今更ですが更新です
クインジェットからの掃射を合図に四人が車にバンへと走り出す、ロジャースがバンの扉をもぎ取り即席の盾にし両腕で銃弾から二人を守り、銭形がソニアを抱える。
「イヤぁ!もうイヤぁ!」
「落ち着いて下さいソニアさん!もう大丈夫です!」
そうして四人はソニアを抱えながら走り出した、砂糖細工の様に指の力で手錠を外し銃弾を盾で弾くロジャース、それに渋い顔をしながら確りとソニアを抱きかかえ時には身体で彼女を庇う銭形、掃射の中こちらを撃とうと顔を上げた連中には次元とルパンが銃弾を撃ち込む。
着々と歩みを進めていくが悪党どもがそれを見逃す筈もない。
「怯むな!全方向にバラまかれてる訳じゃあない!」
たったそれだけの言葉に悪党どもは統制を取り戻し機械的にソニア達への銃撃を再開する、一隊が掃射を受けている間に別の方向から、そちらを向けばまた別の方向からソニア達に銃撃が加えられる。たまらず5人は近くのコンテナの影に身を潜めた。
銃撃の雨、合間を縫う様にして何発か撃ち返した後、ルパンが銭形が問う
「ウハハハハ、やんなるぜとっつぁんどうするよ?」
自分達だけ逃げ出すなら簡単だろうにこの男たちはまったく。ロジャースの方を向きソニアを見つめ思案を凝らす銭形。状況はすこぶる良くない、せめてこの子だけでも無事に家に帰してやらねば。
「提案がある」
ロジャースからの声、提案を聞き銭形は渋い顔をし、ルパンと次元は正気じゃないと笑う。ソニアは青ざめた顔で震えるがロジャースが目を見て頷くと震えながらも頷いた。
そうして、5人はもう一度走り出した。目指す先はコンテナ用の巨大なクレーンである。
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その頃、クインジェットの中では美人二人が大騒ぎしていた。
「ちょっと!急に揺らさないでよもう!外しちゃったじゃない!」
「しょうがないでしょ、分からないでしょうけど機関部への銃弾は出来る限り避けたいのよ」
「やぁねぇ、すかしちゃって、アタシが教えてあげなきゃ今頃あなたのキャプテンは攫われてたかもしれないのよ?」
挑発的な不二子の言い方にロマノフはキレた。ちょ、ちょっと!操縦桿は握っててよ!と抗議する不二子の声を無視しロマノフは不二子の方を向く。
「こうしない?今すぐ黙るかここから叩き出されるか選ぶの、ここまで来たら貴女の事は必要ない」
ロシア原産の凍り付く様な怒りにすら、不二子は笑ってのける。
「あら、それはこっちも一緒よ?貴女がどうしても着いて来たいって言うから連れてきてあげただけ」
汚染地域での活動も見越しての完全管理された機内での空調設備、人が活動に支障をきたさない快適な温度に保たれている筈の機内が確かに4℃は冷え込む。
あわやという所で機内に響き渡る着信音
「ハーイキャプテン、そっちはどう?こっちは最低よ」
こっちも似たような状況だ、苦笑と共にキャプテンが作戦を語り
「ハアァ!!?」
兎にも角にも、窮地から脱する為の作戦はこうして決まった。
銭「ソニアさん、安心してください。どうあっても貴女は無事に返します」
ソニア「はい」
ヒゲ「おい!とっつぁん!やべぇぞ!連中ロケットランチャーまで持ち出して来やがった!」
アメリカ「急ごう銭形!!」
ソニア「はい、はい、分かってますお父さん。世界平和の為に」光る右目
的な