(新)やはりこの素晴らしい仲間たちには祝福を!!   作:write RIDER

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皆さんお久しぶりです。学校の用事や家庭の用事などで遅れてしまいました。てか、おくれ過ぎました


第十話 八幡。初の指名依頼

俺とめぐみんの新しい日課が始まった。

 

 

お金が無いアクアは毎日アルバイトをしている。ダクネスは、しばらく実家に帰るらしい。カズマはギルドの酒場で毎日酒を飲んで他の冒険者と情報を交換している…が正直ためにならない

 

 

そしてめぐみんは毎日あそこにある廃城に爆裂魔法を放ち続けている

 

 

俺はめぐみんが倒れた後、めぐみんをおぶって街に戻る役目だ

 

 

それは、真夏日をも思わせる暑さの午後

 

 

それは、緩やかな風が吹く食後の昼下がり

 

 

それは、少し肌寒い早朝

 

 

どんな日でもめぐみんはその廃城に爆裂魔法を放った

 

 

そして俺は毎日見ているからなのか爆裂魔法の出来が分かるまでになっていた

 

 

「『エクスプロージョン』!!!」

 

 

「おぉ、今日の爆裂魔法はいい出来だな。衝撃波がズドンと全身に響きそれでいて、肌を少し撫でるかのように空気の振動が遅れてくる。何故かあの城は無事だが、ナイス爆裂」

 

 

「ナイス爆裂!フッ八幡も爆裂道が段々分かってきましたね!どうです?本当に爆裂魔法を覚える気はありませんか?!」

 

 

「それは無理だな。攻撃魔法を覚えることが出来ないし」

 

 

「そうでしたね。仮面ライダーは強いですけど魔法を使えないのは残念ですね」

 

 

「ん?使えるやついるぞ?」

 

 

「…えっ?」

 

 

「…まぁいつか使うかもな」

 

 

「今見せてくれないんですか?」

 

 

「…正直めんどい」

 

 

「えぇー…」

 

 

「てか、毎日おぶってやってんだから感謝しろよな?」

 

 

「まぁ、美少女を背負ってるって思ったら役得じゃないですか?」

 

 

「あのなぁ、自分の事を美女とか美少女って言ってるやつはだいたいヤバイやつだぞ?例えばアクア」

 

 

「それじゃあ、私もヤバイやつじゃないですか!」

 

 

そんなことを話ながら俺達はアクセルに戻って行くのであった

 

 

ー冒険者ギルドー

 

 

俺達がギルドに入ると受付嬢のルナさんが気づいてこっちにやって来た

 

 

「八幡さん、おはようございます。すぐで悪いのですが、あちらでお話しましょうか」

 

 

俺はめぐみんをおろしルナさんに手を引っ張られてった。めぐみんはこちらを見ていたが拗ねたようにテーブル席に向かって行った

 

 

「えっと、それでどういったご用件でしょうか?」

 

 

「そのですね、八幡さんに指名依頼が来たんですよ」

 

 

「はい?えっと、どちら様からですか?」

 

 

「前回八幡さんが受けたお手伝いの依頼覚えてます?」

 

 

「…あぁ、あのデカイ家のおばあちゃんですか?」

 

 

「そうです。その方から依頼がありまして、採取の依頼なんですよ」

 

 

「別に依頼は受けますけど、何を取ってくればいいんですか?」

 

 

「とある花なんですけど、場所が山の上にあって途中に出てくるモンスターも結構強いんです、そこで八幡さんに指名が入りました。その人も八幡さんだったら行けると思って依頼をしたそうです」

 

 

何か期待され過ぎてないか?てか、あのばあちゃん何で知ってるんだ?

 

 

「えっと、期間とか報酬とかは?」

 

 

「期間は一週間前後、報酬は百万エリスです。まぁ一ヶ月以上かかる道のりなので報酬は妥当な方だと思います」

 

 

百万か、まぁ道のりは大丈夫だな

 

 

「えっと、その花の名前と、こう…絵というか特徴とかも教えてくれませんかね?」

 

 

「そう言うと思ってました!なのでここに資料を用意しています!」

 

 

「…ありがとうございます。じゃあさっそく依頼を受けるので他のメンバーに話してきます」

 

 

「はい!わかりました。では頑張ってくださいね」

 

 

さてさてカズマ達は今何処にいるんだ?…いたな。

 

 

「あーカズマ達、俺指名で依頼が入ったから一週間位いないんだがいいか?後でダクネスにも言っといてくれ」

 

 

「ん?八幡どっかいくのか?まぁ八幡がいない間は依頼を受ける気は無いから大丈夫だぞ」

 

 

「八幡、その依頼報酬いくらなの?」

 

 

「八幡!私の爆裂魔法を毎日見てくれたじゃありませんか!八幡がいない間私はどうすればいいんですか!」チョットムシシナイデヨ!

