静かな廊下…
聞こえるのは看護師さんたちのリズミカルな足音だけ…
いろはは一人椅子に座って治療中のランプをぼぉーっと見ていた
頭には昼に見た光景がフラッシュバックする…
どうして…どうして…
いろはは自分を攻め続けることをやめなかった…
ごめんなさい…ごめんなさい…
そして誤り続けた…
そんななか今までの音とは異なる音が聞こえだしてきて
ふとそちらを見た
タッタッタッタ
いろは「みな…さん」
雪乃「一色さん比企谷君は!無事なの?」
小町「お兄ちゃんはどうなってますか!」
結衣「ゆきのん小町ちゃん病院だからもうちょっとボリュームおとそ?…いろはちゃんヒッキーの様子は?」
いろは「わからないです…いいのかわるいのかも…」
材木座「それはどういうことだ?医者にも説明を受けてないのか?」
いろは「最初手術前は1.2時間程度と聞いたんですけど、もう5時間以上たってて…まだ何も聞かされてないんです」
雪乃「交通事故でそこまで時間がかかるものなのかしら…」
結衣「ヒッキー……」
材木座「小説を書く身としてたくさんのことを調べるが、医師が言った通りに手術が進むことはあまりないそうだ…血液が予定より多く減ってしまった、予想より傷が深い…だが、あまりにも違いすぎる…」
結衣「どうしよ、私のせいだ…私がじゃんけんで負けた人が行くって提案なんかしたから…みんなで、行けば変わってたかも知んないのに」
雪乃「あなただけのせいじゃないわ、私だって同罪よ…こんなリスクのことも考えれないなんて、私社長失格だわ…」
小町「最近忙しいからってお兄ちゃんの買い物の相手をしなかったから…小町がもともとちゃんとしていたら今日出かけることもなかったのに…」
いろは「みなさんは誰も悪くありませんよ…悪いのは私です…私の手の届くところで先輩は……なので攻めるなら自分じゃなく私を攻めてください…」
くらいな…
みんなの雰囲気もわるいな…
私が先輩を助けることができなかったせいで…
先輩は命の危機だし…
みんなにも迷惑を…
こんなとき先輩がいたらな…
一言でみんなを元気づけることができるんだろうな…
「顔を上げろ」って…
先輩…先輩……
材木座「ごほん…皆ちょっとしずまりすぎだ、顔を上げるんだ」
いろは「え…?」
材木座「まだ八幡が死んだと確定したわけじゃなかろう、それに八幡が事故したのは一人の少女を助けたからであろう…まずはその少女の一人の命を救ったと讃えようじゃないか…」
材木座「それにあのはっちーだぞ、入学式当日にも事故っておるしそのときは普通に大丈夫だった、たぶん女にはモテんが事故に愛されているんだろう…大丈夫信じていれば必ず戻ってくる」
結衣「…ぷっ…あはははははは、そうだねあのヒッキーだもん、小町〜飯はまだか〜とか言いながら起きそう」
雪乃「そうね、まだ生きているんだし今沈んでも仕方ないわよね」
小町「沈むなら腐れ目が本当に腐ってからにしますか!」
いろは「小町ちゃんそれはヒドすぎ」
雪乃、結衣、いろは、小町「アハハハ」
先輩私待ってます
信じて待ってます…
でも、なんか…