は幽鬼を連れて医務室を後にした

 

「ふぅ…やれやれ…気が抜けてるのか知らないけれど…まだ、許された訳じゃないはずなのに輝夜ったら、随分とべっとりとするわね……ふむ…」

永琳は先程まとめたカルテを読み返し始める

 

「原因となる成分は体内からゆっくりと排出されているのは間違いないわね…それとなく、彼の身長も元の状態に少しずつだけれど伸びつつある…今朝測った時より約五センチ辺り伸びていたわね…後少ししたら…そろそろ記憶と自覚が戻るかもね…ふぅ…」

カルテを閉じて、脱力して一息つく永琳

 

その時…

 

がらっと医務室の扉が開き、誰かが入ってきた

 

「……ん…?…あら、どうしたの?」

振り向くとそこにはショタ幽鬼がいた

 

「あ…あの……えと………」

何かを言い出そうとしているがモジモジしてしまう

 

「………ふぅ…立ってるのもなんだから、こっちにいらっしゃい」

診察患者用のイスを動かしながら、手招きする

 

「…………(コクッ)」

ショタ幽鬼は小さく頷いて永琳の目の前にある診察患者用のイスに腰掛けた

 

「さて…ついさっき、ひめッ…輝夜と一緒に部屋に戻った筈だけれど?まだ何かあったかしら?」

カルテを見る仕草をする

 

「まだちょっとあったの…おかしなところ…」

 

「…んっ?…まだ擦りむいたとか痛い場所があったの?」

見落としがあったのかと向き直す永琳

 

「う、うん…かぐちゃんにしんぱいかけたくなかったから…はなさないでいたんだけど…いやだったから…」

 

「我慢しちゃ駄目よ?…後で見せた時に、より悪くなってるかもしれないから…教えてちょうだい?」

永琳は診察モードに切り替わり問いかける

 

「………えーと…あの…お、み、…みみがゴロゴロするの…こえがきこえないの…」

 

「……耳?…鼓膜かしら……そのゴロゴロはどっちの耳か分かる?…こちらに向けて見せてくれる?」

 

「こ、こっちのおみみ……」

左耳を向けて見せる

 

「確認するわね…はい、じっとしててちょうだいね…」

永琳は鼓膜鏡で幽鬼の左耳を覗き込む

 

「ん…そうね……少し…耳の中に土が入り込んでるわね…おそらくだけれど、さっきてゐの落とし穴に落ちた時にでも入ったんでしょうね…それ以外に言うと…耳垢が溜まっているくらいかしらね…だとすると…ちょっとまってて…」

永琳が説明すると、立ち上がって後ろの棚の引出しをあけて何かを探し始め

 

「あっ…あった、コレよ、これで耳の中を掃除すればいいの」

手に持っていたのは耳かき棒だった

 

「……えと…」

「そうよね、今のボク君にはまだ出来ないものね…優曇華か…輝夜に頼んで、耳掃除して貰って…」

「………せんせいにしてもらいたい…」

「……え」

唐突の幽鬼の発言に固まる永琳

 

「な、なんでかな…せんせいにやってもらいたい!!」

まっすぐ目を見て言われる

 

「はぁ…そうね…わざわざ誰かを呼ぶのは二度手間ね…それによくよく考えたら輝夜達には危なかっしいわね、それじゃ、こっちに来てちょうだい」

「…う、うん…」

そう言って簡易ベットの方へと移動する2人

 

そして…

 

 

「……よく見ると結構汚れてるのね…これじゃ、鼓膜も少し危ないかもね…」

「……………」

永琳は幽鬼を膝枕して耳を覗き込んで言う

 

「さて、はじめるわよ?…極力動かないでちょうだいね?刺さるから…」

「……(ゾクッ)」

永琳の声に身震いする幽鬼

 

「馴れてないから、痛かったら言ってちょうだい?」

直ぐに永琳の耳掃除が始まった…

 

しかし、馴れてないと言っていたわりに凄く手馴れていた…

耳のツボを熟知しているであろう、耳かき捌きで、痒い所や気持ちがいい場所を見分けきっていて、先に始めた左耳は結果として大量だった

 

