入学式から数ヶ月たったある日奉仕部の部室に音が響いた
コンッ、コンッ、コンッ
雪乃「どうぞ」
雪ノ下がそう答えると扉がガラガラと開いた
そして依頼主が誰だかもわかった
いろは「失礼します」
結衣「あ、いろはちゃんやっはろー」
いろは「あ、結衣先輩に雪ノ下先輩やっはろーです」
雪乃「や…こんにちは一色さん」
お〜お〜皆さん仲良しで
どうして俺には挨拶しないんだろうな〜
いろは「こういうガチの話って初めてですね!改めて自己紹介します、一色いろはです呼び方は上でも下でも構いません、たまにいろはすやあやねるって呼ばれます、よろしくです!」
結衣「あ、あやねる?由比ヶ浜結衣です呼び方は好きなようにでいいよ!」
雪乃「雪ノ下雪乃よ、よろしくね一色さん」
いろは「はい!よろしくです」
結衣「それで、えっと…もう一人いるのが…」
なんでつまりつまりなんだよ…紹介したくないならしなかったらいいだろ…その場合は俺が帰って泣くだけですけど
いろは「えっと…ひ、ひきが…や、先輩でした?」
結衣「あれ?いろはちゃん知り合い?」
いろは「えっと…名前は平塚先生が教えてくれました」
結衣「そうなんだ!でもなんでヒッキーがヒッキーってわかっの?」
雪乃「由比ヶ浜さん、言葉がちょっとわかりづらいわよ、あとで国語の勉強しましょう…そんなことより、一色さんあなたは依頼に来たのでしょ?」
いろは「あ、そうなんですよ!ちょっと頼みたいことがあって〜」
結衣「なになに?」
いろは「この4人で遊びに行きませんか?」
ポンポンポンポン…Ω\ζ°)チーン
雪乃「えっと…それは…」
いろは「すみませんこのような依頼を頼んでしまって…でも私が先輩たちともっと仲良くなりたいんです!」
結衣「いいよ!私はいいよ!仲良くしよ!遊びに行こう!ねぇ、ゆきのんもいこ!」
雪乃「べ、べつにかまわないけど…」
結衣「はい決まり!場所どこにする?」
おい…先輩たちだから俺もはいるんじゃねぇ〜の?(泣)なんで俺だけさそわれねぇ〜の?みんなみんな、よってたかって八幡のことを傷つけるんだー!(泣)
いろは「やったー!ありがとうございます!、じゃ今週の日曜日で集合場所は千葉でよろしくです!…比企谷先輩もきいてなかったとかなしですからね♪」
きゃ、この子ったらちゃんと俺のことを認知してる
八幡的にポイント高い!
結衣「そうだよヒッキーちゃんとこないと先生言いつけちゃうから」
八幡「は!?それはなしだろ!あの人はだめだ、あの人はやるときはめっちゃくちゃやる人だ!あの人だけはかんべん、行くからやめて」
平塚先生は基本いい人だが奉仕部の活動サボると鬼になるからな…
雪乃「平塚先生には頭が上がらないのね…」
くそ…めんどくせぇー
日曜日はプリキュアがあるっていうのに…
ま、録画して見るけどね!