 

 

「それは、カズ…ダクネスかアクアにやって貰ったらどうだ」

 

 

「おい?何で俺は除外されたんだ?」

 

 

「それは自分で考えろ。でだ、俺はもう出発しようと思ってるから最後に何かあるか?」

 

 

「…八幡」

 

 

「…どうしたアクア」

 

 

「わ、私この酒場にちょっとツケがあるのよ…」

 

 

「…だから?」

 

 

「お、お金を貸してもらえないかなぁ~て…」

 

 

「それは返ってくるのか?」

 

 

「そ、その今度の報酬でお金が入ったら真っ先に渡すわ!」

 

 

「はぁ、わかったわかった、で?いくらだ」

 

 

「五万エリス…です」

 

 

「は?確かアルバイトをしてただろ?」

 

 

「えっと…そのですね?お給料よりお酒の方が高くてですね?シュワシュワにしようと思ってたんですけど仕事終わりだから一杯だけ高いのって頼んでたんです…そしたら…ウウッ」

 

 

こいつ何も学んでねぇな。前回抑えるって言ってただろ

 

 

「五万な?もう今度からカズマから貰ってくれ」

 

 

「八幡?!」

 

 

「じゃあそろそろ行ってくるから」 

 

 

「おう、頑張ってこいよ」

 

 

「カズマ、金が入ったからって酒を飲み続けてたらアクアみたいになるぞ?」

 

 

「…俺、酒少し控えるよ」

 

 

「じゃあ行ってくる」

 

 

バイバーイ!オミヤゲヨロシクネ!ハヤクカエッテキテクダサイヨ!

 

 

アクアの野郎金貸したのにお土産買ってこいって…あいつ本当に反省してんのか?まぁ、これからはカズマに金を払って貰うことになったからいいか

 

 

ー街から少し離れた草原ー

 

 

さてここまでくればいいかな。向かう山は一応見えるが大分遠いな、まぁ取り敢えず

 

 

「変身」

 

 

『KAMEN RIDE ディケイド』

 

 

さてバイクどうやって出すんだ?カードにあるのか?

 

 

取り敢えず探してみる

 

 

「あった!マシンディケイダー」

 

 

『RIDER BIKE マシンディケイダー』

 

 

すると目の前にマシンディケイダーが現れた

 

 

「おぉこの目で実物を見れるとは」

 

 

じゃあ股がってと

 

 

「…おぉ!結構乗り心地いいな」

 

 

さて、取り敢えず向かうか

 

 

あ~…風が気持ちいいな。モンスターもちらほらと見えるが襲って来ないしこのペースだったら一日ぐらいで着くな。まぁもう少ししたら休憩するか

 

 

ーちょっと高い丘の上ー

 

 

「…何というか、あいつらがいないとこんなにも静かなのか。あっちの世界ではこれが普通だったのにな。少し辛いって思うなんて。こんな気持ちになったのは、修学旅行のあの件の時以来だ。こんなこと小町に言ったらどちら様ですかって言われそうだな……それは傷つくな」

 

 

そういえば、ルナさんから貰った資料見てねぇや

 

 

「何々?イズの花?イズってゼロワンに出てたな。効果、薬にするとスキル 情報処理 が覚えられるだと?こういうの調べれば仮面ライダーと関連づけられるスキルとかも覚えられるのかな。まぁそれは時間があったらにして、色は白に水色の線か、まぁわかりやすいな」

 

 

俺は本を閉じまた山に向かった

 

 

ー山の入り口ー

 

 

「やっと着いたな。今日はもう暗いから寝床作って寝るか」

 

 

簡易のテントを張り1日目が終了した




次回 イズの花を探せ!

次はもう少し早く出したいと思っています

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