「……んっ…こんな所かしら…これ以上やると余り良くないから…ほら、ボク君?終わったわよ?」

ポンポンと幽鬼の肩を叩く永琳

 

「……んぁ……ぅん…」

気持ちが良すぎて、ウトウトしていた

 

「施術は終わり…ほら、輝夜達の所に…」

そう言って幽鬼の身体を起こそうとした時

 

「ママがいい…」

「え…っ…」

微睡んでいたショタ幽鬼の発言に驚く、そしてそのままショタ幽鬼は微睡んだまま喋り出す

 

「ママに…して…ほしぃ…むにゃ…」

そう言って永琳のスカートの裾を握る

 

「…………」

永琳は黙ったまま、見つめ考えていた…

(不思議…輝夜達がのめり込むのも頷けるわ…更にあの時の妖怪の賢者の反応も…この子…いや、彼は他にも何か特別なモノを持っている…でなければ……でなければ……)

そして、永琳は幽鬼の耳元に囁く

 

 

 

 

 

「このまま反対もしましょう…ゆうちゃん♡」

(狂おしい程愛おしく思えないッッ♡♡!!!)

永琳は母性が爆発した

 

 

「ん…ぅ?…あぁぁ〜…!…ねてた…」

その時、ショタ幽鬼が微睡みから開放され、頭を上げようとした時、グイッと元の膝の上に戻される

 

「ふぇ?…あっ…ごめんなさい…せんせい」

ショタ幽鬼は耳かきをされてる事を思い出し、いきなり動いた事を謝る

 

「大丈夫、丁度耳の中には入れてなかったから…けれど、1つだけ注意するとしたら…私は先生じゃなくて…ゆうちゃんのママよ♪」

「ふぇ?」

永琳の耳元で囁かれた事に心地良さを感じつつショタ幽鬼は驚く

 

「とりあえず、次は右耳を掃除するから…こっちに身体をゴローンしましょうか♪」

「は、はい…」

先程までの永琳の態度に違和感を持ちつつ幽鬼は身体の向きを変える、丁度永琳の腹部に顔を埋める形になる

 

「さぁ…こっちも…キレイキレイしましょうね…♪」

そう言って永琳は今度は右耳を耳かきし始める

 

(どうしたの…私は、なんで唐突にこの子を……訳が分からない…でも、この子に…ママって呼ばれた時、溢れ出た気持ちに負けて…たまらなく保護したくて…甘えさせて……これが…ぼ、母性…なの?…子供を持ったことの無い…私が…なぜ……)

行動と裏腹に思考は一時の言動と考え方に理性を動かす

 

(これが…今輝夜…いえ…あの博麗の巫女達がおちいってる物と同じ現象なの…?…なんで?どうして?訳が分からない…どうしてこうも…心地良いの…)

永琳は頭の中で自問自答しながらも手を止める事はなかった

 

むしろ…

 

「早く終わらせなくちゃ…」((もっとゆっくり永く…))

 

「いつまでもしていたら可笑しくなる…」((いつまでもしていたい、永く終わらず…))

 

「でも離れる必要あるのかしら…」((離れる理由が見当たらない…))

 

「だって私の子になるんだから…」((だって私の息子になるんだから…))

 

永琳の意思と意識が一致した

 

 

その後は無事に耳かきを終わらせて、永琳と幽鬼は輝夜達のいる部屋へと戻って行った

 

違った、変わった事があるとしたら優曇華達と引け劣らない、永琳のショタ幽鬼へ対する世話焼きや態度が皆、最初は固まる程になっていた

 

そして、たまたま初めての永琳の順番の添い寝の夜に幽鬼の記憶と意識が元の状態に覚醒したのだった…

 

 

 

ー場面は元に戻りー

 

 

 

 

 

 

「…………と…言うのが私の…あの子に対して…起こった事…」

そう静かに言って話をしめる永琳

 

「……………………」

目の前で聞いてた幽香はただ黙って永琳を見ていた

 

「……………………」

永琳は話した事に後悔はしていなかったが、もし万が一あるとしたら幽鬼と会えなくなるのでは無いかと…

 

