どうも最近正体不明のブラックトリガーの情報を城戸さんが掴んだそうだ。この召集もそれの回収目的だろう。
だが、今回のブラックトリガーは未来が広すぎる。なぜボーダーに入ってくる未来とブラックトリガー全てを没収された上ボーダーが壊滅状態にされる未来がかなり近い確率でしかも高い確率で出るのか。
「迅です、失礼します。」
ほう、流石はブラックトリガー、勢揃いだ。唐沢さんまで呼びつけたのか。
「S級隊員迅、召集に応じ参上しました。」
「挨拶は良い、まずは情報共有が優先だ。座れ。」
城戸さんダイブ気合入ってるなぁ。
シツレイしまーす。
「まず今回呼びつけた理由は把握しているな?」
「はい。」
ブラックトリガーですもの、流石にメールは読みますよ。
さっき読んだけどね。
「良し、今回のブラックトリガーについてお前の意見が聞きたい。いや、こちらが手を出した場合、どうなるかを、だ。」
「今回ははっきり言ってやばいです、可能性が広すぎるためとりあえず一番良い未来と悪い未来を。」
「良い未来を辿ると、ボーダーに2つのブラックトリガーが入団し、防衛に協力してくれます。」
「なにぃ?ブラックトリガーが二つだと?それに、それ程の未来がありながら可能性が広いだと?どういう事だ。」
まくし立てる鬼怒田さん。あんまり怒っちゃハゲが進むよ?
「やかましいわ!」
おっと、口に出てたらしい。
「では迅、悪い未来であればどこまで被害が出る。」
「それですが、まずボーダーが壊滅します。」
…
沈黙が生まれる
そしてそれは幾人か、いやほぼ全ての人間の口から出た言葉は…
「「「は?」」」
である。
「ボーダーが壊滅!?司令!今回のブラックトリガーは諦めるべきです!確かにメリットは大きいですが、失敗した場合のデメリットがでかいなんてものではありません!壊滅ですよ!?下手に手を出すべきではありません!!」
「しかし、ブラックトリガーが2つだぞ!!現状この世界にブラックトリガーが2つも野放しにされているのなら有効活用すべきだろう!!」
根付さんの意見に鬼怒田さんが強く反抗する。
「だから、それはうまくいけば、の話です!ボーダーが壊滅などすれば一般市民に犠牲者が多く出てしまいます!目先の欲より長い目で見た安定をとるべきでしょう!?」
根付さんも負けじと言葉を投げる。
「御両人、落ち着いてください。迅、我々がそのブラックトリガーに手を出さない場合、被害は出るのか?」
「いえ、根付さんのいう通り、こちらから手を出さなければ一つはネイバーフッドへ帰還、もう一つも我々とは関わりなく過ごします。」
俺の回答に忍田さんは満足したのか、
「良し、ならば司令、私も今回はスルーすべきだと進言します。ボーダー壊滅の可能性があるならば手を出さず、見送るべきです。」
やはり忍田さんは見送る事を選ぶか。
「迅、先程「まずは」と言ったな?ならばほかに被害があるのだな?」
流石司令、冷静だね。
「はい、悪い場合、まずボーダーが壊滅し、その上で現存するとブラックトリガー二本を奪取された上、2つ、合わせて4本のブラックトリガーがネイバーフッドへ渡航します。何より、今回この2人に協力を得られない場合次の大規模侵攻で被害がかなりでます。こちらも最悪の場合ですと、1000をゆうに越えます。」
「決まりだ、迅、その2人をなんとしてもボーダーへ迎え入れろ。」
司令の決定に1人を除き不承不承ながらも納得する。
「な!?司令!!ネイバーをボーダーに入れるのですか!?」
秀次がやはり反応する。
「三輪、お前の怒りも知っている、だが、我々はあくまで防衛組織だ。防衛に必要ならば、ネイバーであろうとなんであろうと使う。反対は、許可しない。」
やはり司令は根本ではそう変わってないらしい。
秀次も流石に司令にここまで言われれば黙ってしまった。
「迅、必要ならばある程度向こうの条件は呑んで構わない。成功すれば貴様の要求も1つだけ聞こう、無論限度はあるが。」
さっすが気前のいい事だ。
「ボス。」
ボスならきちんと俺の意思を尊重してくれるだろう。
「おう、こっちも尽力する。やりたいように、やれ。」
愛してるぜーボス
「オッケーボス!」
今日も、彼は趣味を成す。
うい、どもっす。流石に開きすぎるとあれなんで箸休めみたいな話を書いてみました。
ちなみに壊滅ルートではちょっかい出されたキレ気味の千佳ちゃんが三輪隊の独断専行でサナスに接触しているところを目撃し、ブチ切れてボーダー殲滅に走ります。遊真さん?あの人ネイバーフッド育ちですから、ブラックトリガーに手を出したんやからしゃーないで感出して修くん守る以外無視決めてます。
とりあえずキャンプも今日でおしまいなんで明日からは物語の終わらせ方を練ります。目指せ金曜日までに完結!!
みなさんはお盆どこかへ出かけました?私は高知でキャンプでした。
めっちゃ蚊に刺されました。痒い。
では最終話でまた。