材木座「すまん八幡、帰ってこないから探しに行ったら入れ違いになってた、一人で大丈夫だったか?」
八幡「父さん俺をなめすぎ、俺だってもういい年だぜ?」
いろは「9歳が何言ってんの、自分が思ってるよりまだまだあなたは子供よ、気をつけないと危険な目にあったりするんだから」
それにしても、八幡ってもう9歳なんだ
ついこの間まで両手におさまる可愛らしい赤ちゃんだったのに
そしてまた八幡が18とかになったら同じこと思い出すんだろうな、、、時間がたつのってほんとあっという間だな
一つ一つの思い出を大切にしないとな…
八幡「でも優しい大人は優しいよ、今だっておじいちゃんが…あれ?」
材木座「ん?」
八幡「あれ?この辺に白髪で髪くくってるおじいちゃんいなかった?」
いろは「何?そのおじさんと仲良くなったの?」
八幡「うん、なんか向こうから話しかけてきて、、、ん?でも名前知ってたよ?」
材木座「まぁ、気にしなくていいだろう、優しい人は優しいけどな心の奥底に隠してる本性があるかもしれない、そのへんは実際に対面した八幡しかわからないだろう、だから自分でそのおじいさんの事を信用できる人ならまた会った時に挨拶でもしたらいいさ」
いろは「そんなもんなんですかね?」
ちょっと人に対する警戒心が緩い気もするけど、小学生だしそんな感じでいいのかな?
材木座「お、イルカショー始まるぞ」
………
……
…
帰りの車にて
八幡「やべー、やべーよイルカ、迫力はんぱない!」
材木座「わかるぞ、あれは凄かった、やはりイルカとテイマーさん?ブリーダーさん?との絆なんだろうな」
いろは「熟年夫婦みたいに息がぴったりでしたね、なくなるのもったいないですね〜…」
なくなったらイルカと離れ離れになるのかな?一緒に違う水族館勤務になったりするのかな?
材木座「まぁ、仕方ないんだろう、力や技があってもそれにみあうお金が入ってこなくなってしまったのだろう、水族館って維持費がバカ高いからな」
八幡「お、それ俺知ってるよ、確かね餌代が結構かかるらしいよ、魚とかじゃなくて海藻を食べるやつでも1日数万かかる魚もいるらしいし」
材木座「そうなんだよ、それに水道光熱費とかで数百万、大きい水族館だと数千万もするらしい」
いろは「あなた達…八幡あなたは小学生よ?もっと夢を持ちなさい、維持費水道費光熱費…ダメよ!もっと華ある話をしましょ」
男ってみんなこうなの?現実を見すぎだし、憧れにはとことん盲目になるし…
いろは「八幡は何か憧れとか夢とかなりたいものとかないの?」
八幡「専業主夫か石油王か誰か養ってくれたらなんでもいいかな〜」
いろは「…」
だめだ、しっかり先輩の血を色濃く受け継いでる…