しばらくの沈黙と静寂がえらく長く感じた時だった…

黙り込んでいた幽香が軽くため息して、その沈黙を破った

 

「で?貴女はあの子に何を求めるの?」

「……もとめる…?」

聞かれた意味が分からなかった永琳は聞き返してしまう

 

「…話を聞くに…コッチよりだから、純粋に恋愛やら好意やらの話では無いでしょ?…複雑なモノのはずよ?」

「…………」

幽香に言われ、永琳は黙って考え込む

 

「あ…因みにあのバカ賢者は生意気に捕食対象(性的)とドストレートに言ってきたけれど…まぁ…そんな感じよ…」

幽香的にそこまで深く考えるなと言う遠回しの助言であり、助言を聞いた永琳は答えを出し、聞いた幽香は「他の奴らと似たような違うような…せいぜい頑張んなさいな…」と話を終わらし、去る前に「けど簡単には行かない…あの子は私の子だから…♪」と一言言い残し帰って行った

 

 

 

そして…永琳は輝夜達を呼び集めた…

 

 

 

「あら、無事形を残していたのね♪永琳♪」

部屋に入って来るなりブラックジョークをぶちかます輝夜

 

「ひ、姫様…お戯れは少し控えめにしてください…お師匠も疲れてるんですから…」

耳がシオシオの優曇華院

 

「んで?あの花妖怪とどんな話で治まったうさ?」

座るなり直球に聞くてゐ

 

「皆に聞くのだけど…貴女達はゆぅちゃんに何を求め、どんな想いかしら?」

すると永琳は幽香にされた似た質問を輝夜達に言う

 

 

「結婚を決めた許嫁(旦那様」

当たり前でしょと即答する輝夜

 

 

「もう1人の飼い主(将来の種雄」

足を伝って滴る液を気にせず、デレ雌顔のてゐ、

 

「出逢えた理想の異性(孕みたい」

モジモジと赤面しながら優曇華院(カクカク中

 

三人の意見は違うようで意味は結局同じだった

 

「そんな事を聞く永琳こそ、ちゃんと教えてくれるのよね♪」

ニヤニヤと笑う輝夜

 

「「…………」」

優曇華、てゐも何も言わず聞く体勢に

 

 

 

「…そうね、教えとくわ…私は…ワタシハ…♪

 

 

 

 

愛情を注ぎ込めるだけ注ぎ込み…♪

 

 

求められるのであれば捧げるだけ捧げ…♪

 

 

何でもお世話や面倒を見て行く…♪

 

 

 

 

風見幽香越えの母になるの…♪

 

 

こうして、また1人母神が産まれた!!

 

 

 

 

「「「(º ロ º )……」」」

輝夜達三人が固まったのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

〜一方その頃(幽香ハウス)〜

 

 

「ねぇねぇ…♪華ちゃん〜♪呼んでちょうだい♪ほら、ま〜ま…♪まぁ〜ま♪…って…なんで、あの女医に言えたのに私には言えないの?」

「…い、いや…だから…あの…」

幽香(本体という分身)椅子に座って幽鬼を膝の上に乗せたまま、後ろからだいしゅきホールドされて耳元でずっと囁いて

 

「言い訳は聞かないの♪ほら♪まぁ〜ま♪…私は華ちゃんのまぁ〜まなの♪呼ばないと盗られちゃうかもしれないから、一回くらいママって呼んでちょうだい♪」

「………………」

身体が戻りかけているとは言えまだ子供の身体なので抵抗が出来ないし振りほどく事なんてもってのほか…

 

幽鬼に出来るとしたら心を無にして意識をシャットダウンさせるだけだった…

 

 

しかし…長くは続かない

 

 

「まぁ〜まのご帰宅よ♪」

家のドアが開き、幽香(本体)が帰ってきた

 

「ほら、おかえり♪まぁ〜ま♪って♪」

後ろの幽香からよりギュウと抱き締められる

 

「ただいま♪華ちゃ〜ん♪…ほらほら…まぁ〜ま♪」

「ふぐぅッ…」

そして、正面の幽香(本体)も幽鬼を抱き締めて、まさに幽香によるサンドイッチ状態である

 

