彼は殺された。   作:ユウキ(ゼル伝時オカ好きな人)

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2作目でございます。


転生したらバ○ルスライムだった件

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(病院か…?助かってるなら嬉しいが…

 やけにベッドが硬いな…岩かこれ?)

 

(うーむ…やっぱ○んでしまったか)

 

(葉山めもし絶対許さないノートが

 あったら書き込んでやる)

 

(さっきから床に触れる感触が変わってる

 な)

(何か広がってるような気がするな…)

 

(そうだな…例えるとしたら

 バ○ルスライムみたいな感じか…)

 

(スライムかー…弱そうだな)

 

(てか動けんのか?あ、動けるわ)

 

(よく分かんねぇ感覚だな)

 

     進むこと10分

 

ガツッ

ベチャ

 

(oh…変な感覚…絶対にしばらく慣れない

 なてか地味に痛え)

 

『聞こえるか小さき者よ』

 

(おわっ!?)

 

『そこまでびっくりしなくても

 良いではないか…』

 

 

(心に響く声だな…物理的に)

 

『おい!聞こえているだろう?

 返事をするが良い!』

 

(そういえば声出ねぇじゃん)

 

(心で思ったことは通じるのか?

 試してみよう)

 

(あー、どうも俺はですね、声が出せない

 んですよ。あと目も見えなくてですね)

 

『ほほう。意思を持って対話出来るとは

 お主ネームドかユニークか?』

 

(なんですかそれ。てか話せるんですね)

 

(俺はここに来てまだ一日経ってるか

 どうかわからないんですよ)

 

『ほう。ではユニークだな』

 

(多分それです)

 

『目が見えないと言ったな。』

 

『見えるようにしてやろう』

 

(いいんですか?)

 

『ただし条件がある』

 

(はい。大抵の事なら飲みますよ)

 

『簡単な事だ。見える様になったから

 といって、我に怯えるな。

 そして、また話をしに来い。

 それだけだ。どうだ?』

 

(わかりました。

 しっかりと守りましょう)

 

『良かろう。【魔力感知】というスキルが

 ある。使えるか?】

 

(いえ、使えないです。どういうものですか?)

 

『周囲の魔素を感知するスキルだ。

 大した事ないスキルで、

 周囲の魔素を認識するだけなので

 簡単に習得出来る。』

 

『我など、呼吸するように出来て当然故に、意識する事もないな。』

 

(なるほど。それを習得すれば

 目が見えるようになるのですか?)

 

『その通りだ。この世界には魔素に

 覆われている。薄い濃いの違いは

 在るがな。で、光や音は波の性質

 を持つのだが、知っているか?』

 

(はい、光波や音波ですね。)

 

『詳しいな。異世界の知識か? 

 まあ、そうだ。で、その波が魔素を

 撹乱する様を観測し、その様子から周囲

 を予測演算するのだ。簡単だろ?』

 

(oh…例えれば水の流れを感じるような物

 ですかね?)

 

『そうだな。とりあえずやってみろ』

 

[スキル【魔力感知】を獲得しました。]

 

(………おぉ〜)

(そういえば…あなたは誰でしょうか?)

 

『今更か!』

 

To Be Continued......

 

 


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