幽香(本)「どうなの華ちゃん〜♪まぁ〜ま達〜に挟まれて〜♪」

幽香(分)「お胸にむぎゅむぎゅむぎゅむぎゅ〜♪ほら♪可愛い赤ちゃん〜♪」

(本)「産まれる?」

(分)「産まれちゃうかな?」

前後左右が柔らかさといい匂いに囲まれクラクラする

 

「「素直な良い子はいるかしら〜♪」」

両耳を同時にダブル幽香に囁かれる

 

 

そして…

 

幽鬼は限界を超えた…

 

 

「まぁ…ママァ〜…」

幽鬼、初幽香にオギャル

 

 

 

(本)「…………」

 

(分)「…………」

 

 

 

 

 

 

 

「「華ちゃんがぁぁぁぁ!ママって呼んでくれたぁぁぁぁのぉおぉぉ!!一生離さないぃぃぃぃ!!」」

 

 

 

 

こうして、この晩…

 

 

第一回バブバブ赤ちゃん!オギャリ大会((授乳はいつだ!今でしょ!!))

が開催された…

 

 

大会を覗いていたスキマ妖怪の感想は…

 

「私はまだまともだなと改めて実感した…」

 

その横で見ていたスキマ妖怪の親友の亡霊の感想は…

 

「私もアレくらいしてあげれるのに…」

 

だった…

 

 

 

 

こうして、1週間の永遠亭の健康診断は幕を閉じた…

 

幽鬼の身体はそこから1週間近くで元に戻ったが、永琳が予測していた期間より早期の完治だった…

 

当の本人は…

 

「周りの皆がお姉ちゃんかママになった…別の意味でダメになりそうになった…」

 

とうわ言を言っていた…

 

 

 

 

その事に目をつけた鴉天狗が取材を開始したが新聞にはならなかった…

 

 

 

何があったのかは誰も知らない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナタは足元に落ちていた、一枚の紙を拾う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜幽鬼氏、少年期間に姉・妹・母になったリスト〜

 

〜お姉ちゃん(デレ甘)〜

博麗霊夢

アリス・マーガトロイド

パチュリー・ノーレッジ

フランドール・スカーレット

十六夜咲夜

鈴仙・優曇華院・イナバ

藤原妹紅

 

〜お姉ちゃん(しっかり・押しに弱い)〜

魂魄妖夢

上白沢慧音

 

〜お姉ちゃん?(変態・変わり者)〜

蓬莱山輝夜

※(本人が許嫁、愛人、恋人それ以上と異議申し立て=博麗の巫女・藤原妹紅・幽鬼氏により制裁(巫女)炎上(藤原)調教教育(幽鬼&永琳))

 

〜妹(立ち位置固定)〜

ルーミア(出会った時からお兄さん

レミリア・スカーレット

※(本人が異議申立て=フラン嬢により棄却

因幡てゐ

※(本人がペットと異議申し立て=幽鬼氏により棄却

小悪魔

※(本人が姉と異議申し立て=召喚者により制裁

 

〜ママ(バブみ多め)〜

西行寺幽々子

八意永琳

風見幽香(分身

 

〜ママ(本命)〜

風見幽香

 

〜その他(詳細簡略)〜

 

紅美鈴・いつも通り苦労話を聞いてくれた

霧雨魔理沙・霊夢ら他の人達の束縛から解放

バカルテット(ルーミア除く)・湖で遊べた

 

〜本人不在・情報不足の為・独自見解〜

〜親戚、近のオバサン〜

雲紫

 

 

文々。新聞編集件製作者・射命丸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紙にはそう書かれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見たわね♪」






皆さん?無事ですか?

私は無事です


(。・ω・)ノども!ちょっと簡単に永琳達を攻略してしまった作者です!
とりあえず、永琳達も普通ではすまされない位キャラ崩壊しましたので、作者的にも…


大丈夫か?これ?

って、思っとります…


まぁ、あくまでも楽しく書くのがモットーなんで申し訳無いですけど…ご了承くださいね?






次回から花映塚編!!




だと思う(`・ω・´)キリッ!!
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